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【アウトドアスパイスの頂点決定】大人気4ブランドを比較!どれが一番旨い?

最近、何かとキャンパーたちの間で話題に上る「アウトドアスパイス」。その名の通り、アウトドア専用にチューニングされたスパイスのことであり、各メーカーが凌ぎを削って開発しているアイテムでもある。今回はその多種多様なスパイスの中から厳選した4つを紹介、比較していく。
更新: 2022年6月10日
【編集部】イノウエ
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キャンパーから絶大な指示を得ている4大スパイスをご紹介

編集部撮影

今回アウトドアスパイスを比較するにあたって、

  1. それなりに知名度がある
  2. 比較的入手が容易(Amazonやアウトドアショップで購入可能)
以上の条件で4つのスパイスをピックアップした。まずは各アウトドアスパイスについて紹介していく。

①.アウトドアスパイスの大定番!『アウトドアスパイスほりにし』

編集部撮影

アウトドア業界の名店、『Orange』が手がける「アウトドアスパイス ほりにし」。

アウトドアのアレコレを知り尽くす、Orangeの敏腕マネージャーである堀西氏が肉料理全般に合うことと、アウトドアでは重宝する「オールインワン」にこだわった万能調味料である。

特徴としては、

  • ニンニク、塩、醤油がベース
  • フレンチにも使われるミルポアパウダーをブレンド
  • 肉にも魚にも合う
ということが挙げられる。今回紹介したもの以外にも、辛味を追加した「辛口」や高級素材を使用した「金のほりにし」がラインナップされている。

※メーカー希望小売価格:842円(税込)

公式サイトで詳細をチェックする

②.本人同様クセが強い?『バカまぶし』

編集部撮影

強烈なキャラクターで支持を集める、『バイきんぐ』西村瑞樹氏が監修しているアウトドアスパイスが「バカまぶし」だ。

「バカみたいにまぶしたくなる」という意味でネーミングされており、キャンプの達人である同氏も大量に振りかけることを推奨している。

特徴としては、

  • コンソメパンチのようなクセになる旨み
  • カレーのような食欲をそそる香り
  • タンドリーチキンのような口に広がるスパイシー感
が挙げられる。今回紹介した「辛いの」以外にも辛味を抜いた「辛くないの」もラインナップされている。

※価格:840円(税込)

公式サイトで詳細をチェックする

③.コアなキャンパー御用達『黒瀬のスパイス』

編集部撮影

『クセになる万能調味料』をテーマに開発された「黒瀬のスパイス」。

福岡県で長年鶏肉専門店を展開している「かしわ屋くろせ」が手がけている。

特徴としては

  • 創業70年を超える老舗のこだわりブレンド
  • 鳥だけでなく、牛や豚、その他肉類全般に合うスパイシーな味付け
  • 揚げ物の下味や肉の漬け込みにも使える
ということが挙げられる。

※価格:700円(税込)

ECモールで詳細をチェックする

④.この中ではダークホース『お肉専用スパイス七代目こばやし』

編集部撮影

以前、他記事でも紹介した『お肉専用スパイス七代目こばやし』。

「肉のコバヤシ」が手がけるスパイスであり、「お肉が喜ぶスパイス」をテーマに開発されている。

特徴としては、

  • 149年目を迎える老舗肉屋が作るお肉専用スパイス
  • 黒コショウやガーリック、ハーブなど10種類のスパイスを黄金比ブレンド
  • グルタミン酸とイノシン酸の相乗効果で旨み倍増
ということが挙げられる。詳しくは別記事で解説しているのでそちらもあわせてチェック願いたい。

※価格:777円(税込)

 

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いざ実食!編集部の独断と偏見で比較!

ここからは実際に編集部がキャンプをしながら、食材別に各スパイスを試食し、比較していく。

キャンプという道具や設備が限定される環境で最も旨いスパイスはどれか?乞うご期待。

Round1.お肉編

編集部撮影
左が『ほりにし』右は『黒瀬のスパイス』

編集部撮影
左が『七代目こばやし』右は『バカまぶし』

キャンプの大定番である焼き肉。今回はシングルバーナーでポークソテー用の豚肉を焼き、スパイスをふりかけてみた。

あえて下味は付けていない。スパイスの味がダイレクトにわかるようするためである。

編集部のコメント

編集部I

編集部I

『ほりにし』は塩気がちょうどよく、辛さも辛すぎずでちょうど良きでした!

『黒瀬のスパイス』は塩気は十分なものの、スパイシーさやパンチが足りない印象。

『バカまぶし』はクミンの風味や唐辛子の辛さは最高なのですが、塩気があまりなく、単品だと物足りなかったです。

『七代目こばやし』は塩気もスパイシーさも強めで少量でも十分、かけすぎ注意!

Round2.魚編

編集部撮影
切り身が柔らかくてほぐれてしまった…

続いては焼き魚。炭火や七輪で焼くと香ばしくてたまらない、こちらもキャンプでは欠かせない食材である。

魚においても下味は付けていない。

編集部のコメント

編集部M

編集部M

魚はお肉よりも、独特の「臭い」が出やすい食材。『ほりにし』と『黒瀬のスパイス』はスパイシーさがやや足りず、魚の臭いは若干勝っているなという感じです。

逆に『バカまぶし』はたっぷりのスパイスと唐辛子が功を奏して、魚にはベストマッチ!

『七代目こばやし』もスパイスが効いていて、なおかつ塩気もあるので合いましたよ。

.Round3.ご飯編

編集部撮影
今回は気合を入れて玄米mix

「肉にも魚にもイケるならご飯も合うのでは?」と思いついた、ふりかけ代わりにしてみるというアイデア。熱々炊き立てご飯もキャンプの醍醐味のひとつであるので、ぜひ参考にされたし。

編集部I

編集部I

三度の飯より米が好き!な自分にとってキャンプでの飯盒炊飯はマストです。

『ほりにし』はちょうどいい塩気とスパイシー加減でまるでふりかけのよう!

『黒瀬のスパイス』はかなり塩気があるので、銀シャリとはイマイチ。卵かけご飯ならありかもしれません。

『バカまぶし』はご飯のおともとしては塩気が足りない…辛さは◎

『七代目こばやし』は黒瀬のスパイスと似ていますが、やや塩気が控えめなのでご飯にも合いました!

 

気になる結果は…?

編集部撮影

アウトドアスパイスと一口に言っても幅広い。なので今回4種類を同じ食材で比較してみたのである。

比較結果としては

  • 肉料理⇨『七代目こばやし』『ほりにし』
  • 魚料理⇨『バカまぶし』
  • ご飯 ⇨『ほりにし』
上記のアウトドアスパイスが各食材とベストマッチしていた。

肉料理とご飯では塩気とスパイシーさのバランス、魚料理ではスパイスの豊かな風味が決め手となった。

ここにある全てのスパイスはどれも素晴らしいが、何かひとつだけ揃えるなら万能に使える『ほりにし』をおすすめする。