デルタガセットポーチ M
ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック
ウエストバッグ グラニュール
ティーニーテールメイト
リチウム ウエストパック
ウエストポーチはダサいなんて思ってたらもったいない!
ウエストポーチが「ダサい」のは古いイメージ
何かとダサいと言われるウエストポーチですが、実はそう感じているのは意外と年配の方。若者の間ではファッションアイテムの一つとして、メンズ、レディース問わずしっかり認知されています。
また、カギやお財布でポケットをパンパンに膨らませることなく荷物を持ち運べるウエストポーチは実用面でも魅力十分。さらに、街着にさりげなく加えることで、コーデのちょっとしたアクセントとしても機能する便利アイテムです。
登山のサブバッグはウェストポーチがおすすめ
登山では、スマホ、地図、日焼け止め、応急用救急キット、携行食など「頻繁には使わないけど、使いたいときにサッと取り出したいモノ」が意外とたくさんあります。
そこでぜひ活用したいのがウエストポーチです。山歩きを邪魔することなく、必要なものを手近に収納して運べてとても便利です。ダサいという古い偏見を塗り替えて、ウエストポーチをファッション面でも実用面でも活用していきましょう。
登山に最適なウエストポーチの選び方
サイズ(容量)と形状を確認|何を収納するか
登山の手荷物でも小物類であるスマホや携行食(チョコ、キャンデー、ゼリー飲料など)、救急絆創膏などの応急キット程度であれば、サイズ自体はあまり気にすることはないでしょう。
ただし、道中の景色撮影用のカメラ(一眼レフ)やペットボトル飲料もということであれば話は別。より大きな容量が必要になるので、自分の登山スタイルで何をウエストバッグに入れるのかを事前に想定しておくと選びやすくなります。
開口部の大きさを確認|荷物の出し入れがしやすいか
開口部は荷物が取り出しやすいように大きめのほうが便利です。スライダーが2つあるダブルジップタイプは、取り出すものの大きさに合わせて開閉部分の長さを調節できるので、より使い勝手が増します。
また、サイドポケットの数や位置も大事なポイント。バスや電車など公共交通機関を使う際の小銭やカード類はポーチのポケットに入れておくと、財布を取り出す一手間が省けて便利です。
素材を確認|防水性と耐久性があるか
天候の急変で雨に降られても大丈夫なように、素材は防水性のあるナイロン製がおすすめです。さらに、水をはじく撥水加工やファスナーにも止水処理がされていれば、より安心できます。
またナイロン製のもう一つのメリットは丈夫で耐久性があること。登山道にせりだした枝や岩場にこすったり、万一転んで地面に擦りつけてしまっても、簡単には破れません。その点でも登山用にはナイロン素材が適しています。
ウェストポーチ自体も小さく収納できるとなおよし
たとえば登山からの帰り道、あとは電車に乗って家に戻るだけのときはポーチも含めて要らないものを全部ザックに詰めて、腰回りは楽にして家路につきたいという場面もあるでしょう。
そのため、ウエストポーチ自体も小さく収納できるものだと、ザックに入れやすくて便利です。登山の行き帰りの全行程をイメージしたとき、さらにプラスアルファの使いやすさを求めるなら、この点を考慮しておくのもありです。
【登山で使いやすい】ウエストポーチおすすめ2選
①シンプルで使いやすさ抜群:モンベル デルタガセットポーチ M
デルタガセットポーチ M
素材 | 330デニール・ナイロン・リップストップ |
---|---|
容量 | 1.3L |
重量 | 119g |
シンプルな見た目ですが、実用性を重視したモンベルらしい機能的な商品です。容量は1.3Lと控えめですがスマホやフェイスタオル、お財布(小さめ)程度なら十分なサイズです。
ポーチ自体が119gと軽量で、おなかに当たる部分がパッド入りなのもポイント。長時間でも過度な負担なく使用できるので登山にもおすすめです。
ファスナー全開でも中身が落下しにくいので安心
開口部はダブルファスナーで、左右、真ん中のどこからでも開閉OK。全開にするとかなり口が大きく開くので荷物の出し入れも簡単です。
また、うっかり中身がこぼれ落ちないように、ポーチ左右につけられたマチ布がガードしてくれる安心設計も登山者にはうれしい工夫。前面にファスナー付きポケットがあるので、適度に小物を分類して収納できる点も便利ですね。
②:パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック
ウルトラライト・ブラックホール・ミニ・ヒップ・パック
素材 | 本体:ナイロン/裏地:ポリエステル |
---|---|
容量 | 1L |
重量 | 100g |
