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【初心者必見】タチウオ釣りの仕掛けを徹底解説。岸、船それぞれの釣り方のコツも!

タチウオ釣りは準備する道具がシンプルな割に、大きな獲物が釣れるということで人気が急上昇中です。今回はそんなタチウオ釣りの仕掛けについて徹底解説します。初心者向けのおすすめの仕掛けや岸、船からの釣り方のコツまでご紹介しますので、ぜひご覧ください。
2022年3月12日
tambakouta
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タチウオ釣りの仕掛けについて解説

タチウオは旬の時期が長く、料理も美味しいということで釣り人の間で人気のある魚です。岸釣りや海釣りによって、釣り方が多彩であり、初心者でも挑戦しやすい点も多くの人を惹きつけてやまない理由です。

今回はそんなタチウオ釣りの仕掛けについて徹底解説します。岸や船からのそれぞれの釣り方のコツについてもご紹介しますので、これから始めようと思っている方は必見です。

初心者におすすめの釣り方はこの3種類!

タチウオ釣りは初心者の方でも比較的釣りやすいということもあって、新しく始める方がどんどん増えています。中でも初心者におすすめの釣り方はウキ釣り、引き釣り、タチウオテンヤの3種類です。

これらは生のエサを使用するので、獲物が引っかかりやすいという点と、技術のいらない簡単なアクションでも釣果を挙げやすいという点でタチウオ釣りの入門編としてよいでしょう。準備するタックルがシンプルな点もおすすめポイントです。

タチウオは歯が鋭くラインが切られやすい

タチウオは歯が鋭い上に噛み切る力が強いので、ラインやリーダーを切られてしまうことがよくあります。そのため、ラインは長め(200mから300m程度)に準備しておいた方がよいでしょう。

また、釣り上げる際も鋭い歯に注意が必要です。素手でつかむのは危険ですので、専用グリップがあると便利です。

万能Fグリップ

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タチウオ釣りの仕掛けの作り方・岸編

タチウオの釣り方にはさまざまな種類があります。この見出しでは岸からのタチウオ釣りに絞って、ウキ釣り、引き釣り、ワインドの3つの釣り方について解説します。

子供や女性など、初めての方でもチャレンジしやすい方法もありますので、タチウオ釣りに興味のある方は必見です。

仕掛けの種類①:ウキ釣り

ロッド 磯竿2号から3号、長さ4mから5m程度
リール スピニングリール3000番から4000番
ライン ナイロン3号
ウキ 電気ウキ1.5号から3号
エサ 太刀魚の仕掛けにイワシ、キビナゴ、サンマの切り身

ウキ釣りの仕掛けは、一般的に市販されているタチウオの仕掛けセットにイワシやキビナゴなどのエサを取り付けるだけです。

ウキ釣りはタックルや仕掛けを用意したら、あとはアタリがくるのを待つだけなので、初心者にもおすすめです。アタリの確認も、暗い水面に浮いている電気ウキが動くのを見るだけなので、全く難しくありません。

仕掛けの種類②:引き釣り


ロッド 3m程度のシーバスロッドもしくは波止竿
リール スピニングリール3000番前後
ライン PEライン1号+リーダー4号
仕掛け 3号から5号の堤防用タチウオテンヤ
エサ イワシ、キビナゴ、ドジョウ

引き釣りの仕掛けは堤防用のタチウオテンヤにイワシやキビナゴなどの小型の魚を装着します。外れてしまわないようにワイヤーでしっかり巻きつけるのがポイントです。

釣りのやり方は、タチウオのいそうな水深に仕掛けを落とし、竿先を小刻みに動かしながらアタリを待つだけです。

仕掛けの種類③:ワインド

ロッド ワインド専用ロッド2.5から3m
リール スピニングリール2500番から3000番
ライン PEライン1号+リーダー4号+ワイヤーリーダー
仕掛け ワインド専用ジグヘッド
エサ ワインド専用ワーム

ワインドの仕掛けはワインド専用のジグヘッドにワインド専用のワームを取り付けるだけなので、初心者でも簡単です。しかし、綺麗に動かすためにはワームをまっすぐにセットする必要があるので、上級者に教えてもらいながら準備することをおすすめします。

ワインドはタチウオのいる水深を当てることが大切なので、深さを調節しながらアタリを待ちましょう。

タチウオ釣りの仕掛けの作り方・船編

続いて沖釣りの仕掛けの種類について解説します。この見出しではジギング、タチウオテンヤ、ルアーを取り扱いますので、海釣りに興味があるという方はぜひご覧ください。

仕掛けの種類①:ジギング

ロッド ジギング専用ロッド1.8mから2m
リール ジギング用ベイトリール
ライン PEライン0.8号+フロロカーボンリーダー8号
仕掛け 80gから200gのメタルジグ

