シマノ エクスセンス サルベージ ソリッド
ダイワ モアザン ミニエント
コアマン アイアンプレートSC
メガバス ONIMARU
シーバスが釣れる人気のルアーをご紹介
シーバスは多彩なレベルのアングラーから人気のターゲットで、多彩なルアーが販売されています。なかでもバイブレーションは、本物さながらのアクションでターゲットをおびき寄せてくれるのが魅力です。カラーや形状も豊富にあるので、商品選びも楽しめるでしょう。
以下ではバイブレーションの種類や使い分け方について解説し、おすすめの商品をご紹介していきます(本記事は2022年9月22日の情報をもとにしました)。
種類や選び方を解説
1.バイブレーションには2種類ある
バイブレーションとは名前のとおり水中で振動しながら獲物を誘うルアーです。背中の周辺にアイという糸を結ぶ輪が付いていて、糸を巻くと水の抵抗を受けて小刻みな振動をしてくれる仕組み。独自の重心設計がされていて、メーカーやモデルごとに動き方は異なります。
バイブレーションには多彩なラインナップがありますが、樹脂とメタル製といった素材で分類するのが一般的です。
上手に使い分けるのがおすすめ
素材ごとに長所・短所があります。樹脂製はメタルに比べて軽いので、近場の浅いフィールドでのゲームに向いています。振動は比較的小さいため、獲物に違和感を抱かせないのもメリットです。
一方で、メタルは振動が強いため、広いエリアでのシーバスのサーチや、濁った水中で活用するのに適しているでしょう。樹脂製と比較して重いので、飛距離を稼げるのも魅力。中層からボトムに潜む獲物を狙うことができます。
2.バイブレーションの選び方
サイズは75cm前後が定番
ルアーのサイズはシーバスのベイト(エサ)の大きさに合わせて選ぶのが基本です。汎用性の高いのが約75mmのサイズで、春から秋の釣りシーズンにはイワシをベイトとするシーバスを狙うことができるでしょう。
また、春先は小さなベイトが多いので50mm程度のサイズが効果的です。秋から冬にかけてのマイワシやコノシロパターンの時期には大きめの100mmサイズが釣れやすくなります。
重さは狙う水深に応じて選ぼう
重量は獲物が活動する水深を基準にして選ぶのが基本です。シーバス用は10g〜30gが一般的で、水深のあるボトム付近なら30g、中層なら20g、表層なら10gと、レンジに応じた重さの商品を使用しましょう。
シーバスが生息する水深は季節や時間帯によっても変化するので、釣りのバリエーションを増やすためには、重さの異なる複数のバイブレーションを併用するおすすめします。
カラーや音にも着目
バイブレーションには多彩なカラーのラインナップがあります。イワシなどのエサを模した「ベイトカラー」は時期に応じて使い分けるのがおすすめ、曇天のような水中に光の少ない場合に有効なのがゴールドなどの反射の強いカラーです。
また、水が濁っている場合や夜釣りのような視界が悪いフィールドでは、自ら発光するタイプや、金属球などが入った音の出るタイプを利用してみましょう。
基本的な使用方法について
1.最初はただ巻きでサーチをしてみよう
バイブレーションを一定速度で巻く「ただ巻き」をするだけでも、逃げる獲物のようなアクションをしてくれるので、ターゲットの注意を引くことができます。魚影を確認できるエリアやターゲットが集まりやすい場所があれば、直接その周辺を狙ってキャストしてみましょう。
特にシーバスの活性が高い夏場は、速度を上げてただ巻きをするのも効果的です。反応がない場合は速度の緩急をつけながら巻いてみましょう。
2.ボトムから中層の探索もしてみよう
ただ巻きでは釣れない場合は、「リフトアンドフォール」を試してみるのもおすすめです。水中でルアーを少し持ち上げることにより獲物の注意を引き、落とす途中で獲物がアタックするように仕向けるというテクニックです。
日中のシーバスは水面から見えにくい中層以下にいることが多く、釣果につながる可能性が高いでしょう。また、釣れるだけでなく、ボトムから中層までの広域をサーチできるのもこの方法のメリットとなります。
活性が下がる時期はボトムサーチが効果的
冬場の寒い時期のシーバスは、ボトム付近で体力を温存していることが多いので、深いレンジを中心にサーチをしてみましょう。ボトムから一定の距離を保って引くのが一般的ですが、獲物の反応を確認するために、時々着底をさせるのも効果的です。
なお、ボトム周辺での釣りは根がかりの危険があるため、地形を確認してから実施されることをおすすめします。
樹脂製のバイブレーション2選
1.シマノ・エクスセンス・サルベージソリッド
シマノ エクスセンス サルベージ ソリッド
全長 | 60mm/70mm/85mm |
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重さ | 12g/20g/26g |
有名釣り具ブランドのシマノが扱う定番のバイブレーションです。カラーは約10種類と豊富で、今年の9月にはNRマイワシなどの新色も追加されました。
長さ70cmの汎用モデルは重量もあるので、飛距離を利用して沖にいるシーバスや青物、ヒラメなども狙えます。価格は1100円ほどとコスパも最強です。河川などの浅い場所向けの60cmモデルや、深いレンジに特化した85cm品もあるので使い分けをしましょう。
