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【2022】手軽に遊べるライトハタゲーム!昼間でも遊べる夏の根魚釣りをご紹介!

夏のライトロックフィッシュゲームならハタ狙い!港・堤防で楽しむライトハタゲームの入門情報をまとめて紹介しています。タックルセッティング、初心者向けの仕掛けと釣り方を合わせて紹介!ライトなタックルからハタのルアー釣りに挑戦してみましょう!
更新: 2022年7月14日
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この記事で紹介しているアイテム

気軽に遊べるライトハタゲーム!

夏のロックフィッシュゲームをご紹介!

夏のハタ釣りもライトに!今回はライトゲーム的なアプローチで楽しめるライトハタゲームをご紹介します。

ハタと言えば磯でロックなターゲットというイメージがありますが、小型であれば流れが穏やかなフィールドでも出会える意外に身近なターゲット。港内の角、堤防際にテトラ際とカサゴ釣りに近いイメージで楽しめます。

引きが強いこと、そして大小混じって釣れることから、可能性は低いものの30cmオーバーを考慮してちょっと強めにタックルを準備しておくのが釣り方のコツ!仕掛けやタックルをどんなバランスで調整しておくべきなのか、さっそくチェックしてみましょう!

ライトハタゲームとは

アカハタ・キジハタ・オオモンハタを狙うロックフィッシュゲーム

ライトハタゲームは、アカハタ・キジハタ・オオモンハタといったハタ系の魚をライトなタックルで狙うロックフィッシュゲームの総称です。

磯での釣りは掛かる魚が大きい、流れが速く水深も深いためシンカーが重い、地形が荒く強引なやり取りが必要とタックルをヘビーにする要素が満載ですが、堤防や漁港で楽しむのであれば、このあたりの事情はある程度緩和されてタックルもライトな構成で楽しめます。

ワームでボトムを攻めてトルクフルな引きを楽しむ、ロックフィッシュゲームらしい楽しさを手軽に遊べるのがこの釣りの魅力です!

ハイシーズンは夏から秋!

本州のメインターゲットであるアカハタ・キジハタ・オオモンハタのハイシーズンは夏から秋。気温・水温とも高い6月から11月頃までが釣りやすい時期になります。寒い時期は釣りにくい魚なので、まずは暑い時期からスタートしてみましょう。

また、釣りやすい時間帯が日中である点もチェックしておきたいポイントです。常夜灯が多い地域ではナイトゲームも成立しますが、基本的には明るい時間が釣りやすいターゲット。朝マズメ終わりから夕マズメまで遊べます。早朝の釣り・夜釣りが苦手な方にもおすすめです!

ライトハタゲームが楽しめる釣り場

港や堤防から狙ってみよう

ライトハタゲームが楽しめる釣り場は港や堤防。ヘビーなシンカーを必要とせず、磯ほど強引なファイトをしなくても魚をキャッチできます。

アカハタ・キジハタ・オオモンハタはそれぞれに好みの水深や地形がありますが、どのハタもロックフィッシュらしく硬いものに囲まれた場所を好む傾向があるので、堤防やテトラ、石積みといったハードなストラクチャーが多いポイントを選んで狙ってみてください。

石が多かったり底質が砂利、根掛かりするような岩礁地帯がある、こんなポイントもハタ釣りに適しています!

磯隣接系のエリアを選ぶのがポイント


港・堤防どちらで遊ぶ場合も、磯やゴロタ浜が隣接している場所を選ぶのもポイント!ハタの出入りが期待できるとともに、港内の底質、地形にも期待ができます。

サーフに囲まれていてほとんど砂底という港でハタを見つけるのは難しいので、まずはセオリー通りに条件の揃った釣り場から挑戦してみてください。同じく磯質なポイントを好むメジナ、イサキ、アオリイカやヒラスズキといった魚が釣れるポイントは有望です!

ライトハタゲームのタックル!

ライトハタゲームにおすすめのタックルを3つに分けてご紹介!

