冬のアジングは釣り方の工夫が必要!
難易度が上がる冬のアジング
冬のアジングって感じ! pic.twitter.com/nsvbZqKpP2
— ゆっきー (@fishing_YUHKI) January 13, 2022
アジングとは、ルアーを使ってアジを釣ることです。水温が高めの時期は比較的釣りやすいですが、水温が下がる冬はアジの動きが鈍くなり、アジングの難易度も上がります。そのため、やみくもに釣るよりはコツを把握した上で釣りに挑戦するのがおすすめです。
アジングのコツをチェックしよう
本記事では、アジングの場所選びや釣り方のコツを紹介します。どのような場所ならアジを釣りやすいのか、釣り方は何を工夫すればよいのかなど、知っておくと便利な情報をまとめました。ぜひ、この冬はアジ釣りにチャレンジしてみませんか。
場所選びのコツ
温かい排水が出ているところを選ぶ
納竿。
— シゲz/ヘチ師 Lv.16 Exp.106 (@shigeo_nsd) February 17, 2018
今日は27匹のアジが釣れた!
イングラムでガシラ6匹釣ったけど小さいのでリリース。
アジング楽しすぎ。もうしばらく冬でもいいやw pic.twitter.com/UZQRvea0BZ
アジが活性化する水温は、20度ほどと言われています。冬になると海の水温は10度以下になることも多いですので、どうしても魚の動きは鈍くなり、釣り上げるのが難しくなるでしょう。
そのため、アジを釣る時はなるべく水温が高くなる場所がおすすめです。例えば、工場の温かい排水が出る場所であればアジが集まりやすく、釣りの難易度は下がります。また、下水道の水門付近も水温が上がりやすく、冬の釣りに最適です。
水深があることも重要
2021年初のアジングは8匹という釣果。
— ky_釣り好き (@tsurizuki_ky) January 3, 2021
冬にこんだけ釣れれば文句無し!#アジング#横浜アジング pic.twitter.com/w8JUpudkdt
冬になると海の表層は水温が変わりやすく、風の影響も受けやすくなります。アジは、より水温の安定した水深の深いところへ行くことが多くなりますので、水深のある場所を選ぶのも重要なポイントです。
浅瀬が多い場所だと水温が安定せず、アジも集まりにくいと言われていますので、釣りにはおすすめできません。釣り場所を決める時は水深を確認し、水深10mほどを目安に水深の深い場所を選ぶとよいでしょう。
北西の季節風に対して風裏を意識する
冬場の釣りは、強い北西の風に耐えながら行う必要があります。北西の風がとても強い状態だとジグヘッドが煽られることが多くなり、なかなか釣りに専念できない事態に陥ることも少なくありません。
なるべくスムーズにアジングを進めるためには、北西の季節風に対して風裏の位置を選ぶようにしてください。釣り場所に着いたら風の方向を読み、影響を受けにくい風裏を拠点とするように意識すれば、風によって煽られることは減るでしょう。
遠征も選択肢の1つ
勝浦でアジング!!
— StudentAngler_jp🇯🇵 (@C7Mpj) February 17, 2022
冬なのに勝浦はすごいなあ
[釣果(2人で)]
アジ 8匹
カマス 10匹
イワシ 118匹(サビキ)
海タナゴ、ササノハベラ 1匹ずつ笑#勝浦 #アジング pic.twitter.com/Q0hKD9aVHX
居住地によっては、近場に水温の高い場所や水深のある場所を選ぶのは難しいこともあるでしょう。釣りに見合わない場所で無理にアジを釣ろうとしても群れを見つけられず、全く釣果を上げられないこと可能性が高まります。
そういった場合は、遠征をしてアジ釣りに適した場所へ行くのも1つの方法です。例えば、千葉県の外房エリアや静岡県の駿河湾、鹿児島の佐多岬、長崎県の壱岐島などは冬でも水温が高く、冬のアジ釣りに最適なため候補に入れてはいかがでしょうか。
釣り方のコツ
深層を中心に探る
シドニー冬アジング開幕しました。尺届かないくらいのサイズがポツポツ釣れました🐟気のせいだと思うけど俺のバンキッシュがシャーシャー威嚇するようになってきた pic.twitter.com/5N3ftFCikr
— 豪磯部 (@goisofishing) July 27, 2022
前述の通り、冬のアジは水深の深いところにいる可能性が高いため、浅層ではなく深層を中心に探るのがおすすめです。浅層を探って何も反応がない場合も、2m以上の深層へと仕掛けを落とせば意外とアジが食いついてくることがあります。
当たりの反応を掴むために細めのラインを使う
深層は仕掛けの様子が見えず、初心者はいつ当たりが出るか分からず手持ち無沙汰になることもあるでしょう。実は当たりがあったのに全く気づかず、そのまま逃してしまうパターンも珍しくありません。
