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【費用・期間・保証など】アークテリクスの修理情報。自分で直すことはできる?

アークテリクスは長い無料修理期間付きで安心して使えるブランドです。しかしこの無料修理にはいくつかの条件もあり、修理不可となる場合もあります。今回はアークテリクスの修理情報とハードシェルジャケットのテープはがれの修理法についても詳しく解説いたします。
更新: 2024年2月11日
佐藤3
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アークテリクスの修理に関する疑問を解決!

お気に入りのアークテリクスは修理して長く使う

アークテリクスは人気の高いアウトドアアイテムブランドです。ファンも多く何年もずっと使い続けている人も珍しくありません。ハードシェルの防水ジャケットなどは、着ているうちに次第に水しみがでるのは避けられない経年劣化のひとつです。そんな場合でも、買い換えずにブランドの無料修理を利用すれば安くきれいに長く愛用できることもあります。

正規品アークテリクスなら無料修理が可能なことも

アークテリクスの無料修理を使うには条件があり、決まりを理解したり無料にならない部分を確認していないと思わぬ出費になることもあります。今回はアークテリクスの無料修理条件を詳しく解説いたします。

ご手持ちのアークテリクスアイテムの無料修理の可・不可のチェックにお役立てください。

無料範囲と気をつけたい修理以外の費用

正規品アークテリクスなら価格x30%が無料

アークテリクス製品の無料修理は、価格の30%までという決まりです。たとえば30000円の商品であれば、無料修理費用は9000円までとなります。

しかしこれは1回に使い切らなくてもOKです。例えば1回めに3000円分の無料を使い残りの6000円分で5000円修理と1000円修理に分けて2回3回と受けることもできます。

修理費は無料でも送料は自己負担なので注意

Photo bynattanan23

正規品のアークテリクスの修理は、日本にある正規代理店に持ち込み・発送して依頼することになります。店におくる送料・持ち込みならばかかる交通費は無料範囲に含まれません。修理に出す時に、別途アークテリクスの修理を依頼したい人がお支払いください。

送料以外にかかる修理費用

ゴアテックスのハードシェルジャケットのシームテープの貼り替えに使うテープ代金・ジャケットやリュックのファスナー取り替えにかかる新しいファスナー代金など、新しいパーツを必要とする場合それらは実費となります。修理にかかる作業代金が無料になると考えてください。


保証はいつまで?正規品の無料対応期間

アークテリクスの無料修理は3年保証

無料保証には期限のあるブランドも少なくありません。アークテリクスの無料修理保証期間は購入から3年となっています。無料修理を利用したい人は、必ずこの期間を守り、正規店や代理店に持ち込み・発送して修理を依頼してください。

3年は注文日からで届いてからではない

アークテリクスは公式のオンラインストアで購入した商品についてもこの無料修理は適応されます。ただしオンラインストア購入の場合は、商品が手元に届いた日ではなく注文を出した日から換算して3年というのが決まりです。こちらもご注意ください。

実費なら3年すぎても修理可能な場合も

保証期間を過ぎてしまったアイテムの無料修理は不可です。しかしアークテリクス公式サイトのサポートページにて、修理できるものは少額にて修理するとうたっています。期間が過ぎてもお得に修理できるシステムをご利用ください。

ちなみにアークテリクスではなく、日本国内の衣類やリュックの修理業者にファスナー修理を依頼した場合は、8000-10000円程度がパーツ代金を含めた価格相場となっています。

古いモデルはパーツの関係上対応できないことも

ただしあまり古いモデルの場合はパーツがもうないことも懸念されます。これについてはアークテリクス公式でもパーツ保証◯年という記述はありません。

パーツ在庫なしのアイテムについては修理依頼は不可と保証内容にも明記されているため、都度パーツの在庫の問い合わせをしてから修理に出すと安心です。

無料保証があるものと保証がないもの

無料修理が対応されるのは正規品のアークテリクスのみ

偽物はもちろん、本物であっても並行輸入で購入したアークテリクスは、無料修理保証を受けることはできません。ここまでも重ねて正規品や正規代理店と申し上げてきました。

これはアークテリクスは高価で人気が高いアイテムであるため、偽物や安い並行輸入品が多く修理でも問題視されているためです。これらのアイテムは無料修理対象外となります。


買った本人のみに対応・譲られたものには非対応

アークテリクスは購入した本人のみ無料修理の対象です。知人から譲り受けたり家族のおふるをもらった・オークションサイトなどで保証書付きのアークテリクスを購入したケースは、保証期間内で正規品であっても無料修理は受けることができませんのでご注意ください。

誤用や過失の破れは保証外

修理内容についての保証ですが、こちらは正しい使い方をしたものに限られます。推奨しない使い方をして受けたダメージはもちろん、故意・無意識にかぎらず過失による穴・破れの修理は保証外です。

自分で修理・業者に一時修理を依頼したものも対象外

自分で修理したものなど一度メーカー外の人の手が入ってしまったものは、故意の破損品とみなされます。そのため無料修理対象からは外れてしまうのでご注意ください。

自分でできる修理とプロに依頼する修理

シームテープのはがれは自分で直す人も多い

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ジャケットには防水のために、縫い目部分やファスナー部分にシームテープという防水加工が施されています。こちらは正しく使っていても経年劣化でどうしても剥離してくる部分です。

無料修理期間であれば修理に出してもよいですが、期限が過ぎてしまった人や修理から戻ってくるのが待てない場合は、自分で修理される方も少なくはありません。

アイロンとシームテープで簡単にできる修理

修理手順は古いテープをすべて剥離・新しいテープをアイロンで圧着する・十分に冷めてから着用という流れになります。書い直すよりずっと安価で、プロの衣類修理に依頼するよりも短期間で補修できますので、参考にしてください。

裁縫が得意な人ならファスナーの縫い付けも


アークテリクスのリュックのファスナーは、糸で縫製しておらずテープで接着させているものもあります。こちらのテープも経年劣化で剥がれるので、ファスナーが使い物にならず困る部分です。

今後も長く使い続けるには、一度ファスナーをミシンなどで縫い付けその縫い目をシームテープで防水するのがおすすめの修理方法となります。

力のかかるファスナーはミシン縫いがおすすめ

ファスナーは何度も繰り返し開閉する部分で、力もかかるのでミシンでしっかりと縫い付けるのがおすすめの修理方法です。手縫いではとても神経を使い時間がかかる部分ですので、修理時間短縮にも役立ちます。縫い終わったら縫い目の裏側からシームテープを貼ることで、防水性能も安心です。

ジャケットの穴や破れは技術が必要なのでプロに依頼

テープ貼り替えやファスナーの付け直しは自分でもできますが、ジャケットの穴や破れに関しては、元どおりにするにはかけはぎなど専門の技術が必要です。見た目にこだわる人は無理に自分で修理せず、プロの修理業者に依頼するのがおすすめです。

修理料金目安は穴や破れの大きさによって変わります。小さな穴なら3000円程度から大きい破れとなると10000円程度の修理費を見てください。

アークテリクスの無料修理を活用しよう

出典:https://unsplash.com/

今回はアークテリクスの無料修理について解説してきましたがいかがでしたか?無料期限や条件がありますので、手持ちのアイテムと保証書を確認してから正規店に修理依頼をしてください。

ゴアテックスハードシェルのシームテープのはがれ程度ならば自分で簡単に修理できるため、期限や並行輸入品はこちらの方法で修理することもおすすめします。

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