奥多摩でキャンプを楽しもう!
東京都内に位置していながら大自然に囲まれた奥多摩エリア。都心からのアクセスが抜群なので、都心に住む人でも気軽に大自然の中でのキャンプに挑戦できます。エリア内には多彩なキャンプ場が存在していますが、特にキャンパーたちに人気なのが氷川キャンプ場です。
本記事では、氷川キャンプ場について魅力や施設情報を詳しくご紹介していきます。(2022年3月時点の情報を元に作成した記事です。)
氷川キャンプ場ってどんなところ?
氷川キャンプ場は氷川渓谷にあり、多摩川の河原がテントサイトになっているキャンプ場です。周囲は山に囲まれていて、静かなロケーションで大自然を眺めながらキャンプを楽しめます。通年営業しており一年中いつでも利用可能です。
テントサイト以外にロッジやバンガローも完備されていますので、テントに泊まるのは不安なアウトドア初心者の方もチェックしてみてください。
氷川キャンプ場
- 住所東京都西多摩郡奥多摩町氷川702
- 電話番号0428-83-2134
- アクセス圏央道「青梅IC」より50分
氷川キャンプ場のおすすめポイント
駅から徒歩圏内
氷川キャンプ場へ電車でアクセスする場合は、新宿駅から約2時間、最寄駅の奥多摩駅で降りたら5分ほど歩くと到着できます。大自然に囲まれたキャンプ場でありながら、駅から徒歩圏内にあるので電車でも楽々アクセスできるのが魅力です。
キャンプは車がないとできないと考えがちですが、氷川キャンプ場なら車や免許を持っていない方でもキャンプをしたくなったらふらりと出かけられるでしょう。もちろん車でのアクセスも可能です。
直火OK
近年は直火禁止のキャンプ場が増えたため、キャンプ場で焚き火をしたいときには焚き火台を持っていく必要があります。芝生や地面へのダメージを防ぐことに加え、キャンプ人口が増えたことによる利用者のマナーの低下も理由の1つです。
氷川キャンプ場は最近では珍しく直火OKのキャンプ場なので、焚き火台を持っていく必要がありません。電車で行く場合にも荷物を減らせるのがうれしいです。
アクティビティが豊富
キャンプといえばアクティビティも楽しみの1つ。多摩川の河原にある氷川キャンプ場では、カヤックやカヌー、ラフティングなど、さまざまなアウトドアアクティビティを体験できます。ハイキングやサイクリングの拠点としても人気です。
また、キャンプ場の近くには「氷川国際ます釣場」があるので手ぶらでマス釣りも楽しめます。釣竿を持参すればキャンプ場の河原でも釣りができますが、管理釣り場以外で釣りをする場合は漁協発行の遊漁券を必ず購入してください。
天然温泉が利用可能
すぐ近くに「奥多摩温泉 もえぎの湯」という温泉施設があり、キャンプの合間や帰りなどに気軽に利用できます。多摩川の吊り橋を渡ると徒歩5~10分ほどです。それほど大きな施設ではありませんが、露天風呂もあり、源泉100%の天然温泉を楽しめます。
入場料は3時間で850円。受付終了時間が4月~11月までは19時、12月~3月までは18時と早めなのでご注意ください。館内には食事処や休憩室、お土産販売コーナーなどもあります。
氷川キャンプ場のテントサイトの特徴
河原のフリーサイト
氷川キャンプ場のテントサイトは河原のフリーサイトです。川に近い下段エリアと川から離れた高台エリアで構成されていますが、区画が決められていないので、自分の好きな場所にテントを張れます。ただし、平坦な場所は少なく、よい場所は早い者勝ちです。
テントは持ち込みのみで常設テントやレンタルテントは用意されていません。料金は小学生以上で1人1泊1500円、GW・夏季は1人1泊2000円です。電源サイトはありません。
予約制
テントサイトを利用するときは予約が必要です。以前は予約を受け付けていませんでしたが、2021年4月から予約制に変更されました。3日前までにネット予約ページから予約してください。料金はチェックイン時に現金で支払います。
