アジングに挑戦！ライン選択について
身近な港で手軽に楽しめるアジング！
鯵をルアーで狙うアジング、小さな魚を釣って面白いのかな？と 感じるかもしれませんが、非常にゲーム性が高く面白い釣りです。 港でも楽しめるので足場がよく、 魚も釣り人も常夜灯に集まるので意外と明るい。
手軽さも相まって、初心者の方が始めるのであれば筆者イチオシです。 今回はそんなアジングのラインについてご紹介します。 ルアーが軽く魚も小さいので、かなり細いラインを使う事になりますが、 アジングのライン選択は釣果にかなり影響します。釣り方に合わせてラインを選択するようにしましょう！
アジングで使用するラインの特徴をチェック！
アジングでは、状況に応じて4種類のラインが使用されています。素材の違いでアタリは大きく変化するので、用途や自分のレベルを考慮して使い分けるようにしてください。
まずは、どんな種類のラインが使用されているのかここで詳しくご紹介していきます。必ずチェックして、それぞれの特徴や釣果アップのコツを理解しておきましょう。
ダイワのライトゲーム向けラインから2種類のラインをご紹介します。 釣りをした事がある方はフロロカーボンに挑戦するのがおすすめですが、初心者の方は扱いやすいナイロンを選んでも良いでしょう。
アタリの繊細なアジングでは細さに加えて伸び率が非常に重要で、 糸の伸びはアタリがぼやける原因になります。釣果を伸ばすなら、出来るだけ伸びの少ない素材を選ぶのがポイントです。
サーティーフォーのピンキーはポリエステル素材のラインです。 ポリエステル素材は伸びが少なく、現在のアジングラインではもっともポピュラーな素材とされています。
伸縮性がない事から一瞬の衝撃に弱く、リーダーやドラグ調整が必要なので、こちらはアジングに慣れてきた方向けのラインとなります。人に見えやすく、魚に見えにくいピンク色もポイントの製品です。
重い仕掛けを使って遠投する場合には、PEラインの出番です。 細さと強さがあり、伸び率も非常に低いのが特徴です。 弱点は水に浮いてしまう事で、 軽いルアーのみをPEラインで使用すると非常に操作が難しくなります。
200mでアジング以外の用途にも応用できるので、釣り場に慣れてきたら導入を検討してもいいかもしれません。
アジングにおけるライン選択
アジングは大きく分けて、0.5g～1.5gのジグヘッドを使う釣りと 間にオモリを入れて遠投する２つの釣り方があります。釣り場の状況により使い分ける方が多いですが、初めてアジングに挑戦する方には構造の簡単なジグヘッドがおすすめです。
仕掛けの選択で重さがかなり変わるので、 仕掛けにあったライン選択が必要になります。
アジングにおすすめの各種ラインをご紹介！
アジングのラインの選び方
素材を確認したら、何m巻きの製品かチェックしましょう。 下巻きを用意して75mを2回、もしくは100mを一回程度が基準です。 糸の強さを表すlb、ポンド表記の製品と太さを表す号数表記の製品があります。
PEラインは表記に対して、他の素材よりも太さがあります。 飛距離や操作感からラインは太さに気を使って選択するのがアジングのポイントです。アジングでは1lbから4lb、0.3号から0.8号程度のラインがよく使われています。 初心者の方には2.5lb、0.5号程度がおすすめです。
アジングにおすすめのナイロンラインはこちら！
扱いやすいナイロン素材のラインは、特に初心者の方からの人気が高いです。 ナイトゲームがメインとなるアジングでは、トラブルを減らす事が釣果アップへの第一歩となります。
アタリがぼやける場合の弱点は、糸の伸び率を利用しフッキングする 「タダ巻き」でカバーしましょう。ここでは、おすすめのナイロンラインを一挙ご紹介します。
1.ダイワ エステルライン 白
ダイワの月下美人ライン、TYPE-E（エステル）白（ハク）です。白色でラインがよく見えるのが大きなメリットで、繊細なアタリもしっかり感じ取ることができます。
適度な伸縮性が残された設計によって、アジングのような釣りでの扱いやすさを実現。初心者の方でもセットが簡単なので、手軽にライトゲームに挑戦できる製品です。
2.ＧＴ－Ｒ ＰＩＮＫ
サンヨーナイロンのＧＴ－Ｒ ＰＩＮＫ－ＳＥＬＥＣＴＩＯＮです。 価格は2000円以下で、非常にお手頃（2021/8/16時点）。 ラインナップは1.5lbから20lbまで展開されています。
こちらはトラウト、バスで実績の高いナイロン製のラインです。 300m入りなので、自分で糸を巻ける方には少しお得です。
3.ナイトゲーム｜ｔｈｅ メバル
ユニチカのナイトゲーム the メバルです。 ラインナップは2lbから6lbまで展開。50m巻でこの価格と非常に安価に設定されています。 トラブル時や劣化時にも気兼ねなく消費できるので、初心者の方向きの製品です。
それなりに耐久性も備わっており、コスパ抜群と評判です。また、蛍光イエローが暗闇でも目視しやすくなっています。
アジングにおすすめのフロロカーボンはこちら！
伸び率の少ないフロロカーボンはリーダーが必要ないので、 準備が少なく、すぐに釣りを始められるラインです。太さ、耐久性とも問題なし。 筆者もフロロカーボンを愛用しています。
傷やスレに強い素材なので、岩場の釣りなどで活躍してくれます。ナイロンやPE素材と比べて沈めやすいのも重宝するポイントです。ここからは、アジングにおすすめのフロロカーボンをご紹介します。
4.Ｒ１８ フロロリミテッド
クレハのシーガー、Ｒ１８フロロリミテッドです。ラインナップは1.5lbから8lbで、フロロラインの定番と言われています。 価格は少し高価ですが、フロロ素材のラインの中では比較的しなやかです。
