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氷壁の宿・徳沢園の宿泊情報。上高地から徒歩2時間でも行くべき魅力が満載!

長野県には「氷壁の宿」と呼ばれるおしゃれで居心地のいい山小屋・徳沢園があります。そこで今回は、そんな徳沢園について宿泊情報やおすすめポイントをご紹介します!上高地からは徒歩で2時間とアクセスはイマイチですが、それでも行くべき魅力が満載のおすすめのお宿です。
2022年4月28日
syuka
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目次

「徳沢園」について

上高地の隠れざる山宿

徳沢園は、長野県の上高地バスターミナルから信号や標識など何もない道を歩くこと2時間ほどのところにあります。冬になって雪が降ると、道の両脇が積もった雪で壁のようになることから「氷壁の宿」とも呼ばれています。

徳沢園にはテレビなど、日常で便利に感じるものがありません。街頭やネオンがないため夜は暗く、虫やサルが出ることもあります。ですが、その分日常を忘れて静かで穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。

氷壁の宿 徳沢園

  • 住所
    〒390-1516
    長野県松本市上高地
  • 電話番号
    0263-95-2508
徳沢園公式サイト
氷壁の宿 徳沢園の公式サイトはこちらから。

POINT

  • 当記事は2022年4月時点の情報をもとに記載しているため、実際の情報とは異なる場合があります

徳沢園の営業期間と予約方法

宿泊予約は電話でのみ受け付けています。7時から20時までの間にご連絡ください。なお、ファックスでの予約は旅行業者からのみ可能で、一般の方からは受け付けていません。

また、徳沢園は山の中にあるので雪が降ると道に積もって通れなくなってしまうことから、冬は休業しています。2022年の営業期間は4/27から11/3までです。ゴールデンウィークくらいまでは雪が残っているので足元に注意してください。

予約について

  • 予約内容の変更・取り消しには手数料がキャンセル料がかかる場合があります
  • 予約内容の変更は個室の場合は5日前、相部屋の場合は前日までにご連絡ください
  • 当日は予定に変更のない場合でも、お手数ですが上高地バスターミナルまたは前泊地を出発時に確認の連絡をお願いしています

徳沢園の宿泊料金

出典:unsplash.com


宿泊料金はお部屋のタイプや、ほかの利用者との相部屋にするかで異なります。詳しい料金は以下の表をご確認ください。相部屋を利用する際は他の利用者の迷惑にならないよう、節度を持った行動をするようにしましょう。

宿泊料金(1泊2食付き)
相部屋 1人 13,500円
和室 2人1室1人あたり 18,800円
3人以上1室1人あたり 17,000円
洋室A 2人1室1人あたり 24,000円
洋室B 2人1室1人あたり 31,500円
子ども 相部屋の場合 12,500円
和室の場合 15,500円
幼児 和室(寝具のみ) 3,500円

徳沢園までのアクセス

上高地バスターミナルから徳沢園までのバスやタクシーなどの交通手段はないので、バスターミナルからは歩きになります。2時間ほど歩くことになるので履き慣れた靴で、お荷物はなるべく少なくするのがおすすめです。

徳沢園までは1本道で行けるので、道に迷うことはないでしょう。なお、上高地バスターミナルには車では入れません。遠方のため車を使うという場合は、沢渡・平湯にてバスまたはタクシーに乗り換えてください。

お宿の設備情報

徳沢園のお部屋

和室や洋室など、徳沢園にはさまざまなタイプのお部屋があります。木のぬくもりを感じる和室は家族や友達など、グループでの宿泊に最適です。洋室はベッドなどの家具にこだわっており、2種類のタイプの違うお部屋があります。

また、カプセルホテルのようにカーテンで1人ひとりのスペースがきちんと確保された相部屋専用のお部屋もあります。山が趣味の方や山小屋初体験の方でも、気軽に利用できるリーズナブルなお部屋です。

徳沢園の温泉

徳沢園には天然の広葉樹を伝統的な製法で焼き上げた、希少な「信濃白炭」を浴槽内に使用した温泉があります。柔らかな信濃白炭の温泉が、2時間歩いた旅の疲れを癒してくれるでしょう。温泉は14時から20時まで入浴できます。

