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【保存版】スキットルの正しい洗い方・お手入れ方法ガイド。乾かし方のポイントも!

キャンプや登山を始めとしたアウトドアシーンで使用するスキットルとは、お酒を入れるための容器のことです。本記事では、使用後のスキットルの洗い方について解説します。洗い方以外に乾かし方や注意点も紹介しますので、スキットルを愛用するための参考にしてみてください。
更新: 2022年4月21日
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スキットルの素材によって適切な洗い方が違う

スキットルとは、ウイスキーなどのお酒を入れるための容器を指します。登山やキャンプなどのアウトドアで使用することを想定して作られており、ポケットに入れやすいよう側面に軽くヘコみを入れているのが特徴です。そんなスキットルは、素材によって適切な洗い方が変わります。

各素材に適した洗い方を取り入れないと、スキットルが傷む原因になるため注意が必要です。そこで、本記事ではスキットルの洗い方について解説します。乾かし方や使い方、注意点についても紹介しますので、スキットルを活用するために役立ててみてください。

お手入れ前に確認!スキットルの種類

スキットルと一口に言っても、素材によって特性が異なります。素材を把握しておくことで適切な扱い方も明確になるため、必ず何の素材を使用しているか確認することが大切です。そこで、ここではスキットルの素材について解説します。

チタン

軽くてサビにくく、アウトドアでも使いやすいのがチタンの特徴です。金属のニオイが移りにくいため、お酒の味を変えたくない方にも適しています。ただし、他の素材を比べて高価格帯になるところが気をつけておきたいポイントです。費用を抑えたい方は、事前に価格を確認するようにしてください。

サビに強く、古来より使用されてきた伝統的な素材です。太陽の光を浴びた時の見栄えがよく、銀ならではの風合いを楽しめます。ですが長期間使用し続けると黒ズミが出ることがあるため、定期的なお手入れが必要不可欠です。

ステンレス

サビにくい特性がありますが、他の素材と比べると重ためです。また、特有のニオイがお酒に移ることもあるため、ニオイに敏感な方は避けた方がよいかもしれません。低価格帯であることから、スキレットの入門編としておすすめの素材でもあります。


プラスチック

近年は、軽くて衝撃に強いプラスチックも人気を集めています。透明プラスチックは中身を確認できるため、必要に応じでお酒を追加しやすいのも嬉しいポイントです。ただし、金属と比べるとどうしても見栄えが落ちるところが注意しておきたい点として挙げられます。

ガラス

ガラスは金属と比較してニオイ移りが少なく、お酒の味わいを楽しみたい時に最適です。耐久性に不安がある場合は、強度の高い硬質ガラスを選ぶと安心でしょう。革やシリコンを使用した専用のカバーも付けておくと、破損のリスクを抑えられます。

スキットルの洗い方を徹底解説

スキットルの洗い方には、さまざまな方法があります。素材によっては不適切な洗い方もあるため、注意が必要です。そこで、ここではスキットルの洗い方について詳しく解説していきます。

洗剤を使う方法

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最初に、口の部分を食器用洗剤で洗います。スポンジに洗剤を含ませて、口の部分をしっかりと擦るように汚れを取るのがポイントです。洗剤を洗い流した後に、沸騰させた熱湯をスキットルに注いでください。1/2ほど熱湯を注いだら、蓋を閉めてしっかりと振ります。最後にお湯を全て出して、お手入れ完了です。

重曹を使う方法

熱湯のみだと洗い方が不十分だと感じる場合は、重曹を使う方法がおすすめです。重曹が研磨剤の代わりになり、汚れをしっかり落とせるようになります。熱湯100mlに対して小さじ1の重曹を溶かし入れ、スキットルに入れてください。軽く振ってから1時間以上放置し、重曹水を流します。重曹が残らないように水を注ぎ、洗い流したら完了です。

