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【2022】夏といえばソウダガツオ!多彩な釣り方と美味しい食べ方をまとめてご紹介!

夏と言えばソウダガツオ!ルアー釣り、餌釣りで狙うソウダガツオ釣りのまとめです。必要な釣り道具や釣り方、美味しい調理方法も紹介しています。しっかり冷やして持ち帰れば美味しく食べられる魚なので、お土産目当てに釣りをしたい方はぜひチェックしてみてください!
2022年8月30日
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この記事で紹介しているアイテム

夏の風物詩!ソウダガツオにチャレンジ!

高水温期の好ターゲット

夏と言えばソウダガツオ!水温が高い時期になると沿岸沿いにやってくる好ターゲット「ソウダガツオ」の釣り方と美味しい食べ方をまとめてご紹介します。

大物が狙えるターゲットではありませんが赤身魚らしい鋭い引き込みは釣り味抜群。ルアーへの反応も良好で、夏の釣りを楽しむ魚としては絶好のターゲットと言えます。また、絞め方や持ち帰り方・レシピを工夫すれば美味しく食べられるのも魅力です!

夏の釣りモノをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!

ソウダガツオとは

本州全域で狙える小型のカツオ

今回ご紹介するターゲット「ソウダガツオ」は7月から10月の水温が高い時期に接岸する小型のカツオです。沿岸で釣れるサイズは20cm~30cm程度。本州で広く狙えるターゲットで、餌釣りでもルアー釣りでも狙えます。

「カツオ」と聞くと一本釣りやお刺身で有名な本ガツオをイメージする方が多いですが、「ソウダガツオ」は種類が少し違っていてやや小ぶり。顔や体形、身質はマグロやカツオによく似ていますが、本ガツオほど大型化しません。

鯖科の魚なので引きが強く、泳ぐスピードが速いのも特徴です!

ソウダガツオの種類は2種類

ソウダガツオには「マルソウダ」と「ヒラソウダ」の2種類が居て、どちらも同じような場所・釣り方で狙えます。見分け方は体形を見て丸い方がマルソウダで平たい方がヒラソウダ、エラ下から尾へ続く固いウロコが最後まで続くのがマルソウダで途中で終わるのがヒラソウダです。

どちらも美味しく食べられますが、血合いが少ないヒラソウダの方が少し上等というのが味をよく知る人達の間での評価です。時期がズレながら種類が分かれて釣れるケースがあるので、見分けられるようになると釣りのヒントにもなります!

釣れる場所は堤防や磯・ゴロタ浜

ソウダガツオが狙える場所は堤防や磯・サーフがメイン。イワシなどの小魚を追って岸近くにやってくるので、釣り場は小魚の回遊があるポイントが狙い目になります。ソウダガツオ以外の釣果からポイントを見つけたい場合は、暑い時期の釣果であればシオ(カンパチの幼魚)やワカシ(ブリの幼魚)、寒い時期の釣果も参考にするならブリが入ってくるポイントが狙い目です。

高い水温を好む回遊魚なので、回遊魚が釣れる場所、水温が高い場所を狙ってみましょう!

ルアーで狙うソウダガツオ!

ルアーでの釣り方を3つに分けてご紹介!

まずはルアーでの釣り方を3つに分けてご紹介!タックル、ルアー、釣り方のコツをまとめてチェックしておきましょう。

回遊魚全般、特にこのタイプの魚は傾向が強くでるポイントとして、序盤はルアーが強く後半は餌が強いという点が挙げられます。群れが入ってきたばかりでコマセに慣れていないうちはルアーが有利!餌釣りをする人が少ないポイントを狙うのも一つの方法です。

小型のルアーが活躍する釣りなので、タックルのパワーは抑えて小型ルアーへの適正を重視した構成で狙ってみてください!

①ルアーは小型のジグorトップがおすすめ


ジャッカル ラスパティーン TG 55mm 20g

出典:楽天

使用するルアーは小型のメタルジグがメイン。ソウダガツオは小さな餌を好む傾向があるので、シルエットが細くコンパクトなジグが適しています。10gから20gのジグを選択しましょう。初心者の方は小型のジグだけでもバッチリ楽しめます。

別のルアータイプでは小型のポッパー、シンキングペンシルを使ったスキッピングなど、表層でルアーのサイズ感をごまかしながら使えるものがおすすめです。

ジグはできるだけ小さく軽く、プラグも軽いものが主体になるので、使用ルアーのウェイトは15g前後とイメージしておきましょう!

