ogawaのワンポールテントを紹介
グロッケシリーズとは
グロッケシリーズはogawaから発売されているワンポールテント。壁が立ち上がっているベルテントとも呼ばれる形状になっており、三角形のワンポールテントと比べると端でも高さがあるのでデッドスペースがありません。テントのフロア面積を最大限使用できるモデルです。
ogawaブランドについて
ogawaは日本の老舗テントメーカー。キャンプ用のテントだけではなく災害時用の大型テント、集会やイベントで使う常設型テントなども手掛けており、信頼性の高いテントが人気です。また、テントのバリエーションが豊富で日本では珍しいロッジ型やAフレームテントなども手掛けています。
グロッケシリーズのラインアップ
グロッケ8
グロッケ8
グロッケ8は215×335cmの大きさがあるシングルウォールテント。本品はTCではなくポリエステルリップストップ75Dを使用したモデルです。室内は広いですが、テントのサイズ自体はコンパクトで6m四方の小型の区画にも設営できます。
カナディアンスイートからは、コラボモデルとしてブラックカラーのモデルが発売されています。色がことなるだけで大きさなどは変わりません。
グロッケ8TC
グロッケ8TC
2022年に発売された新しいモデルのグロッケ8。素材が変わったことによりポリエチレンのモデルよりも2.6kg重たくなっています。その分、結露に強くなっておりより快適性が高くなった人気のモデルです。主な違いは素材とカラーバリエーションとなりサイズは変わりません。
グロッケ12TC
グロッケ12T/C
グロッケ12は265×405cmの12平米のフロア面積が魅力。大きいですが、ワンポールテントのため設営が簡単です。本品はポリエステルのモデルはなくTC素材を使用したものだけしか発売されていません。ただし、カナディアンスイートとコラボしたブラックモデルはポリエステルです。
TCモデルは重たくなりますが、後述するTC素材ならではの魅力もあります。
TCモデルだけの魅力
燃えにくい
化繊にはないTC素材を採用したグロッケならではの魅力も豊富にあります。化繊のテントは焚き火の火の粉でも簡単に穴があくため、テントの近くで焚き火はできません。
一方、グロッケのTCモデルは化繊よりも火に強く燃えにくいため、火の粉で穴が開く可能性が低くくさまざまなレイアウトが可能です。
オールシーズン使える
TC素材はコットンとポリエステルの混紡。そのためポリエステルよりも濃い影ができテント内が暗くなります。また、通気性があるため熱がこもりにくい素材です。反対に外気温が寒いときはポリエステルにはない保温性があるため暖かく冬でも過ごしやすくなります。
さらにTC素材は水分を吸う性質があり、フロアがびしょびしょに濡れるほど水滴が落ちる可能性が低くなるため、冬でも快適に過ごせます。
グロッケシリーズの魅力
ベル型のため室内が広い
グロッケシリーズは室内が広いベルテント型のため、少人数でも大人数でも使いやすい構造です。壁が立ち上がっているためワンポールテントと同じ大きさのテントよりも広くなります。
また、オプションはハーフインナーになっておりテント内を圧迫しません。そのため2ルームテントのようにしようできグロッケ8でも2人程度ならテーブルがきちんと置けます。グロッケ12は大型のテーブルとインナーが併用できるほど広めです。
大型メッシュパネルで換気しやすい
グロッケシリーズは側面に大型メッシュパネルがついており、前後左右から風が吹き抜けるようにできます。雨が降っている状態でもひさしがあるため、メッシュパネルを開いていても雨水が入り込みにくい構造です。換気は結露対策にもなる需要な要素でしょう。
三角形のワンポールテントでは傾斜に沿うようにして雨が流れて落ちるため、壁際にメッシュパネルがあると雨水が入り込みやすくなり、換気が難いので結露が発生する原因になります。
さまざまなスタイルで使用できる
グロッケシリーズはフロアレスにもできシェルターのようにも使えるテントです。そのため、さまざまなキャンプスタイルで利用できます。例えば土足で気兼ねなく出入りできるため、荷物の出し入れがやりやすくなりコットや薪ストーブ、テーブルなどでフロアを痛める心配はありません。
グロッケシリーズの注意点
張り方とペグが重要に
ドームテントは自立しますがワンポールテントは自立できません。そのため、ワンポールテントの張り方で重要になるのはペグです。TC素材で大型のテントとなるため地面に合った適正なペグを使いましょう。砂地にはプラペグやサンドペグ、硬い地面には鍛造ペグを使い正しい張り方で設営しましょう。
よく乾かさないとカビが生える可能性も
グロッケシリーズのTCモデルは化繊に綿が含まれているため化繊よりカビが生えやすい性質があります。また、化繊よりも乾きにくいためきちんと乾かしてから収納するように心がけましょう。結露が垂れることはなくても生地が吸い上げることもあるため、晴れた日のキャンプでも濡れていないかの確認は大切です。
ソロでもファミリーキャンプでおすすめ
グロッケシリーズは中が広く設営しやすい構造のためソロキャンプからファミリーキャンプでも対応できます。また、フロアを巻き上げたりハーフインナーを使うことで2ルームテントとしても使用できるなど多彩な使い方できさまざまなスタイルでキャンプが楽しめるテントです。
化繊モデルがいい方は、カナディアンスイートから発売されているブラックモデルを選ぶといいでしょう。
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