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【2022】魚の血抜き・神経絞めグッズ5選!釣った魚は美味しく持ち帰ろう!

釣った魚の活け絞めにチャレンジ!処理のやり方と血抜き・神経絞めグッズ5選をご紹介します。血抜き・神経絞めグッズをしっかり揃えておけば意外に簡単!血抜きだけでも十分な効果があるので、釣り初心者の方もぜひ気軽に試してみてください!
2022年10月19日
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釣った魚は血抜きグッズで美味しく持ち帰ろう!

血抜き・神経絞めのやり方と便利なグッズをまとめてご紹介!

釣った魚を美味しく持ち帰るなら血抜き&神経絞め!小型魚から大型魚まで使える魚の絞め方と準備しておきたい絞め具をまとめてご紹介します。

道具をしっかり準備しておけば釣り場での作業は意外に簡単なので、初心者の方でも気軽にチャレンジ可能!血抜きをするだけでも持ち帰った魚がグッと美味しくなります。サイズがよくなる秋冬の釣りに向けて準備を進めておきましょう!

魚を持ち帰るなら血抜き&神経絞めグッズで活け〆!

血抜きで臭みの発生を低減!

まずは血抜き・神経絞めを行うメリットからご紹介します。まずは初心者の方でも簡単に始められる血抜きについてです。

血抜きは文字通り魚体から血を抜く作業で腐敗のスピードや臭みを抑える効果があります。暴れて内出血を起こし、身が赤くなった魚はお刺身には向きません。身よりも血や内臓のほうがダメになりやすいこともあって、生臭さの低減がもっと大きな血抜きのメリットと言えます。

釣り場で完全に血を抜ききるのは難しいですが、出血させてしっかり振れば効果は十分!初心者の方は血抜き処理から始めてみましょう!

神経絞めでエネルギーの消費を止める!

近年釣り人にも普及してきた神経絞め。ピックやナイフで脳を破壊したり、おでこからワイヤーを入れているシーンも釣り船やテレビで見かけるようになりました。

神経絞めや脳絞めを行う目的は魚の生命活動を素早く確実に止めることで、魚体が持っているエネルギーの消費を抑えることにあります。死後硬直が遅くなる効果もあり、魚をより美味しく持ち帰るための手段としての効果は抜群。釣りをしながらの作業はちょっと手間ですが、時間をかけるだけの価値は十分と言えます。

魚の処理は血抜きと神経絞めの両方を行うのがベスト!血抜きの作業に慣れてきたら、神経絞めにもチャレンジしてみてください!

血抜き・神経絞めの手順について

釣った魚の絞め方を3つに分けてご紹介!

続いては釣った魚の絞め方についてです。先ほどご紹介した脳絞め・血抜き・神経絞めのやり方をそれぞれ解説します。

作業自体は覚えてしまえば簡単で魚をさばける方なら初挑戦でも問題ナシ!導入からすぐに釣り場で実践できます。釣りと魚の処理でバランスを取りながら、完璧を求めすぎなければ負担もそれほど大きくありません。

釣り場や狙う魚をイメージしながらチェックしてみてください!

①脳絞め

魚の処理で最初に行うのは脳締めです。ピックやナイフを使って魚の脳を破壊します。

魚の脳の位置はいわゆる脳天で、エラ蓋と側線を目安に延長線上で交わるあたり。魚種や魚体のサイズによって少し変化しますが、触ると少し柔らかい場合が多いです。眼球の上あたりから斜めにナイフを入れましょう。

瞳孔が開くのが成功の合図です!

②血抜き


次は血抜きです。

エラ蓋を持ち上げて、エラ膜や動脈を傷つけて出血させます。エラ膜はエラが並んで一番下(腹側)にあります。魚を逆さに地面に置いて、ナイフをザクっと貫通させたら中骨の下を切るイメージで刃を動かします。

出血したら海水の中でよく振って血を出しましょう。

③神経絞め

最後に行う作業は神経絞めです。

脊髄にワイヤーを入れて神経を破壊します。目と目の間を狙って穴をあけたり、脳締めしたときの穴を使ってワイヤーを入れ前後させるやり方が一般的。角度などでうまく入らないときはしっぽを切って位置を見ながらワイヤーを入れると簡単です。

成功すると魚体が動くなどの反応があります!

