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【赤薙山・日帰り登山ガイド】日光の自然を堪能できるおすすめのコースをご紹介!

赤薙山は栃木県日光市にある標高2,010mの山で、日光表連山の一つとして登山道が整備されている人気のスポットです。難易度も低く初心者でも登山ができるため、観光客でにぎわっています。この記事では赤薙山の日帰り登山ルートについて解説していきます。
更新: 2022年9月20日
maida0493
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目次

赤薙山のおすすめ日帰りルートを解説!

赤薙山とはどんな山?

赤薙山は栃木県日光市にある標高2,010mの山です。霧降高原からの登山道の他に、女峰山への縦走路としても使用されます。この記事では赤薙山の日帰り登山ルートやバリエーションルートを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事は2022年9月15日の情報をもとに執筆しています。登山道の状態は天候などによって変わってくるため、必ず事前に確認しましょう。

赤薙山

  • 住所
    〒321-1421
    栃木県日光市所野
  • アクセス
    「日光IC」から霧降大橋を渡り、霧降高原道路を使って約30分
【赤薙山】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
赤薙山の観光情報 赤薙山周辺情報も充実しています。栃木の観光情報ならじゃらんnet 表日光連山の一峰で,女峰山の東にそびえる。広大な裾は霧降高原へ続いている。霧降高原リフト終点より2時間。

赤薙山へのアクセス方法

赤薙山の登山口である霧降高原へのアクセスは、車とバスの両方が使えます。車の場合は「日光IC」から霧降高原道路を進んで約30分で到着です。登山で長時間駐車する場合は24時間営業しているP3駐車場を使いましょう。

バスはJR日光駅と東武日光駅からバスが出ています。午前と午後で2本ずつしか出ていないため、下山の予定時刻に注意してください。バスは駅から30分で「霧降高原」バス停に到着します。

登山の際の注意点

Photo byHermann

赤薙山は途中まで階段で登れるため初心者向けの難易度の山ですが、小丸山以降は登山の装備が必要になります。整備された登山道ですが必ず地図を持っていきましょう。

栃木県という寒い地域にあり標高も2,000mをこえているので、雨天の日では夏でも寒さを感じます。雨具や防寒具を持ち、雨に濡れないように注意してください。足元が不安な人はストックの持参をおすすめします。

初心者におすすめの小丸山経由の往復ルート

霧降高原の階段からスタート

霧降高原の登山口からは「天空回廊」と称する1,445段の大階段を登っていきます。かつての霧降スキー場跡で現在はキスゲ平園地という整備された一帯になっている場所です。ニッコウキスゲの名所で、7月になると花を見ながら登山ができます。

大階段の途中には避難小屋や展望デッキがあるほか、途中から園地を巡る散策路に行けるので休憩がてら立ち寄ってみてください。

日光霧降高原 キスゲ平園地

  • 住所
    〒321-1421
    栃木県日光市所野1531
  • 電話番号
    0288-53-5337
  • アクセス
    日光宇都宮道路「日光IC」より20分
  • 公式サイトURL
    http://www.kirifuri-kogen.jp/index.html
日光市霧降高原キスゲ平園地ホームページ
日光市霧降高原キスゲ平園地は標高1,350mから1,600mにかけて広がる雄大な草原をニッコウキスゲをはじめとするさまざまな草花が彩ります。天気の良い日には太平洋、東京スカイツリー、富士山なども見られます。

大階段を登りきって小丸山の山頂へ

天空回廊は標高1,582m付近にある小丸山展望台まで続いています。眺望が良く天気がいい日は富士山も見られるため、観光客にも人気のスポットです。小丸山展望台から先は登山道になるので休憩しておきましょう。

小丸山までは見晴らしのいい尾根道ですが木の根や石がむき出しになっているので転倒しやすくなります。天候が悪いと視界も悪くなるので、無理せずゆっくり進んでください。


山頂までは稜線歩きが続く

小丸山から赤薙山山頂までは約1時間20分かかります。尾根道は見晴らしがよく笹の草原を歩けますが、山頂が近くなると樹林帯に入り木の根が複雑に絡み合う急登の区間になるため転倒に注意してください。

赤薙山の山頂は眺望がほとんどありません。山頂には少彦名命を祀る赤薙山神社があり、鳥居と祠が設置されています。赤薙奥社跡方面に進むと女峰山への縦走路になっているので、来た道を引き返しましょう。

登山のバリエーションルート3選

①丸山を経由する周回ルート

登山口付近の分岐や丸山分岐から丸山の山頂を回る周回ルートです。八平ヶ平と書いて「やっぺいがはら」と読む草原があり、樹林帯ではなく笹が多い道でもあります。

登山口から丸山山頂までは1時間、山頂から丸山分岐までは20分と合計1時間半ほどかかりますが、丸山を周回するルートは眺望が良く日光の山が見渡せるため人気のコースです。復路では下りが多いので体力に余裕があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

②山頂から少し先の赤薙奥社跡へ行くルート

赤薙山の山頂よりも標高が高いピークとして赤薙奥社跡があります。ここは山頂にあった赤薙山神社の奥社があったところで、山頂よりも200mほど標高が高い位置にある場所です。

現在は神社の痕跡はなく、周辺に遺構も見当たりません。女峰山への登山ルートにあたるため標識が立っているのみとなっています。山頂から奥社跡までは50分で、より標高が高い奥社跡を目的地に設定する人も多いのでぜひ行ってみてください。

③女峰山まで縦走するルート


赤薙奥社跡からさらに先に進む登山道は女峰山へと通じています。女峰山の山頂までは赤薙山の山頂から往復6時間ほどかかってしまうため、体力と相談して計画を立てましょう。

赤薙奥社跡から1時間で一里ヶ曽根独標という標識に到着します。ここは眺望が開けて景色を堪能できるポイントです。さらに1時間歩くと女峰山の山頂に到着しますが、この区間では休憩できる場所がないのでペース配分に注意してください。

赤薙山へ登山に出かけよう!

赤薙山の日帰り登山ルートとバリエーションルートについて解説してきました。赤薙山は途中まで「天空回廊」という階段が整備されているめずらしい山で、ニッコウキスゲなどの高山植物を気軽に観察できます。

「霧降高原」の名前のとおりに視界が霧やガスで悪くなりやすい地域なので、迷ったり転倒したりしないように気をつけましょう。日光連山の中では登りやすいのでぜひ日帰りで日光の自然を堪能してください。
 

赤薙山への登山が気になる方はこちらもチェック!

赤薙山への日帰り登山が気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。栃木県の日光市周辺には多くのトレッキングや登山向きの場所があり、初心者でも挑戦できる難易度の場所がそろっています。

難易度が低いとはいえ山道なので、初心者向けの装備の確認などもしておきましょう。どんなに歩きやすい山でも地図やコンパス、非常食、常備薬などを必ず持っていくように心がけてください。