コストをかけずにキャンプギアをDIY
初心者DIYは簡単なタープポールの自作がおすすめ
アウトドアグッズは全部有名な人気ブランドもので揃えるとそれはそれでかっこいいのですが、手作りできるところは自作するのも欲しいものを早く手に入れる方法のひとつです。
これからキャンプ用品DIYをはじめるなら、簡単で低コストでできるタープポールづくりをおすすめします。
タープポールの作り方を材料からコツまで詳しく解説
今回は特に100均商品でも作れるタープポールの自作方法について、詳しくご紹介いたします。コストをかけずにタープポールを何本も手に入れたいという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
タープポールの作り方も複数ありますので、いくつかの自作方法をご紹介いたします。
タープポールの自作の準備
材料1.ポール用素材
ペンキローラーの延長棒、100均のモップ用伸縮棒のネジがハマる大発見!
— sennoRenovation (@senno0213) November 11, 2019
ホームセンターで買うと1000円位するんだよなーと思ってたところに救世主現る!
100均とホームセンター、どちらのローラーにも使えました!
やはり100均最強❗️ pic.twitter.com/nY0BrDuTfI
ポール用素材として販売されているものでなくても、長さが足りればタープ用のポールとしても活用できます。自作の材料としてよく使われているものでは、高い場所にペンキを塗るのに使う延長用のポールです。
こちらはねじって緩めたり伸ばしたりすることが可能なので、長さの調整もしやすいというメリットがあります。
突っ張り棒も強度があればポールにできる
100均でよく見かける伸縮の棒の中に、突っ張り棒があります。これは長さの種類も豊富で太さもあるものであればタープを立てるのに流用できるでしょう。
こちらはペンキ用のパイプとは違い、先がネジ式になっていませんので少しだけ改良が必要になりますが、その手順についても後述でご紹介いたします。
ダイソーの丸棒なら30mmまであるので木製ポールも作れる
ダイソーの丸棒買ってきた! pic.twitter.com/ctKbO4fYv0
— えーろく (@series185A6_11) February 6, 2022
画像は15mmのものですが、ダイソーの丸棒は5mm刻みで30mmまであります。30mmあれば市販のウッドポールとほぼ同じ太さになるので、これをドリルで穴を開け加工することで、立派なウッドポールを作ることができるでしょう。
丸棒をポールに加工する時には、ささくれ防止にサンドペーパーなどやすりを掛けて表面を整えた方がよいので、こちらも必要になります。
材料2.ポールエンドロック素材
100均の孫の手のボ―ル
— しのCAMP (@kosi2000) August 8, 2020
ポールエンドロックに丁度いい✨(´ ˘ `∗)#ポールエンドロック#余った孫の手で掻き放題 pic.twitter.com/ALKeSiB7hA
タープを立てる時にポールがタープ素材の布部分に直接当たる立て方をする時もあります。タープに当たる部分が金属だと布が避けてしまうため、市販のポールにはポールエンドロックというものが付いています。
この部分も100均にある孫の手を使えばちょうどよい大きさ、硬さ・柔軟性があるのでおすすめです。
材料3.ポールのキャップ素材
ずっと探してた100均の椅子脚キャップ、ダイソーで見つけた!シリコンで底だけフェルト。布みたいにズレないのでストレスにならないし見た目も良い、防音効果もあってとても良い! pic.twitter.com/6joTQpCted
— ねぐせぱん@5y+1y (@negse_pan) August 26, 2021
100均にはいろいろなタイプの椅子の脚に付けるキャップが売られています。ポールの太さに合わせたものを購入すれば、ポールが地面に接する部分のカバーに使えます。中央の穴に土が入り込みやすいステンレスのポールはもちろんのこと、湿気で腐るのが心配な木製ポールにも付けておくと安心です。
材料4.木製ポールにはニスも必要
100均にはニスも売られています。屋外で使う木製ポールには、仕上げにニスを塗っておくことをおすすめします。100円で買えて見た目もよくなり、ある程度の防水効果もありますので、木製ポールを作る方はできればニスも用意して仕上げをするとよいでしょう。