釣った魚の絞め方を動画でチェック!

釣り場で一連の作業を行っている動画です。

ご紹介してきた脳締め・血抜き・神経絞めの様子がチェックできます。初心者の方はエラ膜、脳・神経絞めのときの穴の位置を要チェック!最初はうまくいかないこともありますが、やり直しながら何度か経験することでスムーズ作業できるようになります!

血抜きグッズのおすすめ3選!

おすすめの血抜きグッズを3つご紹介!

ここからは血抜き・神経絞めに必要なアイテムをまとめてご紹介!まずは釣り初心者の方でも始めやすい血抜き系のアイテムからご紹介します。

①~③でご紹介するアイテムは岸から狙いやすい小中型魚がターゲット!アジからシーバス、ワラサクラスの青物程度まで幅広く利用できます。どの釣りをするときも1セットあると便利!お土産にも期待して釣りを楽しんでいる方はぜひチェックしてみてください!

①シマノ「シースナイフ ロング」

血抜きで必ず必要になるナイフからチェック!ハサミで行う方法もありますが、入門には対応できる魚種やサイズが広く脳絞めにも使えるナイフがおすすめです。

ナイフは大きな魚には大きな刃・小さな魚には小さな刃が使いやすく、ご紹介しているシマノ「シースナイフ ロング」はやや細身で幅広く使える万能タイプ。岸釣りでいろいろな釣りをするという方が選ぶ最初の1本に適しています。15cm程度から60cm程度のターゲットにおすすめです。イカ系にも流用できます。

ナイフを用意すればとりあえず血抜き・脳絞めは導入可能!まずはバッカンにナイフを入れるところがスタートです!

②シマノ「水汲みバッカン」

血抜きで出血させた魚の血で堤防を汚すのはNG。海面まで手が伸びる釣り場ならナイフ1本でもなんとかなりますが、港湾で釣る場合は魚を海水につけるためのアイテムが必要になります。

30cm前後の魚を狙うときはバケツが便利で、海水を汲んで絞めた魚を入れる→5分ほど置いて魚はクーラーというのが基本的な流れになります。汚れたナイフや手、足元を流す使い方もできて万能です。

折りたためるタイプの水くみバケツなら荷物に入れてもそれほど邪魔になりません。ライトゲーム系の釣りを遊ぶ方はバケツも用意しておきましょう!

③ベルモント「ストリンガー130ロープ付セット5p」


ベルモント ストリンガー130ロープ付セット5p

出典:Amazon

バケツに入らないサイズの魚はストリンガーを使うのがおすすめ。シーバス・ライトショアジギングなど、30cm以上の魚がメインターゲットになる場合はこちらを用意しておきましょう。

絞める前の魚をキープして、帰り際に脳締め・血抜きを行ってからストリンガーをゆすって血抜き。しっかり血が抜けたらそのまま車まで持っていけます。血抜きをしたまま魚をストリンガーにつないで放置するとサメ・ウツボがよってくるので、時期や釣り場の状況をみながら上手に使いましょう。血抜き時はストリンガーを手で持って目視しながら行うのがベターです!

神経絞めグッズのおすすめ2選!

おすすめの神経絞めグッズを2つご紹介!

血抜き・脳絞めに神経絞めをプラスするならワイヤーも準備!大型魚の脳絞め・神経絞めの穴あけに使えるピックも合わせてご紹介します。ご紹介するワイヤーは40cm程度の魚に対しても使えるものなので、磯や船の釣りはしないという方もぜひチェックしてみてください。

サーフや泳がせでいい魚が釣れるという方は要チェック!遊漁船やマイボートで釣りをされる方にもおすすめです!

