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ロックフィッシュにシャッド・クランク!シャローや堤防際の攻略におすすめ!

ロックフィッシュにシャッド・クランクベイト!近年注目度が高まっているプラグを使ったロックフィッシュゲームの入門情報まとめです。適性の高いルアーの選び方やタックル情報を紹介しています。浅場のハタ釣りにおすすめ!バスルアーをお持ちの方はぜひ試してみてください!
更新: 2022年7月28日
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ロックフィッシュゲームにプラグを取り入れよう!

注目度上昇中!根魚プラッギングの基本情報をご紹介!

近年注目度が上昇中!プラグで狙う根魚ゲームの基本情報をまとめてご紹介します。

プラグを使う根魚ゲームは現在はまだ発展途上の釣りで、現状は専用カラーを揃えたルアーが少しずつ展開されている状態。バス釣り用のルアー、マルチ系の根魚タックルを流用する段階ではありますが、シチュエーションがハマれば確かな実釣性能を発揮できるスタイルでもあります。

新しい釣りが好きな方や新スタイルを検討中のロックフィッシュアングラーは要チェック!シャローのハタ釣り、特に根掛かりが厳しいゴロタの釣りに適した釣り方です!

シャッド&クランクベイトとは

リップ&ボディの浮力で根掛かりを回避!

シャッドは該当するルアーのタイプに幅がありますが、今回ご紹介する根魚プラッギング・ソルトクランキングで使うのはフローティングで障害物回避能力が高いタイプ。クランクベイトもフローティングで、リップとボディの浮力を使って根掛かりを回避する性能を持っています。

巻くだけでブリブリ泳ぐだけでなく、スローに巻いてもユラユラと泳ぎつつ、前傾姿勢で障害物にリップをぶつけながら戻ってくるのがこのタイプのルアーの特徴です。

フローティングかつある程度潜って、リップ&浮力・前傾姿勢で根掛かり回避能力が高い、というのが根魚狙いにおけるシャッド&クランクベイトの特徴と言えます。
 

スタックを回避しながらしっかりアピール

シャッドやクランクベイトを根魚釣りで使う大きなメリットは、シンカー系のリグでワームを使うと根掛かりが多発するようなポイントを攻められること。ワーム+オフセットフックよりもハードストラクチャーに対する根掛かり回避能力は高いです。

また、アクションや存在感が強いこともプラグを使う大きなメリットと言えます。逃げ惑う甲殻類を演出したり、威嚇バイトを誘うような強い泳ぎで根魚を刺激できる選択肢です。

水深とルアーの潜行深度が合っていれば、中層のハタからボトムのアイナメ・カサゴまで幅広く狙えます!

ロックフィッシュゲームにおけるプラグの出しどころ

シャローとの相性は抜群!

根掛かり回避性能を高めるフローティング仕様という特性から、シャッド・クランクベイトとも潜れる水深に限界があります。クランクベイトの中には7m以上潜るものもありますが、ボディサイズが大きく引き抵抗も非常に強いので、ルアー・タックルとも専門性の高いセッティングを用意しなければ使えません。

気軽に遊べる引き抵抗とサイズ感を持つ70mm前後のクラスは潜行レンジはMAXで3m程度というアイテムが多いので、まずは水深2m~3mを目安に使うのがおすすめです。

これらの条件から、シャッド・クランクベイトと相性がいいポイントは海底の起伏が激しい2m~3mのシャローということになります。

スピーディーで効率がいい

プラグを巻いて釣るスタイルなので、ワームでじっくり探るよりもスピーディーで釣りが効率的です。ワームのスイミングよりもアクションがハイアピールなので、やる気のある魚を手早く探したい釣りにおすすめ。短時間釣行にも適しています。

ゴロタや磯付近のシャローはもちろん、漁港の堤防際や石積みにも有効!サーチ力重視で攻めたい大場所やランガン戦略に、小場所をパパっと釣りたい短時間釣行に、いろいろなスタイルで楽しめる釣り方です!

ロックフィッシュ向けシャッド&クランクの選び方


70mm程度までで潜行深度が2m~3mのルアーがマッチ

ロックフィッシュ向けシャッド&クランクベイトは、バス釣りのものをそのまま流用してOK。ソルトゲーム向けに展開されているアイテムで揃えるのももちろんOKです。

根魚狙いにマッチしやすいスペックは、根掛かり回避能力が高いフローティング仕様・70mm程度までで潜行深度が2m~3m程度。カラーはソルトで使うならフラッシング系、もしくはマットなチャートやピンクがおすすめです。

上記に該当するルアーなら幅広くチャンスアリ!バスルアーをお持ちの方はぜひ手持ちルアーのスペックを確認してみてください!

