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【山小屋泊が◎】富士山でテント泊はできる?唯一のテント場情報と注意点、装備品をご紹介。

富士山でテント泊を考えている場合は、しっかり準備を整えて計画を立てることが大切です。そこで、本記事では富士山のテント泊について解説します。富士山唯一のテント場や注意点など、把握しておきたい情報を集めましたので、参考にしてみてください。
更新: 2022年8月5日
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目次

この記事で紹介しているアイテム

富士山のテント泊に注目!

山好きから根強い人気を集める富士山

雪を被った富士山
Photo byoadtz

世界遺産に登録され、山好きの間で根強い人気を誇る富士山は、日本を代表する名山の1つです。複数のコースが整備されているため、上級者だけでなく初心者もチャレンジしやすいのも魅力と言えるでしょう。

富士山のテント泊情報を確認しよう

富士山の山頂まで到達するまでには山小屋に宿泊するのが定番ですが、実はテント泊という選択肢もあります。ただし、テント泊を計画する際には、しっかりとした準備が必要不可欠です。本記事では富士山のテント泊情報を解説しますので、ぜひ役立ててみてください。

テント場の情報

五合目の佐藤小屋でテント泊が可能

複数並んだテント
Photo byFabricioMacedoPhotos

富士山には複数の山小屋がありますが、テント泊ができるのは五合目にある佐藤小屋のみです。五合目より上にはテント泊可能な山小屋がないため、テント泊を考えている場合は気をつけてください。

また、テント泊をする際には山小屋に予約をする必要があります。スペースが限られていますので、予約なしでテントの設営はできません。必ず電話で予約を取り、許可を得てからテント泊の計画を立てることが大切です。

五合目駐車場から30分ほどの距離


蓋が開いた懐中時計
Photo byBru-nO

佐藤小屋へ行きたい場合には、富士スバルラインの五合目からアクセスするのがおすすめです。駐車場から30分ほど歩いた距離に小屋があるため、大きな労力をかけることなくテント場まで到着できます。

五合目は富士山の登山口となっており、ここから好みのコースを選んで山頂を目指すのが基本です。初心者の場合は比較的歩きやすい吉田コースを選ぶとよいでしょう。

山小屋泊がおすすめ

佐藤小屋にはテント泊可能なスペースがありますが、基本的には山小屋泊が推奨されています。日が暮れた後の富士山は気温が下がりやすく、テント泊だと寒さで眠れない可能性もゼロではありません。山小屋の方が暖かく安全も確保できるため、初心者の方は山小屋泊を検討してみるとよいのではないでしょうか。

佐藤小屋の基本情報

佐藤小屋

  • 住所
    〒403-0001
    山梨県吉田口富士山五合目
  • 電話番号
    0555-22-1945

さらに詳しい情報はこちら

佐藤小屋

意識しておきたい注意点

決められた場所以外でのテント泊はNG

広々とした場所に建てられたテント
Photo bypiviso

富士登山では山小屋泊がおすすめですが、どうしてもテント泊を選びたい時は注意点を確認しておくことが重要です。例えば、富士山では決められた場所以外でのテント設営が禁止されているため、必ず指定の場所でテントを設営する必要があります。

なお、富士山に限らず、ほとんどの山が指定区域以外のテント設営を禁じているため、必ず整備されたテント場で設営を行ってください。ルールを守らないと滑落や害獣との遭遇など、さまざまなリスクを負うことになります。


下山までの登山計画をしっかり立てておく

無計画で富士山に登るのは危険なため、必ず下山までの計画を立てるようにしてください。例えば、1日目は五合目のテント場で宿泊し、2日目の早朝から登山をスタートするとよいでしょう。

五合目から山頂までは7時間ほどの距離があるため、2日目は山頂付近の山小屋に泊まるのが基本です。3日目に山頂まで行って下山すれば、無理なく富士山登頂を達成できます。

高山病が出たら早めに下山

登山をしている人たち
Photo bynguyentuanhung

めまいや頭痛など高山病の症状が出たら、早めに下山してください。時間が経つほど、高山病は悪化する可能性があります。後戻りできない状態になる前に下山を始めておけば、安全に登山口まで戻れるでしょう。

揃えておきたい装備品3選

①:ワンタッチテント

DOD ワンタッチテント

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

テント泊で使用するテントは、すぐに設営できるワンタッチタイプがおすすめです。DODのテントは脚を広げてロープを引くだけで設営できるため、手間がかかりません。撤収も簡単にでき、スムーズに登山を始められます。

②:寝袋

コールマン コルネットストレッチ2

出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

気温が下がりやすい富士山は、保温性をキープできるマミー型の寝袋が最適です。コールマンのマミー型の寝袋は、ストレッチ性があり、暖かく快適な寝心地を叶えてくれます。ジッパーを広げれば、両手両足を出せるのも嬉しいポイントです。


③:ランタン

コールマン ランタン ハンギングEライト

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

日が暮れた後に安全を確保するため、ランタンも準備しておくと安心でしょう。コールマンのランタンはコンパクトで持ち運びやすく、テントにハンギングできるのが魅力です。スマートフォンの充電も可能で、マルチに活躍します。

富士山のテント泊は万全の準備を!

遠くから見た富士山
Photo byGaddict

富士山で唯一テント泊ができる佐藤小屋は、富士スバルラインの五合目駐車場から30分ほどの距離のところにあります。テント泊には予約が必要となるため、事前に問い合わせるようにしてください。ただし、基本的には山小屋泊の方が快適に宿泊できるでしょう。

どうしてもテント泊をしたい時は、事前に準備を整えることが大切になります。山頂までの所要時間を考慮しながらスケジュールを立てるのがポイントです。安全に配慮して準備し、登山を楽しんでみませんか。

富士山のテント泊が気になる方はこちらをチェック!

富士山でテント泊にチャレンジする際には、山頂から下山までの所要時間やベストな時期、必要なアイテムなどを確認しておくことが大切です。関連記事では富士登山に役立つ情報を解説していますので、参考にしてみてください。