気軽に楽しめるアウトドア!チェアリングの魅力を紹介!
「チェアリングしよう!」そう思い立って早速、京都・河原町へアウトドアチェアを持って出かけてみました。実際にチェアリングした感想や、次回以降に押さえておきたいポイントをまとめて解説します。
気軽なアウトドア「チェアリング」を楽しんでみたい人は、ぜひ当記事を参考にデビューしてみてはいかがでしょうか?
チェアリングの装備
事前に「チェアリングは最低限のものしか持っていかない」とリサーチしていました。そのため「手に持てるものは手に、あとは財布とスマホがあれば大丈夫!」と準備して出発。持ち出したものは以下の通りです。
サコッシュ
いつも使っているThe North Faceのサコッシュに財布・カード類を収納しているポシェット、スマホ2台とエコバックを入れて出発しました。飲み物や食べ物は、現地調達するつもりだったのでほぼ手ぶらです。
アウトドアチェア
アウトドアチェアは、DOD「スゴイッス」を準備しました。後述しますが「ちょっと失敗だったなぁ」と思います。観光するのに手が塞がるのは自由を奪われますし、軽量のチェアとはいえ、移動中ずっと持ち続けると疲れました。次回以降の反省点です。
どんなところでチェアリングした?
お昼を過ぎてから自宅を出たこともあり、時間の余裕はほとんどありません。清水寺には必ず行きたかったので、食事を済ませてから参拝し、あわよくば「敷地内にチェアリングスポットはないか?」と探すもいい場所が見つかりませんでした。地図上では、清水寺の敷地から徒歩15分の場所に公園を見つけましたが、時間的なこともあり断念。
初めから「ここならできるだろう」と考えていた、鴨川にアウトドアチェアを設営して、流れる水の音と鳥の群れを眺めていました。鴨川の河川敷は、たくさんの人が川縁に座って楽しそうに談笑している場所です。
そんな中、チェアを設営しているのは私だけでしたが、誰かに注目されることもありませんでしたので、周囲に馴染んでいたと思います。
やってわかったチェアリングの魅力!
少し想像してみてください。ブラブラと散歩して、お気に入りの景色を見つけたらぼーっとできる時間。それを実現できるのがチェアリングです。もちろん周囲の人に配慮しなければなりませんが、混雑・通り道になる場所を避ければ迷惑になりません。
少し気恥ずかしい面もあるのですが、意外と誰も見ていません。配慮を忘れなければ、周囲に溶け込みながらくつろぎの時間を過ごせます。ここでは、チェアリングの魅力をそれぞれに分けて解説しますので、チェックしてみてください!
どこでも座れる
公園や河原などであればどこでも座れます。少しくたびれたときにチェアをサッと展開して、リラックスできる場所を用意できるのが魅力です。散歩の延長線上にあるアウトドアアクティビティといわれているため、この気軽さは初心者にとって魅力的でしょう。
観光や旅行にピッタリ
私は過去、マラソンを趣味にしていましたが、今は怪我をして滅多に走らなくなりました。しかし、本気で走っていた頃は、旅先で景色を眺めながらランニングするのが楽しかったと記憶しています。
チェアリングであれば、持ち物はアウトドアチェアだけです。滞在先から少し散歩をして、座れそうな場所を見つけたら設営してぼーっとする。気軽にそんな時間を過ごせます。
座らなくてもいい
アウトドアチェアだけを持ち出すため、気に入った場所が見つからなければ、やらなくてもいいのも魅力です。キャンプほど肩肘を張らなくても楽しめます。
例えば、観光スポットを巡って座れる場所がなかった・天気が悪くなった・レストランで食事をしたい。このような状況変化を気にしなくてもよいのが、チェアリングのうれしい点です。
次回以降に気をつけたいポイント!
実際にチェアリングを楽しんでみて、「もっとこうすればよかったな」と感じたポイントを3つに分けて解説します。なるべく装備を持たないといっても、ある程度準備していった方が快適な時間を過ごせますので、チェアリングデビューするときの参考にしてみてください。
早めの時間から
チェアリングに出かけるときは、なるべく午前中の早い時間からスケジュールを立てると楽しみやすいでしょう。今回の場合、仕事が少し押してしまったことから、お昼を過ぎて出発しました。
そのため、本当なら行っておきたかった場所も取りやめて計画を変更。気軽に楽しめるといっても、日が傾いてしまうとチェアリングする時間が限られてきます。
チェアリングだけであれば、明るい時間ならいつでも楽しめるでしょう。しかし、「チェアリング+食事・観光」をしようと思っている場合は、早めの時間から出かける計画を立てることをおすすめします。
バックパック
事前にリサーチした「最低限の装備」から、私はバックパックも省いて準備しました。最初は気にならなかったアウトドアチェアの重みも、時間を経るごとに苦痛に感じます。そのため、チェアを入れられるバックパックだけは必ず準備しておきましょう。
防寒対策
チェアリングをした時間は30分程度でしたが、開始したのは17:30頃です。春の陽気とはいえ、日が傾き始めると途端に寒さを感じました。ダウンウェアやブランケット、カイロなどかさばらない防寒対策グッズは、暑い季節になるまで携行しておいた方がよいでしょう。寒さを感じると楽しさも半減してしまいます。
チェアリングを楽しんでみよう!
チェアリングを実際に試してきました。リサーチだけではわからなかったことも明確になるため、思い立ったまま行動してみてよかったです。この季節にチェアリングを楽しむには、「チェア・バックパック・防寒グッズ」の3つをそろえて出かけましょう。
また、私が感じたチェアリングの魅力についても解説しましたので、参考にしてみてください。来週は「チェアリング+観光」で訪れた、京都河原町のおすすめスポットを紹介します!
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