メスティンを使いこなして蒸し料理を作ろう
メスティンがあるとキャンプ飯の幅が広がる
キャンプでの調理の幅を広げてくれるメスティンは、人気のアイテムです。コンパクトで持ち運びやすいのでアウトドアに最適で、さまざまな調理に活用できます。最近はメスティン人気が高く、専用の料理本まで販売されているほどです。
特に2人やソロでのキャンプに最適な大きさなので、アウトドア好きの方はメスティンをゲットしてみましょう。メスティンを調理に活用すれば、いろいろなキャンプめしに挑戦できるはずですよ。
自分に合ったメスティンを使おう
メスティンを使って蒸し料理を楽しむ場合、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。特に重要なのが、メスティンのサイズになります。基本的なレギュラーサイズは1.5〜2合炊きで、1〜2人での使用に最適です。
ちょっと大きめサイズが欲しい場合は、3〜4合炊きを選びましょう。また、1人で使うのであれば1合炊きのスモールサイズでも問題ありません。自分に合ったメスティンを調理に活用して、キャンプめしを楽しみましょう。
蒸し料理ならヘルシーでおすすめ
キャンプでは、メスティンを使った蒸し料理に挑戦してみましょう。メスティンではさまざまな調理ができますが、蒸し料理ならば簡単かつヘルシーでしょう。特に健康が気になる方にとって、蒸し料理はおすすめです。
また、蒸し料理はシンプルな調理方法なので、材料そのものを味わえるのが特徴的です。材料のよさを活かした料理はアウトドアの雰囲気にぴったりなので試してみましょう。
メスティンでの蒸し料理の作り方
メスティンを活用して蒸し料理を作る場合、必要なアイテムや作り方のポイントを押さえておきましょう。まず、メスティンの他には固形燃料とポケットストーブ、底網が必要です。固形燃料はバーナーでも大丈夫なので、ニーズに合わせて選びましょう。
メスティンに水を入れたら底網を置き、その上に材料を置いて調理するだけなので簡単です。水の量は蒸す時間にもよりますが、だいたい底から3cm程度注ぐといいでしょう。
メインにぴったりな料理2選
①蒸し鶏
さっぱりだけどボリューミーな蒸し料理が、「蒸し鶏」です。鶏もも肉にフォークで穴を開け、塩コショウをしたら少し置いておきます。メスティンに2〜3cm程度の水を注ぎ、網を置いたらもも肉を乗せてください。
固形燃料に火をつけて、25分程度放置したら完成します。必要な食材も少なくほったらかすだけでできるので、簡単なレシピを求める方におすすめです。カットした野菜を添えれば、ゴージャスなキャンプめしが完成しますよ。
タレは自分好みにアレンジ
こちらのメスティン蒸し料理は、自分好みにアレンジしたつけダレで楽しみましょう。基本となるつけダレは中華風ですが、エスニック風や和風にアレンジするといろいろな味が楽しめるはずです。タレは手間や持ち込む食材を削減するために、あらかじめ自宅で作ってくるのがおすすめですよ。
また、調理が終わった後のメスティンに麺や調味料を入れれば、鶏ガラスープのラーメンで〆られます。鳥の旨味が凝縮されているので、ぜひ試してみてください。
鶏モモ肉
1枚
塩コショウ
適宜
■ 玉ねぎ
★醤油
大さじ2
★酒・みりん
小さじ1
★酢
大さじ1
★ごま油
大さじ1
★玉ねぎ・小ネギのみじん切り
敵領
②豚バラもやし
大人から子供まで大好きな蒸し料理である「豚バラもやし」を、メスティンで作ってみましょう。メスティンに網をセットし、もやしと豚バラを入れたら水を大さじ1杯かけます。水の量は、使用するメスティンのサイズや食材の量に合わせて臨機応変に変えてください。
その後具材の上にアルミホイルを置き、メスティンの蓋を閉めたら火にかけましょう。15〜20分程度の短時間で蒸し上がるので、ササッと調理したい時におすすめなレシピです。
誰でも作れる簡単レシピ
