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【堤防タチウオ】LSJ的タチウオの釣り方まとめ!メタルジグで遠投&ボトムを攻略!

ライトショアジギングスタイルで狙う堤防太刀魚釣りの入門情報まとめです。メタルジグが効くシチュエーションや誘い方、適したメタルジグやフックセッティングを紹介しています。青物のついででもOK!堤防太刀魚をメタルジグで攻略しましょう!
2022年10月24日
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堤防タチウオをライトショアジギングで攻略!

メタルジグで太刀魚をゲットしよう!

秋は堤防タチウオシーズン!今回はライトショアジギング的にメタルジグを使って狙う太刀魚釣りをご紹介します。

堤防からの太刀魚釣りと言えばワームとエサが有名ですが、船釣りではメタルジグを使う釣り方も大人気。太刀魚自体は比較的メタルジグに反応するタイプの魚です。他の仕掛けには無い遠投性能と沈降能力が活かせるタイミングを狙えばメタルジグの一人勝ち!なんてことも珍しくありません。

カンパチやイナダを狙う釣りの空き時間にも遊べるので、ライトショアジギングが好きな方はぜひチェックしてみてください。初心者の方でもバッチリ遊べます!

堤防タチウオでメタルジグを使うメリット

太刀魚釣りにおけるメタルジグの長所を3つに分けてご紹介!

まずは太刀魚狙いで使うメタルジグのメリットからご紹介します。

太刀魚は時間帯によってポジションが岸側から沖側まで、レンジも表層からボトムまでと広く変化する魚なので、釣り方も仕掛けの長所を知ってその釣りが一番強い時間帯に使うというのが重要!メタルジグは朝夕のマズメ、明るい時間に強いです。

青物も混じって釣れる時間帯なので、とにかくいろいろ釣って遊びたいという方はメタルジグを検討してみてください!

①メタルジグは飛距離抜群!

メタルジグ最大の長所は飛距離!ジグヘッドやテンヤよりも重いウェイトを選びやすく、ワームやエサといった空気抵抗を生むパーツもありません。太刀魚が岸際に寄りきらず届いていないというシチュエーションでは明らかにジグが有利。岸から離れていく朝マズメ終わり際や沖から近づいてくる夕方の釣りにおすすめです。

今回は堤防の釣りをメインで紹介していますが、ゴロタや砂浜ではジグしか選択肢がないというケースも少なくありません。堤防の釣りでも沖側にブレイクや通り道がある、手前だけ浅いという釣り場ではメタルジグを試してみてください!

②高い沈降性能でボトムをサーチ!

抵抗になるパーツが少ないメタルジグは沈むスピードも速め!流れや水深が気になる釣り場でも活躍します。表層もメタルジグで釣れますが、中層~ボトムを釣るときは着底が分かりやすく特に快適です。

太刀魚が沈み気味な明るい時間に釣りやすい!テンポよくボトムを攻めたいときは他の仕掛けからメタルジグにチェンジするパターンもアリです!

③鋭いアクションでリアクション狙い

アクションについてはよい部分と悪い部分が表裏一体の関係。メタルジグはリアクションが狙える鋭い動きが出せますが、夜釣りで効くスローなアクションは出せません。引き釣りで釣れているようなパターンへの対応はかなり難しいです。

太刀魚は青物を狙うときのような速いアクションについてこないケースがあるので、シャクリの幅やスピードを少し調整してゆっくり釣りましょう。朝イチはしっかりシャクっても反応してきます!


堤防タチウオに適したライトショアジギングタックル

秋の堤防ライトショアジギングタックルそのままでOK!

タックルは使うメタルジグに合わせて選べばOK!30g~40gを使えるタックルがあれば十分です。超遠投で60gを使う場合はワンランク強いロッドを用意しましょう。メインラインはPEの1.2号前後、4000XGのリールに8号(30lb)程度のリーダーでバッチリ遊べます!

