知っておきたい日焼けの原因と対策
日焼けの原因は紫外線
日焼けは、太陽の光に含まれる紫外線が肌に当たることで起こる皮膚の炎症です。紫外線を受けた肌は赤くなったり黒くなったりし、日焼けが落ち着いた後も、シミやシワの原因になるなど影響が残るといわれています。
紫外線にはシミやシワの原因となるUV-Aと、肌をヒリヒリと赤くさせるUV-Ｂがあります。日焼けを防止するためには、UV-AとUVーB両方を肌に当たらないように対策することが必要です。
紫外線対策は何月から？
紫外線量は時間や季節によって変わるという特徴があります。一般的に朝よりも午後の方が多く、春から夏にかけて増え、ピークの7月を過ぎると徐々に減って秋には半減するといわれています。そのため、普段の日焼け防止対策は紫外線が増え始める5月ごろから始め、10月以降は気にしなくてもよいとされています。
しかし、釣りをする女性には、日中は1年中日焼け防止対策をすることをおすすめします。
釣りは一年中紫外線対策が必要なわけ
釣りが一年中日焼け対策が必要なわけは、釣りをする海や川は、アウトドアの中でも日焼けをしやすい環境が整っているからです。紫外線は空から降り注ぐだけでなく、水面や地面に反射します。したがって、釣りをする海や川は水場では、降り注ぐ紫外線が水面に反射して紫外線量が倍増します。
また、釣り場は、日差しを遮る遮蔽物がない場所が多いため、より紫外線量が増える傾向にあるのです。
紫外線対策を怠るとどうなる？
肌を焼きたい人も紫外線対策は必要です。釣りなどのアウトドアでは強い紫外線さらされるため、日焼け対策を怠ると思いもよらないほどの酷い日焼けをします。酷い日焼けは火傷と同じ状態です。水ぶくれができるなど皮膚の炎症を引き起こますので、しっかりと対策しましょう。
また、強い紫外線は皮膚がんや白内障などの病気のリスクも上がります。肌が白い人は高リスクといわれているので特に注意が必要です。
釣りの日焼け防止に有効な対策とは
日焼け対策といえば日焼け止め
日焼け止めを塗るときには必ず紫外線防止効果を確認しましょう。効果は、シミやシワの原因となるUV-Aを防ぐSPFと、皮膚がんの原因となるUV-Ｂを防ぐPAで表示されています。
SPAは「SPA30」のように数字で表され、数字が大きくなるほど効果が高くなります。PAは「+++」など+の数で表され、+の数が多いほうが防御力が強いです。アウトドアには、SPF35、PA+++以上のものをおすすめします。
日焼け止めを塗れば安心？
日焼け止めは、長時間効果を持続させることが難しいものです。日焼け止めに表示されている紫外線防止効果を得るためには、数時間おきにこまめに塗り直すことが推奨されています。また、汗や水で流れ落ちてしまった場合にも、塗りなおす必要があります。
洗い流すための水を確保しにくいアウトドアや、メイクをする女性にとっては、塗りなおすことは難しいので日焼け止めだけに頼らない対策をしましょう。
釣りの日焼け対策の正解は着るUVカットグッズ
日焼け止めは日焼けを防ぐ効果はあるものの、長時間の外出ではこまめに塗り直すことが推奨されています。また、汗や水で流れ落ちてしまった場合にも、塗りなおす必要があります。
釣りを思いっきり楽しみたい人にとって、日焼け止めを何度も塗りなおすのは面倒くさいものですから、水にぬれても塗りなおしの手間がかからないUVカット素材を使ったウェアで対策するのが賢い方法です。
体の内側から日焼けを防ぐ対策グッズ
体の内側から日焼け対策をしたい人に人気なのが、日焼け防止サプリメントです。サプリメントで紫外線を防ぐことはできませんが、日焼けによる肌ダメージを緩和したり、回復を助けることができます。
飲み薬のように即効性はありませんが、肌のターンオーバーを促したり、肌の老化を防ぐ成分が含まれており、普段から飲んでおくと日焼けの予防にもつながります。日焼けによる肌老化が心配な女性は注目です。
顔と首の日焼け防止グッズ2選
紫外線による肌老化が表れやすい顔と、釣りをしている間に一番日焼けしやすい首は絶対に紫外線から守りたいパーツです。顔の日焼け防止対策での注意点は、しっかりカバーしながら、解放部分を保つことです。あまりにも覆いすぎると呼吸がしにくくなってしまいますので注意しましょう。
首の日焼け防止対策は一番日焼けしやすい首の後ろがポイントです。髪で日差しが首に当たらないように対策する女性もいますが、髪も紫外線ダメージを受けるのでおすすめしません。
1.フェイスカバー／顔だけでなく首もガードするものをチョイス
釣りに使うフェースガードは、長時間の着用しても快適なものを選びましょう。YAKENU UVカットマスクは、着用時に呼吸や水分補給がしやすいように二枚仕立てになっているため、長時間の着用も苦になりません。
