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【廃盤から復活】アークテリクス・アロー16をレビュー!サイズ感が街使いにも◎

2021年に廃盤から復活を遂げたアークテリクスのアロー16は、現代の生活に即したサイズと、往年の色あせないデザインが非常に魅力です。今回はそんなアークテリクスのアロー16についてご紹介します。収納性や機能面についても解説しますので、ぜひご覧ください。
2022年4月9日
tambakouta
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この記事で紹介しているアイテム

アークテリクス アロー16

アークテリクスのアロー16をご紹介

20年前にアークテリクスのアロー22とともに売り出されたアロー16。10年ほどの間人気を博していましたが、アロー22の活躍に押され、2010年代には廃盤となってしまいました。しかし、近年の荷物のコンパクト化に伴い、アロー16の需要が高まったことで、2021年に待望の復活を遂げます。

今回はそんなアロー16について徹底レビュー。どのような点が変わったのか、どんな機能性を持っているのかを詳しく解説します。

街使いとしてジャストサイズ

最近では荷物の小型化が進んでおり、女性では小型バッグ、男性ではウエストバッグやサコッシュが流行っています。それらの容量と近いバックパックとしてアークテリクスのアロー16が見直され、実際に街使いとしてぴったりのサイズだということで話題になりました。

PCや飲み物、タオルなど、普段使用するアイテムを詰め込んでも、満杯すぎず、スカスカすぎず、ちょうどよい余韻を残せるため、アロー16はタウンユースに最適なのです。

アークテリクスのアローシリーズについて

アークテリクスのアロー16についてレビューする前に、まずはアローシリーズについて簡単に解説します。アークテリクスの代表作とも言えるアローシリーズについて深く知ることにより、アロー16がどのような経緯で作られるようになったのか、また、廃盤後に復活することになったのかを詳しく知ることができるでしょう。

アローシリーズはアークテリクスの顔

アークテリクスのアローシリーズが誕生したのは約20年前。当時、世界的に有名なデザイナーであったジャク・ダクソンという人物が山岳用のバックパックとして開発したのが始まりです。

アウトドアメーカーだけに、登山やキャンプ向けのバックパックとして認知されていましたが、時代が変わるとともに、街使いとしても頻繁に利用されるようになりました。

一番の有名作品はアロー22

20年という長い歴史を持つアローシリーズですが、その中でも最も有名なのはアロー22です。アローシリーズの誕生当初から生産されており、未だに大まかなデザインの変更がないまま、現代でも人気を集めています。

デザインに関して、20年前から多少のマイナーチェンジはありますが、ほぼ発売当初と変わらないため、クラシックというジャンルにも分類できます。これだけの年月が経っても古臭さを感じさせないところが世代を超えて愛される理由です。

細部へのこだわりとユーザーの使い心地を追求

アローシリーズはアロー22を始めとして、全ての商品がデザイン性に富んでおり、特に、細部に至るまでの見た目へのこだわりや、ユーザーの使い心地も同時に実現している点が大きな魅力です。

洗練されたデザインもさることながら、アローシリーズが人気の理由は男女問わず使いやすいようにスリムなサイズ感を持っているからです。その上、機能性や快適性、丈夫さの3要素を高いレベルで持ち合わせています。

廃盤から復活したアロー16をレビュー


一度廃盤となったアロー16が10年の時を経て復活することになりました。時代の変化とともに、復活を望む声が膨れ上がっていたところでの待望の再登場です。どのような経緯で復活したのか、どのような変化があったのか、以下で詳しく見ていきましょう。

不朽の名作アロー22の弟的存在

今や不朽の名作となったアロー22が1998年に発売された当時、その弟的存在であるアロー16も同時に販売がスタートしました。その後、10年ほど市場に出回っていましたが、アロー22の人気に押される形となり、廃番となってしまいます。

しかし、近年のデジタル化の影響で荷物のコンパクト化が進んだことにより、再びアロー16の需要が増加しました。その結果、2021年に待望の復活を遂げたのです。

大まかなデザインは発売当時のまま

アロー16が廃盤から復活しましたが、リニューアルというよりも、当時の古き良きデザインを引き継いだまま、機能性を現代にアップデートさせて再登場しています。

バックパック正面右上に彫り込まれた始祖鳥の金の刺繍、アウトドア用ということを思い出させてくれるハイドレーションチューブの固定部分、背面のバックパネルに刻み込まれた始祖鳥のアイコンなど、20年前とほとんど変わらない見た目です。

ぱっと見で変わった部分は2箇所

一見しただけで、初期のアロー16と変化した部分は2箇所です。まずはバックパックの中央にある止水ジッパーのタブ。初期は三角状でしたが、新作はよりスマートに見えるように、細長い形状に生まれ変わっています。

また、初期アロー16はアークテリクスのロゴの下に「ARC'TERYX」という文字の刺繍がありますが、復活版はよりシンプルにということで、これが削除されています。

アークテリクス アロー16

出典:楽天
出典:Amazon
出典:楽天
出典:楽天
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
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アロー16はサイズ感が街使いに最適