伸縮棒を使った自作タープポール作り方
ペンキ用伸縮ポールはそのままタープポールに代用できる
ペンキローラーの長い柄用の伸縮ポールはそのままでタープポールとして代用できます。ポールエンドロックが不要な人は特にDIYする必要もありません。先の部分にポールエンドロックが必要な方は作り方2の方法をプラスしてタープ用ポールに仕上げてみてください。
作り方1.突っ張り棒を加工して先端のネジを作る
足りない分のタープポールは百均の突っ張り棒とネジ買って自作ポール作った😌 pic.twitter.com/jGwwrsRP8g
— かわぽん (@kqwapon_ayasuto) March 7, 2022
タープポールの上の先端には、タープに刺す用の金属棒が出ています。突っ張り棒ではこの部分がないので付け足していくことになります。そのためにおすすめなのは、100均の丸棒とビスです。
突っ張り棒の片側を金のこで切り取り、その穴にしっかり入るように丸棒をやすりで削りながら調整して入れます。丸棒の中心にドリルで穴をあけビスを打ち、ビスの頭を金のこで切り取ればタープポールの先端の金属の棒部分ができるでしょう。突っ張り棒のキャップ部分が丈夫なら、写真のようにそこにネジを固定してもOKです。
作り方2.孫の手をポールエンドロックにして完成
作り方2まででもタープポールとして使うことができますが、ポールエンドロックも自作することができますのでその作り方もご紹介します。
やり方は簡単で100均の孫の手に付いているゴム製のボールを手でねじるようにして取り外し、伸縮ポールのペンキローラーを取り付けるネジ部分に差し込むだけです。
100均の丸棒で自作するタープポールの作り方
ホームセンターで揃えたい材料
木製の丸棒を必要な長さまで固定するのにステンレス(またはアルミ製でも可)のパイプが必要になります。
100均でもアルミパイプが売られていることもありますが径が合わない場合はこちらだけはホームセンターで用意するのがおすすめです。選ぶ時には金属パイプが丸棒よりも0.5mmくらい小さな径になるようにします。
作り方1.丸棒の先端をタープポール用に加工する
でけた。
— キャンプ太郎 (@camptaro40) December 1, 2020
自作ウッドポール pic.twitter.com/DXF2Ej1SSY
ウッドポールの完成図は上の画像のようになります。いくつかの短い100均の丸棒を金属ポールでつなげてドリルでしっかりと固定、タープの先端に当たる部分にはネジを打ってポールエンドロックを取り付ける部分とします。
そのためまずは先端になる部分の丸棒にドリルで穴をあけてネジを打ち、ネジの頭部分を金のこぎりで切断しましょう。
作り方2.連結用ステンレスパイプの固定
金属パイプで結合する部分が短いと、タープポールとしたときに安定しません。そのため、金属のパイプに両端から丸棒を刺す部分は5cmを目安とし、ヤスリで細く削って金属パイプをしっかりとはまるようにしてみてください。
短い丸棒と丸棒を連結させるのがステンレスパイプの役目です。片方5cmを見ていますので、10cmのパイプを用意しそれをジョイントとして丸棒を組み立てていきます。
自作タープ用ウッドポールを長持ちさせるコツ
もし丸棒の長さが短いものしか手に入らず5cmを確保しづらい場合は、できればドリルなどでパイプに穴をあけ丸棒の片側だけビス止めしておくとより頑丈にできます。
また丸棒同士を組み立てる前に、ここでニスを塗っておくのも木製ポールを長持ちさせるコツです。最後に地面に接する部分に、椅子の脚カバーを取り付け、地面の湿気を防げれば腐りにくくなります。
アウトドアグッズも手軽な材料で手作りしよう
今回は100均の商品を材料として作る、金属製の伸縮と木製のタープポールの簡単な自作方法をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。100均の商品でも工夫次第で素敵なタープポールを作ることが可能です。
用途に合わせてポールエンドロック部分に孫の手のボールをつけたり、椅子の脚カバーを取り付けたりなどさらに100均グッズを組み合わせることでより使いやすく、長持ちするタープポールができあがります。
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