潜行深度は複数揃えよう

ルアーは潜行深度が異なるものを複数揃えておくというのがこの釣りのセオリー。それぞれの釣り場の水深はもちろん、潮の状況で水深が変化するので、ルアーはその時の状況に合ったものを選んで使う必要があります。横投げなら2m、沖側は3mを使いたい、こんなシチュエーションもフォローしておきましょう。

ハタを狙う場合など、ターゲットがやや上を意識している場合は中層を引くのもアリで、必ずしもボトムをガツガツ叩く必要はないのがポイント!深く突き刺さりすぎるといいアクションが出なかったり、根掛かりの原因になったりもします。

基本は2mと3m、こだわるなら1.5mと4mも用意するというのがおすすめの揃え方です!

ロックフィッシュ向けシャッド&クランクのおすすめ3選!

入門におすすめのプラグを3つご紹介!

根魚狙いと相性がいいシャッド・クランクベイトを3つご紹介!先ほどご紹介した適正条件を満たしつつ、ソルト向けが展開されている人気のルアーをご紹介します。

釣り場の条件をイメージしながら潜行深度をチェックして、自分に合いそうなルアーを選んでみてください。ボトムに当てたいのに届かないというときは、鉛を貼って潜行深度を下げる方法もあります!

①アクアウェーブ「ミヤビス 45DR」

小粒で遊びやすいサイズ!堤防際や漁港の石積みで中型までを狙う釣りにおすすめのアクアウェーブ「ミヤビス 45DR」です。スペックは45mm7.4g、潜行深度は3m+と深く潜ります。

このルアーの特徴はリップ内部にウェイトを仕込むことで前傾姿勢を強めている点。前傾姿勢で海底を小突きやすいので根掛かりしにくいです。また、前傾姿勢を強めたことで急角度な潜行も実現!着水点から海底到着までに必要な距離が短いという点も非常に魅力があります。

まずは漁港でライトな釣りからという方におすすめです!

②スミス「ディプシードゥRF」

名作「ディプシードゥー」のロックフィッシュバージョン!いかにもクランクという丸みを帯びたボディ、ソルト向けのド派手なカラーが魅力のSWクランクベイトです。スペックは55mm8gで2.5m仕様と3.2m仕様が用意されています。

長いリップと太いボディの浮力による回避能力の高さが持ち味で、アクションはやや控えめ。引き抵抗がソフトです。着水後は早巻きで底を捉えて、ゴツゴツした感覚が手元に伝わったらゆっくりリトリーブ!簡単操作で初心者の方でも気軽に遊べます!
 

③シマノ「ブレニアス ライズシャッド59F MR」

シマノ ブレニアス ライズシャッド 59F MR

出典:楽天

シャッドはチニングで実績の高いロングリップ、フローティング仕様のルアーがおすすめ。クランクほど浮力が強くないので根掛かり回避能力は控えめですが、牡蠣殻や小岩が点在するシチュエーションなら回避性能は十分。細身のシルエットで小魚を意識したターゲットに効果があります。

「ブレニアス ライズシャッド59F MR」は59mm6gのボディで潜行深度は2m程度まで。1mクラスの水深にも対応できるので、激シャローなポイントまで攻めたいときに活躍します。もちろん本業のチニングで使っても抜群です!


ロックフィッシュ向けのプラグタックル

シャッド&クランクに適したロックフィッシュタックルについて

続いてはタックルについてです!

先ほどご紹介したおすすめのシャッド・クランクベイトはどれもウェイトが7g前後で、ロックフィッシュ向けの仕掛けとしては比較的軽い部類に入ります。このクラスのルアーをしっかり投げ切るためには、適正ルアーウェイトが15g程度のタックル構成が必要です。

ルアー自体を重くして対応する方法もありますが、まずは手軽に遊べるライトな構成からスタートするのがおすすめ!パワーはPE1号程度で、ロックフィッシュロッドであればM、バスロッドのM~MHやエギング・チニングタックルも流用できます!

おすすめのリール&ロッドをご紹介!

フィールドは港~ゴロタ程度まで、7g前後のルアーを快適に扱えるタックルの具体例もご紹介!最新のアイテムから、入門向けとしても検討できる構成をご紹介します。

足場が高くディープな地磯で40アップのハタ、こんな釣りにはパワー不足ですが、シャッドやクランクで遊べる水深3m程度のエリアの釣りなら幅広く対応可能な構成!磯隣接のシャローなゴロタなら中大型のハタも狙えるセッティングです!