土日や連休などは混雑するので、キャンプの計画を立てたらできるだけ早めに予約を入れましょう。デイキャンプも予約が必要で予約なしだと河原も利用できません。
空きがある場合は予約なしでも利用可能
テントサイトの上限人数は、1グループ5人まで(分散すれば10人までOK)で、全部で60張100人程度です。人気のキャンプ場なので、平日でも比較的人が多めではありますが、当日に空きがある場合は予約なしでも利用できます。
注意点
河原を利用したキャンプ場なので、テントサイトには大きな石がゴロゴロと転がっています。テントを張る場所によっては、寝るときに下がゴツゴツする可能性があります。寝袋とは別にマットやコットを用意すると眠りやすいでしょう。
また、管理棟からテントサイトまでの移動は坂道を通ります。勾配がきつい坂をくねくねと下りていくことになるので、荷物が多いと苦労する可能性があるでしょう。
テントサイト以外の宿泊施設
ロッジ
ロッジは全部で7棟用意されていて、お風呂ありタイプとお風呂なしタイプから好きなほうを選択可能です。キッチン・冷蔵庫・トイレはすべての棟に付いていて、敷布団や毛布などの寝具も完備されています。12月~2月までは石油ストーブも付きます。
予約制で宿泊料金はお風呂ありタイプが40,000円、お風呂なしタイプが37,500円です。ロッジに宿泊する場合は河原やバーベキューハウスも自由に利用できます。アウトドアでも快適に過ごしたい方におすすめです。
バンガロー
バンガローは全部で21棟用意されていて、ロフト付きタイプとロフトなしの一間タイプがあります。すべての棟に電源付きな点は便利ですが、トイレとシャワーは共同です。寝具は別途レンタルで、備え付けられていません。運び入れや返却はセルフで行ってください。
予約制で宿泊料金は5,000円~20,000円。ロッジより狭くて簡素な作りな分リーズナブルに宿泊できます。バンガローに宿泊する場合も河原やバーベキューハウスの利用は自由です。
キャンプ場内のその他の施設
売店
管理棟には売店があり、薪、炭、食品、サラダ油、調味料、飲み物などさまざまな商品が販売されています。さらに、フライパン、飯ごう、包丁、まな板、ボール、トングなどの調理用具のレンタルも行っていますので、もし忘れ物をしても安心です。
バーベキューハウス
デイキャンプ専用バーベキューハウスが完備されていて、日帰りでもバーベキューを楽しめます。小学生以上の利用料金は1,500円で事前の予約が必要です。デイキャンプ専用バーベキューハウスとは別にロッジやバンガローの宿泊者用のバーベキューハウスもあります。
カフェ
キャンプ場の敷地内に「Cafe Kuala(カフェ クアラ)」というログハウス風のカフェもあります。営業期間は4月~11月までです。幻のジャガイモ「治助芋」を使用した野菜カレー、鹿肉のラグーソースパスタなどのメニューを提供しています。
こちらのカフェでテントやタープ、テーブル、チェア、コットなどのキャンプ用品のレンタルも行っていますので、手ぶらでキャンプも可能です。
シャワー室・トイレ
キャンプ場の近くに温泉施設がありますが、キャンプ場内にシャワー室も完備されています。温水シャワーを24時間利用できて、利用料金は3分で200円です。トイレは場内に2ヶ所あり、きちんと掃除されています。
まとめ
氷川キャンプ場は駅から徒歩圏内にあり、場内の施設や販売品、レンタル品も充実しているので、キャンプに不慣れなアウトドア初心者の方でも利用しやすいキャンプ場です。近場で大自然を満喫したいときには、奥多摩の氷川キャンプ場に出かけてみてくださいね。
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