わずかな当たりでもすぐに反応できるように、細めのラインを使うのがおすすめです。およそ0.8号あたりを目安にラインの細さを選んでみてください。1号以上のラインは冬のアジ釣りにはあまり向いていません。
仕掛けをゆっくり動かす
水温が低くなるとアジの反応が鈍り、仕掛けをあまり追わなくなるため、ゆっくりと動かすのがおすすめです。仕掛けの動きが遅い方がアジの食いつきがよくなり、釣果を上げるのに役立ちます。
なお、アジングはラインにテンションをかけないナチュラルフォールが基本です。アジはフォール中に食いついてくることもあるため、ゆっくりと動かしながら当たりを探るようにしてください。
素早いアクションは避ける
冬に仕掛けを素早く動かすアクションはおすすめできません。海中の魚は全体的に動きが鈍くなっているため、その中で素早く動く仕掛けがあると違和感を与えてしまいます。
特に初心者は早く魚を吊りたい気持ちが先行して素早く仕掛けを動かすことがありますが、落ち着いてロッドを扱うことが大切です。粘り強く、ロッドをゆっくり動かすようにしてみてください。
釣りやすい時間帯
ナイトゲームがおすすめ
場所選びにこだわったり、ロッドや仕掛けの動かし方を工夫したりしても全く釣れない時は、釣りの時間が間違っているのかもしれません。釣果を出すためには、アジを釣りやすい時間を選ぶことも重要です。
一般的に、アジは夜になると警戒心が下がると言われています。また、水温が上がりやすい常夜灯の近くに集まることが多いため、アジ釣りの場所を決めやすいのもポイントです。なるべく夜の時間帯を中心に釣りの予定を立ててみてください。
夜明けから日の出の時間もおすすめ
夜の釣りが難しい時は、夜が明けてから日が昇るまでの1時間を狙うとよいでしょう。この時間帯は釣りのゴールデンタイムと呼ばれており、アジも釣れやすいと言われています。アジの警戒心が下がっている分、初心者でも釣果を上げられる可能性が高まるため、ぜひ夜明けの時間帯も狙ってみてください。
昼間は難易度が上がる
昼間はアジの警戒心が上がり、仕掛けを見切る可能性が高まります。また、常夜灯が消えるため、アジが集まる場所を見極めにくいのも注意したいポイントです。昼間は釣りの難易度が高く、特に初心者だと全く釣れないこともあるでしょう。アジングを考えている場合は、昼間を避けるようにしてください。
意識しておきたい注意点
服装は重ね着が基本
冬のアジ釣りは夜や夜明け前がメインとなるため、重ね着で体温調整するのがおすすめです。インナー・中間着・上着を重ね、体温のパターンに合わせて着脱できるようにしてください。また、血管が集まる首元や足首、手首も温めておくとさらに保温性を高められるでしょう。
滑りにくいシューズも忘れずに
アジングを行うことが多い夜間や夜明け前は足元がよく見えず、滑って転倒してしまうことがあります。冬の海に落ちることは死活問題となるため、滑りにくいシューズを忘れないよう注意してください。
雨などの悪天候では無理をしない
釣りをする日によっては、突然雨が降るパターンもあるでしょう。雨が降ると魚の活性が落ち、水温も下がるためアジングは困難になります。雨などの悪天候の場合は無理をせず、降雨予報の出ていない日に再挑戦するのがおすすめです。
アジングのコツを覚えて冬の釣りを楽しもう
〜27cm×キープ20尾(小さめリリース多)
— lunche (@abelanche0313) October 30, 2021
久しぶりのベイト着きアジング✨
冬っぽいアタリ方してくるやつは大体25オーバー🐟
久しぶりにアジフライ向きのメタボが確保できました😊
同行者が尺上を獲ってたので、次は型狙い頑張ってみよう pic.twitter.com/BXftI3UKq2
初心者には難しいと思われがちな冬のアジングも、場所や釣り方を工夫することで釣果を上げられることがあります。なるべく水温が高く、水深のある場所をメインに選ぶようにしてください。また、細めのラインを使い、ゆっくりとしたアクションを意識するのもポイントです。
夜間や夜明け前に釣りをするパターンでは体が冷えることも多いため、服装は重ね着にしておくとよいでしょう。基本を踏まえた上で、ぜひアジングを満喫してみませんか。
冬のアジングが気になる方はこちらをチェック!
冬のアジングを成功させるためには、万全の準備を揃えておくことが大切です。関連記事ではアジングにおすすめのラインやリール、ロッドを紹介していますので、ぜひ役立ててみてください。
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