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スピニングリールの糸巻き方法ガイド。初心者でもコツや手順を覚えれば簡単!

スピニングリールの糸巻きは、釣りをするなら必須スキル。必ず役に立ちますので機会に覚えてみませんか。糸巻きはライン選びや正しいスピニングリールの糸巻き方法を理解することで、初心者でも簡単に行うことができますので、ぜひ挑戦してみてください。
2022年4月19日
ユウキ
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スピニングリールの糸巻き方法を極める

手順を覚えれば簡単

スピニングリールを購入したり、ラインが劣化したときには糸巻きをしなければいけません。スピニングリールの中には既に糸巻きされているモデルもありますが、中程度のランク以上のスピニングリールからはラインがついていないことが一般的です。

このスピニングリールへの糸巻きですが、初心者にとっては難しい作業と感じてしまうかもしれません。しかし、しっかりと正しい手順を覚えて作業を行うことで、意外と簡単にできてしまいますので、これを機に覚えてみてください。

糸巻きに必要な道具は

新しいライン

まずは新しいラインを用意してください。スピニングリールに巻くラインは大きく3種類あります。ナイロンとフロロカーボン、そしてPEラインです。ナイロンはオールマイティーに使える万能ラインですが、伸縮性があるためアタリに対しての感度が悪いです。

フロロカーボンは道糸としても使われ、傷などにも強い特徴がありますがナイロンよりも高価です。PEラインは細くても強度が高く劣化が少ないですが、急激な力に弱い一面もあります。

ロッド

スピニングリールへの糸巻きを行う場合は、ロッドにリールを取り付けて行う方法が簡単です。実際に魚を釣っている感覚でい糸巻きを行うことで、スプール部分のトラブルの発生が抑えられます。

また、トラブルの発生を抑えるだけではなく、ロッドを用意して糸巻きをすることでかなりスピーディーな付け方が行えます。こうした方法でスピニングリールの糸巻きを行うことをおすすめします。

湿らせたタオル

しっかりとスピニングリールのスプールにラインを巻いていくために、湿らせたタオルを用意しておきましょう。新しいラインは張り気味にして巻くことで、スプールのラインがダボつくことなく整います。

ラインを手で握って糸巻きを行うと、手にダメージが及んでしまいますので、湿らせたタオルを用意してください。実際に釣り場でスピニングリールを使ったときにもトラブルが少なくなります。


スピニングリールへの糸巻きの手順

ベールを倒しておく

ラインを結ぶときには、先にスピニングリールのベールは倒しておきましょう。そして、必要に応じてスプールをスピニングリールから取り外しておきます。

スプールを必要に応じて取り外しておくことで、ライン結びが楽になります。そのままでもとくに問題がないようなら、スプールを取り外すことなくそのまま作業を行いましょう。

ロッドにラインを通してスプールに結ぶ

用意したロッドのガイドにラインを通します。通したラインをそのままスプールに結びましょう。スプールへのラインの付け方は、しっかりととまっていればどういった結び方でも問題はありません。ただし、結び目は残さないようにしてください。

結び目が残ると、ラインが出ていくときに結び目部分に当たっ手しまい、トラブルの発生原因となります。必要に応じてギリギリまで結び目をカットするなどのチェックを行いましょう。

ラインプールに細長い棒を取り付け

新しいラインプールにボールペンや割り箸などの棒を通しておきます。こうすることで、より楽に、トラブルの発生が少なくスピニングリールへの糸巻きがおこなえます。

ラインプールをそのまま床などに置いて糸巻きをした場合、ラインプールが暴れてしまい綺麗な付け方ができないだけではなく、一定の厚みでスプールにラインが巻けないことがありますのでこうした付け方をおすすめします。

タオルでラインを掴んでロッドに固定

そしてラインに湿らせたタオルを当ててロッド部分で固定し、釣りをしている感覚で糸巻きを行います。湿らせたタオルでのラインを握る強さは、強すぎず弱すぎずくらいです。強すぎるとライン伸びが起こりやすくなります。