普段料理をしない方でも簡単に作れる点が、このレシピの魅力です。完成した豚バラもやしにかけるタレも、ポン酢とネギだけで済むので特別な調理は必要ありません。蒸し料理はタレのレシピや食材にこだわるのも楽しいですが、簡単さを求めるのであればシンプルにしましょう。
豚バラ本来の味が感じられるので、シンプルな味付けでも物足りなくありません。また、キャベツや長ネギなど、もやし以外の食材をプラスしても美味しいでしょう。
もやし
3/4袋
豚バラ
150g
水
大さじ1
ポン酢
適量
刻みネギ
適量
副菜にぴったりな料理2選
①茶碗蒸し
寒い季節のキャンプで作りたい蒸し料理が、「茶碗蒸し」です。わざわざ蒸し器を使わずとも、メスティンを活用すれば簡単かつ短時間で調理できますよ。まずは卵と白だしを水と混ぜて、ザルで濾してください。この作業を家で済ませ、容器に入れてキャンプ場まで持ってくると時間短縮になります。
フライパンに卵液と具材を入れたメスティンを置き、お湯をメスティンの3分の1の高さまで張りましょう。メスティン自体にお湯を入れるのではなく、フライパンに注ぐように注意してください。
焼き鳥缶を使うのがおすすめ
こちらのレシピは、焼き鳥缶を使って作るのがおすすめです。できている鶏肉を使うことで、蒸す時間を短縮できます。また、普段食べている茶碗蒸しとはまた違った味を楽しめるでしょう。その他の具材は、枝豆や人参など好みに合わせて選んで下さい。
蒸す時間は、だいたい20〜30分程度です。常にお湯から湯気がたち、軽くぐつぐつしているような状態をキープしましょう。手間がかかりそうな茶碗蒸しですが、案外簡単に作れるので挑戦してみてください。
卵
2個
白だし
20cc
水
200cc
焼鳥缶(塩)
1缶
エリンギ
1本
枝豆
20粒位
人参
適量
②蛤の酒蒸し
おつまみにもおすすめな蒸し料理が、「蛤の酒蒸し」です。キャンプでお酒を楽しみたいという方は、ぜひ作ってみてください。材料がシンプルで、蛤とお酒しか使用しません。そのため、キャンプに持っていく食材を少なくしたい方に向いています。
重要な行程が蛤の砂抜きで、10%程度の塩水に1時間程度漬けておきましょう。その後、メスティンに蛤とお酒を入れて火にかければ完成です。お酒は蛤20個に対して100mlが適切ですよ。
〆をいろいろなレシピに活用するのがおすすめ
こちらのレシピをキャンプで作ったら、ぜひ〆にこだわってみてください。蛤のだしがしっかり出ているので、美味しい料理に仕上ります。ご飯と卵を入れて雑炊にしたり、麺や調味料を入れてラーメンにしたりするのがおすすめです。
シンプルなレシピなので、アレンジのし甲斐もあります。野菜と一緒に蒸したり、自家製タレでアレンジしたりしてバリエーションを増やすと楽しいですよ。
はまぐり
20個
酒
100cc
メスティンを使った蒸し料理でキャンプを充実させよう
キャンプめしを充実させられるメスティンは、幅広い層から人気のアイテムです。最近ではキャンプなどのアウトドアだけでなく、自宅でメスティンを使う人も増えています。そんなメスティンは、蒸し料理にも活用させてみましょう。
わざわざ蒸し器を用意せずとも、メスティンがあればいろいろな蒸し料理が楽しめます。あっさり食べられる蒸し料理をキャンプに活用して、ぜひ充実したアウトドアライフを楽しんでみてください。
メスティンで燻製料理を作りたい方はこちらをチェック
せっかくメスティンをゲットしたのであれば、蒸し料理以外にもさまざまな調理方法を試してみましょう。キャンプめしの定番でもあり、ちょっとむずかしいイメージがある燻製料理もメスティンで作れます。以下の記事では、メスティンで作れる燻製料理のレシピが掲載されているので参考にしてみましょう。
難しいイメージのある燻製料理ですが、思った以上に簡単に挑戦できます。以下の記事では作る際のポイントや注意点も記載しているので、ぜひチェックしてみてください。
【誰でも簡単】メスティンで作る燻製料理の作り方を解説!絶品レシピもご紹介!
炊く、炒める、焼く、蒸すなどいろいろな調理法に対応する大人気クッカー「メスティン」は網やバットをうまく使うと燻製も簡単にできます。本物のスモ...