Muelaコディアック スタッグハンドル
モーラ・ナイフ ガーバーグ ブラックカーボン レザーシース
KA-BAR(ケーバー)ベッカーカンパニオン BK2
バトニングナイフがおすすめ
薪割りに適したナイフ
バトニングナイフとは、薪割りに適した刃物のことです。バトニングとは薪割りのことで、焚き火を行う時などはこの作業を行なうシーンが多くなります。特にブッシュクラフトという自然に則したアウトドアを楽しむ方は、バトニングを習得しておきましょう。
薪割りは斧や鉈を使うイメージがありますが、慣れていない方や力の弱い方にとっては扱いにくいものです。ですがバトニングナイフは軽量で扱いやすいので、初心者や女性でも気軽に薪割りができます。
荷物を少なくしたい方にも魅力的
バトニングナイフは、斧や鉈と比べてコンパクトかつ軽量です。特に1人でブッシュクラフトやキャンプに行く方は、荷物のかさばりを抑える点からもコンパクトなバトニングナイフが便利です。
バトニングナイフで本当に薪割りができるのかと心配されがちですが、刃物としての切れ味や強度は問題ありません。そのため薪割りも失敗しにくく、スムーズにアウトドアが楽しめます。
フルタングタイプが人気
バトニングナイフにもいろいろな種類がありますが、中でもフルタングタイプが人気です。フルタングとは、刃先から持ち手の端までが一体になっている形状を指します。このような構造にすることで、より強度がアップして破損や劣化を防げるのです。
アウトドアで使われる刃物はハードな使い方をすることが多いので、強度が重要になります。そのため、フルタングのようになるべく壊れにくいものを選ぶようにしましょう。
フルタングタイプの魅力
①強度の高さ
フルタングの魅力は、なんと言っても強度の高さです。刃先から持ち手まで継ぎ目がなく、ハードな使い方にも耐えられるようになっています。負荷をかけても折れたり曲がったりしにくいので、薪割りを何度しても問題ありません。
ここ数年本格的なアウトドアでは、ナイフに負担をかけるような使い方が浸透してきました。そのため、そういった使い方に対応できるようなフルタングナイフを持っておくと、いろいろな用途に対応できます。
決して壊れないわけではない
フルタングナイフは、バトニングをしても絶対に壊れないわけではありません。もちろん強度が十分あるため、壊れにくいのは事実です。しかし、薪の大きさや環境、フルタングナイフの厚みや使用年数によってはバトニングの途中で壊れてしまう可能性もあります。
フルタングナイフは最強だから、どんなバトニングにも対応できると思うのは止めましょう。また、あまりにも無茶な使い方をしていれば、ナイフも劣化してしまいます。取り扱いや保管には、注意をはらってください。
②材質の品質
フルタングナイフの魅力として、材質の品質が挙げられます。フルタングナイフは強度を高くすべく、その材質にステンレスやカーボンスチールを採用しているものが多いです。
初心者向けのステンレス
それぞれ特徴があり、ステンレスは耐久性だけでなく耐腐食性も高めです。水に強い材質なので錆びにくく、雨天時や水辺でのアウトドアでも問題なく使用できます。初心者さんは、ぜひステンレス素材のフルタングナイフを選んでみましょう。
カーボンスチールは切れ味抜群
カーボンスチールを使ったフルタングナイフの特徴は、切れ味のよさです。カーボンスチールは他の材質よりも硬いので、木材もすっぱりと切ることができます。また、研ぐことで切れ味を復活させることができ、他の素材よりも研磨しやすいです。
切れ味のよさが魅力的なカーボンスチールですが、水に弱いというデメリットがあります。そのためメンテナンスが面倒だと思う方は、避けましょう。
おすすめのフルタングタイプ3選
①Muelaコディアック スタッグハンドル
Muelaコディアック スタッグハンドル
「Muelaコディアック スタッグハンドル」は、スペインの老舗メーカーが製造するフルタングナイフです。初心者でも扱いやすいように、サビに強く研ぎやすい刃物に仕上がっています。また、刃先の厚みが厚すぎず薄すぎないため、バトニングだけでなく細かい作業にもおすすめです。
サイズも大きすぎないので持ち運びやすく、登山やツーリングといった荷物をあまり持てないシーンにも活用させられます。いろいろな用途に使えるフルタングナイフを探している方は、ぜひ検討してみてください。
デザインにこだわりたい方にもおすすめ
「Muelaコディアック スタッグハンドル」は、フルタングナイフのデザインにもこだわりたい方におすすめです。ハンドル部分には鹿の角を採用しており、アウトドアっぽさ溢れる見た目に仕上がっています。また、天然の鹿の角を使っているため、全く同じものは存在しません。
自分専用のフルタングナイフとして購入するのもよいですが、プレゼントにチョイスすると喜んでもらえるのでおすすめです。専用のケースもレザー素材で、野性味を感じさせます。
②モーラ・ナイフ ガーバーグ ブラックカーボン レザーシース
モーラ・ナイフ ガーバーグ ブラックカーボン レザーシース
材質にこだわりたいならば、「モーラ・ナイフ ガーバーグ ブラックカーボン レザーシース」をチェックしてみましょう。カーボンスチール素材を使用しているため強度が高く、鋭い切れ味を実感できる刃物です。
カーボンスチール素材はサビに弱いのが弱点ですが、こちらのフルタングナイフにはブラックコーティングが施されています。そのためサビにも強く、メンテナンスも簡単な点が支持されている商品です。また、刃先から持ち手まで真っ黒なので、汚れも目立ちにくくかっこいい見た目に仕上がっています。
質の高さを求める方にぴったり
「モーラ・ナイフ ガーバーグ ブラックカーボン レザーシース」は、人気ナイフの上位互換アイテムです。モーラナイフの中でも最上位な品質と性能なので、クオリティの高さを求める方に向いています。今まで他のフルタングナイフを使っていた方も、チェックしてみましょう。
付属の収納ケースは、経年劣化が楽しめる材質です。使い込めば使い込むほど風味が出てくるので、その点も楽しんで使ってみてください。
③KA-BARベッカーカンパニオン BK2
KA-BAR(ケーバー)ベッカーカンパニオン BK2
厚みのあるフルタングナイフを探している方には、「KA-BARベッカーカンパニオン BK2」がぴったりです。厚みは6mmで、他のフルタングナイフよりも分厚くなっています。そのため強度が高く、バトニングなどハードな用途にも十分耐えられるアイテムです。
ですが、他のフルタングナイフよりも大きめなサイズに仕上がっています。太い薪にもバトニングできますが、重たく大きいので扱いや持ち運びには少々困ると思っておきましょう。
バトニングナイフを使おう
バトニングには、強度が高いフルタングナイフを使うのがおすすめです。フルタングは他の刃物よりも耐久性があり、鋭い点が魅力として挙げられます。そのためバトニングをするのに十分な要素を兼ね備えており、本格的なアウトドアに重宝します。
今回紹介したフルタングの中には、細かい作業に向いているモデルも多いです。そのためバトニング専用としてだけでなく、オールマイティーに使えるモデルを選んで活用させてみましょう。
バトニングについて詳しく知りたい方はこちらをチェック
今回はフルタングナイフを紹介しましたが、一体バトニングはどんな風に行えばいいのか分からない方もいるはずです。以下の記事では、バトニングに必要なやり方や情報が十分に掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。
また、バトニング専用としてふさわしいナイフも紹介されているので、今回の記事と合わせて参考にしてみましょう。
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