フックセッティングは変更が必要ですが、タックルもジグもそのままで青物釣りにローテーションできるのもライトショアジギングで狙う太刀魚釣りの魅力。荷物は少なく、道具は流用で手軽にチャレンジできる釣り方です。

外掛りを考慮した強めの構成が快適

太刀魚はどこかに噛みつけばいいというようなバイトをする魚で、口も青物ほど大きくありません。フロントのアシストフックでしっかり口掛りすることもあれば、口の外側や顔、時には胴体にフックが刺さった状態で上がってきます。釣れるタチウオのサイズが大きいとスレ掛かり時の抵抗もかなり大きくなるので、選べる場合は寄せが強い強めのタックルを選択するのがおすすめです。

メタルジグはフォールや不規則なアクションでスレ掛かりが特に多いので、イナダクラスを抜きあげるような構成のタックルでのぞみましょう!

堤防タチウオに適したメタルジグ

40g前後のメタルジグで遠投!

続いてはメタルジグについてです!基本は青物を狙うライトショアジギングで使うようなジグでOK、40g前後を主力に遠投を意識してジグを選びましょう。飛距離に優れるとともに、真っすぐ沈んでミスバイトが少ないリアバランス系のジグが人気です。

とりあえず手持ちのジグからというスタートでももちろん大丈夫!いくつか専用のものを用意しておこうという場合は、リアバランス・グロー系カラーやケミホタルが装備できるもの、太刀魚用フックセッティングのチューニングモデルをおすすめします。

「サムライジグ タチウオチューン」がおすすめ!

ダイワ サムライジグ タチウオチューン 30g

出典:Amazon
出典:Amazon

ワイヤー系のアシストフックを別で用意するのが面倒という方にはダイワ「サムライジグ タチウオチューン」がおすすめです。

「サムライジグ R」の登場で旧モデルとなってしまいましたが、実釣性能は十分でフックセッティングもバッチリ。カラーは太刀魚に効くグローゼブラ系が揃っていて、塗装の耐久性を高める加工が施されています。

フラッシングが強いカラーはそのままデイゲームの青物に流用可能!サゴシ対策にも使えます!

カラーは時間に応じて使い分けよう

カラーは時間帯に応じて使い分けるのが重要!太陽が出てからの時間は青物と同じくフラッシング系でOKですが、暗い時間はグローやケミホタルといった発光系が強いです。釣りに行く時間をイメージして、グローやケミホタルが必要だと感じたら専用ジグの購入を検討してみてください。

デイはブルーとピンク系、ナイトはグローやゼブラ(グローの縞があるもの)を使うのがセオリー!夜用は青物釣りであまり使わないカラーですが、暗い時間の太刀魚釣りでは必須級です!


ケミホタルが付けられる「メタルジャッカー」

ルミカ メタルジャッカーCJ 42g

出典:Amazon
出典:Amazon

メタルジグはケミホタルが使えないから、という方にはケミホタルを装備できる「メタルジャッカー」がおすすめ!ケミホタルの販売元であるルミカの製品で、他のメーカーのジグは基本的にはケミホタルを装備できません。デイゲーム向けにラトルを入れて音でアピールできるチューニングもできます。

遠投向けのリアバランスモデル「メタルジャッカー CJ」は特におすすめ。専用のジグを検討中の方は要チェックです

タチウオ狙いはフックセッティングがポイント!

フロントダブル&リアトレブルでフッキング性能重視!

太刀魚をメタルジグで狙うときはフックのセッティングに注目!ミスバイトが多い魚なのでハリ数は多い方が有利です。フロントにダブルフック、リアはトレブルフックとするのがライトショアジギングで狙うときのおすすめセッティング。根掛かりが気になる場合はリアをアシストフックに変更しましょう。フロントをトレブルのアシストフックにする方法もあります。

メタルジグはフックの重さが無い方がアクションがいいので、青物を狙うときは面倒でもフロントシングルオンリーに変えるのが釣果アップのコツ。ジグは青物と共通で問題ありませんが、フックセッティングはターゲットに合わせて細かく変更しましょう!

