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暮らしで役立つ、ドクダミの虫除けスプレーの作り方。独特な香りと美肌効果も解説!

生命力の高いドクダミは、虫除けスプレーに加工して活用することが可能です。そこで、本記事ではドクダミの虫除けスプレーの作り方を紹介します。独特な香りと美肌効果についても解説しますので、ドクダミを虫除けに役立てるための参考にしてみてください。
2022年4月22日
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目次

ドクダミは虫除けにおすすめ!

生命力の強いドクダミ

庭のグランドカバーとして使われる他、自然の中に自生していることも多いドクダミは、生命力の強い植物です。地下に深い根を下ろし、どんどん繁殖していきます。また、加工を行うことでさまざまな効果を期待できるのも特徴です。

ドクダミを虫除けに活用しよう

ドクダミの効果の1つとして挙げられるのが、虫除けです。そこで、本記事ではドクダミを使った虫除けスプレーの簡単な作り方を特集します。ドクダミの独特な香りと美肌効果についても解説しますので、日々の暮らしでドクダミを役立ててみませんか。

どのような植物?

5月くらいの季節に花が咲く

ドクダミは、濃い緑色とハートのような形の葉っぱが特徴的な植物です。前述の通り生命力が強く、一度根を張ると広範囲に広がっていきます。ドクダミが花を咲かせる季節は、5月頃です。白くて可憐な花を咲かせ、見る人の目を楽しませてくれます。

広がる力が強いドクダミは雑草として扱われることもありますが、実は昔から薬として親しまれてきた植物です。刈り取った際に上手に活用することで、さまざまな効果があると言われています。

虫が嫌う香りを発する

ドクダミの効果の1つとして挙げられるのが、虫除けです。花を咲かせたドクダミからは魚のような独特な香りが漂います。この香りを虫が嫌うため、加工を施すことで虫除けスプレーとして活用することが可能です。

市販の虫除けスプレーと異なり、自然で生まれたものを原料として作ったスプレーは、なるべく天然の成分にこだわりたい方にもぴったりだと言えます。

独特な香りには殺菌・消毒作用もある

香りの元となっているのは、殺菌・消毒作用のあるデカノイルアセトアルデヒドと呼ばれる成分です。そのため、ドクダミは虫除けとしてだけでなく消毒用のハーブとしても使われてきました。虫除けと同時に、衛生的な状態を保ちたい時にもドクダミが役立ちます。


美肌効果も期待できる

虫除けや殺菌・消毒用として使われることの多いドクダミですが、実は美肌効果もあると考えられています。ドクダミには新陳代謝を促す作用を期待でき、肌のターンオーバーが正常に行われることで、くすみやシミの改善につながると言われているのが特徴です。

そのため、近年はドクダミを配合した化粧水も注目を集めています。自然の力を借りて肌のケアをしたい時は、ドクダミの化粧水を取り入れるのも1つの方法です。

虫除けスプレーの簡単な作り方

必要なもの

ドクダミを使った虫除けスプレーに必要な材料は、とてもシンプルです。まずは、ドクダミとホワイトリカーを用意します。ホワイトリカーとは、無味無臭のお酒のことです。アルコール度数が高い方が保存期間が延びるため、35度以上を目安にホワイトリカーを選んでください。

そして、ホワイトリカーとドクダミを入れるためのボトルも用意します。品質を維持するため、なるべく密閉力の高いボトルを用意するのがおすすめです。

洗ったドクダミをホワイトリカーに漬ける

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ドクダミは軽く洗って泥を落として、水気を拭き取ります。水気が中に入らないように、しばらく陰干ししておくとよいでしょう。ドクダミが乾いたことを確認したら、用意しておいたボトルの中に入れます。そして、ドクダミの全体が浸るようにホワイトリカーを注いでください。ボトルの蓋を閉じ、密閉したら1ヶ月ほど放置します。