ディープレンジで活躍する扱いやすいルアー
薄肉の軽い樹脂ボディの採用により、キャスト後に素早く立ち上がるのが特徴です。アイの位置や重心の位置を最適化することで、獲物とそっくりな自然な水平姿勢で泳いでくれます。
キール(竜骨)型の滑らかなヘッドによりフック絡みが低減されたので、ストレスなく扱えるのも魅力です。薄幅タイプのため一般的なバイブレーションより水の抵抗が小さく、深いエリアでのサーチがしやすいでしょう。
2.ダイワ・モアザン・ミニエント
ダイワ モアザン ミニエント
全長 | 57mm/70mm |
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重さ | 11.5g/20g |
有名ブランド・ダイワのバイブレーションです。長さ57mmの定番シリーズに加えて、水深の深い場所にも対応できる70mmタイプもリリースされフィッシングスタイルの幅が広がりました。
今年の9月には、魚本来の輝きを模した「アデルホログラム」を使った新色が追加されています。それぞれ20色前後のカラーラインナップがあり、価格は1400円(57mm)・1700円(70mm)ほどです。
樹脂ならではの独特のアクションが魅力
ミニエントは弾丸のような形状で、飛距離と正確なコントロールの両立ができます。また、ロッドの縦方向のジャークにより(ルアーが)左右に大きくスライドする「3Dダート」という樹脂製ならではのアクションにより、獲物の注意を引くことができるでしょう
ただ巻きと比較して多少のテクニックが必要となりますが、シーバスはもちろんヒラメやマゴチといったフラットフィッシュまで、多彩な魚種を狙えるのも魅力です。
メタル製のバイブレーション2選
1.コアマン・アイアンプレートSC
コアマン アイアンプレートSC
全長 | 60mm/75mm |
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重さ | 13g/18g,26g |
コアマンはシーバス用タックルなどを扱う国内メーカーで、アイアンプレートはメタル製バイブレーションの定番として根強い人気です。SC(シルバークロー)はコアマンのシーバス用シングルフックの名前で、従来の3つ又フックから変更されています。
シングル化により空気抵抗が減り、飛距離が格段にアップしました。また、従来と比較してバラシにくく、フック絡みのようなトラブルも少ないため、初心者にも扱いやすいでしょう。
簡単な操作で多彩な魚種が釣れる
アイアンプレートSCの価格は1400円ほどです。長さは60mと75mmの2種類で、75mmタイプには18gと26gの2タイプが準備されています。ベイトに対応する長さや重量、狙う水深などに応じた商品を選びましょう。
ただ巻きをするのが基本の釣り方で、強い振動と反射光により遠方にいるシーバスや青物の注意を引くこともできます。薄い鉄板なので落下速度が速く、落とすだけでバイトを得られることもあるでしょう。
2.メガバス・ONIMARU
メガバス ONIMARU
全長 | 53mm/62mm/75mm/86mm |
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重さ | 8g/12g/20g/30g |
釣りやアウトドア用品を専門とするメガバスから、今年の6月にリリースされた新作のバイブレーションです。8gの超浅場用から12gや20gといった中層からボトムで釣れるタイプ、青物まで狙える30gと多彩なラインナップがあります。
約10種類の目立つカラーとリアルな振動で獲物をさそう仕組みで、グローカラーが入っているので濁った環境や夜の釣りにも活躍するでしょう。880円から980円ほどとコスパも最強です。
釣れる工夫が満載のバイブレーション
旧作(スパロー)からの大きな変更点はフックとの接続をスイベル化したことです。フックの自由度が高くなり、バラシの確率が格段に減りました。また、キャスト時の姿勢がよく飛距離を稼げるのも魅力です。
イワシを忠実に模した形状や重心バランスの工夫により、巻くだけで逃走する小魚にそっくりの動きをします。また、一定の水平姿勢を保つため巻き取り時の抵抗が小さく、長時間でも快適に釣りを楽しめるでしょう。
お好みのタックルでシーバス釣りを満喫
リアルな形状で、逃げるベイトそっくりのアクションをしてくれるバイブレーションは、シーバス用として人気のルアーです。ただ巻きをするだけの簡単な使い方の商品が多く、初心者にも扱いやすいでしょう。
また、長さや重さ、カラーのラインナップも豊富で、季節や時間帯、ターゲットのいる水深に応じたタイプを選ぶことができます。気になる商品がありましたら、お近くの釣り具店などで実際に手に取ってみてはいかがでしょう。
シーバス用のバイブレーションが気になる方はこちらもチェック!
シーバス用の釣れるバイブレーションは他にもたくさんあります。下にはメタルや樹脂といった多彩な商品の特集のほか、バイブレーション以外も含めたシーバスルアーの記事をリンクしました。こちらも併せてお楽しみください。
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