沖縄の穴場のうちにでかけたいスポット
沖縄観光で少しずつ注目度が高くなっている白保海岸
白保海岸へ個人でシュノーケリングに訪れる人は少なく、いわば穴場的なスポットとなっています。その理由は海岸は岩礁がゴロゴロしており魚もいない、サンゴ礁もないただの自然な海だからです。
しかしそのため人も少ないのが白保海岸のよさです。少し沖へ出ると海中の楽園のような風景が見られるため、ボートシュノーケリングにはもってこいのスポットとして、少しずつ知名度が高まっている場所でもあります。
世界的には有名なシュノーケリングスポット
ここ白保海岸は日本では個人では向かう人はあまりいませんが、海外ではとても注目されているシュノーケリングスポットととなります。その理由は世界規模で珍しいその地形にあります。
今回は、そんな世界規模に注目されているが日本ではあまり個人では訪れる人がいない穴場の白保海岸の魅力と、おすすめのボートシュノーケリングができるグラスボートツアーをご紹介いたしましょう。
白保海岸とは?その魅力もご紹介
白保海岸とは
沖縄は大小合わせると何と150個もの島によって構成されているエリアですが、その中でも観光客が多く人気のエリアに石垣島という島があります。この島の東側の海に面しているのが、今回ご紹介したい白保海岸となります。
白保海岸の長さは約10kmにもおよぶロングビーチ
海岸といっても人が整備した人工的なものもありますが、白保海岸は天然の海岸となっています。石垣島の東側には10kmにもおよぶ世界規模でも珍しいサンゴ礁群生エリアがありますが、その中の大部分が白保海岸に含まれるのです。
白保海岸のサンゴ礁の種類は70-130種といわれる
白保海岸はアオサンゴで有名ですがそれらは群生しているというだけでなく、アオサンゴ以外にも種類が多いのもシュノーケリングエリアして好まれる部分です。
その数は書物によって数が変わりますが70種類と控えめにいう人もいれば130種類も確認できたという専門書も存在します。とにかくアオサンゴ以外でもたくさんの種類のサンゴ礁を楽しめる場所として、白保海岸はとてもおすすめなシュノーケリングエリアです。
空港から近くアクセスもよい白保海岸
空港から白保海岸への行き方
空港から白保海岸へ向かうならば車またはバスを使います。どちらも時間は同じくらいですので、お好みの方法をお選びください。地図ではバスを利用したルートを表示しています。
空港から市街地方面へ向かう観光バスに乗車し、最初の停留所である白保集落で下車し海方面へ徒歩で5分ほどで海岸に到着するルートです。
市街地から白保海岸までのおすすめアクセス方法
すでに石垣島に滞在しており市街地方面から白保海岸へ向かうのには、車での移動が便利でおすすめです。国道390号線で空港方面へ向かい18-19分程度走行します。沖縄らしい赤瓦や白壁の集落を抜けて、海岸へアクセスしてください。
海岸への道は細いので車で向かう場合注意
国道390号線から海岸へ向かう横道は道幅が狭いです。大きな車であるとすれ違いが大変となりますので、その手前で駐車場を見つけてそこからは徒歩で行く・小さな車を選ぶ・バスルートに変更するなど工夫をするのもひとつの方法です。
白保海岸のシュノーケリングツアー
白保海岸でシュノーケリングするなら個人よりツアーで
白保海岸のシュノーケリングの特徴として海岸線ではなくそこから約1km程度沖へ向かったポイントがみどころとなっています。そのため個人で泳いでいくのには、少々大変な場所です。
白保海岸でシュノーケリングを楽しむのであれば、個人でいくよりも観光船として人気のグラスボートに乗船して向かうツアーを利用することをおすすめします。
白保海岸のおすすめグラスボートツアー
白保海岸近くの民宿・食堂を経営されているマエザトではグラスボートで白保海岸を堪能するツアーも格安で提供してくれます。またこちらはグラスボートでの海中をながめたり、シュノーケリングをするだけでなくマエザトで飼っているアヒルと一緒に泳げるというおまけ付きツアーです。
ツアー費用は参加費とガイド代・保険料・ライフジャケットレンタルとワンドリンク料金とシンプルなので格安なのもポイントです。
ツアーの参加条件やコース
ツアーコースとしては、白保海岸のアオサンゴ群落を含む3つのポイントをまわります。また、参加できる年齢は幼児から大人までで、特に◯歳以上という決まりはありません。しかし、年齢によってツアー参加費用が変わるのでご注意ください。
追加料金でレンタルできるものと用意して欲しいもの
ウェットスーツや足ひれマスクなど持っていない方は、有料でレンタル可能です(例:マスク、シュノーケル、足ヒレセットで1000円)。レンタルマスクの中には度付きマスクも置いてありますのでこちらもお借りすることができます。
また、施設はシャワー付きで帰港したあとに無料で使用可能となっていますが、このときに使うバスタオルは各自ご持参ください。
民宿マエザトの基本情報と予約はこちら
民宿マエザト
- 住所沖縄県石垣市白保68
- 電話番号(0980)86-8065
- 営業時間11:00~15:00頃
- 定休日食堂の定休日:毎週火曜日
ツアーの予約をするなら干潮時となる時間帯がおすすめ!
ツアーご紹介の最後になりますが、シュノーケリングに慣れない人は比較的浅い水深で楽しむのがセオリーとなります。できれば1m程度の水深であれば、泳ぎに自信のない方でも楽しめておすすめです。
干潮時を狙いたいのですが潮の満ち引きは時期によっても多少変化がありますので、その日の潮目を確認することも大切となります。干潮時間からツアー予約が埋まりがちというのを覚えておくとよいでしょう。
遊泳は自己責任?白保海岸利用の注意点
白保海岸での遊泳は禁止ではないが自己責任で
白保海岸が穴場である大きな理由に遊泳できる海水浴場ではないというところがあります。こちらは特に遊泳禁止エリアには指定されていないので、泳いで泳げない場所ではありません。
しかし地元の自治団体からは海底の足場がけがをしやすい危険な場所・危険な生き物が生息する地域としておすすめできないという地域に指定されています。
白保海岸だけでなく無許可の漁は絶対NG!
白保海岸のビーチ近くにはあまり魚も生息していませんが、個人所有のボートなどで沖に出たときには決して漁をして持ち帰ろうとしないでください。また魚だけでなくサンゴ礁・海藻においても沖縄県漁業調整規則で採取は禁止されています。
サンゴ礁から足を守るブーツは必須
ここまでも何度か触れてきましたが、白保海岸は岩礁やサンゴ礁で海底が荒れた状態です。そのまま泳いだり歩いたりすると足を怪我して危険ですので、ビーチで少し水に入る程度でもダイビングブーツや底の丈夫なスニーカーなどを着用されることをおすすめします。
沖縄でサンゴ礁の海を堪能したい人はここへ
今回は石垣島にある穴場のシュノーケルスポットである白保海岸の魅力や注意点をご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか。
白保海岸は海水浴には向かない地形をしていますが、それだけに人に荒らされていない自然の魚やサンゴ礁の様子を堪能できる場所です。グラスボートツアーなどに予約をしっかり入れて下準備してからでかけましょう。
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出典:https://unsplash.com/