キャンプへ出かけられないときにおすすめ!
「今週も雨予報……」。キャンプ好きでも雨が続くと出かけるのをためらってしまいます。そんなときは、家でもキャンプ気分を味わえるキャンプレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。当記事では、おすすめのレシピと役立つアイテムをご紹介します。
簡単!家キャンレシピ3選
手に入りやすい食材でも、キャンプギアを上手く取り入れれば気軽にアウトドア気分を味わえます。ここでは、ライターが実際に調理したレシピをご紹介。おかずやおつまみ、おやつにおすすめします。
カツオのタタキ
市販されているカツオの短冊やタタキを、トーチバーナーで炙る一手間を加えると風味が増します。春〜夏であれば新玉ねぎが出回っているので、薄くスライスして一緒に食べると味・栄養価ともにアップ!ポン酢以外にも塩やニンニク、ショウガなどお好みの調味料を添えていただきましょう。
材料
カツオのタタキもしくは(短冊):1パック
ポン酢:お好みの量
新玉ねぎ:1/2
作り方
最初に新玉ねぎを可能な限り薄くスライスします。スライスしたら、流水に5分ほど晒してから水を切り、お皿に盛り付けて冷蔵庫で冷やしておきます。
次にパックからカツオを取り出し、キッチンペーパーで水気をとりましょう。耐熱性のある皿へカツオを置き、トーチバーナーで炙ります。カツオの短冊は先細りの三角形となっているため、一面ずつ炙って全体に軽く焦げ目を付けましょう。
カツオを8mm程度の厚さにスライスして、お皿の上に盛り付けたら完成です。
きのことタコ・ホタテのアヒージョ
メスティンとポケットストーブ、固形燃料を組み合わせて使うと、いつもの食卓でもキャンプ気分を味わえます。作り方もオリーブオイルに好きな材料を入れて温めるだけの手軽さが魅力。バゲットやワインと合わせて楽しみましょう。
材料
タコ:100g
ホタテ:100g
エリンギ:1本
しめじ:1/2房
舞茸:1/2房
オリーブオイル:80cc
アヒージョの素:1袋
作り方
タコ、エリンギは一口サイズに切り、しめじと舞茸は石突きを落として手でほぐします。次にメスティンへオリーブオイルとアヒージョの素を加えてよく混ぜてください。
材料を加えてからポケットストーブに置き、固形燃料に着火します。加熱しすぎるとオイル煮ではなく、揚げた状態となってしまいますので、目を離さないように気をつけましょう。すべての具材に火が通ったら完成です。
もちとこしあんのホットサンド
ホットサンドは、カリッとした食感を楽しめる家キャンにもおすすめのレシピです。定番のハムチーズ以外にも、好きなものを挟んで軽食からデザートまで幅広くアレンジできます。今回はこしあんを使ったスイーツレシピを紹介します。
材料
食パン(6枚切り):1枚
こしあん:50g
切りもち:1/2個
バター:小さじ1
作り方
切り餅を包丁で5mm角に切り、こしあんと混ぜ合わせます。食パンは切らずに二つ折りにし、餅と合わせたこしあんを挟んでください。ホットサンドメーカーにバターを入れて溶かしてからパンを入れてロックします。
弱火で5分程度加熱し、裏返して裏面にも焼き色を付けましょう。お皿にあげて、食べやすいサイズにカットしたら完成です。
持っていると役立つアイテム
今回の調理に使用したアイテムの特長や注意点を紹介します。アウトドア初心者でも購入しやすいリーズナブルなものが多いため、調理器具を持っていない方は参考にしてみてください!
ポケットストーブ
ポケットストーブは、キャンプ調理に欠かせない火をもっとも軽量かつコンパクトに持ち運べる道具です。使い方も簡単で、組み立てから固形燃料を置き、着火すればすぐに使用できます。自宅テーブルで使えば、料理を温めながら食べたり、調理しながら家族で楽しんだりと楽しみの幅も広がるでしょう。
価格もリーズナブルなものが多く、ひとつは持っておきたいアイテムといえます。自宅で使う場合、設置場所が高温になってしまうことが考えられるため、バットや耐熱性のあるマットを敷いたうえで使うようにしてください。
おすすめのストーブ:MiliCamp
MiliCamp ポケットストーブ
MiliCampのポケットストーブは、手のひらに収まるサイズ感が特長です。キャンプでは固形燃料以外にも、枯れ葉や小枝を燃やして使えます。スタッキング用のフレームは五徳としても使え、小さな缶詰やシェラカップでも安定して調理可能。
1,000円を切る価格で購入できるため、初めてのポケットストーブにもおすすめします。
メスティン
メスティンは、アルミ製の調理器具です。ひとつ持っていれば、焼く・煮る・揚げるとあらゆる調理をこなせます。ほかにも、炊飯器具やランチボックスとして活用可能。ひとり分の料理を作る場合は、そのまま食べられるのもうれしいポイントです。
フタも火にかけられるため、メスティン本体でアヒージョを作って、フタで他の食材を焼きながら食べるなどの使い方もおすすめします。とにかく便利に使え、お手入れも簡単です。
自宅で使う場合の注意点としては、家庭用コンロのサイズと合わない場合があるため、炊飯や揚げもの調理をするときは目を離さないようにしましょう。
おすすめのメスティン:MiliCamp
MiliCamp メスティン
メスティンもMiliCampをおすすめします。実は先に紹介したポケットストーブや網、風防がセットになっており、アウトドア調理に必要なものがすべてそろいます。
メスティン自体の特長としては、バリ取りやシーズニングをしなくてもすぐに使える点です。ほかにも、計量に便利な目盛り付き、ハンドルにはラバー加工が施され、熱くならないのがポイント。
このセットひとつで焼く・煮る・蒸すとあらゆる料理を作れるのが魅力です。
トーチバーナー
フィールドでは、焚き火やバーベキューの着火を簡単にできるアイテムです。自宅で使う場合、肉やチーズの表面をバーナーで炙れば風味が増します。
室内で使用する際、気をつけて欲しいのは、とにかく横方向に強い火が出るため、誤って家具を燃やさないように注意しましょう。また、使用直後は高温となっているため、素手で触れないようにしてください。
おすすめのトーチバーナー:イワタニ
イワタニ トーチバーナー
イワタニのトーチバーナーは、調整つまみを回してガスを出し、点火スイッチを引くだけで高出力の炎を出せます。家庭で使う場合は、安全性も考えて燃えやすいものの近くを避けてキッチンなどで調理しましょう。
スパッタシート
耐熱性のあるシートは、自宅でポケットストーブやシングルバーナーを使うときに1枚持っておきたいアイテムです。調理器具の下へ敷くだけで、テーブルへのダメージを防いだり、反射熱の影響を最小限にしたりと役立ちます。
焚き火用の大きなものでなくても、家庭での使用であれば30×30cmのもので対応可能です。また、最近では100円均一でも購入できる場合がありますので、チェックしてみてください。
家でもアウトドア気分を味わおう!
よくない天気が続く梅雨の時期ですが、キャンプギアを活用して調理すると家でもアウトドア気分を味わえます。当記事では、実際にライターが自宅で調理したレシピや道具を紹介しました。
出かけにくいときこそ、キャンプ気分を楽しんで心晴れやかに過ごしてみましょう!
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