環境に配慮されたオーガニックな石鹸が備え付けられていますが、それ以外の洗面用具やバスタオルなどはご持参ください。なお、今シーズンに限り感染症予防のため同時入浴の人数が制限されています。

徳沢園のメインダイニング

エントランスより、イギリスのマンチェスターから輸入したこだわりのステンドグラスがはめ込まれたドアを開けると徳沢園のメインダイニングがあります。自家栽培の無農薬野菜がメインに使われた手作りの夕食や朝食を楽しむことが可能です。

なお、感染症予防の観点から食事の時間は50分までと制限付きになっています。また、到着時間が遅くなって満席になっている場合には別の食堂に席を用意される場合があるのでご了承ください。


徳沢園の多目的利用施設

徳沢園には「TOKUSAWA BASE」という多目的利用施設があります。穂高連峰を臨む展望台や屋内でボルダリング体験ができるウォールをはじめ、図書スペースやカウンターが備えられたユーティリティ施設です。

雨が降っていても天気を気にすることなく、家族や仲間とゆっくりと思い思いに過ごすことができるでしょう。企業の研修やイベントがないときは、宿泊者はいつでも自由に無料で利用することができます。

お宿のおすすめポイント

食事からデザートまで楽しめるみちくさ食堂

出典:unsplash.com

みちくさ食堂ではコーヒーや紅茶、ソフトクリームなどの充実したカフェメニューでほっと一息つくことができます。穂高連峰を眺めることができるテラス席が一番人気です。また、7時半から14時までは食事メニューを頼むことができます。

自慢の野沢菜チャーハンや山の手作りカレーなど、徳沢園名物の美味しい食事を朝食や昼食として楽しむことができるでしょう。オリジナルの窯焼きピザが人気で、登山者向けのお弁当もあります。

ここだけの買い物ができるみちくさショップ

みちくさショップでは徳沢園限定のオリジナルグッズをはじめ、さまざまな商品があります。徳沢園に訪れた記念やお土産として最適なオリジナルの雑貨やお菓子、ちょっとした登山グッズなどを購入することが可能です。

また、飲み物やスナックなどがあり、これから登山する方やキャンプをする方に嬉しいラインナップとなっています。ビールや酎ハイなどのアルコール類もあるので、ほろ酔い気分で楽しく過ごすこともできるでしょう。

キャンプ場も併設している

出典:unsplash.com

上高地の大自然の中、キャンプをするのはいかがでしょうか。徳沢園ではキャンプ場を運営しており、誰でも気軽にキャンプをお楽しみいただけるように各種キャンプ用品のレンタルを行っています。

なお、コッフェルや調理器具のレンタル・販売は行っていません。また、あらかじめ予約(当日でも可)しておけば、みちくさ食堂で夕食を食べることができます。サイトに充分なスペースがあるのでテントを持ち込む場合は予約不要です。

徳沢園のキャンプ場について
徳沢園が運営するキャンプ場の詳細情報はこちらから。

ラウンジや談話室でゆったりと

ストーブの温かな炎がゆったりとした時間を演出してくれるラウンジでは、利用者同士の山談義に花が咲くでしょう。山岳図書や上高地のビデオなどがあるので、コーヒーを飲みながらくつろぐことができます。

また、エントランスの吹き抜けに面した談話コーナーでは、落ち着いた雰囲気の中で読書やおしゃべりなど有意義な時間を過ごすことができるでしょう。なお、今シーズンに限り感染症予防のため人数制限があるのでご注意ください。

徳沢園でやすらぎの時間を過ごす

出典:unsplash.com

今回は氷壁の宿と名高い徳沢園について、施設情報やおすすめポイントなどをご紹介しました。徳沢園は上高地バスターミナルから歩くこと2時間ほどと、あまりアクセスがいい場所にあるとは言えません。

ですが、おいしい食事や旅の疲れを癒してくれる温泉など、行ってよかったと思える魅力がたくさんあります。近隣の山へ登山に行こうと考えている方や上高地に旅行に行こうと考えている方は、ぜひ一度徳沢園を利用してみてください。

上高地について気になる方はこちらもチェック!

今回は、徳沢園についてお話してきました。徳沢園がある上高地の周辺には、おすすめの宿泊施設やキャンプ場がほかにもたくさんあります。上高地周辺の情報が気になる方、もっと知りたい方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。