ひどい汚れには漂白剤

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スキットルにひどい汚れがついた時は、漂白剤を使います。5〜6%の濃度で漂白剤をお湯に溶かし、スキットルを浸してください。20分ほど経過したら全体を洗い流して完了になります。ただし、銀とステンレスは漂白剤では洗えないため注意が必要です。サビが発生する原因になります。


ニオイにはお酢

スキットルにニオイがついてしまった場合は、お酢を使う洗い方があります。10%の濃度で酢水を作り、沸騰させるのがポイントです。その中にスキットルを浸し、1時間ほど待ってから洗い流して完了になります。ただし、チタンはお酢で洗えないため避けてください。

乾かし方も大事!カビや細菌の発生を防ごう

適切な方法で洗った後は、乾かすことも重要です。乾かしが足りないとサビや黒ズミの原因になることもあるため、気をつけてください。そこで、ここからは基本的な乾かし方について解説します。

お手入れ後に熱湯をかける

どのお手入れ方法を採用した場合でも、乾かす前には熱湯をかけるのがおすすめです。熱湯をかけることによって水分が蒸発しやすくなり、乾燥が早くなります。乾燥前のひと手間として取り入れてみてください。

必ず蓋を外す

洗った後は、必ず蓋を外して乾かすようにしてください。蓋をしたままだと湿気がたまり、サビが発生する原因になります。蓋にもさまざまな汚れがついているため、食器用洗剤などできちんと洗った上で、本体とは別に乾かしておくと衛生的です。

完全に乾くまで下に向けておく

乾かす時は、口を下側に向けておくことも重要なポイントです。口を上に向けたままだと、水分が底の方に溜まってしまう可能性があります。できれば網の上に乗せて乾燥させるのがベストですが、網がない場合はキッチンペーパーや布巾を下に敷いておくとよいでしょう。

口を下にして強めに振っても水分が出てこなければ、完全に乾いたサインです。乾いた後は、好みのお酒を入れてお使いください。

スキットルの使い方と注意点

綺麗に洗ったスキットルは、正しい方法で使うことも大切です。使い方を間違えると、スキットルが傷む原因になるかもしれません。そこで、ここからはスキットルの使い方と注意点について解説します。

アルコール度数の高いお酒を中身に入れる

グラスに入ったウイスキー
Photo bystevepb

スキットルの中身には、ウイスキーを始めとしたアルコール度数の高いお酒を入れるのが基本です。アルコール度数の高いお酒には消毒効果があるため、キャンプや登山で持ち歩いても品質が劣化しにくいと考えられています。登山やキャンプへ出かける時は、お気に入りのウイスキーやジンなどを入れて、持ち歩いてみましょう。

糖分を含んだ飲み物は避ける

グラスに入ったジュース
Photo bysilviarita

糖分を含んだお酒やジュースは、避けた方が無難です。糖分が中に残りやすく、お手入れに手間がかかります。また、あとでお酒を入れた時に残った糖分が味に影響を与える可能性もあるため注意が必要です。

ロートを使って中身を注ぐ

スキットルは口が小さいため、そのままお酒を注ごうとすると溢れてしまう可能性があります。お酒を注ぐ時には必ずロートを使うようにしてください。ロートを口に差し込み、そこからお酒を注げばスムーズに作業ができます。

正しい洗い方でスキットルをお手入れしよう

チタンや銀、プラスチックなどさまざま種類があるスキットルは、素材に合わせた洗い方を選ぶことが大切です。ステンレスや銀は漂白剤NG、チタンはお酢NGとなりますので、洗う際には十分に気をつけてください。

また、洗った後はきちんと乾かすことでサビを予防できます。蓋を外して口を下に向け、完全に乾くまで待つのがポイントです。お手入れを終えたスキットルにウイスキーなどのお酒を入れて、楽しんでみませんか。

スキットルの洗い方が気になる方はこちらをチェック!

スキットルにはさまざまな種類があり、デザインも多種多様です。関連記事ではおすすめのスキットルを紹介していますので、洗い方を覚えた上でお気に入りのスキットルを見つけてみてください。