キャンプ場は写真スポットの宝庫
森や川といった自然に囲まれたキャンプ場は、きれいな風景写真が撮影できるスポットに溢れています。BBQや焚き火といった楽しい思い出の記録を残すのにもカメラは活躍するでしょう。ですがカメラは精密電子機器のため、屋外で持ち運びするには専用のバッグが必要です。
以下ではキャンプ場で使用するカメラバッグの選び方を解説し、おすすめの商品をタイプ別でご紹介していきます（本記事は2022年10月19日の情報をもとにしました）。
バッグを選び方＆注意点
1．形状はリュックとショルダーの2種類
リュックのような背負うタイプと、肩からかけるショルダータイプがあるので、用途に合わせて選びましょう。リュックのメリットは両肩に重さが分散されるため、長時間歩いても疲れにくく、大きなカメラを持ち運ぶのに便利です。
一方、ショルダーバッグを着用した場合、腰の周辺に開口部がくるため、取り出しやすいのがメリット。シャッターチャンスを逃さずにスピード感のある撮影をしたい方に向いています。
おしゃれなカメラバッグが豊富
従来はカメラ用品専門メーカーの製品がメインでしたが、近年ではキャンプや登山でのカメラの需要が増え、アウトドアやアパレルのブランドの商品も増えてきました。おしゃれで機能性の高いバッグも多数あるので、カメラ専用だけでなく普段使いをすることも頭に入れて選びましょう。
2．カメラに合ったサイズを選ぼう
カメラバッグには本体だけでなく、三脚や交換用レンズ、ストロボといった周辺部品を全て持ち運びする必要があります。メインポケットには仕切りが付いていることが多く、部品サイズが仕切りのスペースと合っていることも重要です。
小物を分けて保管するのに便利な、ポケットのサイズや大きさもチェックしておきましょう。また、長時間持ち運ぶ場合は飲食物やウェアなどを保管する収納があると便利です。
3．アウトドア対応の機能があることを確認
アウトドアで実施するキャンプでは、多少の揺れがあってもカメラを保護できるクッション性があることが重要です。厚い保護パッドを備えていることをチェックしましょう。また、突然の雨にも対応できる防水性も必要です。
キャンプ場ではバッグ本体が樹木や岩などと接触することも考えられます。内部を保護できる機能を持った耐久性の高い商品を選びましょう。
リュックタイプのカメラバッグ2選
1．ノースフェイス・テルスフォト40
人気アウトドアブランド・ノースフェイスのカメラ用リュックです。本体中央には仕切りのついた10Lのカメラポケットがあり、一眼レフとズームレンズ2本程度を収納するスペースを確保しています。
リュックを持ったままでも取り出しやすいように、側面のファスナーからアクセスできるのも便利なポイント。キャンプ中のシャッターチャンスを見逃しません。カラーはシックなブラックで、29700円ほどの価格帯です。
多機能な大容量の登山用バッグ
テルスフォト40は頑丈な330D（デニール）のナイロン素材を使用し、ボトム部はさらに分厚い420Dナイロンで補強しています。左右のストレッチポケットのほか、サイドフラップや雨ぶた裏、ヒップハーネスなどに収納があり、飲食物や小物の保管に便利です。
また、立体構造のレインカバーが付属しているので、防水性も確保できます。カメラポケットの仕切りは取り外し式なので、宿泊を伴う登山にも活用できるでしょう。
2．ハクバ・アーバンライト02・バックパック S
カメラ周辺機器の大手・ハクバから2020年に発売されたリュックで、正式な商品名は「プラスシェル・アーバンライト02・バックパックS」です。上下の2気室構造になっていて、下側のカメラポケットにはレンズ装着済みの一眼レフと交換用レンズが1本入れられる仕様です。
側面にジッパーを設けているので、いざという時にも取り出しやすいでしょう。街でも違和感のないおしゃれなデザインで、13310円ほどの価格帯です。
本格的な写真撮影ができるコンパクトなリュック
リュックの素材は頑丈なリップストップ生地で、独自のコーティングにより水を弾き、汚れが付きにくいのが利点です。2気室の上側のポケットは財布やウェア類が入るサイズを確保し、背面側のクッション付きスリーブにはA4の書類やノートPCを保管できます。
ハーネスは日本人の体形を考慮したカーブ形状のため、快適な背負い心地が得られるでしょう。軽量・コンパクトなので、軽登山での写真撮影用としても適しています。
ショルダータイプのカメラバッグ2選
1．コールマン・カメラショルダーバッグSLR
アメリカの人気アウトブランド・コールマンとカメラ用品メーカーのエツミとがコラボしたショルダーバッグです。価格は4059円ほどとリーズナブルで、ブラックやメランジブルーなどの4色があります。おしゃれなデザインなので、キャンプからタウンユースまで幅広く活用できるでしょう。
コールマン純正品に内寸サイズを増やす改良を加えたことにより、小型の一眼レフと交換用レンズとを持ち運べるのがメリットです。
コンパクトで多機能なバッグ
カメラショルダーバッグSLRはポリエステル素材の上に防水加工が施されているので、雨が降っても安心です。メインポケットには仕切りが2枚あり、複数の精密機器を安心して保管できます。
前面にはファスナー式のポケットが2つあり、スマホやタブレット用としても便利。側面にはメッシュポケットを備え、ドリンクの持ち運びもできます。腰の前面に下げるためアクセスしやすく、大事な瞬間を逃さずに撮影できるでしょう。
2．チャムス・カメラボストンスウェットナイロン
チャムス（CHUMS）はアメリカの人気アウトドアブランドで、「ブービーバード」のロゴが目印です。ハンドルとショルダーストラップを備えた2WAYのバッグで、ネイビーやイエロー、各色のツートンカラーを含め、10種類ほどのカラーがあります。
価格は7480円ほどで、街でも映えるおしゃれなデザインが人気です。メインポケットには仕切り2枚を備え、一眼レフとレンズが入るサイズを確保しています。
普段使いもできるおしゃれな商品
カメラボストンスウェットナイロンのメイン素材はスウェット生地で、水や油を弾き、汚れを防止する加工が施されています。また、ボトムやサイドの摩擦しやすい部分はナイロンで補強しているので、キャンプなどのアウトドア用として活用できるでしょう。
前面と背面にはベルクロ付きのポケットを一つずつ備え、前面ポケット内には小物を分けて保管できる内ポケットがあるため、普段使い用としても重宝します。
大切なシーンを撮影して充実したキャンプを
キャンプ用のカメラバッグは耐久性や防水性が高く、精密機器を安心して保管できるのが魅力です。また、取り出しやすい構造になっているため、思い出に残るシーンを逃さず撮影できます。
おしゃれなデザインの商品も多いので、街中で活用できるのもおすすめポイント。お気に入りが見つかりましたら、お近くのアウトドアショップやカメラ用品店などで実物を確認してみてください。
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