アウトドアというよりもビジネスや街使いに最適

アロー16の廃盤の理由として、アウトドアには小さすぎるというものが多くありました。しかし、今回の復活に至った経緯として最も大きな理由は、アロー16が現代のビジネスや街使いで使用するのにちょうどよいサイズだったということです。

仕事に出かける際やお出かけの時に持ち運ぶバックパックとして、この数十年需要が高かったバッグは今や容量が余るようになってしまい、代わりに一回り小さなサイズが脚光を浴びるようになったのです。

アロー22をただ縮小させただけではないアロー16

アローシリーズはアローの後に続く数字がバックパックの容量を表しています。つまり、アロー22は22Lの容量、アロー16は16Lの容量です。ここで、アロー16はアロー22を比例的に小さくさせたモデルだと勘違いしてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、実はアロー16は独自の形状を持っています。


両者のサイズを比較してみよう

  マチ
アロー16 46cm 32cm 18cm
アロー22 52cm 32cm 18cm

ここで、両者のサイズを数字で比較してみると分かりやすいかもしれません。数値を見て驚いた方も多いかもしれませんが、実は横とマチのサイズは全く一緒です。異なるのは縦のサイズで、アロー16が46cm、アロー22が52cmに設定されています。

つまり、アロー22の上部を削減した形がアロー16ということになります。見た目でいうと、縦に長い分アロー22はスリムに、アロー16は一般的なバックパックに近い形状ということです。

1日分の荷物を詰め込むのにぴったり

出典:https://item.rakuten.co.jp

アークテリクスのアロー16は1日分の荷物を詰め込むと、バックパックの8割から10割になるという本当にちょうどよいサイズです。13インチのPCやiPadを収納するスペースが設けられている上に、それに加えて、飲み物、タオル、本、食料、書類を入れてもまだ少し余裕があります。

さらに、財布や鍵、定期などの小物類はフロントポケットに分けて詰め込むことが可能です。

アークテリクスのアロー16の機能性は?

6つのポケットによって整理しながら荷物を収納

アークテリクスのアロー16は内側に3つ、外側に3つの計6つのポケットがあります。内側はジッパー付きとPC入れ、最背面ポケットと分かれており、薄いものを整理するのに便利です。

外側は大きなフロントポケットとサイドポケットが二つ付いています。メインコンパートメントに荷物が入りきらない場合は飲み物や折りたたみ傘をサイドポケットに差し込んで容量を減らすことが可能です。

アークテリクスのアローシリーズは防水性が抜群

アロー16に限らず、アークテリクスのアローシリーズは防水性能が抜群に高い点も人気の理由です。2種類の混紡ナイロンをメインの素材として使用することで、バックパック全体が少しの雨程度なら弾く防水性を持ち合わせています。

また、外側にあるジッパーはWaterTight止水ジッパーが搭載されており、水が入る隙間がないほどにしっかりと噛み合います。この防水性の高さが口コミやレビュー上でも高く評価されているのです。

チャックもYKKだから安心感。
雨の中使ったけど水弾くからとてもよい。

硬質バックパネルで形状を維持


同じくアローシリーズでお馴染みの硬質バックパネルがアロー16にも搭載されています。体と荷物の間の緩衝材として働くだけでなく、体とのフィット感も向上させてくれるので、激しく動き回る際にも快適です。

また、硬い素材でできているので、バッグの形状を維持するのにも役立ち、中に荷物を詰め込んでも配置が崩れることが少なくなります。

ショルダーフックには低反発素材を採用

アロー16はショルダーフックにも緩衝材が利用されており、柔らかい低反発素材が肩への負担を減らしてくれます。この素材によって、まるで背負っていないかのような感覚を受けるという評価もレビュー上で見受けられます。

ショルダーバッグの表面側には硬い素材を用い、これによって型崩れを防いでいるのもアークテリクスの細かい配慮でしょう。

大きさも丁度よく、ショルダーストラップのクッション性がとてもよく荷物をたくさん入れても肩への負担が少ないため、すごく軽く感じ体が楽です。
本当に買ってよかったです。

アークテリクスのアロー16で出かけよう!

一度は廃盤となってしまったアークテリクスのアロー16でしたが、時代の変遷とともにニーズとマッチし、復活を遂げることとなりました。アークテリクスのアローシリーズ特有の洗練されたデザインはそのままに、機能面は現代的に進化して登場したため、今後の人々の生活で活躍すること間違いなしです。

現在お使いのバッグの容量が合わないと思っている方は一度アロー16を検討してみてはいかがでしょうか。

アークテリクスが気になる方はこちらもチェック!

今回はアークテリクスのアロー16についてご紹介しましたが、アークテリクスはまだまだたくさんのバッグを展開しています。アロー16と比較するという意味も込めて、他の商品も見てみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、以下の記事をリンクしました。人気のアロー22や売筋バッグ、登山用バッグなど幅広く紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。