②SLSJタックルがちょうどいい!

タックルは15g前後のメタルジグを快適に扱えるSLSJ(スーパーライトショアジギング)向けのものがベスト。ロッドは専用ロッドの他、シーバスロッドやエギングロッド、遠投系のライトゲームタックルが使えます。適性ルアーウェイトがヘビーすぎないものを選びましょう。

リールは3000番程度でハイスピードなアクションを演出するためにギア比が高いもの、ラインはPEの0.6号程度にリーダー14lb前後という内容であれば問題なくファイトできます。初心者の方は0.8号に16lb、ラインを少し太めにしてトラブル少なく楽しみましょう!

③激しいアクションは必要ナシ!

ルアーでソウダガツオを狙うときのポイントは、表層をメインに攻めることとスピード感のあるルアーアクション。上下の動きよりも鋭く滑るようなアクションに反応するので、タダ巻きや鋭いロングジャークで誘ってみましょう。

レンジはボトムにいることはほとんどナシ!表層~中層のイメージで狙ってみてください。

偏食傾向、目がいい魚としても有名なので、ルアーのカラーやタイプを変える戦略も効果抜群!ジグ以外も試してみるのがおすすめです!

餌釣りで狙うソウダガツオ!

餌釣りでの釣り方を3つに分けてご紹介!

先ほどシーズン序盤はルアー有利とご紹介しましたが、シーズン後半は餌釣りが有利!コマセに慣れると小魚・速い動きに反応が薄くなるので、餌釣りでしか釣れなくなるというケースも少なくありません。

シーズン序盤は弓角、後半は遠投カゴと使い分けるのがソウダガツオ狙いの王道パターン!餌釣り派の方も要チェックです!

①遠投カゴ仕掛けが定番!

ナカジマ 遠投カゴ釣りセット

出典:Amazon
出典:Amazon

仕掛けは遠投カゴが定番。ソウダガツオはタナが高いので、ハリスを長くしすぎないのが仕掛け作りのポイントです。手前から深い釣り場であれば近くまで寄ってくるので投げサビキ的なライトな構成でもOK。遠投が必要な場合は本格的な遠投カゴ仕掛けに挑戦してみましょう。ハリスは2号~3号程度で十分です。

餌はコマセにアミエビを使い、付けエサにオキアミ、もしくはオキアミワームを使うのがおすすめ!サビキ針と空バリを混ぜた仕掛けでも問題ありません。小型の餌を好む小型魚狙いの釣りなので、コマセはアミエビにこだわって用意しましょう!
 

②遠投磯竿&スピニングリールで始めよう!

ダイワ グローブライド ショアキャスト SS 4000

出典:楽天

タックルは仕掛けに合わせて遠投カゴ釣り用のものを揃えるのがベストです。遠投仕様の3号磯竿、トラブル少なく遊べる遠投用のスピニングリールからスタートしましょう。道糸はナイロンの4号から5号程度をおすすめします。

遠投カゴ釣りは仕掛けが複雑で難しそうなイメージがありますが、セット仕掛け&スピニングタックルからスタートすれば意外に簡単!釣り方は着水後にロッドをあおってコマセを撒く、ウキを流しながらアタリを待つ、ある程度流れたら回収してやり直し、これだけでOKです!


③シーズン序盤は弓角もアリ

ヤマシタ サーフ弓角II 40

出典:Amazon

シーズン序盤、新しい群れが入ってきたタイミングなど、コマセよりもルアーに反応がいい時期は遠投カゴではなく弓角を選択するのもアリです。タックルはそのまま、ジェット天秤や遠投マウスに40mm程度の弓角を組み合わせて使います。

使い方は着水後に竿を縦ながら高速巻きするだけ!鋭いアクション、スピーディーなアクションに反応する時期はこの釣り方を試してみてください!

ソウダガツオは持ち帰りに注意!

