シマノ スピニングリール 21 ナスキー 500
シマノ スピニングリール 21 ナスキーC3000
シマノスピニングリール 21 ナスキー C3000HG
シマノスピニングリール 21 ナスキー 2500SHG
21ナスキーが5年ぶりのモデルチェンジ!
2021年に低価格・高コスパで知られている21ナスキーのモデルチェンジが発表され、釣り好きの人からしたら待望の瞬間なのではないでしょうか?前回の発売が2016年なので、実に5年ぶりのモデルチェンジとなります。
一部の中・大型番手を除いては、ほとんどのモデルが1万円台を切っており、この価格帯でこの仕様はかなりおすすめです。入門用のメインリールとして人気はありますが、サブリールとしても人気の高いシリーズで、初心者から中・上級者まで幅広く使えること間違いなしですのでこれから21ナスキーシリーズのスペックなども詳しく紹介していきます。
21ナスキー!評価とチェックポイント解説
今回はシマノからついに登場した待望の21ナスキーについて、スペックや巻き心地などのチェックポイントについて紹介して、実際の評価はどうなのかをお届けします。初心者から上級者まで経験問わず使用することができる優れたリールになっております。
シマノ21ナスキーそれぞれの特徴をしっかりと把握しておくことで、購入したときに「買うべきではなかった。。」「買って損した」「思ってたのと全然違う」などの後悔を少しでも減らせるようにぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。この記事を読み終わる頃には、『購入したい!』と思えること間違いなしです。
21ナスキーのスペックとチェックすべきポイント!
21ナスキーシリーズの中でも最も大きな番手の「C5000XG」のスペックやチェックポイントを解説していきます。この21ナスキーは青物釣りなど、海釣りで使用することができるタイプになります。
価格帯も以下の表でもわかる通り、機能性や耐久性などの性能を考えたら、この価格帯はとてもリーズナブルで、これから釣りを始めようと思っている初心者の人にもおすすめできます。また、中上級者の人は、使ってみて『何これ!』と思うこと間違いなしです。
自重 | 305g |
ギア比 | 6.2 |
PE | 1.5~400,2‐300,3‐200 |
価格 | 14,000円 |
構造性に優れたHAGANEギア・サイレントドライブを搭載
シマノ21ナスキーはギア周りの構造に凄くこだわっている設計で、2つの大きな特徴があります。一つ目がHAGANEギアという構造で、高度が高く耐久性がいいので長期で使用することができます。2つ目がサイレントドライブで、リールを巻き取ったときの感触がとても滑らかなので、引っ掛かる感じがないです。
シマノ21ナスキーは、このようにリールの耐久性や巻き取りの滑らかさなどの使用感のよい製法・構造を採用しているので、同じような価格帯のリールの中でもおすすめのアイテムになります。正直この価格帯でここまでの機能を搭載できるのは凄いです。
サイレントドライブで巻き心地が良くなった!
21ナスキーに搭載されている「サイレントドライブ」機能。これが搭載されたことで、ボディーやギアの構造を工夫することにより、リール操作をしたときの回転を滑らかにしてくれます。また、実際に使ってみてわかったのですが、この機能があるのとないのとでは巻き心地が全然違うのが肌で実感することができます。
回転がよくなったことにより、巻き心地も大幅に改善して、操作性も上がってとても使いやすくなっています。
新型のラインストッパーで使いやすさが向上!
従来のシマノ製のラインストッパーは、「使いやすさがいまいち」という評価も数多くありましたが、今回の21ナスキーはかなり改良しているという印象があります。
モデルチェンジによりストッパー周りの形状が変わっており、スムーズにラインが挟めるように改良されて、巻き取り後のストッパーとしての役割も向上してとても使いやすいです。
ガタが少ない、ねじ込み式ハンドル
従来のナスキーシリーズは、折りたたみ式のハンドルを採用していたので、リールを巻いたときのカチャカチャした感じや、魚を引っ掛けたときに巻きの不安定感がありました。しかし、スペック向上のモデルチェンジした21ナスキーは、ねじ込み式のリールのため、それらの問題を解決しているので、使いやすくなっています。
使ってわかった21ナスキーのインプレ
ここからは、21ナスキーの使用感を詳しく解説していこうと思います。インプレッションの詳細は3つあります。『リールの重さ』『巻き心地のしやすさ』『ハンドル周りの使用感』 これらについて深掘りしてチェックポイントなどを解説していきます。
リールの自重は普通ぐらい
21ナスキーのリール重量は200~305gなので軽くはないです。アジやメバルなどを釣るときに、手元に重たさが残る感触があるので、軽さを重視している人には、パワー不足になり物足りなさがある印象です。しかしひと昔前のリールの重さと比較すると軽くはなっているので、ボディーバランスとの相性はいいです。
滑らかな巻き心地でこの価格帯ではベスト!
