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紅葉が日本一美しいと言われる栗駒山をご紹介!おすすめコースと絶景スポット4選!

栗駒山は日本二百名山の一つで多くの登山ルートが整備されています。日本一の紅葉名所と評判が高く、秋になると全国からの観光客でにぎわいます。以下では栗駒山の日本一の紅葉名所を堪能できる登山コースを厳選し、一緒に立ち寄りたい絶景スポットもご紹介していきましょう。
更新: 2022年8月25日
haekon
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目次

栗駒山には綺麗な景色が満載

登山にも人気の二百名山

栗駒山(くりこまやま)は標高1626mの山で、秋田や岩手、宮城の3県にまたがるスケールの大きさが特徴です。日本二百名山にも選定され、9つもの登山ルートが整備されています。

また、日本一の紅葉名所との評価もあり、季節になると全国からの観光客でにぎわう場所です。以下では栗駒山で紅葉鑑賞におすすめの登山コースと絶景スポットを厳選してご紹介していきます(本記事は2022年8月20日の情報をもとにしました)。

栗駒山【公式サイト】

基本情報

栗駒山

  • 住所
    〒989-5371
    宮城県栗原市
  • 電話番号
    0228-25-4166
  • アクセス
    JRくりこま高原駅から車で約1時間(いわかがみ平登山口まで)

栗駒山の紅葉見頃について

栗駒山の紅葉は9月中旬に山頂付近から始まります。登山口の一つ「いわかがみ平」の周辺は9月下旬から10月上旬が見頃、山麓にある浅布渓谷(あざぶけいこく)の紅葉は10月下旬が例年のピークです。紅葉の時期は毎年異なりますので、上にリンクした公式サイトで最新状況をチェックしておきましょう。

周辺の宿泊施設もチェック

東北新幹線のくりこま高原駅から栗駒山の登山口までは、土日を中心にバスの利用ができます。また、片道約90分程度の登山コースもあるので、関東エリアからの日帰りも十分に可能です。以下には早朝や夕方の空いている時間帯にのんびりと登山を楽しめる、周辺の宿泊施設リストをリンクしておきますので、参考にしてみてください。

栗駒山周辺の宿泊施設はこちら

日本一の紅葉に出会える登山コース2選


1.中央コース

片道約3km・標高差約500mで、所要時間が片道90分ほどの初心者ルートです。登山の出発地点の「いわかがみ平」へは、くりこま高原駅から期間限定の紅葉号が走っています(土日が中心)。

バスの往復は1日1本ずつとなりますので乗り遅れに注意しましょう。また、いわかがみ平の駐車場は紅葉見頃には早朝でも満車になることもあります。時間に余裕をもってお出かけください。

中央コース【公式サイト】

気軽に日本一の紅葉を満喫

中央ルートの前半はコンクリートで固められた歩き易い登山道が続きます。斜度があるのでペースを保ってゆっくりと進みましょう。40分ほどすると稜線に達し、急に視界が開けます。

ここから山頂までが「神の絨毯(じゅうたん)」と呼ばれる絶景エリアです。ブナやカエデ類が多彩な色に染まる日本一の紅葉が続き、写真撮影にも最適です。山頂からは月山や鳥海山といった東北の百名山を眺められるでしょう。

アクセス

いわかがみ平駐車場・栗駒レストハウス

  • 住所
    〒989-5371
    宮城県栗原市栗駒沼倉耕英
  • 電話番号
    0228-25-4166
  • アクセス
    くりこま高原駅からバスで約70分

2.自然観察路コース

須川温泉から栗駒山の山頂を目指す須川コースは中央コースと並び人気がありますが、現在は火山ガス濃度が高いため閉鎖となっています。ここでは自然観察路という迂回ルートをご紹介しましょう。

須川温泉までのアクセスは車なら東北道の一関ICが最寄りで、公共交通ならJRの一ノ関駅からバスで約1時間30分ほどの所要時間です。周辺の温泉旅館を利用すれば、登山の前後もさらにゆったりと過ごせるでしょう。

自然観察路コース【公式サイト】

変化に富んだ穴場のルート


須川温泉から苔花平→産沼(うぶぬま)を経由し栗駒山山頂を目指します。片道4.5km・標高差500mほどで歩行が約4時間と、初心者にも安心して利用できるルートです。

前半には名残ヶ原という湿原が続き、9月下旬の見頃時期には、木道からきれいな草紅葉を眺められるでしょう。三途の川を渡ったり、四苦八苦坂なる急な道を上ったりと変化に富んでいるのも魅力。産沼を越えると山頂付近の日本一の紅葉が現れます。

アクセス

須川温泉高原駐車場

  • 住所
    〒021-0101
    岩手県一関市須川
  • 電話番号
    0191-21-8413
  • アクセス
    東北自動車道・一関IC 最寄りICから車で約50分

絶景を鑑賞できる名所2選

1.浅布渓谷

栗駒山の山麓にある渓谷で、迫川に沿って1.6kmほど連なっています。駐車場は10台ほどとコンパクトですが、穴場のため余裕をもって停められるでしょう。滝までの散策路が整備され、30分ほどで全域を周遊することができます。

浅布渓谷【公式サイト】

静かに紅葉鑑賞ができる穴場

浅布渓谷には2つの滝があり、特に不動の滝は紅葉の名所になっています。幅が広い迫力のある滝で、色とりどりの樹木を背景にした絶景を楽しめるでしょう。また、遊歩道を川岸まで下った場所には四巻の滝があり、名前のとおり迫力のある流れが特徴です。

川にはきれいな水が流れ、多彩な樹木が茂っているので、森林浴を楽しみながら静かに写真撮影ができます。

アクセス

浅布渓谷

  • 住所
    〒987-2511
    宮城県栗原市花山本沢浅布
  • 電話番号
    0228-22-1151
  • アクセス
    東北自動車道築館ICより車で約40分

2.行者滝

中央コースの起点・いわかがみ平から車で15分ほど下った場所にある紅葉名所で、例年の見頃は9月末から10月頭となっています。駐車スペースが15台分のほかトイレも整備されているので、登山前後の立ち寄りスポットとしても便利です。


行者滝【公式サイト】

栗駒山頂とは異色の紅葉を満喫

山伏が栗駒山の駒形根神社奥院に参拝する際に、こちらで身を清めたのが名前の由来で、高さ30mから落ちる男性的な姿は今でも健在です。駐車場横の東屋からも鑑賞できるので、時間がない場合でも立ち寄れるのも魅力になっています。

ごつごつとした岩肌には赤や黄の紅葉樹が自生し、コントラストがきれいです。日本一の神の絨毯とは一味違った紅葉を満喫することができるでしょう。

アクセス

行者滝

  • 住所
    〒989-5371
    宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東行者滝
  • 電話番号
    0228-22-1151
  • アクセス
    東北道・若柳金成ICから車で約50分

アクセスしやすい東北の名山で絶景を堪能

日本一紅葉が美しいと評判の栗駒山は、関東からも日帰りできる登山の名所です。新幹線やJRの駅から登山口までは公共交通が整備され、レンタカーを利用すれば周辺の紅葉スポットにも気軽に立ち寄ることができます。

栗駒山がまたがる岩手や宮城、秋田には人気の温泉やグルメスポットも多数あります。宿泊を含めた観光旅行の計画を立ててみてはいかがでしょう。

栗駒山の紅葉が気になる方はこちらもチェック!

栗駒山には本格的な登山を楽しめるコースが満載です。下には上級者向けを含めた多彩なコースの解説や周辺の観光施設の記事をリンクしました。岩手全体の紅葉名所の情報もリンクしますので、併せてお楽しみください。