キャンプでも絶品ハンバーグが食べたい!
キャンプでも人気のハンバーグ
定番洋食として高い人気を集めているハンバーグは、キャンプで作るのにもぴったりな料理です。美味しいハンバーグをキャンプで作れば、大人から子供までみんなが喜んでくれるでしょう。ポイント押さえておくことで、初心者でも簡単に絶品のキャンプ飯を作れるようになります。
ハンバーグの作り方をチェックしよう
本記事では、キャンプに最適なハンバーグの作り方について解説します。必要な材料や道具、タネの作り方など、知っておくと便利な情報を集めました。今度のキャンプでは、ぜひハンバーグを作ってみませんか。
必要な材料と道具
必要な材料
キャンプで作るハンバーグには、牛と豚の合い挽き肉を使うのがおすすめです。ハンバーグは牛肉100%の方が美味しいイメージがありますが、良質な牛肉を使わなければ硬い食感になってしまう可能性があります。牛と豚の合い挽き肉なら牛肉に豚の脂が混ざるため、お手頃価格の肉でもジューシーなハンバーグを作れるのがポイントです。
パン粉や玉ねぎなども用意
ハンバーグ作りには、つなぎが欠かせません。つなぎがなければ、焼いた時にボロボロと崩れてしまう可能性があります。ふっくらとジューシーなハンバーグに仕上げるには、卵と牛乳に浸したパン粉をつなぎに使うとよいでしょう。
また、ハンバーグに食感と甘みを出すために玉ねぎも材料の中に入れておきます。どの材料もスーパーマーケットなどで手軽に手に入るものになりますので、事前に準備しておいてください。
必要な道具
キャンプでハンバーグを作る時は、熱伝導率のよいスキレットがおすすめです。全体にムラなく熱が加わるため、初心者でも美味しいハンバーグに仕上がります。一度にたくさんハンバーグを作る場合は、大きめの鉄板を使うのもよいでしょう。鉄板もスキレット同様に加熱ムラが少ないため、初心者でも絶品ハンバーグを焼けます。
簡単なタネの作り方
ひき肉に粘りが出るまでこねる
まずは、ハンバーグのタネを作っていきます。タネの作り方はとてもシンプルなため、一度覚えておけば簡単にキャンプでハンバーグを作れるようになるでしょう。
最初に、クーラーボックスで冷やしておいたひき肉を粘りが出るまでこねます。粘りが出るまでしっかりこねることでひき肉同士が絡み合い、焼いた時に割れたり崩れたりするのを防ぐのがポイントです。
手が温まってきたら冷やす
ひき肉をこねる時に気をつけておきたいのが、温度を上げすぎないということです。ひき肉に手の温度が伝わると脂が溶け出し、旨味が失われてしまいます。こねている時にひき肉が温まったら、いったんクーラーボックスに戻してください。
なるべくひき肉が温まらないよう、手も冷やしておくとよいでしょう。冷たい水や氷で手を冷やしておけば、ひき肉をクーラーボックスに戻す手間を最小限に抑えられます。
牛乳に浸したパン粉を加える
パン粉は、牛乳に浸して15分ほど置いておきます。パン粉が牛乳を全て吸い込んだ状態になったら、卵と一緒にひき肉に加えてください。パン粉と卵がひき肉に馴染むようにこねます。こねが足りないとパン粉と卵がつなぎの役割を果たせず、ボロボロになる可能性があるため注意が必要です。
刻んだ玉ねぎ混ぜて塩胡椒を入れる
あらかじめ刻んでおいた玉ねぎを加え、全体が白っぽくなるまでこねます。白っぽくなったのを確認したら、塩胡椒で味を整えてください。食べやすい大きさになるようにタネを等分し、小判型に成形したらタネのできあがりです。
前日に作って冷凍してもOK
キャンプでタネをこねる手間をかけたくない場合は、前日までにタネを作っておくのもおすすめです。冷凍保存しておき、キャンプ当日にクーラーボックスの中に入れて自然解凍させれば、すぐに焼ける状態になります。
スキレットを使った焼き方・煮込み方
こんがりと仕上がる焼き方
スキレットを使えば、焼きハンバーグも煮込みハンバーグも美味しく仕上がります。まずは、スキレットを使った焼き方について紹介しますので、参考にしてみてください。基本のポイントを押さることで、ワンランク上のハンバーグを焼けるようになります。
強火のスキレットで焼く
スキレットに油を敷いたら、強火で温めます。スキレットが温まったことを確認してから弱火に戻し、ハンバーグのタネを乗せてください。素早く表面に焼き目をつけることで肉汁の流出を防ぎ、ジューシーに仕上げるのがコツです。
フライ返しで押したり、動かしたりすると肉汁が逃げてしまうため、なるべく動かさないようにします。余分な油が出てきたら、キッチンペーパーで拭き取ることも大切です。
水を加えて蒸し焼きにする
片面が焼けたらもう片面も同じように焼き、焼き目をつけます。続いてスキレットを強火にかけてから少量の水を加え、蓋をしてください。蒸し焼きにすることで生焼けを防ぎ、ふっくらと仕上げます。
5分ほど加熱して水気が飛んだら蓋を開き、竹串を刺すのがポイントです。竹串を刺したところから透明な肉汁が出たら完成となります。赤い肉汁が出たら生焼けの状態のため、2〜3分長めに蒸し焼きにしておくと安心です。
初心者でも簡単な煮込み方
生焼けが心配な方は、煮込みハンバーグがおすすめです。ソースで煮込めば生焼けの心配がなく、初心者でも簡単に美味しいハンバーグを作れます。
まずは、強火にかけたスキレットにハンバーグを並べて、両面をこんがりと焼きます。この時点でハンバーグの中に火が通っている必要はありません。市販のトマトソースやデミグラスソースなど、好みのソースを加えたら蓋をして煮込みます。20分ほど煮込み、竹串を刺した時に透明な肉汁が出たら完成です。
おすすめのリメイク方法3選
①:卵焼き
ハンバーグが余った場合は、他の食事にリメイクして食べるのもおすすめです。朝食にぴったりなリメイクなら、卵焼きはいかがでしょうか。ハンバーグを細かくカットし、卵液の中に流し入れてから焼けば、ボリューム感のある卵焼きになります。
②:ボロネーゼパスタ
肉感のあるボロネーゼパスタも、簡単な調理でハンバーグをリメイクできます。ハンバーグを細かくしてからトマトソースで煮込み、茹でたパスタに絡めるだけで完成です。キャンプでも手軽に調理できるでしょう。
③:ロールキャベツ
キャベツがある場合は、ロールキャベツのリメイクが最適です。茹でて柔らかくしたキャベツでハンバーグを包み、トマトスープやコンソメスープで加熱調理すれば完成です。すでにハンバーグに火が通っていますので、短時間で作れるのが嬉しいポイントとなります。
キャンプでハンバーグを堪能しよう
ハンバーグの作り方はとても簡単なため、初心者でも調理ポイントを覚えておけばすぐに作れるようになります。ひき肉に粘りが出るまでこねることと、繋ぎを入れて割れを防ぐことを意識するようにしてください。
スキレットで焼く時はしっかり焼き目をつけて、肉汁を防ぐことが大切です。生焼けの失敗をしたくない場合は、煮込みハンバーグでじっくり加熱するのもよいでしょう。今回紹介した基本の作り方を参考に、絶品のキャンプ飯を堪能してみてください。
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