筆者もこちらのライン2lbを使用していますが、扱いやすさにも耐久性にも優れていて値段相応の製品だと感じています。
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5.クレハ(KUREHA) シーガー フロロマイスター
クレハのシーガー フロロマイスターです。ラインナップは3lbから14lbで、こちらもアジングフロロでは定番となっています。320mもの長さがあって贅沢に使え、巻き替えを優先したいという初心者の方も大満足の商品です。
若干柔らかく、ヨレやすい点がネックではあるものの、価格と性能のバランスを考えるとコスパは最高です。
6.サンライン フロロカーボン ベーシック
サンラインのフロロカーボン ベーシックです。 ケース側面からラインを引き出せるので、ケースのままで巻き取りができる便利な仕様になっています。残量が一目でわかるメーターシールも嬉しい機能です。
大容量で価格設定も手頃。ガンガン攻めて使いたい時におすすめです。太さや強度も十分なので、初心者でも扱いやすい商品となっています。
7.ユニチカ フロロカーボン
ユニチカのナイトゲーム ＴＨＥ アジ ＦＣです。 価格は1000円台と非常にリーズナブル（2021/8/16時点）。ラインナップは2lbから4lbまで展開されています。
最初の一つとして導入しやすいフロロラインなので、どんどんラインを交換して使いたい場合にはこちらがおすすめです。ライトゲームにも大型を狙うにももってこいの性能を備えています。
アジングにおすすめのポリエステルラインはこちら！
新素材のポリエステル系ラインの紹介です。 アジングの流行にあわせて誕生したラインで、太さはそのままに 非常に感度が高く水に浮かない、まさにアジング用のラインです。
ショックに弱くリーダー、ドラグ調整が必要なので アジングに慣れている方におすすめのラインです。 フリーフォール中のアタリをキャッチする感度とアワセ、 繊細なジグヘッドの操作が可能になります。
8.34 ピンキー 200m
エステル系ラインの生みの親、家邊克己氏のブランド・サーティーフォーのピンキーです。ラインナップは0.2号から0.4号まで展開されています。ピンキーではありますが、アジングに慣れている方の求めているものが凝縮されたラインです。
ピンク色がナイトゲーム中もよく映え、目視でアタリを確認しやすいのが大きな魅力です。
9.ＳＨＩＮＯＢＩ ２００ｍ
ティクトのＳＨＩＮＯＢＩです。ラインナップは、0.25号から0.35号まで展開されています。こちらもライトルアーで人気のあるブランドで、釣り好きの間で以前から注目され続けています。
かなり細いのでリールへの巻き取り時は慎重に行うのがコツ。感度が非常に優れているので、目視でなくともアタリをつかみやすいです。
10.バリバス アジングマスター
モーリスのバリバス アジングマスターです。大手ラインメーカーもエステル系ラインに参入しています。ラインナップは0.2号から0.4号で、信頼感と安価な価格でエステル系の中でも高い人気を誇るラインです。
扱いやすく、初心者にもおすすめ。クリアカラーで暗闇では見えにくいのが難点ですが、耐久性抜群で使い勝手が良いです。
11.月下美人 クリアー 200m
大手メーカー、ダイワの月下美人ＴＹＰＥ－Ｅです。 ラインナップは1lbから2.5lb。扱いやすさを重視した仕様で、多くの釣り好きに愛用されているエステルラインです。
クリアーカラーなので、水中に溶け込んで魚を誘い出すのに重宝します。また、しなやかで程よく伸縮性のある素材は、アタリをしっかり捉えてくれます。
アジングにおすすめのPEラインはこちら！
遠投で攻めるならPEラインの出番です。 太さはそのままに、強度が非常に高いです。 アジングではキャロ系のリグや小型のメタルジグを使用します。
12.ＡＲＭＯＲＥＤ ＋ Ｐｒｏ
デュエルのＡＲＭＯＲＥＤ Ｆ＋ Ｐｒｏ アジ・メバルです。ラインナップは0.06号から0.4号です。ライトゲームに向けてPEにフロロを合体させた製品で、従来のPEに比べ浮きにくく、馴染みやすいラインとなっています。
アジだけでなく、メバル釣りに求められる性能もしっかり備わった商品なので、ナイトゲームで上手に活用してみましょう。
13.ダイワ PEライン 紅牙
ダイワのダイワ PEライン 紅牙です。ラインナップは0.6号から1.5号。大手メーカーの製品にしては安価なのが嬉しいポイントです。強度やコーティング、ラインの持ちが段違いで、中ギレを気にすることなく長く使っていただけます。
ピンク、緑、青、蛍光オレンジ、紫とこだわりの5色が用いられ、目視で獲物を確認しやくなっているのも特徴です。
14.ゴーセン PE ライン アジ
ゴーセンのPEライン タイニーPEアジです。ラインナップは0.15号から0.2号。程よいハリがあり、ライントラブルの少ない商品です。 導入しやすい価格なので、PEアジングデビューの方におすすめします。
カラーはカクテルオレンジを採用しており、夜間でもアタリが捉えやすいのがポイントです。防波堤釣りで様々なターゲットに挑戦してみましょう。
ラインを選んでアジングへGO!
アジングならすぐに始められます！
寒い時期でもよく釣れるのがアジです。初心者が海釣りを始める際も最初から釣れやすいので、アジングから挑戦というケースも多くあります。
アジ以外の魚もアタックしてくるので、なにかしら魚はキャッチできる可能性が高いでしょう。自分の釣りのスタイルや、レベルに応じて最適なラインを選び取り、さっそく夜の港へ出かけましょう！