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スカイダイビングのライセンス取得方法まとめ。期間や料金、おすすめスクールも!

インストラクターと一緒なら、素人でもスカイダイビングを体験することができます。しかし、自由にスカイダイビングをしたい場合、ライセンスの取得が必要です。今回はスカイダイビングのライセンス取得について、期間や費用、おすすめのスクールをご紹介します。
更新: 2023年4月10日
大石ゆう
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スカイダイビングのライセンスを取るには

Photo by12019

スカイダイビングができるところは全国に数か所あり、体験するだけであれば簡単な講習を受けることでスカイダイビングが楽しめます。しかし、自分一人で飛びたい、インストラクターなしで楽しみたい場合にはライセンスの取得が必要になります。

今回は、スカイダイビングのライセンス(免許)取得について詳細にご紹介していきますので、スカイダイビングを一人で飛べるようになりたいと考えている方はぜひ、参考にしてみてください。

ライセンスを取るとできること

ライセンスを取れば飛びたいときに飛べる

スカイダイビングは、免許がなくても飛ぶことは可能です。しかし、インストラクターと一緒に飛ばなければならず、自由に飛ぶということはできません。

ライセンスを取れば、自分一人で飛ぶことが可能になります。海外でスカイダイビングをしたいと考える方もいますが、ライセンスを持っていれば海外でも、インストラクターなしで飛ぶことが可能です。

ライセンスには種類がある

ライセンスの種類は、A、B、C、Dの4つ。Aが一番下のランクで、B、C、Dに行くにつれ高度になっていきます。Aでも一人で飛ぶことはできますが、当然A~Dのランクにより、行える技術も異なります。

このランクによる取得条件については後述しますので、資格取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

まずはAFFコースを受講しよう

ライセンス取得の前に必要なコース

Photo byWikiImages

先ほど、スカイダイビングの免許にはA~Dまであるとお伝えしましたが、その免許を取る前に必要になるコースがあり、それが「AFFコース」と呼ばれるものです。

AFFの講習は、スカイダイビングスクールを受け付けている場所に行かなければ受けられません。ライセンス資格取得の前に必ず必要になるコースですので、スカイダイビングのライセンス取得を考えている方は覚えておきましょう。

AFFコースとは

AFFコースは、自動車免許の自動車教習所のようなものと言っていいでしょう。車の免許を取るにも、教習所に通わずして合格するのは難しいものです。

まずはスカイダイビングについて座学を始め、資格を取るために必要な技術をAFF講習で学んでいきます。この講習を卒業した後に、さらに経験を積めばスカイダイビングのライセンス取得に挑戦することが可能です。

AFF卒業だけではインストラクターの監視が必要


AFFコースを卒業しても注意しなければならないのは、一人で飛ぶことはできるけれど、必ずインストラクターの監視が必要だということです。

AFF卒業ができたから、海外でスカイダイビングをしようと考えたとしても、インストラクターがいないとスカイダイビングはできません。さらにA~Dのライセンス取得が必要になります。

AFFで行うこと

AFF:グランドトレーニング

こちらのコースでは、すぐに空を飛ぶところから始めるのではありません。まずはグランドトレーニングの受講が必要になります。スカイダイビングの知識全般から、装備の装着について、姿勢の取り方やパラシュートのコントロール方法など基本について学んでいきます。

AFF:空でのトレーニング

グランドトレーニングの受講の後、実際にインストラクターと一緒にスカイダイビングの経験を行います。空でのトレーニングにはレベルが7つほど用意されており、それぞれで必要な技術を学びます。

例えば、空中姿勢の方法、左右ターン、前進の方法から、ソロでの飛行機からの飛び出しといった技術です。インストラクターが2名から始め、経験を重ねながらしっかりとスカイダイビングの技術を学んでいきます。

+αのRWインストラクション

RWインストラクションというのは、他の人と飛ぶために必要な技術を学ぶコースです。人に近づく方法、手をつなぐ、人と離れる方法や、落ちるスピードを合わせることなどを学んでいきます。もし他の人と一緒に飛ぶ技術を学びたいのであれば、RWインストラクションを受講するのがおすすめです。

