カヤック
ライフジャケット
プロックス(PROX) ラバーランディングネット
リーシュコード
クッション
吸水スポンジ
クランプ
アンカー
ポイントシックスティーファイブ
PandaTree カヤックパドル
WERNERパドル
バス釣りはカヤックを活用できる!
カヤックとは
カヤックとは、カヌーの一種です。パドルを使って水をかくことで進む小舟を総称してカヌーと呼びますが、使用するパドルの両端に水かきがついている場合には、その小舟のことをカヤックと呼びます。
海や川などを時間を忘れてのんびりと進んで景観を楽しむのカヤックは最適なので、ゆっくりと自然を味わいたい人から特に人気を得ています。
シットオンカヤックとシットインカヤック
カヤックの中にはシットインカヤックとシットオンカヤックという種類があります。シットインカヤックはコックピットの中に足を入れて座る形なので、波や水しぶきなどで体や装備が濡れるのを防ぐことができます。
シットオンカヤックは、コックピットの中に入らず直接船体の上に座るタイプのことです。オープンデッキなのでシットインカヤックに比べて姿勢を変えるのが楽な上に、活用できる面積が広いので荷物を多く積むことができます。
バス釣りに適しているのはシットインカヤック
カヤックバスフィッシングで主に使用されるカヤックはシットインカヤックです。シットインカヤックは胸元にパドルを構えることができるので、狭い場所や複雑な地形でも比較的進みやすいのがその理由でしょう。
この機動性は釣りにおいても重要な要素となっています。シットインカヤックとシットオンカヤックの両方が選べるならば、シットインの方を選んでください。
自然を楽しもう
カヤックバスフィッシングの醍醐味の1つに、自然を感じるというものがあります。関東などの都会では特に自然を感じられる場所は限られているのが現状です。カヤックを活用したバス釣りを行うならば、釣りだけではなく自然を感じてみてください。
意外にも関東地方では、カヤックでバス釣りを楽しめる人気スポットが数多くあるので、普段自然を感じられる生活をしていない人から、人気が高まっているアクティビティなんです。
初心者でも安心の楽しみ方
初心者は川よりも池がおすすめ
カヤックを活用したバスフィッシングでの醍醐味は、これまで攻めることができなかったエリアでのフィッシングが狙えることです。しかしカヤック初心者がいきなり流れのある川へ出るのはやや危険が伴います。
流れのない池ならば、カヤックから伝わる水面の振動などが体感で覚えられるのでおすすめです。関東地方なら千葉県の古利根沼から始めてみましょう。
初心者は装備を積まずに水面に浮かぶことから始める
カヤック初心者の方がいきなり、カヤックに乗ってバス釣りに挑戦しようとしてもうまくいきません。まずは水面に浮かぶことに慣れるところから始めましょう。パドル操作に慣れてきたら、バスフィッシングに最適なウィードエリアを探しておくと後々楽になります。関東地方だと埼玉県の合角ダムなどはウィードエリアも豊富でおすすめです。
カヤックから両手を伸ばしてみる
バスフィッシングをしようとしている場所でパドルから手を離して両手を伸ばしてみてください。自分がどういう体重移動をしたらカヤックが傾くのかなどが分かるようになります。湖や池などにはバス以外にも様々な生き物がいます。それらの生き物を触るイメージで手を伸ばしてみると、カヤック全体の体重移動の方法が体感として覚えられます。
水面や音の変化を見極めよう
ここまで準備ができたらいよいよカヤックバスフィッシングに挑戦します。コツは水面の変化や音の変化を観察してバスが潜んでいる場所を探し出すことです。水面の変化としては、小さな波紋やウィードなどが震える箇所に正確にルアーを投げます。
周囲の水面に変化がない場合は耳を澄ませて音を聞いてください。音の変化の発生場所を割り出してそこへ向けてそっとパドルで漕ぎだしましょう。音の発生源付近になったら再び水面の変化を探してください。
カヤックを活用したバス釣りの注意点
カヤックフィッシングは陸上のアクティビティに比べて予期せぬ事故が起こりやすいアクティビティです。例えばうっかりパドルを落としてしまったり破損してしまったりすることはよくあります。こういった場合に備えて予備のパドルは必ず用意しておいてください。
他にもカヤックは横転しやすいので、ライフジャケットは必須です。慣れない内は風の強い日や雨の日などはフィッシングを諦めるようにすることも大切です。
カヤックを活用したバス釣りに必要な装備
カヤック
カヤック
カヤックバスフィッシングでは当然ながらカヤックが必要です。おすすめのカヤックのサイズとしては、幅が80センチを超える大きさで長さは2メートル前後のサイズ。幅は広い方が水面で安定しますし、長さは短い方が機動性に優れています。
長さは長い方が前に進む時に安定すると言われていますが、バスフィッシングにおいては、釣れたバスをカヤックに取り込む時に、カヤックの前方部分が邪魔になります。値段は3万円前後の物が多いです。
パドル
カヤックはパドルの両面にブレードが付いているダブルブレードパドルを使用します。その中でも特におすすめのパドルはアルミシャフトでプラスチック製のパドルです。
おすすめの理由としては、耐久面と使いやすさはもちろんのこと、コスパがいいからです。また、パドルによって操作感も変わりますので、後ほどおすすめのパドルもまとめてご紹介します。
ライフジャケット
ライフジャケット
カヤックを活用したバス釣に必要な装備にはライフジャケットもあります。穏やかな池や湖、浅瀬でしか釣らない人でもライフジャケットは必要なので必ず揃えてください。カヤック用のライフジャケットには背中の部分に浮力体がない代わりにお腹の部分に浮力体がついています。