表を見てもわかる通り、ナスキーシリーズの巻き心地は、ギア周りにこだわっている構造なので、この価格帯で購入できるリールとしては十分すぎるほどの滑らかさです。価格の高いリールと比べてしまうと、多少のガタつきはありますが、モデルチェンジ前に比べると巻き心地はよくなっています。
自重 | 200~305g |
ギア比 | 5~6.2 |
PE | 1.5‐400,2‐300,3‐200 |
価格 | 12900~13900円 |
負荷によってハンドル周りの巻き重りはある
ハンドルを回したときは、滑らかな感触ですが、重量のある魚をヒットさせたときにハンドルが重くなり、巻き取りがやや重たく感じます。元々のリールの自重にプラスしての重さになるので、負荷が掛かったときにはパワーが必用です。
21ナスキーシリーズのおすすめリール!
ここからは21ナスキーのラインナップをそれぞれ紹介していきます。先ほど紹介した大型番手以外にも小型番手や中型番手などもありますので、ぜひ参考にしてください。
21ナスキー2500SHGのスペックをチェック
初心者から上級者まで満足して使用できるナスキー2500SHG。堤防釣りなどにも最適なリールなので、小型番手で長く使っていきたい人におすすめです。
自重 | 240g |
ギア比 | 6.2 |
価格 | 12900円 |
シマノスピニングリール 21 ナスキー 2500SHG
小型の500番には注意!
シマノ スピニングリール 21 ナスキー 500
21ナスキーの中でも1番小さい番手でもある500番には少し注意が必用です。『サイレントドライブ』『コアプロテクト』『Xシップ』 これらの主要テクノロジーが搭載されていません。他の番手より仕様が劣ってしまうので購入する際は注意が必用です。
21ナスキーⅭ3000・HGのスペックをチェック
21ナスキーの中型でおすすめの番手は3000番になります。シーバス釣りなどに活躍すること間違いなしの万能リールです。21ナスキーシリーズの中でも万能でいったらこのリールに勝るのはいないといっても過言ではないほどで初心者から上級者までおすすめのリールになっております。
ギア | 5~6.2 |
自重 | 240~270g |
価格 | 12900~13900円 |
シマノ スピニングリール 21 ナスキーC3000
シマノスピニングリール 21 ナスキー C3000HG
比較!他のライバル製品に勝っているのか?
ここからは、21ナスキーが他のライバル製品と比較して、「優れている部分」と「劣っている部分」について考察していきます。比較対象として「18レガリス」「21アルテグラ」。こちらで比べていきますのでぜひ参考にしてください。
21ナスキーが18レガリスに勝っている部分
まずは、21ナスキーが18レガリスに勝っていると思う点は『巻き心地の滑らかさ』『耐久性』 これらの2点になります。その理由として21ナスキーはガタつきにくいねじ込み式を採用しているので、巻き取りのときのガタつきがなく安定している。コアプロテクト採用で防水機能が高く、水に強いので長期で使用することができる。
これらの理由で、巻き心地や耐久性ではナスキーのほうが優れている印象です。
21ナスキーが18レガリスに負けている部分
逆に負けている部分でいうと軽さかなと思います。
21ナスキー | 18レガリス |
C2000(210g) | LT2000S(190g) |
2500SHG(240g) | LT2500S-XH(205g) |
C3000HG(240g) | LT3000‐CXH(220g) |
21ナスキーシリーズに比べて18レガリスのほうが軽量であることがわかります。
21ナスキーと18レガリスをまとめると?
ここまでの比較でわかった結果として①巻き心地と耐久性を重視するなら21ナスキー②
軽さを重視するなら18レガリス。 長期的に使用するなら21ナスキーのほうがコスパよくておすすめです。
21ナスキーが21アルテグラに勝っている部分
次に、21アルテグラとの比較ですが、勝っている部分はコスパになります。21アルテグラはリールの総合的な性能としてはかなり上位にくるシリーズですし搭載機能で比べても、21ナスキーが21アルテグラには勝てないのが現状です。
しかし、コスパの面でみると、21ナスキーのほうがいいので、できる限り出費を抑えつついいリールを使いたい人には21ナスキーがおすすめになります。
21ナスキーが21アルテグラに負けている部分
機能面は、21アルテグラのほうが圧倒的に高いです。21ナスキーに搭載されていない機能がアルテグラには搭載されています。『マイクロモジュールギアⅡ』『Xプロテクト』『ロングストロークスプール』『ワンピースベール』 といったテクノロジーが盛りだくさんなので、機能面や軽さは21ナスキーよりアルテグラのほうが勝っています。
しかし負けているとはいえ、21ナスキーにもこの価格帯では優れた機能を搭載しているので、おすすめであることは間違いなしです。
最後に
いかがだったでしょうか?今回はシマノ21ナスキーについての評価やスペック、巻き心地について紹介・解説させていただきました。詳しいインプレッションなどは、他の記事からも確認することができますので、詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。
21ナスキーのレビューが気になる方はこちらをチェック!
シマノ21ナスキーは初心者から上級者まで幅広く使用することができるので、すごくおすすめです。もう少し詳しく知りたいという人は、徹底レビューしたのをまとめた関連記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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出典:SHIMANO公式HP