SAS アンティフォグ
シーゴールド SEA GOLD (マスク用曇り止め液)
GULLピュアデミスター
マスクの視界をよくする方法!代用品も紹介
シュノーケルマスクがくもったら楽しさ半減
海の中で目を開けたまま海中の魚やサンゴ礁の様子がよく見えるシュノーケリングは、子供さんでも気軽にできる楽しみ方として注目を集めています。シュノーケリングには、マスクのレンズがくもってしまうのはつきものです。
そのたびにマスクを外して海水で濡らし、一時的には視界がクリアになってもそのままではまた時間経過と共にくもってしまうでしょう。くもりを取り除くのに気を取られてばかりいては、せっかくの海中の観察が十分に楽しめませんね。
強力なくもり止めアイテムを紹介!身近なもので代用も可能
シュノーケリングマスクのくもり止めの方法は、いくつかあります。身近な家庭用品を使ってくもりを止めるやり方もありますが、長時間効果を持続させたい方は市販のレンズ専用のくもり止めを使うのがおすすめです。
今回はシュノーケリングマスクがくもる理由や原因と、最強といわれるレンズ用のくもり止め剤をピックアップしてご紹介いたします。
シュノーケルマスクやゴーグルがくもる理由は
理由1.結露
水中に入るまでは視界がクリアだったのに、海やプールの中に入ったらマスクの内側が曇るのはこの結露が原因です。水の外では気温や体温によって温められていたゴーグル内の空気中の水蒸気が、海水の冷たさで冷やされて起こる結露がくもりの理由となります。
理由2.ゴーグルの傷
水中に入らなくてもだんだんとゴーグルが曇ってきたという時は、こまかな傷によってくもっている事も疑ってみてください。
またそれまで施されていたゴーグルのくもり止め剤が取れてきて、結露が起こりやすくなり曇る場合もあります。これらは経年劣化ですので新しいゴーグルに買い替えるか、くもり止め剤を新たに塗り直すのがおすすめです。
理由3.肌の油分や手の汚れの付着
結露でもなく傷などの経年劣化でもないくもりに、人の肌の油分が付着して視界を悪くしてしまうケースが考えられます。こちらは、ゴーグルのレンズを傷つけてくもらせてしまわないよう、メガネのレンズ拭き用布などやわらかい布できれいに拭き取ることでくもりを解決できるでしょう。
最強のシュノーケルのくもり止め3選
1.SAS アンティフォグ
SAS アンティフォグ
SAS アンティフォグはシュノーケリングやダイビングをしている人の間で、大変人気の高いくもり止め剤です。NASAも使っているくもり止めとして有名になりました。中身はすこし粘り気がある液状で1回の使用は2滴程度です。
強力だが使い方に少しコツがある
こちらは本当に強力で、今までどのようなくもり止めを使っても、時間が遅くなるだけで最終的にはくもる物だと思っていた人が、関心したという口コミもあるアイテムです。使い方は一度きれいに洗浄して乾いた状態のレンズに指などで塗布します。
そのあと流水で洗いますが、このとき絶対に指で触れないことが大切です。水の力で余分な薬剤を洗い流すイメージで使ってください。大きな水滴などを軽くティッシュオフ(この時も絶対にこすらない)して、十分に乾燥させてから使うのがポイントです。
2.SEA GOLD マスク曇り止め剤
シーゴールド SEA GOLD (マスク用曇り止め液)
男性用の香水の瓶のようなかっこいい容器に入っているのは、SEA GOLDというこちらも人気の高いくもり止め剤です。こちらはするするっと伸びのよいジェルタイプとなっており、1回の使用で2-3滴使うのが目安となっています。1度塗ると1日レンズが曇らないという口コミも多い商品となっています。
3.GULLピュアデミスター
GULLピュアデミスター
GULLピュアデミスターは日本で人気の大手ダイビング用品メーカーのアイテムです。GULLのマスクは特に使用者も多い、知名度も高くショップでもよく売られているブランド商品となっています。SASとよく似ている効果・使い方ですがややこちらの方が定価が安いのが魅力です。
食品に使われる界面活性剤使用で安心
中身はやはり少しとろっとした粘り気のある液状で塗りやすいです。GULLは環境問題と人体に対する影響に特に気を使って製品づくりをしています。こちらのくもり止めに使われている界面活性剤は、食品に含まれているものと同等のものなのでより安心できるでしょう。
たとえば海水でマスクを洗い流したという場面でも、海中の生き物に対してもできるだけ悪い影響が出ないよう考慮された商品です。
家庭にあるものでくもり止めの代用ができる
界面活性剤入りの台所用洗剤
(界面活性剤は)表面に水の膜ができて、水滴になることを防ぐのです。
界面活性剤は油と水の親和性を高めて、表面張力を無効化する・油汚れを落としやすくすることから洗剤に多く使われています。これをレンズの内側に塗ると水滴にならず水の膜になるためくもりを感じません。
注意点として目に入る可能性もあることから、人工の系界面活性剤よりも、天然素材由来の界面活性剤入り洗剤を使うことをおすすめします。またシュノーケリング後には、目をきれいな水で洗えばより安心です。
非ホワイトニングの歯磨き粉
ホワイトニング効果の入っていない練り歯磨きも、シュノーケルマスクの洗浄剤・くもり止め剤と同様の効果があります。1cmほどだして指でレンズの内側にこすりこむようにしてしっかりと塗りつけてから、水で洗い流してください。
ただしミントの香りが苦手な方や、目にしみることもあり使えないという方もいますので、実際に海やプールにいく前に一度試してから自分に合うか判断してからがよいでしょう。
シュノーケルのくもり止めの効果的な使い方
使い方1.手をきれいに洗ってから使う
前述のレンズのくもりの理由でも、皮脂がシュノーケルマスクのくもりの理由のひとつになるというお話をしました。この皮脂はくもらせるだけでなく、くもり止め剤の乗りを悪くして効果ダウンにもつながります。くもり止めを塗る前だけでなく、できるかぎりシュノーケルマスクにふれる時には手をきれいに洗ってから作業をするようにしてください。
使い方2.新品マスクは油分を取ってからくもり止めを使う
新品のマスクにはレンズにコーティングがされていることもあります。くもり止めアイテムを使う場合は、それらの油膜をきれいに落としてから使うのがベストです。新品のレンズを傷つけないよう油膜落としには車のガラスの油膜取りなどを使うと、しっかりと傷によるくもりの弊害を防ぎ、安全に処理することができます。
使い方3.海に入る直前に塗ると安心
家でシュノーケルマスクのくもり止めを塗っていってもよいのですが、よりその効果を確かなものにするには海に入る直前に塗ることをおすすめいたします。持ち運ぶ時に何かにこすれて薬剤が取れたりしてしまうことを防ぎ、最強の状態でレンズのくもりを防止してくれるでしょう。
クリアなマスクで快適で楽しい水中観察を
今回はシュノーケルのマスクがくもる理由のご説明と、人気の最強くもり止め剤3選をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
くもり止めは市販の薬剤ではなく身の回りのもので代用することも可能ですが、まるまる1日効果をもたせたいのであれば、やはり市販品がおすすめとなります。
中には使い方が多少変わっていて注意も必要なものがありますので、パッケージをよくご覧になり使い方手引に従ってご利用ください。
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暮らしーのではシュノーケルのくもり止めのアイテムや方法だけでなく、人気のシュノーケルセットのおすすめやシュノーケルスポットのご紹介記事もたくさん発信しています。シュノーケルが気になる方はこちらもぜひご覧くださいね。

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