しっかり冷やしながらキープしよう

ソウダガツオは鯖と同じく特別傷みが早い魚です。持ち帰って食べるつもりで釣るときは、必ず釣り用のクーラーボックスに氷と海水をたっぷり入れてから釣りを始めましょう。スタート前に海水を入れておけば、冷たく冷えた海水が出来上がるのも早くなります。

2種類のソウダガツオの内、特に血合いが多いマウソウダはサバと同じくヒスタミン生成に注意。血を抜いてからしっかり冷やしこめばもちろん生食できます。

水汲みバケツを持ち込んで、血抜きをしてから海水氷に入ったクーラーボックスに入れるのがベスト!他の魚よりも気を使ってしっかり処理するのがソウダガツオを美味しく食べるポイントです。

ソウダガツオの絞め方

ソウダガツオの絞め方についてもご紹介します。

絞め方には2つのやり方があって、多くの方が実践しているのが首を折って血を抜く絞め方「サバ折り」、もうひとつは通常の魚と同じようにエラの付け根を傷つけて血を抜く絞め方です。しっかり血を抜いて内蔵を取り除けばどちらの絞め方でも構いません。

ポイントはどの絞め方をする場合でも、クーラーボックスに入れる前にしっかり血を洗い流すこと!内蔵を取る場合は水汲みバケツの中で腹もしっかり洗ってください。絞め方だけでなく、絞めた後の処理もきっちりやるのが美味しく安全に食べるコツです!

ソウダガツオの美味しい食べ方!

初心者でも簡単!ソウダガツオの美味しいレシピを3つご紹介!

最後は魚料理初心者の方でも楽しめる簡単レシピを3つご紹介!釣り場での処理をキッチリ行い、冷やしたまま持ち帰れば小型でも美味しく調理できます。

寝かせるよりも鮮度を重視すべき魚なので、食べるのは当日、もしくは次の日とするのがおすすめ!3つのレシピでソウダガツオのおいしさを満喫しましょう!

①鮮度抜群のお刺身!

まずは王道のお刺身!目立つ鱗が無い魚ですが、本ガツオやマグロのように固い部分があるので初心者の方は動画でさばき方もチェックしておきましょう。

お刺身に適しているのはヒラソウダの方で、マルソウダをお刺身にする場合は血合いが若干残る程度までカットしてしまうのがおすすめ。血合いが苦手な方はヒラソウダの場合も少し残してカットしてしまっても問題ありません。

もちもちとした食感が美味しいです!


②マルソウダならうずわ飯!

静岡県にある伊豆半島の郷土料理!マルソウダを美味しく食べられる「うずわ飯」もソウダガツオを持ち帰るなら必ずチェックしておきたいレシピのひとつです。マルソウダを使うならとにかく鮮度重視、釣った当日に食べるのがおすすめです。

レシピは非常にシンプルで、ソウダガツオにネギとゴマを入れて叩き、うずわ飯の味を決める青唐辛子と醤油を適量で完成!ご飯に乗せて食べたり、出汁茶漬けにして食べます。

釣ってすぐに食べられる釣り人の特権的なレシピです!

③味変ならオイル煮!

ソウダガツオの脂の乗りは、通ってきた場所や滞在していた場所、餌の状況などで大きく変化します。お刺身用に切ってみたものの脂の乗りがイマイチという時に試してみてほしいのが、油をプラスするオイル煮系の調理方法です。

調理のポイントは塩を振って20分ほど置きドリップを拭くこと!レシピはオリーブオイルにニンニク、鷹の爪、香り付けのコショウやローリエと非常にシンプルで調理も簡単です。弱火で20分ほど煮込みましょう!

夏のソウダガツオをゲットしよう!

釣り初心者でも気軽にチャレンジ!

鋭い走りで釣り味をしっかりと楽しめるソウダガツオ。コマセにつくとなかなかジグに口を使わない気難しさがありますが、スイッチが入った状態で回遊してくれば初心者の方でも簡単に釣れるターゲットです。

暑い時期の回遊魚と言えばコレという魚なので、季節感のある釣りを楽しみたい方は要チェック!ルアー、そして餌釣りで夏のソウダガツオを狙ってみましょう!

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