ライトハタタックルのおすすめ構成を3つに分けてご紹介!ベールを上げずにラインが放出できて、フォール中のアタリが取りやすいベイトタックルが有利な釣りですが、まずはトラブルの少ないスピニングタックルからスタートするのがおすすめです。

タックルパワーの基準はPE0.6号から0.8号程度、アジやメバルを狙うライトゲーム感覚からするとかなり強めの構成ではありますが、根掛かり回収力やグッドサイズの魚を考えるとこのクラスのタックルを使いたいところです。

チニングタックル・エギングタックルをお持ちの方は流用から始めてもOKです!

①ライトハタタックル:ライン

ゴーセン ルーツ PE*8 マルチカラー 150m 0.6号

出典:楽天
出典:Amazon

ラインはPEの0.6号を基準に、深い釣り場や根掛かりが気になるポイントでは0.8号を使うのがおすすめ。よりライトに0.4号としても十分に楽しめますが、初心者の方が遊ぶ場合は根掛かり回収力を重視してやや強めのラインを選ぶのがポイントになります。

メインライン、リーダーとも強度が高いセッティングとしておけば、フックが伸びたり鉛のシンカーがえぐれて根掛かりから抜けてくるケースが増えます。

②ライトハタタックル:リール

リールはスピニングの2500番がPE0.6号にピッタリ。十分な巻き量とメインラインの強さを活かせるパワーを備えています。大物に備えてタックルにこだわる場合は高剛性タイプを選択したいところですが、入門向けであればエントリークラスのリールを選んでも性能的には十分です。

PE0.6号、0.8号を巻いた2500番はチニングやエギングで使うリールと同じセッティング、そのまま流用しても問題ありません。

ギア比は巻き取り速度に優れるハイギア以上がおすすめで、掛けた瞬間根に潜ろうとするハタとの勝負が有利になります。小型であっても掛けた瞬間根に入られるケースは十分に考えられるので、高いギア比で対応しましょう!

③ライトハタタックル:ロッド

ソルティースタイルロックフィッシュ 702M-KR

出典:楽天
出典:Amazon

ロッドはボトムを感じる感度と根掛かりをロッドワークで避けるハリの強さが選択のポイントです。ティップはやや硬め、曲がりが小さいものが扱いやすく、ライトハタゲーム向けのロッドも多数展開されています。近いセッティングを持つチニング・エギングロッドを流用してもOKです。

シャッドやクランクといったハードルアーを使う場合やジグヘッドのスイミング戦略では乗せを重視したややソフトなロッドが用いられますが、まずは底をしっかり感じられる硬めのロッドから始めるのがおすすめ!出番の多いボトム系リグと相性がいいロッドからスタートしましょう!

ライトハタゲームの仕掛けをチェック!

まずはジカリグから始めよう!


続いてはライトハタゲームのルアーについてです。

ハタは他のロックフィッシュに比べると少し浮いていて、ルアーが底より高い位置を通っても反応してくるタイプの魚。大型化するほど魚食性が強くなり、この傾向も強くなります。

ですが、ライトハタゲームで狙うのは小中型がメインです。小型にはワームを使って底をしっかり釣る戦略が有効なので、ロックフィッシュゲーム全般で大活躍中のジカリグを使って狙ってみましょう。仕掛けのセットは簡単、扱いやすいタイプの仕掛けです!

ライトハタゲーム用のジカリグを詳しくチェック!

ジカリグはフックに直にシンカーがついているのが名前の由来。オモリとフックの位置が近いので海中での状態をイメージしやすいこと、真っすぐタイトに落ちることがこの仕掛けの強みになります。

ジカリグは複数のパーツを組み合わせて作りますが、全てがセットになって接続済みの完成仕掛けが展開されているので、まずは手軽なこのタイプからスタートしてみましょう。ワームは定番のクロー系でOKです!

ジカリグ仕掛け:フック&シンカー

デコイ ゼロダンヘビーWORM317 #1/0-9g

出典:楽天

ジカリグはシンカーとフックをスイベルやスプリトリングなどで直接接続しているのが特徴。ご紹介しているデコイ「ゼロダンヘビー」なら、フック・シンカー・接続パーツが1パッケージで全て入手できます。とにかく手軽なので、初めての仕掛けにはこのアイテムがおすすめです。

ライトハタゲームでは狙う魚のサイズ・釣り場の環境共にライトなので、フックサイズは#1/0前後、シンカーウェイトは5gから10g程度を選択しましょう。「ゼロダンヘビー」の#1/0-9gがちょうどいいです!