ワイヤーの太さの選び方

引用:amazon

ワイヤーを選ぶときのポイントになるのは長さと太さの2点。長さは魚の全長+α必要だなとすぐにイメージできますが、太さはどのぐらいが適正なのか事前に知っておく必要があります。上記の画像を参考に自分に必要なワイヤーの太さを確認しておきましょう。

ワイヤーを通す脊髄の太さは魚種ごとにやや違いがありますが、基本的には大型魚ほど太いものが必要で0.8mm~1.5mm程度の範囲で選ぶと覚えておけばOKです!

①ルミカ「神経締めセット・ロング」

ルミカ 神経締めセット・ロング

出典:楽天

神経絞めワイヤーの定番!神経絞めの入門にはワイヤーとニードルが一体になったルミカ「神経締めセット」シリーズがおすすめです。

価格はワイヤー単体製品よりも少し高い程度で、ワイヤー通しをサポートするニードルが手に入るハイコスパなセット製品。目と目の間を狙ってニードルを刺しこみ、ニードルを目安にしてワイヤーを脊髄に通せます。ワイヤー単体よりも作業が簡単。ワイヤーが通らない場合はニードルの刺し直しからやればいいとすぐ分かるのもおすすめのポイントです。

ご紹介している「ロング」は1.2mm・80cmのワイヤーが付いてきます!

複数のサイズをラインナップ!

「神経締めセット」シリーズは1.0mm・22cmのショートから1.5mm130cmのスーパーロングまで選択可能!ターゲットにマッチするモデルを選択しましょう。

岸釣りで活躍するモデルは先ほどご紹介したロング、前述したショートとこの2つの中間となるミディアムモデル。アジ・ワカシにショート、イナダやにはミディアム、ブリのチャンスがあるならロングのイメージで検討するのがおすすめです!

②ダイワ 「フィッシュピック 85 」

ブリクラスが狙える場合は脳絞め・神経絞めの穴あけをピックで行うのがおすすめです。ナイフで行うよりも作業に安定感があり、激しく暴れる魚も一発で絞められます。アベレージサイズが大きい磯・オフショア派の方にはぜひ導入を検討してみて欲しいアイテムです。

使い方はエラ蓋と側線の延長線が交わるあたりを狙って突き刺すだけ!魚種による位置の違いを知る必要はありますが、作業自体は簡単です!
 


冷やして持ち帰るのもポイント!

絞めた魚はしっかり冷やそう

脳絞め・血抜き・神経絞めと処理を行った後は、クーラーボックスを使って魚をしっかり冷やすのも大きなポイント。魚の温度を下げて鮮度をキープします。

真水ではなく海水で冷やすのが魚の美味しさをキープするコツなので、保冷剤やペットボトル氷で海水を冷やしておいて絞めた魚を投入するのがベスト!絞め具を用意してしっかり魚を処理したら、温度管理にも気を使ってさらにいい状態で持ち帰りましょう!

持ち帰りも一工夫

氷+海水を入れたクーラーボックスはかなり重いです。駐車場からポイントまでかなり歩くという場合は動画のように冷たい海水でタオルを冷やして、魚に巻き付ける方法で持ち運びを行いましょう!

移動前に冷たい海水で魚をしっかり冷やして、帰る直前にクーラーから水抜き+クーラー内で冷やしておいた海水タオルを巻くという方法がおすすめです!

血抜きグッズで美味しい魚をゲット!

しっかり準備しておけば作業は簡単!

手早く完璧にこなすのは難しい魚の活絞めですが、しっかり道具を準備しておけば釣り場での処理は意外に簡単。やるとやらないでは持ち帰った魚の状態に大きく違いが出てくるので、気になっていた方は血抜きだけでも実践してみるのがおすすめです。

大型魚を美味しく持ち帰りたいなら必須!絞め具を揃えて釣った魚の活け絞めにチャレンジしてみましょう!

クーラーボックスが気になる方はこちらをチェック!

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2022年の新製品も登場するシマノ・ダイワのおすすめクーラーボックスまとめをご紹介します。自宅から釣り場まで近い場合は入門向けグレードのクーラーでも保冷力十分!長時間釣りをする場合や帰宅時間が長い場合は上位グレードのクーラーをチェックしてみてください。

絞め具と合わせて大型クーラーを検討中の方も要チェックです!