自動膨張タイプのライフジャケットが人気ですが、カヤックは落水する可能性が高いので、何度でも使用できるタイプの方が釣りの続行がしやすくおすすめです。
ランディングネット
プロックス(PROX) ラバーランディングネット
ランディングネットはカヤックを活用したバス釣りで特におすすめの装備です。バス釣りではハンドランディングの方が人気ですが、カヤックを活用している場合にはランディングネットを使った方がいいです。
バスが釣れた時にリリースするまで、ハンドランディングの場合は片手が塞がっている状態になります。その間パドルを使うことはできないので、風などが吹くとカヤックが流される危険性があります。これらを防止するためにもネットを活用しましょう。
あると便利な道具5選
①リーシュコード
リーシュコード
リーシュコードは、カヤックフィッシングの必須アイテムと言っても過言ではありません。リーシュコードとは、パドルと自分もしくはライフジャケットを結び付ける命綱のような道具。カヤックではパドルがなくなったらアウトなので、パドルが水中に沈むことを防ぐためにも、リーシュコードは必須です。
②クッション
クッション
カヤックフィッシングは長時間に及ぶことがあるので、お尻が痛くなる場合もあります。そこでクッションがあると長時間のカヤックフィッシングにも耐えられる上に、目線も高くなるので視界が広がるメリットまであります。ただし、重心が高くなるとバランスが崩れやすくなるので、横転しないように注意してください。
③吸水スポンジ
吸水スポンジ
カヤックフィッシングでは、カヤックの中に水が入ってくることはあまりないのですが、それでも0ではありません。前述したようにカヤックフィッシングは長丁場です。船底に溜まる水の量は意外と多くなるので、吸水スポンジがあると便利です。雨が降っている時でもスポンジがあれば十分に対応できます。
④ロープとクランプ
クランプ
パドルを手から離さないといけないけれど、カヤックは動かしたくないという状況の時に重宝するのが、ロープとクランプです。クランプを使って木の枝や岸に固定してカヤックの動きを止めます。クランプにはロープを結び付けておき、ロープでカヤックをぐるりと囲っておけば、停止したい時にピタリと止まれます。
⑤アンカー
アンカー
ボートを固定する定番がアンカーです。船でいうところの碇に当たりますが、このアンカーを使用するとカヤックの売りである機動力が殺されてしまいます。通常時は前述したロープとクランプで船を固定するようにし、強風などどうしようもない場合にのみアンカーを使うようにするのがおすすめです。
おすすめパドル3選!
①ポイントシックスティーファイブ
ポイントシックスティーファイブ
ポイントシックスティーファイブは、ブレードはポリプロピレン製でプラスチック製同様に高い耐久力が人気のパドルです。2ピース分割タイプなので4ピース分割と比べて軽いのも人気です。特に関東のフィッシングエリアでは岸辺からパドルでカヤックを押し出してバスの居る場所へ向かうシーンが多々あります。
ポイントシックスティーファイブならば、強度が高いので、岸辺を押しても簡単に破損しない利点があります。
②PandaTree カヤックパドル
PandaTree カヤックパドル
PandaTreeカヤックパドルは、本記事でも特におすすめしているアルミシャフトでプラスチック製パドルです。特に岩などが多い関東の川や池ではパドルが障害物にぶつかりやすいので、強度が高いパドルを求められます。関東エリアへ出るならばサブの1つとして持っていると安心できるでしょう。
③WERNERパドル
WERNERパドル
WERNERパドルは、非常に高い耐久力を持つ人気のパドルです。シャフトはファイバーグラスカーボンで、ブレードはファイバーグラスなので、長時間漕いでも疲れない上に推進力に優れているパドルです。雨や風が強くても問題なく焦げるパドルなので値段は少々高いですが持っていて損はないでしょう。
カヤックを始めるのにかかる値段
初期費用
カヤックを活用したバス釣りを初めて始める場合に気になるのは初期費用でしょう。おおよその概算ですが、10万円程度はかかるので初期費用がそこそこかかります。中古のカヤックを利用することで初期費用をかなり抑えられるので、初期費用を抑えたいならば中古か型落ちを探してみてください。
ランニングコスト
カヤックを活用したバス釣りは初期費用以外のランニングコストはほとんどかかりません。レンタルボードなどのようなレンタル代は不要で、強度の強いパドルを選択すれば修理も不要。積めるタックルに限度があるので不要なタックルを揃える必要もありません。
初期費用こそかかりますが、ランニングコストはほとんどかからない魅力がカヤックフィッシングにはあります。
カヤックを活用してバス釣りを楽しもう!
今回は、カヤックを活用したバス釣りの方法や必要な装備にその値段、人気やおすすめのパドルなどを紹介してきました。まだカヤックを持っていない方は、ネットなどでも購入できるので、この機会に購入を検討してみてください。今回の記事を参考にして、カヤックを活用してぜひバス釣りを楽しんでみてください。
カヤックの魅力が気になる方はこちらをチェック!
カヤックを活用したバス釣りの方法や必要な装備の値段などを知ると、他のことも気になり出す方もいるかもしれません。当サイトではカヤックを活用したバス釣りの方法だけでなく、カヤックそのものの魅力についても紹介した記事がたくさんあります。カヤックの魅力が知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
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