パタゴニアのパック商品のなかで最小、最軽量(100g)のアイテム。素材は耐久性のあるナイロン製で、撥水加工も施されており防水機能はバッチリです。
前面のファスナーポケット内には、キークリップがあるので、貴重品のカギ類の収納も安心。コンパクトなので、メンズ、レディースとも必要最低限の荷物だけ収納できれば十分という方に最適です。
ポーチ自体もコンパクト収納できる優れモノ
前面のファスナーポケットをひっくり返すと、ポーチ本体を収納するスタッフサックに早変わり。そのまま登山ザックに放り込んだり、キークリップでザックのハーネスにぶら下げて運搬できます。
メーカー公式の商品紹介でも「斜め掛けでも快適」をウリにしているので、アウトドアや登山だけでなく、タウンユースでも気軽に使いまわしていきたいウエストポーチですね。
【タウンユースにぴったり】ウエストポーチおすすめ2選
①使いやすい定番ポーチ:ザ・ノースフェイス グラニュール
ウエストバッグ グラニュール
素材 | リサイクルナイロン |
---|---|
容量 | 1L |
重量 | 140g |
アウトドアブランドの定番「ザ・ノースフェイス」のスリムなウエストポーチ。体によくフィットする横長形状なので、腰に巻くスタイルも肩の斜め掛けスタイルも装着感は抜群です。
メインポケット内部には仕切りのメッシュポケットとカギを付けておけるキーリングを装備。中身の仕分けや確認がしやすい便利なウエストポーチです。
街着にすっとなじむシンプルデザイン
シンプルなデザインなので、メンズ、レディースに関わらず、街着とコーデして使えます。カラーはどんなスタイルにも合わせやすい黒からワイルドな迷彩柄まで多種多様なバリエーションから選べます。
街歩きのほか、ランニングやウォーキングのお供にも最適。横長の長財布も楽々収納できるサイズ感なので買い物にも便利です。小物をいろいろパパっと放り込んで気軽に使えるウエストポーチですね。
②女性・男性問わずおすすめ:グレゴリー ティーニーテールメイト
ティーニーテールメイト
素材 | ナイロン |
---|---|
容量 | 1.5L |
重量 | 175g |
登山ザックの定番ブランド「グレゴリー」のウエストポーチ最小モデルです。容量は1.5Lで、ポーチに入れるものはスマホやお財布程度だからあまり大きなサイズは不要という方に適しています。
また、製品の各パーツに立体裁断を用いているので、体によくフィットする点もポイント。素材はナイロン100%で防水性や耐久性といった機能面もしっかり備えたおすすめポーチです。
女性にもおすすめのオーバルデザイン
デザインで目を引くのは、ポーチ部が柔らかなオーバル(楕円)型をしていること。街着に合わせてコーデする際、ソフトな印象のアクセントになるのでメンズはもちろんレディース用にもおすすめです。
また定番の黒以外にも多彩なバリエーションがあるので、色違いを購入してコーデに合わせて使い分けてもよいでしょう。気軽なお出かけやお買い物、また旅先で大きな荷物を預けて手ぶらで散策したいときにも便利ですね。
【ペットボトルが入る】ウエストポーチおすすめ2選
①ペットボトルも余裕の容量8L:ミステリーランチ ヒップモンキー
ヒップモンキー
素材 | ナイロン(500D CORDURA) |
---|---|
容量 | 8L |
重量 | 410g |
米軍の装備品にも製品が採用されているアメリカの「ミステリーランチ」のアイテムです。素材に使われているのは軍用品にも使われるコーデュラナイロン製で耐久性は申し分ありません。
最大の特徴は500mlのペットボトルが入る容量の大きさ。7インチ程度ならタブレットも収納OKです。逆に荷物が少ない時は、マチ幅(奥行き)をコンプレッションベルトで調節できるので、荷物量に合わせた厚みで使える点も便利です。
ウエストポーチ以外の使い方も自由自在
腰回りで装着中に、入れた荷物がちょっと多くて腰が重いなと思ったら、肩から斜め掛けはもちろん、上部の取っ手で手持ちバッグにしたりもOK。カバンとして、さまざまなスタイルで使えます。
アウトドアになじむミリタリーチックなデザインとカラー(黒、コヨーテ、フォリッジ)は、街着のコーデのアクセントとしても大活躍。実用的でおしゃれ度も高いおすすめウエストバッグですね。
②スポーティなボトルホルダー付き:マムート リチウム ウエストパック
リチウム ウエストパック
素材 | ナイロン |
---|---|
容量 | 3L |
重量 | 220g |
マムートの「リチウム ウエストパック」はサイドのベルト部分にペットボトルをそのまま収納できるホルダー付き。水分補給をしたいときにサッとボトルを取り出せるのはとても魅力的ですね。
機能面ではファスナー付きの収納スペースがメイン含めて4か所あるので収納力は抜群。前部に見えるクロス状の伸縮コードは脱いだジャケットを固定するためのものですが、山歩きではタオル用に使うと便利でしょう。