また、素材もUVカット率と遮熱効果の高いものを使用しているので、真夏でも涼しくつけることができて快適です。耳まで覆う耳カバー付きタイプもあり、帽子をかぶらない人におすすめです。
2.帽子／つばの広いものをチョイス
アウトドアブランドのヘリーハンセンの定番ハットです。広めのツバにはUVカット素材が使われており、サングラスを差し込めるスリットが付いています。トレッキング用に開発されたハットですが、撥水加工もされているので釣りにもおすすめです。
特徴は、頭部のムレを防ぐために設けられたクラウン中央部のベンチレーションです。もちろん、風に飛ばされないようにあごひももついています。
手と腕の日焼け防止グッズ2選
見落としがちな手の甲や、腕は日焼けしやすい場所でもあります。腕は、長袖を着るだけでも日焼け防止対策になりますので、ぜひUVカットウェアの着用をおすすめします。
手首や手の甲は対策がしにくい場所のため、うっかり日焼けしてしまいがちです。完璧を目指すならやはりUVカット素材を使った専用グッズがおすすめです。露出部分だけが日焼けしてまだら焼けになってしまわないように、しっかり対策しましょう。
1.ハンドカバー／作業性を維持できるものがおすすめ
アウトドアで意外と日焼けをしやすいのが手の甲です。UVカット効果のある手袋をするのが一番ですが、釣りは指先を使う作業が多いため手袋は着脱が面倒です。そこでおすすめなのが、手のひら側が開放されている手甲タイプのハンドカバーです。作業性を確保しながら指先までしっかりカバーしてくれます。
汗や水に濡れてもすぐに乾く吸汗速乾素材で釣りに最適です。腕までカバーしたい人にはロングタイプも販売されています。
2.UVカットインナー／逆転の発想でずれ落ちない
日焼け防止グッズといえば服の上にプラスするものが多いですが、この商品はインナーとして着るUVカット素材のボレロです。ユニークな形ですが、体にフィットして腕から手首までをしっかりカバーしてくれる優れものです。アームカバーと違いずれ落ちてくる心配もありません。
シルエットはスッキリとしてもたつかず、冷感素材で涼しいので重ね着も自由自在です。釣りをするときにもファッションを楽しみたい女性におすすめします。
一つで丸ごとカバーする日焼け防止グッズ2選
荷物をできるだけ減らしたい人や、日焼け防止グッズをたくさん持ち歩くのは面倒という人におすすめなのが、日焼けしやすい部分を丸ごとカバーしてくれるタイプのUVカット商品です。使い方が簡単で気軽に使える人気商品をご紹介します。
1.万能ラッシュガード／ツバ付きフードとフェイスカバーで安心
このラッシュガードは、これさえあれば上半身の日焼け防止対策ができる一着です。特徴的なのは非常に高さのあるハイネックで、首やデコルテはもちろん、顎から目の下までを覆うフェイスガードにもなります。
また、フードには大き目のツバもついているので、顔への日差しも遮ってくれます。袖も長めに設計されており、指穴があるので手の甲までをカバーすることができます。水に濡れてもすぐに乾く速乾素材で釣りにも最適です。
2.パラソル／とにかく日陰をつくりたい人に最適
日影で釣りをしたい人におすすめなのがパラソルです。空からの日差しを遮って、全身の紫外線対策ができます。特に、釣り用に開発されたフィッシングパラソルは、釣り竿の動きを邪魔しない形状になっていて快適。反射光による日焼けを防ぐことはできませんが、熱中症対策にも効果的です。
こちらの商品は、風抜きベンチレーションを搭載しており、傘骨も丈夫なグラスファイバー製なので、強い海風にも安心の設計です。
釣りガールのかしこい日焼け対策
UVカットグッズを使って日焼け防止
釣りをする女性におすすめの日焼け防止グッズをご紹介しました。UVカット素材は99％紫外線を防いでくれるものもあるので、強力な日焼け防止対策になります。複数使いや、日焼け止めとの併用もおすすめです。
ご紹介した対策グッズを上手に使えば、日焼けを気にせず釣りを楽しむことができます。釣りをより楽しむために、ぜひ参考にしてみてください。
女性用の釣りアイテムをもっと知りたい方はこちらをチェック
釣りをする女性におすすめの日焼け防止対策グッズをご紹介しました。釣りだけでなくトレッキングやキャンプなどアウトドアシーンで幅広く使えるので、好みに合ったものをチョイスしてみてください。
また、当サイトでは他にも釣りをする女性におすすめのアイテムを多数紹介しています。女性用釣りアイテムが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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