焚き火台は2つ持ちがおすすめ!
焚き火台は、キャンプファイアーやバーベキューなどあらゆるシーンで活躍するアイテムです。最近では、直火での焚き火がNGのフィールドも増え、欠かせないアイテムとなっています。
先日、デュオキャンプを楽しんだときに初めて焚き火台を同時に設営した使用感やおすすめの燃料、ソロキャンプ経験を経たうえで2人でフィールドに出かけて感じたことをご紹介。
焚き火台を複数所有するメリットを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
ソロキャンプでは1台しか使わないが……
冬キャンプ時には、フィールドへひとりで訪れるため、薪の長さや楽しみ方によって使い分けていました。ソロキャンプのときに2台使うのは撤収を手間と感じてしまいます。今回はデュオキャンプということで、焚き火用とバーベキュー用の卓上コンロとして同時に使用しました。
使用している焚き火台
ユニフレーム「ファイアグリル」
基本情報
- 使用時:43×43×33(網高)cm
- 収納時:38×38×7cm
- 重量:2.7kg
- 焼網:鉄/クロームメッキ、本体/ステンレス、脚/スチールパイプ
コールマン「ファイアーディスクソロ」
基本情報
- 使用サイズ:約直径30×16(高さ)cm
- 収納サイズ:約直径32×10(高さ) cm
- 本体重量:約620 g(網込み約800g)
- 耐荷重:約25kg
どのように使ったか?
ソロキャンプをするとき、装備を抑えたい場合は薄く収納しやすいコールマン「ファイアーディスクソロ」を持ち出します。大きな薪を燃やしたいときや、焚き火を調理の熱源としたい場合はユニフレーム「ファイアグリル」を使用すると使い分けていました。
今回は、焚き火用にユニフレーム「ファイアグリル」を地面に設置し、コールマン「ファイアーディスクソロ」を卓上コンロとしてテーブルの上で使用。感じたメリットは以下のとおりです。
・常に焚き火を楽しめる
・コンパクトな焚き火台はバーベキューに◎
・片付けも楽々!
それぞれについて解説します。
常に焚き火を楽しめる
焚き火台を2つ併用すると、常に薪を燃やし続けられます。
炭火でバーベキューしたい場合、燃料を薪ではなく炭に切り替えて焚き火を一旦中断しなければいけません。調理・焚き火用と2台使い分けることで、バーベキューするときもキャンプファイアーを続けられます。
コンパクトな焚き火台はバーベキューに◎
コールマン「ファイアーディスクソロ」は、コンパクトで卓上コンロとしてもピッタリです。脚つきで熱がテーブルに伝わることもありませんでした。また、スペースを圧迫することなく気軽にバーベキューを楽しめます。
片付けも楽々!
焚き火台を使い分けると、焚き火は燃やし切ってから炭を捨てるだけ、もう一台はバーベキューが終われば収納できます。
これまで、一台二役で使用すると煤と脂が混じって掃除しにくいことがありました。
今回、ファイアーディスクはバーベキューが終わった時点で消火を待ち、脂汚れを拭き取れば片付けは終了です。ファイアグリルは翌日の朝、焚き火をしてから収納しました。
おすすめの燃料と使い心地
ロゴス「ミニラウンドストーブ」
基本情報
- 総重量:(約)600g
- 内容量:4pcs
- サイズ:(約)7.5×3.5cm×4pcs
普段バーベキューをするときは、箱入りの木炭を使用していました。今回は焚き木が大量にあり「あまり燃料を増やしたくない」と計画。以前から気になっていたロゴス「ミニラウンドストーブ」を使ったメリットは以下の3つです。
・着火が簡単!
・木炭よりも軽い!
・必要なだけ燃焼させられる
それぞれに分けて紹介します。
着火が簡単!
木炭を使用するときに困るのは、着火に時間がかかることです。一度燃え始めれば高い火力を維持できますが、木炭の状態によっては火つきが悪いこともあります。
湿度が高いときや木炭の質によっては、トーチバーナーを使用してもなかなか火が安定しなかった経験をしました。ロゴス「ミニラウンドストーブ」であれば、着火してすぐに高い火力でバーベキューを開始できます。
木炭よりも軽い!
木炭は大抵、3kgや5kgなど段ボール箱単位で販売されています。また、品質や大きさは開けてみるまでわかりません。小さいものや大きいものなどの比率で燃焼時間が異なるため、余裕を持って準備する必要があります。
しかし、ロゴス「ミニラウンドストーブ」は1つあたり150gと軽量・コンパクトです。
火力調整しやすい
バーベキューする時間や人数に応じて、個数を考えるだけで火力を調整できます。
コンパクトな割に強い火力を発揮するため、ソロ〜3人くらいまでのバーベキューに最適。もしも、「火力が弱い」と感じても追加で投下し、バーナーで炙ればすぐに着火できるのがメリットです。
ソロからデュオキャンプを経験して感じたこと
ソロ→デュオと楽しんで
ソロキャンプ企画を担当させてもらい、家族で楽しんでいたころよりもサバイバル力が上がったと実感しています。1人でフィールドに出かけると、誰にも助けを求められません。黙々とトライアンドエラーの繰り返しです。強制的に自分でなんとかした経験は大きいと感じました。
実践すれば気付きがある
今回、息子と2人でキャンプをしたことで、少し前まで1人ではできなかったことも簡単にできるようになり、息子に教える喜びを味わえました。このことから「もらうばかりが幸せじゃない、知識を与える・伝えられることから得られるものがある」ということです。
同じアクティビティでも楽しみが違う
キャンプは、1人でも2人でも同じアクティビティです。私が感じたそれぞれのよさを紹介させてもらいます。
1人のよさは「誰にも助けを求められない代わりにすべてが自由」、2人のよさは「助け合いと自然のなかで誰にも邪魔されず話し合える」です。
フィールドの夜は風の音、木の葉の騒めき、鳥の鳴き声……。あとは自分達の呼吸する音くらいしか聞こえてきません。ソロキャンプを楽しんでいる人は、少しだけ手持ちの装備にギアを追加して、家族や友人とデュオキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか?
焚き火台の使い分けも閃き
今回紹介した焚き火台の同時使用は、計画したものではありません。息子と2人でキャンプへ訪れ「薪割りや火起こしのやり方を教えたい」と考えたことから閃きました。
薪が燃え終わるのを待って、夕食準備するのは手間だと感じます。さらに、焚き火を明るいうちから楽しむと安全に薪割りを教えられると考えました。
焚き火が安定したらテーブルの上にコールマン「ファイアーディスクソロ」とロゴス「ミニラウンドストーブ」を準備しておけば、点火するだけでいつでも夕食を開始できると閃きました。
いつもと違うことをするのは
ソロキャンプである程度の経験を積み、最初は1時間もかかったタープの設営も10分もあればできるようになりました。積み重ねれば当たり前が自分の中で形成されますが、同時に考えなくなります。いつもと違うパターンでキャンプすれば、同じことをしてもアイデアが生まれました。
焚き火台を上手に使い分けよう!
デュオキャンプで閃いた焚き火台の2台使いは、同時に焚き火とバーベキューを楽しめる、片付けを簡単にできるなどメリットがたくさんあります。併せて、手軽に使えるロゴス「ミニラウンドストーブ」の使い心地も解説しました。
ソロキャンプばかり楽しんでいた私が2人でキャンプを経験して得た気付きも紹介しましたので、みなさんが楽しむ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
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