アウトドアで幅広く使える汎用性
裏地は環境に配慮したリサイクルポリエステル製でソフトパッド入り。パッドは体へのフィット感を高めるとともに、ポーチの形崩れにより中の荷物がつぶれるのを防止しています。
メーカーの商品カテゴリーではハイキング用の商品ですが、軽登山やキャンプ、ツーリングなどアウトドア全般に活用できるおすすめウエストポーチですね。
おすすめの使い方・おしゃれな付け方
ベーシックな腰スタイル
ウエストポーチは名前の通り、腰(ウエスト)回りに装着するのが基本的な付け方。ポーチ部分が体の前面になるようにつけると、顔を下に向けるだけで中身が見えるので取り出しも楽です。
またポーチ部分を後ろにして、ヒップバッグのような付け方もよいでしょう。特にアウトドアメーカーのアイテムは、ヒップバッグ風にすると、よりスポーティな印象になります。
背中に斜め掛けするスタイル
肩から斜め掛けする付け方は、ウエストポーチをおしゃれアイテムとして使う場合の主流になっています。そのうち、ポーチ部分を後ろ(背中)にする付け方は、付け心地がとにかく快適です。
荷物部分が背中になり、手の動きを邪魔しないので、自転車やバイクに乗るときにもおすすめの付け方ですね。大きめのウェストポーチでもリュックやメッセンジャーバッグ感覚で使えます。
胸元に斜め掛けするスタイル
ポーチ部分を胸側にすると、見た目がアクティブな印象に。ポーチ部分が体の正面になるので、ボトムやインナーと色味を合わせたコーデにしたり、ワンポイントの差し色的に活用したりできます。
また、ウエストポーチの上に上着を着て、ポーチをチラ見せさせる組み合わせも人気の使い方。その場合は、アウターのシルエットを崩さないように小型のウエストポーチを使うとよいでしょう。
登山にはサコッシュとどっちが便利?
サブバックの選択肢にはサコッシュもあり
登山用のサブバッグとしては、ウエストポーチのほかにサコッシュも人気です。どちらも小物をサッと取り出せる便利な収納アイテムですが、それぞれに使う上でのデメリットがあります。どちらを使うかを選ぶには、どういった注意点があるのかをしっかり把握しておく必要があります。
ウエストポーチ&サコッシュの使用上の気になる点
ウエストポーチは、登山ザックとの併用で長く着けていると位置がずれ、ベルトが食い込んだりバックルが腰骨にあたって痛い、という声がよく聞かれます。これは、こまめに位置調整することで改善できるでしょう。
逆にサコッシュでは、歩くたびにサコッシュが揺れて体にペタペタ当たるのがわずらわしくて邪魔だという人が多いようです。これは「ハーネスでザックのショルダーストラップに固定」することで解消できる場合があります。
特徴を理解し使いやすい方を選ぶ
両者とも収納という点では大きなメリットがあるのでどちらが便利かは一概には言えません。当然デメリットもありますが使用方法を工夫することで改善できる場合があるのは前述のとおりです。
どちらを選ぶにしても、それぞれの特徴をよく把握して、メリットを最大限に生かせる方向で登山に活用していくのがベストですね。
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B-3ジャケットと合わせたミリタリースタイル
武骨なB-3ジャケットに、これもミリタリー感のある「ミステリーランチ ヒップモンキー」を斜め掛けしています。ボトムもレザーパンツなので、どうしてもハードで重めな印象になりがちなところですが、斜め掛けのウエストバッグが、ほどよいカジュアル感をプラスした素敵なコーデですね。(使用アイテム:ミステリーランチ ヒップモンキー)
ポーチをアウターの中に着けたチラ見せスタイル
ウエストポーチを、アウターの内側につけたメンズコーデです。アウターの中に装着することで、ステンカラーコートのすっきりとしたラインをしっかり生かした着こなしになっていますね。主張が強くなりすぎないように、コンパクトな商品をさりげなくコーデに組み込んだおすすめ例です。(使用アイテム:ザ・ノースフェイス グラニュール)
ウエストポーチはアウトドアでも街でも大活躍
いまだに一部から「ダサい」と言われることもあるウエストポーチですが、近年は機能的でおしゃれにも使えるファッション小物としても再評価されています。
登山では実用的に、街ではおしゃれにと、メンズ、レディース問わずさまざまな場面で使える便利なウエストポーチを。ぜひみなさんもアウトドアや日常生活に取り入れて活用してみてください。
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出典:https://item.rakuten.co.jp/fleaboardshop/9mm54m00741/