葉っぱや花を取り除く

1ヶ月経過すると、ドクダミの成分がホワイトリカーに溶け出して茶色っぽい色になります。ホワイトリカーが茶色くなったら、完成のサインです。ザルなどに出して、ドクダミとホワイトリカーを分けます。ホワイトリカーのみボトルに戻したら、ドクダミエキスのできあがりです。

精製水で薄める

虫除けスプレーとして使う場合は、ドクダミエキスの2倍量の精製水を加えて薄めます。原液のままだと刺激が強すぎてしまうことがあるため、注意してください。スプレーボトルに詰め替えたら、虫除けスプレーの完成です。とても簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

香りを楽しむためのアレンジ方法


クローブを入れて虫除け効果アップ

積み重なったクローブ
Photo byabuyotam

エキスはドクダミのみでも作ることができますが、アレンジを加えて香りを楽しむ方法もあります。例えば、スパイスの1種であるクローブがおすすめです。

クローブは甘みのあるスパイシーな香りがするだけでなく、虫除け効果があると言われているのが特徴です。ドクダミをホワイトリカーに漬け込む際に、クローブも一緒に入れておくだけで香りがプラスされ、虫除け効果もアップします。

ミントオイルで爽やかに

爽やかな香りを楽しみたい時には、ミントオイルを加えるとよいでしょう。ミントを栽培している場合は、ドクダミをホワイトリカーに漬け込む時にミントも一緒に入れます。もしくは、市販のミントオイルをできあがったドクダミエキスに入れるのもおすすめです。

リフレッシュしたい時はレモングラス

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レモングラスの香りには気持ちをリフレッシュさせ、集中力を上げる働きもあると言われているため、勉強や仕事を頑張りたい時にもぴったりです。レモングラスを漬け込んだり、オイルを入れたりして、香りを楽しみませんか。

華やかな香りならゼラニウム

ゼラニウムは、バラのような華やかな香りが特徴的なハーブです。虫除け効果もあると言われており、虫除けスプレーにするのに適しています。ゼラニウムオイルも市販されていますので、活用してみてください。

おすすめの使い方

虫除け・虫刺され後に使う

屋外へ出る時など、虫刺されの可能性がある場合に虫除けスプレーを体に吹きかけます。また、ドクダミには痒みを落ち着かせる作用も期待できるため、虫に刺された後に使うのもおすすめです。さらに化粧水に配合されるほどの美肌効果があると言われてますので、虫除けと同時に肌のケアができるのも嬉しいポイントとなります。

玄関や植物の虫除けに使う

玄関に虫除けスプレーを吹きかけておけば、害虫が屋内に入り込むのを防げます。また、栽培中の植物にスプレーすることで、病気の原因となる虫がつくのを抑えられるのもドクダミエキスの特徴です。ぜひ、日々の暮らしにも役立ててみてください。


意識したい注意点

必ず肌テストを行う

肌に使用する前には、必ずテストを行なってください。二の腕の裏など、目立たない場所に少量の虫除けスプレーを吹きかけます。しばらく経って赤みや痒みなどの異変が起きなければ、安心して使えるでしょう。

精製水を混ぜたら1〜2週間程度で使い切る

精製水を混ぜる前のエキスは、常温で1年ほど持ちます。精製水を混ぜると劣化が早まるため、1〜2週間を目安に使い切ってください。せっかく作ったスプレーが余らないよう、少量ずつ精製水を混ぜるのがおすすめです。

ドクダミを虫除けスプレーにしよう!

自然の力を借りて虫除けを行うことのできるドクダミエキスは、日々の暮らしで活躍します。ドクダミをホワイトリカーに漬け込むだけの簡単な作り方になりますので、初めての方でも気軽に挑戦できるのが嬉しいポイントです。

また、ドクダミは化粧水に使われるほどの美肌効果もあると言われています。虫除けをしながら肌をいたわりたい時にもぴったりです。今回紹介した作り方を参考にして、自分だけのドクダミエキスを作ってみませんか。

ドクダミの虫除け効果が気になる方はこちらもチェック!

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