期間や料金について

AFFコースの料金について

Photo bykschneider2991

ライセンス取得前のAFFコース受講に必要な料金についてですが、受講するスクールによって異なります。入会費や会費、受講料を合わせて20万円~25万円程度です。またこのほかにも保険料金が必要になるため、プラス数万円は考えておく必要があります。

ライセンス取得に必要な料金

AFFに必要な料金以外に、ライセンス取得にはまたお金がかかってきますので注意が必要です。A、B、C、Dと資格を取得するには、既定の回数以上のスカイダイビング経験がなければならないという決まりがあります。

1回飛ぶたびに費用が1万円程度必要になりますので、飛ぶ回数以上の金額がかかるということを覚えておきましょう。

期間について


こちらも受けるスピード、すんなりとレベルがクリアできるかが問題になりますが、AFFコースは最短期間で3~4日ほどかかるようです。

とはいえ、スクールによっては土日、祝日のみ開催しているところなどがあるため、2~3週間ほどかかります。さらにライセンスを取る期間については、ライセンスのランクによって異なります。

ライセンスのランクによる取得条件の違い

Aライセンス

AFFを卒業したらやっとここから、免許の取得が可能になります。まずは一番簡単なAライセンスから取得していきます。このランクのライセンス取得条件は、25回以上のスカイダイビングの経験と、2人以上のグループジャンプの経験が必要です。

Bライセンス

Bライセンスでは、50回以上のスカイダイビングの経験が必要になります。さらにウオータートレーニング、自由落下の経験など、さまざまな経験が必要です。また、筆記試験もありますので、勉強も必要になるでしょう。Bライセンス取得で、ナイトジャンプが可能になります。

Cライセンス

Cライセンスは合計200回以上のスカイダイビング経験が必要です。60分以上の自由落下経験、着地ポイントの半径2m以内に25回着地しなければならないなど、技術が上がっていきます。なお、Cライセンスを取得すれば、公式な競技会への参加が可能になります。

Dライセンス

資格の中で最上級のDライセンスでは、500回以上のジャンプ、2回のナイトジャンプが必要です。さらにナイトスカイダイビングを単独とグループで行わなければなりません。

もちろん筆記試験も必要です。このように、ライセンスごとに必要回数もかなり変わってきますので、長い目で見てランクアップしていくといいでしょう。

おすすめスクールのご紹介

スクール1.東京スカイダイビングクラブ

都心から一番近い場所にあるスカイダイビングクラブが、「東京スカイダイビングクラブ」です。体験ができるのはもちろん、AFFスクールの開催、ライセンスの取得もできます。「東京スカイダイビング」でのスクールは、238,000円にプラスして年間保険料がかかります。

東京スカイダイビングクラブ

  • 住所
    〒350-0141
    埼玉県比企郡川島町出丸下郷53 ホンダエアポート内
  • 公式サイトURL
    https://tokyoskydivingclub.jp/
  • 電話番号
    平日10:00~16:00及び日曜日: 049-297-7198
    平日時間外および土曜祝日: 090-3804-2913

東京スカイダイビングクラブ
都心から一番近いドロップゾーン 国内最高高度からのスカイダイビング体験

スクール2.藤岡スカイダイビングクラブ

「藤岡ダイビングクラブ」は、栃木県藤岡町にあります。スカイダイビングの他にも熱気球やウルトラライトプラーンといった空のアトラクションが行われています。

「藤岡ダイビングクラブ」でのAFFコース料金は、年会費や入会金、団体傷害保険料金も含め304,320円です。スカイダイビングができたとしても、スクールがない場所もありますので、事前にチェックした上で申し込みをすると安心です。

藤岡スカイダビングクラブ

  • 住所
    〒323-1104 
    栃木県栃木市藤岡町藤岡1837
  • 公式サイトURL
    https://www.skydivefujioka.jp/
  • 電話番号
    0570-02-5390
藤岡スカイダビングクラブ

スカイダイビングのライセンスを取得しよう

Photo byMilitary_Material

スカイダイビングのライセンスを取得するには、AFFコースの受講をしなければなりません。そのあと、ランクごとにスカイダイビングの回数を重ねたり、筆記試験が必要になります。

より高度なランクになると200回以上スカイダイビングをする必要があり、それを考えると時間がかかるということが分かっていただけるでしょう。まずはAランクからの取得を念頭にして、少しずつランクを上げてみてはいかがでしょうか。

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