弱すぎるとスプール内のラインにダボつきが起こりますので、スプール部分をチェックしながら糸巻きを行いましょう。ラインの付け方や糸巻き方法に慣れれば、簡単な作業です。

スプールの満タンよりも少し少なめが理想


釣りをしているときに、ラインはたくさんあった方がいいと思いがちですが、スピニングリールのスプールへのラインはいっぱいまで巻かないようにしましょう。目安としては、スプールの端に1mmくらいのへこみができる程で留めます。

これも釣りをしているときのトラブルを回避するためです。ラインをいっぱいまで巻いてしまうと、キャスト時にラインクラッシュが起こりやすくなります。

必要に応じて下巻き糸も活用する

スピニングリールを糸巻きするときには、必要に応じて下巻き糸も活用しましょう。釣りでリールを使用する場合、ほとんどの場合は使用している糸は外側です。内側の糸は使わないことが多いため、この部分は太めの安い糸でも問題ないのです。

スプールの3部の1ほどは安価な糸を巻いておき、3分の2ほどは高価な糸を使えば経済的に使用でき、ラインを交換するときにも楽に交換できるでしょう。下巻き糸も上手に活用してライン交換を行いましょう。

ラインサイズなどの注意点

スプールへの記載をチェック

初めてスピニングリールに糸巻きを行う場合、どのくらいの太さで、どのくらいの長さのラインを用意するべきか迷ってしまうかもしれません。これはスピニングリールのスプールへの記載を確認することで解決します。

スプールには、そのスピニングリールに対応したラインの太さ、そして巻き取れる長さの記載があります。その記載に沿ったラインを用意すれば問題ありません。記載以外のラインでも糸巻きはできますが、あくまでもそのリールの能力に合ったラインの能力が記載されていますので注意しましょう。

糸巻き時のラインのテンションのかけ方

スピニングリールの糸巻き時には、先ほども解説した通り湿らせたタオルを当ててテンションをかけて巻き取りますが、どのくらいのテンションをかけるべきか悩むかもしれません。

基準としてナイロンやフロロカーボンの場合は、力を入れすぎることでラインが伸びてしまい、スプールにラインが食い込んでしまいますので、少し余裕を持たせてください。また、PEラインは力を入れても問題ありませんが、摩擦熱に弱い面がありますので、しっかりとタオルを湿らせて巻き取ることをおすすめします。

新しいラインを少しでも長持ちさせるには

釣りの後には真水で洗う


新しいラインをスピニングリールに巻いたので、少しでも長持ちさせたいと誰もが考えるでしょう。新しいラインを長持ちさせるには、釣行の後には毎回、真水でスプールごと洗うのをおすすめします。

とくに海水がついた状態の場合、ラインの劣化はかなり早まります。海水でなくても水の汚れにより劣化していきますので、釣行後はまめに真水でしっかりと汚れを洗い流すようにしてください。

直射日光の当たらない場所で保管

また、ラインの保管については必ず直射日光が当たる場所は避けるようにしましょう。スピニングリール自体を直射日光の当たらない場所で保管することが、長く使い続けるコツと言えます。

フロロカーボンでもPEラインでも、紫外線には弱い面があります。長時間紫外線に当たってしまうことで、ラインとしての能力が低下してしまいますので、必ず直射日光が当たらない場所を選んで保管してください。

スピニングリールの糸巻きに挑戦しよう

慣れれば誰でもできる

ぜひ、スピニングリールの糸巻きに挑戦してみてください。実は釣具屋などに依頼をすれば、有料ですが糸巻きをしてくれるお店もあります。しかし、自分が愛用しているスピニングリールは自分で糸巻きができるようにしておくべきです。

初心者でもスピニングリールの糸巻きは慣れれば簡単な作業です。まずは正しい手順などを確認して、ベストなラインのセッティングを目指しましょう。

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