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ヤビツ峠〜塔ノ岳縦走コースをご紹介!表尾根からの景色◎、天気が良ければ富士山も!

都内近郊で稜線歩きを楽しみたい方には、ヤビツ峠~塔ノ岳(表尾根)縦走コースがおすすめ。景色が最高で、晴れた日には富士山も見られます。今回は、登山しながら写真撮影も楽しめる「ヤビツ峠~塔ノ岳縦走コース」を詳しくご紹介していきますので、ぜひご一読ください。
更新: 2022年7月21日
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目次

ヤビツ峠~塔ノ岳縦走コースに挑戦!

ヤビツ峠~塔ノ岳(表尾根)縦走コースの基本情報

神奈川県丹沢のヤビツ峠~塔ノ岳縦走(表尾根)コースは、都心近郊で稜線歩きを楽しめる大変人気の登山コース。表尾根は展望が開けているため、絶景を見ながらの登山ができます。天気のよい日には、富士山が見えることもあるので、登山をしながら写真撮影も楽しめます。

ヤビツ峠までのアクセス

Photo by ka2hik0

ヤビツ峠〜塔ノ岳(表尾根)縦走コースは、表尾根を登山するか下山するかでスタート地点が変わります。登山の場合は、ヤビツ峠登山口がスタート地点です。

ヤビツ峠には、小田急線秦野駅から神奈川中央交通バスで行けます。午前中のバスの運行は、平日は1本・休日は4本です。事前にバスの発車時間を調べてから向かいましょう。

「秦野駅」バス停の時刻表 | 神奈川中央交通
神奈中バス「秦野駅」の時刻表になります。

縦走コースのレベルと所要時間

ヤビツ峠~塔ノ岳(表尾根)縦走コースは、総歩行距離は14.1km・標高差は1400m以上あります。また、7時間越え(登山に4時間・下山に3時間)が想定される本格的な登山コースです。

アップダウンを何度も繰り返し、途中で鎖場などのアスレチック要素を楽しめる場所が数カ所あります。そのため、表尾根コースは登山に慣れた中級者以上向けです。なお、休憩所やトイレはルート上に複数あるため、ご安心ください。


整備された表尾根コースの前半

ポイント①頑張った先に広がる絶景!ヤビツ峠~二ノ塔

ヤビツ峠から20分ほど車道を歩くと、富士見橋公衆トイレに到着します。ここから山道に入っていくと、ついに縦走のスタートです。第1ピークの二ノ塔までは急な上り坂が続きます。しかし、舗装されているため歩きやすいです。

二ノ塔まではほどんどが林の中です。しかし、山頂が近づくと急に視界が開け、秦野市街地湘南の海などが見渡せます。山頂には、木のベンチが常設されているので、しっかり休憩して一息つきましょう。

ポイント②稜線歩きを思う存分楽しめる三ノ塔

二ノ塔から第2ピークの三ノ塔までの道中では、お天気がよければ富士山が楽しめます。富士山を眺めながらの稜線歩きは、なかなかできるのものではありません。とにかく展望がよいため、湯河原の真鶴岬なども見えます。

また、三ノ塔山頂の眺めも素晴らしいです。その美しさは、表尾根の中でも上位に入るほど。なお、山頂にはベンチはもちろん休憩所もあります。お手洗いも常設されているので、ここでもしっかりと休みましょう。

道が険しくなる表尾根コースの後半

ポイント③アスレチック要素が出現

三ノ塔からは、最終ピーク:塔ノ岳を眺めながらの稜線歩きです。しかし、だんだんと道が狭くなり、アップダウンが多くなってきます。木の舗装や階段が整備されてる箇所もありますが、所々で鎖場や梯子が出現。そのため、アスレチック要素もしっかり楽しめるコースです。

鎖場を下りた後は、傾斜のきつい階段が待っています。しかし、そこを越えれば、新大日に到着です。新大日には休憩できるスペースがあるので、ご安心くださいね。


ポイント④塔ノ岳頂上は絶景が広がる

新大日からもいくつかのアップダウンを越え、最後の坂を上るとついに、最終ピーク:塔ノ岳に到着です。山頂からはこれまで歩いてきた表尾根が展望できます。他にも、晴天時には富士山も望めますし、登頂成功の証である山頂碑など見所満載です。写真撮影のためにぜひ、カメラをご持参ください。

なお、宿泊もできる尊仏山荘では、飲み物購入や休憩が可能です。たっぷりと休憩して下山に備えましょう。

下山ルートは大倉尾根コースがおすすめ

下山は最短ルートがポピュラー

大倉尾根コースは塔ノ岳から最短ルートで下山できる最もポピュラーなコースです。約7Kmの距離ですが、傾斜のきつい階段が続きます。また、景色を楽しめるのは花立山荘まで。そのあとは展望のない道をひたすら下っていきます。まさに己との戦いです。

しかし、大倉尾根には等間隔で数件の茶屋があります。中でも花立山荘の「かき氷」が絶品。ぜひ、休憩がてら茶屋も楽しんでみてください。
 

なぜバカ尾根と呼ばれている?

大倉尾根は、登山好きの間では「バカ尾根」と呼ばれています。大倉尾根のコースが、「変化がない」「面白みに欠ける」「ただ距離が長いだけ」という理由で、この通称が付けられました。

しかし、大倉尾根は非常に体力と精神力が問われるコースとも言えます。そのため、「だからこそ面白い!」という登山家も多く、人気も高い登山コースです。

大倉到達でついに下山


観音茶屋から目的地の大倉までは、石が敷き詰められた道を歩きます。非常に歩きにくいため、靴底のしっかりとした靴を履いていくのがよいでしょう。また、雨天時には滑るので注意注意が必要です。

石道を越えて舗装路にでると、ついに下山もフィナーレ!住宅街を抜けてバス停「大倉」を目指しましょう。なお、バスは1時間に3~4本出ています。

「大倉(秦野市)」バス停の時刻表 | 神奈川中央交通
神奈中バス「大倉(秦野市)」の時刻表になります。

ヤビツ峠~塔ノ岳縦走コースを稜線歩き

都心から近い神奈川県丹沢にある表尾根。ヤビツ峠~塔ノ岳縦走コースは、本格的な稜線歩きを楽しめます。展望が開けているので、景色を楽しみながら登山できること間違いなしです!天気がよければ富士山も見られるため、写真撮影も楽しめます。

ですが、鎖場など足場の悪い箇所もあります。また、暖かい時期にはヒルが出ることも。しっかりとした服装や靴で登山をお楽しみくださいね。

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