ジカリグ仕掛け:ワーム

エコギア  ロッククロー2インチ

出典:楽天

ワームは磯のハタゲームよりもやや小ぶりな2インチワームや3インチワームが活躍します。ワームの形状はボトム系の仕掛け全般で定番となっているクロー系でOKです。#1/0に合わせるなら2インチ、#2/0に合わせる場合は3インチを選択しましょう。

カラーはナチュラル系よりもアピール系の方が高実績。赤、オレンジ、ゴールドやピンクが人気です。2パターンほどカラーを用意して、ルアーゲームらしいカラーローテーションでハタの反応をチェックしてみてください!

ライトハタゲームの釣り方!

ライトハタゲームの釣り方を3つに分けてご紹介!

最後は今回ご紹介した入門向けのスピニングタックル+ジカリグの構成を使ったライトはゲームの釣り方を解説します。

やや浮き気味なタイミングこそあるものの、ハタも基本は根魚。釣り方は底をしっかりとって、ルアーをジャンプさせながら魚にアピールする釣り方が基本になります。海底の甲殻類をイメージしながらルアーを操作しましょう!

①ライトハタゲームの釣り方:強めにリフト&フォール!

基本のアクションはリフト&フォール!キャストして広く探るときも、足元や障害物の近くに落としてじっくり釣るときも仕掛けを持ち上げて落とすの繰り返しを使います。

キャスト後仕掛けが底についたら、ロッドが水平になるまでリールを巻いてから60度程度まで振り上げて仕掛けをジャンプ。ラインにテンションを掛けながらそのまま仕掛けをもう一度着底させる、この繰り返しでOKです。

ハタ狙いではルアーを鋭く跳ね上げても全く問題ないので、海底の起伏をクリアできるように大きくハッキリと操作しましょう!


②ライトハタゲームの釣り方:根掛かりを感じたら

ハタ釣りに根掛かりはつきもの。仕掛けのスタックを感じたら、まずは強く引かずにラインが張る→緩む程度にロッドを動かして仕掛けをゆすってみましょう。

しばらくゆすって外れない場合は、軽く糸フケを作った後、ロッドの角度を一定に保ちつつ道糸を左手で持って強くテンションを掛ける→離すの動作でパンパンと仕掛けに衝撃を与えてみてください。これを何度もやって外れない場合は、ロッドを真っすぐにしてスプールを抑えながら引っ張ります。

最後に引っ張るときも一気にテンションを掛けるのではなく、ジワジワと力を掛けることでフックやシンカーの変形を待ちながら行うのがポイントです!

③ライトハタゲームの釣り方:フッキングは強めに

ジカリグは軸の太いオフセットフックを使う仕掛けなので、フッキングの動作は大きく強く行うのがおすすめ。長時間食い込ませる必要はありませんが、アタリを感じてから糸フケ回収の時間をワンテンポ作ってアワセを入れましょう。

掛けた直後はハタと障害物、海底の起伏の距離が一番近いタイミング!最も根に潜られやすいタイミングなので、強いアワセの後はリールを巻き続けて一気に浮かせるのがポイントです。リールのドラグは強めに設定、強い引き込みがあってもリールを巻く手は止めずにファイトです!

ライトなロックフィッシュゲームを始めよう!

ハタ狙いもライトに攻略!

ライトなタックルからでも十分に楽しめるハタのルアー釣り。今回ご紹介した内容でディープな磯まで、というのは厳しいですが、港の横にあるような小磯やゴロタ浜であればバッチリ対応できます。

夏の日中、釣りモノ探しに迷っている方は要チェック!磯のあるエリアを見つけて、ライトにハタ釣りを楽しみましょう!

ハタが気になる方はこちらをチェック!

磯のハタ釣りが気になる方は下記のリンクをチェック!

今回ご紹介した内容よりもヘビーに、30gクラスの仕掛けを使いながら攻略するハタ釣りの入門情報まとめをご紹介します。地磯・沖磯で楽しむ方や大物を狙う方はぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!