ワイヤーアシストでラインカット対策

カツイチ ワイヤートレブルアシスト M

出典:Amazon

外掛りしているときは気になりませんが、フックが太刀魚の口の中に入った場合はアシストのラインを切られる可能性があります。対策はワイヤー系のアシストフックを使うのがベターです。サゴシ・太刀魚向けのアシストフックを使いましょう。

サゴシチューン・太刀魚チューンとして展開されているメタルジグは標準でワイヤー系のアシストフックを搭載しているものが多いので、新規で購入する場合はこのタイプを選ぶのもひとつの方法です!

メタルジグを使った堤防タチウオの釣り方

メタルジグの釣り方・誘い方を3つに分けてご紹介!

最後はメタルジグを使った太刀魚の釣り方・誘い方についてです。

基本は青物を狙うライトショアジギングのイメージでそのまま遊べますが、時間帯に合わせてレンジやアクションのスピードを切り替えるというのが大きなポイント!太刀魚は気まぐれでその日のアタリパターンがコロコロ変わるタイプの魚ではありますが、セオリーを知っておくと釣りの組み立てが簡単になります!

①朝夕は遠投&ボトム~中層でハッキリとした誘い方

ハッキリと明るい朝・夕方は遠投で沖側のボトムから攻めるのがセオリーです。暗い時間の気配が残る薄暗さやベイトの存在は太刀魚のレンジを上げる要因になるので、朝マズメであれば手前中層から時間経過に合わせて徐々に沖のボトムへという流れで太刀魚を探しましょう。

誘い方も時間帯に合わせて調整!明るい時間はリアクションを狙ってジグをハッキリ動かすイメージで誘いましょう。ボトム狙いであれば着底~ややスローなワンピッチジャークで5シャクリ×2~着底。こんなパターンを基本にレンジを調整です!


②夜は中層~表層でフワフワとした誘い方

暗い時間は明るい時間よりも太刀魚が岸近く・表層付近に集まる傾向があります。明るい時間よりもレンジを上げて、中層~表層のイメージで太刀魚を探しましょう。手前でアタルると分かれば軽いジグにローテーションするのもアリです。

誘い方はスローなワンピッチジャークが基本!ロッドを立てて1シャクリ2秒程度のリズムを基準にスピード感を調整してみてください。動かし続けて表層直下を攻める、何度かフォールを入れてレンジを下げる、両方をやって太刀魚が反応するレンジを見つけるのがポイントです!

③違和感察知でレンジとゾーンを把握!

誘い方と合わせて意識しておきたいのがアタリのでるレンジとゾーンの把握。太刀魚は青物ほどメタルジグを追わず、ミスバイトも多いです。フッキングにいたらないような触りを認識して、同じ場所同じレンジにジグを投げる釣り方が釣果アップに繋がります。

基本的にはアグレッシブな魚なので、掛からなくてもあきらめずにアプローチ!群れが射程圏内にいるうちに何匹か釣っておきましょう!

遠投で堤防タチウオをゲットしよう

他の釣り方で釣れないときはメタルジグ!

太刀魚がスローなアクションに反応する夜間は他の仕掛けに比べてやや食わせ能力に劣るものの、明るい時間は飛距離を武器にメインの仕掛けとして活躍できるメタルジグ。夜間であっても沖に仕掛けが無ければチャンスが無いというシチュエーションでは無類の強さを発揮します。

人気のライトショアジギングタックルでスタートできるのもおすすめのポイント!まずは青物狙いのついでに遊んでみるところから、メタルジグを使った太刀魚攻略にチャレンジしてみましょう!

太刀魚が気になる方はこちらをチェック!

太刀魚が気になる方は下記のリンクをチェック!

夜の釣りに強いテンヤ仕掛けの入門記事をご紹介します。釣り場やベイトの状況によってよく釣れる仕掛けが変わる魚なので、これからチャレンジする方は複数の仕掛けを試してみるのがおすすめ!誘い方の変化で太刀魚の反応も大きく変わります。

こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください!