サイクルソックスと靴下の違い
サイクルソックスは自転車を漕ぐときに生じる摩擦への耐久性を備えたり、足の形状をサポートする形にすることで疲れを軽減したりと、普通の靴下にはない機能が加えられています。
ロードバイクに興味がある方のために、サイクリングを楽しむために作られたサイクルソックスのメリットや選び方、そしておすすめのソックスをご紹介していきましょう。（この記事は2022/07/29時点の情報をもとに作成されています。）
自転車用靴下のメリットと選び方
サイクリングに適した機能性
サイクルソックスは耐久性や足のサポート力が通常のソックスよりも上回っているだけでなく、標識などにも使われる再帰反射を施し夜間のサイクリングを安全にしたサイクルソックスや足裏に滑り止めが施されたものなどよりサイクリングが快適になる仕様をしています。
普通のソックスでもサイクルシューズを履くことはできますが、疲れを軽減できたり安全性がプラスされたサイクルソックスを選ぶメリットは大きそうです。
サイクルソックスは薄手と厚手どっちがいい？
サイクルソックスの場合ペダルを漕ぐ中で擦れやすいかかとやつま先などが初めから補強されていたり、漕ぐときに心地いい締め付け具合だったりと自転車に乗るときの状況に合わせて作られます。
基本的には自転車走行中の蒸れを考慮した速乾性のある薄手の生地が好まれますが、要所で厚みがあるものもあり好みに合わせて選ぶことができます。厚手すぎると蒸れやパフォーマンスへの影響が気になる方は薄手を選ぶとよいでしょう。
サイクルソックスでおしゃれも楽しめる
サイクルソックスにはペダルを漕ぐときの足への負担を考慮したコンプレッションなどの機能面だけでなく反射素材を使った安全性に配慮したものもあり、おしゃれに見えるデザインの中に高度な機能があります。
ロング丈かショート丈かによってもサイクルソックスが全体を占める割合も変わるため、いろいろなファッションに合わせて楽しみましょう。自転車アイテムとしては比較的安いものもあるため気分に合わせて変えるのも◎です。
ショート丈とロング丈どっちを選ぶべき？
サイクルソックスはショート～レギュラー丈のものやロング丈もあります。ロング丈は足首周りだけにとどまらずふくらはぎの筋肉までもサポートしてくれるため、より疲れを軽減させたい場合にはロング丈を選ぶとよいでしょう。
ロング丈は足首から脛までを寒さから守ってくれ、ショート丈～レギュラー丈は通気性がよいため夏場に最適です。冬はロング、夏はショート丈などのように季節に合わせて長さを選ぶのもよいでしょう。
人気の海外ブランド2選
swiftwick（スウィフトウィック）
メイドインUSAなスウィフトウィックの「パフォーマンスセブン」はコンプレッション具合が特徴の商品で、締め付け過ぎない程度にホールド感もあるアイテムです。スウィフトウィックはプロのチームやトレイルランナーにも製品を提供するなど本場で活躍しています。
初めてロードバイクを始める方でもこちらの靴下さえあれば安全に打ち込めるでしょう。本格的なアイテムを揃えることでロードバイクをもっと楽しめるはずです。
程よい圧が心地いい
圧迫感、コンプレッションが非常によく、足底のクッション性もすごく快適です。
スウィフトウィックは口コミでもそのコンプレッション性を高く評価するコメントが多く寄せられています。海外からのコメントも数多く寄せられておりワールドワイドに人気があるサイクルソックスと言えるでしょう。
サイクルソックス スウィフトウィック
出典:AmazonDANISH ENDURANCE（ダニッシュエンデュランス）
デンマークのスポーツ＆アウトドアブランドであるダニッシュエンデュランスのサイクルソックスは、素材にこだわり汗をかくサイクリング中でも気にせず快適に走れるアイテムです。
ヨーロッパ製のためサイズ感には注意が必要ですが、通気性やフィット感のよさなどからサイクリング用のソックスとして人気があります。レギュラークルーのソックスが3点セットで2,980円と意外とお安いのも魅力です。長さはショート丈もあります。
ロードバイクでも安心な通気性
サイクリング中、汗でべとつかないので不快感がなく快適です。
足に力が入るサイクリングでは汗による蒸れが心配になりがちです。サイクル用ソックスを選べばこうした悩みは解決するでしょう。
通気性のよいスポーツ用のソックスはたくさんありますが、サイクル用を選ぶことで擦れがちなかかと強化やペダリング時の漕ぎやすさにこだわった形状など、サイクリングに特化した機能もついているためおすすめです。
サイクルソックス ダニッシュエンデュランス
出典:Amazon汗・疲れ対策以外の特徴持つソックス2選
Morethan（モーゼン）
Morethanのソックスは反射板の役割も果たしてくれるサイクルソックスとなっています。暗闇で走ることもあるロードバイクの環境を考慮し、自転車に付いた反射板やライト以外にも位置を知らせる役割を持たせたアイデア商品です。
足の疲れを軽減させる形状にこだわり、汗対策や防臭などの基本的な効果も持ち合わせています。カラーも豊富でデザインもおしゃれなためサイクリングウェアのアクセントにもおすすめです。
適度な厚みが欲しい方にも
ほぼ全ての季節で使用しましたが、生地に適度な厚みがあるためか、どのシーズンも快適に使用できます。
また、縫製も100回近く洗濯機で洗っていますが糸の解れ、破け等一切ありません。
1点998円とかなりお安いうえに機能性の高いモーゼンのサイクルソックスにはお値段以上と感じる方も多く、その耐久性と履き心地に太鼓判を押すレビューが多いようです。オールシーズン履けることも大切な要素の1つですから、こちらのレビューを参考に秋や冬のサイクルソックスに選んでみてもよいでしょう。
サイクルソックス モーゼン
出典:AmazonR×LSOCKS（アールエルソックス）
靴のように左右でことなる形状をしている自転車用靴下を開発しているR×LSOCKSのソックスは、靴下のつま先のつなぎ目もなくし素足のような感覚で履けるほどの薄手タイプなのに滑り止め付きで素足よりも快適な作りをしています。
自転車を漕ぐためだけでなくウォーキングや他スポーツなどにも適したこちらのソックスは、快適な自転車ライフを提供してくれることでしょう。
足へのサポート感が魅力
滑り止めが効いていてシューズ内でもずれないし、足裏のサポート感がとてもあります。
ロングライドでの足の疲れが全然違います。
形状へのこだわりが強いR×LSOCKSは、とにかく履き心地のよさを評価する口コミが多く見受けられます。ホールド感がちょうどいいようでむくみが解消されたという方や気持ちいいという口コミまでありました。自転車以外のタイミングでも使えそうなのもポイントです。
サイクルソックス アールエルソックス
出典:Amazonサイクルソックスでより本格的に
スポーツ用のソックスにも足の蒸れを改善できるものや足の形状を考慮し疲れにくいデザインをしたものがあります。そちらを代用することも可能ですが自転車用のサイクルソックスは機能にこだわっているだけでなく、自転車ギアとの相性もいいアイテムも豊富です。
「形から入る」これが趣味アクティビティを楽しむポイントになることもしばしばですから、サイクリングソックスで気分を盛り上げてみるのもいいかもしれません。
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サイクリングには街中をいく軽めのものから、本格的なギアで自分への挑戦をするハードめなものまで幅広い楽しみ方があります。どんな楽しみ方をするにせよ、お気に入りのアイテムやこだわりのアイテムはそうした時間を楽しくしてくれることでしょう。
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出典：unsplash.com