ライトルアーを扱いやすいベイトリール

おすすめのリールはダイワの「22 タトゥーラTW 80」。ベイトフィネス機よりも強く、スタンダードなところよりもややライトよりな構成の1台です。10g前後のプラグをキャストするのにピッタリなスペックで、ソルトのクランクゲームにもマッチします。もっとライトに寄せたモデルもありますが、価格的にバランスがいいというのがおすすめのポイントです。

ラインは高感度なPEラインが有利!1号前後を100m~150m巻いておけばバッチリです。

Mクラスのロックフィッシュロッド

ロッドは軽量ルアーに適性のあるライトなクラス、しなやかでワームのスイミングなどに適性のあるものが適しています。キジハタなどハタ系を強く意識しているモデルは中層戦略に合う構成になっているのでプラグとの相性も良好です。

ダイワ「22 HRF」の83MB・Qは適正ルアーウェイト5g~30g、リトリーブスタイルに対応するレギュラーテーパーでクランク戦略にもマッチする1本。バスロッドよりも少し長いので、ロッドの角度で潜る深さを変えて障害物をよけるような動作もバッチリです!

シャッド&クランクを使ったロックフィッシュの釣り方

釣り方を3つに分けてご紹介!

最後はシャッド・クランクの基本的な使い方についてです。

基本的にはバス釣りをするときと同じイメージで、底に当てながら巻いてくるのが釣り方の基本。巻きスピードとロッドの角度でルアーをコントロールしながら、根魚のバイトを狙います。アクションは自発的なルアーなので、動かすためのロッドワークは必要ナシです!

①巻いて底に当たったら止めるのが基本!


水深と潜行レンジがマッチしている場合、ルアーの挙動は着水して浮く→ある程度の距離を使って潜行→リップが底に当たるというのが基本的な流れです。底に当たった感覚があったら巻く手を止める、これでルアーが浮き上がって根掛かりを回避できます。

根掛かりしてしまった場合も外れる可能性が高いルアーなので、強く引っ張らずにゆすって外れるか試してみてください。

巻く→底に当たって止める、この動作の繰り返しでOK!トレブルフックが2つ付いているルアーなので、アワセは引き込みを感じたらロッドを曲げるようにアワセるイメージでOKです!

②潜行深度の異なるルアーで水深に対応!

ボトムノックの頻度が高すぎる場合は、巻きではなくロッドを立ててサビくような動作でスローに動かすのもアリ。それでも底を叩きすぎてしまう場合は、潜行レンジが浅いルアーにローテーションするのが簡単です。底につかない場合は潜るルアーに交換しましょう。

ハタ系は底に届いていない状態でのヒットもある釣りなので、敢えてシャローモデルを投入して底から1m上を泳がせる使い方も試しておきましょう。

釣りの様子を動画でチェック!

激浅の石積み・ゴロタでの実釣動画です。相性のいい釣り場の景色、釣行のタイミングや巻きスピードのイメージがチェックできます。

動画内で釣りをしているポイントはかなり浅い汽水エリアで、使っているルアーも1m前後を泳ぐシャローモデル。シンカーが穴に入りそうな岩場でも、クランクベイトならしっかり抜けてきます。

ロッドを下向きに構えて足元まで潜らせたり、少しずつ横に移動して通すコースに変化をつけることも釣果アップに繋がるポイントです!

シャッド&クランクでロックフィッシュを攻略!

ゴロタのハタゲームにシャッド&クランク!

堤防やゴロタの釣りにマッチするシャッド・クランクを使ったロックフィッシュゲーム。磯はハードルが高いと感じる方でも気軽にチャレンジできて、プラグで釣る楽しさを満喫できるゲーム性の高い新ジャンルの釣りです。

ソルトクランク・ハタクランクなど、呼び方はまだ定まっていないですが、今後の発展にも注目!まずは道具を流用するところから、新しいスタイルで根魚釣りを遊んでみましょう!

ハタが気になる方はこちらをチェック!

ハタが気になる方は下記のリンクをチェック!

ゴロタ浜・磯で楽しむグルーパーゲームの入門情報まとめをご紹介します。水深があるエリアの釣りにはフリーリグやジグヘッドリグが便利!浅場のシャッド・クランクと使い分けて、夏のハタ釣りを楽しみましょう!