ジギングの仕掛けは80gから200gほどのメタルジグが最適です。ですが海釣り船によって使えるルアーが規定されている場合もありますので、その際は従いましょう。

ジギングはしゃくりとリーリングを組み合わせてアタリを探ります。タチウオはフォール中にも食いつくことがあるので、仕掛けを落として行く際にも気を抜かないようにしましょう。

仕掛けの種類②:タチウオテンヤ

ロッド タチウオテンヤ専用ロッドもしくは船竿1.8mから2m
リール 小型電動リールもしくはベイトリール
ライン PEライン2号+フロロカーボンリーダー8号
仕掛け タチウオテンヤ30号から60号
エサ イワシ、サンマの切り身

タチウオテンヤの仕掛けはテンヤ30号から60号の間からチョイスし、イワシやサンマの切り身をくくりつけます。

タチウオテンヤは誘い方のバリエーションが豊富で、環境によってアタリパターンがあるので、かかりやすいアクションを早く見つけ出すことがポイントです。ですがタチウオテンヤは難しい技術が必要ないので、初心者でも簡単に始めることができます。

仕掛けの種類③:ルアー


ロッド ルアーロッド2.5mから3m
リール スピニングリール3000番
ライン PEライン1号+リーダー4号
仕掛け 80gから200gのメタルジグ

ルアーもジギング同様に仕掛けには80gから200g程度のメタルジグをおすすめします。

ルアーは仕掛けの種類を変えることによって、沖釣りでもおかっぱりでも釣りをすることができるので、上級者の方から特に人気です。ルアーをうまく動かすためには多少の技術が必要なので、初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。

岸からのタチウオ釣りのコツ

夏場に最盛期を迎えるタチウオ釣り。特にこの時期は、気温の下がった時間帯に岸からタチウオを狙う夜釣りが人気です。岸の釣り場のことを「おかっぱり」とよんだりしますが、このおかっぱりからのタチウオ釣りを成功させるためにはいくつかのコツがあります。

そこで、この見出しでは釣果を上げるためのおかっぱり釣りのコツについて解説します。

岸釣りのやり方・コツ①:日暮れ前後が狙い時

Photo byMSeimori

タチウオは環境によって釣果が大きく変わる魚です。そのため、的確な時間帯、水深、場所、誘い方などを微調整して行く必要があります。この中の一つの要素である時間帯ですが、最もおすすめなのは日暮れ前後です。

昼時あたりからタックルの準備を始め、日が傾いてきたらタチウオ釣りを始めるというスタンスがよいでしょう。ちなみ、昼などの日が出ている時間はタチウオは深く潜っていることが多いので、水深の深い位置を探ってみてください。

岸釣りのやり方・コツ②:夜釣りではウキがおすすめ

おかっぱりのタチウオ釣りで引きつりと並んで人気なのが、ウキ釣りです。引き釣りのように特殊なアクションや微調節が必要ないので、初心者でも気軽に挑戦しやすい釣り方です。

ウキ釣りは特に夜釣りで効果を発揮します。日が落ちて周辺が暗くなると、タチウオが水深の浅い位置に浮かび上がってくるので、それをウキ釣りで気長に待つというのがおすすめスタイルです。

岸釣りのやり方・コツ③:水深の見極めが大切

タチウオは意外と繊細な魚のため、最初からエサに飛びついてくるということがほとんどありません。また、不器用な一面も持っているので、エサをピンポイントでくわえることが難しい場合もあります。

そのため、タチウオがエサに食いつきやすいように、仕掛けの位置をうまく調節することが必要です。特に水深の高さは数m単位で見極めてください。あまり広い範囲を漂わせてしまうとタチウオが食いつきにくいからです。

船からのタチウオ釣りのコツ

次は沖釣りでのコツについて解説します。こちらは昼間でも比較的タチウオがかかりやすいので、明るい時間帯に釣りを楽しみたいという方は沖釣りがおすすめです。

この見出しでは沖釣りでのタチウオ釣りのコツを解説します。

沖釣りのやり方・コツ①:夏がおすすめシーズン

Photo bystevepb

タチウオは7月から8月の夏場に最盛期を迎えるので、この時期に海釣りに出かけることをおすすめします。海上は風が強いですが、昼間は気温がまだまだ高い時期なので、寒い思いをせず、釣りに集中できる点も魅力です。

また、タチウオは暑い夏場は比較的浅い層を泳いでいることが多いので、初心者でもアタリを探りやすい上に、フッキングした後に釣り上げるまでの時間が短いこともおすすめする理由の一つです。


沖釣りのやり方・コツ②:大きなアタリを辛抱強く待つ

先ほども述べたように、タチウオは繊細な魚のため、警戒心が強く、すぐにエサに食いついてくれません。そのため、初めに小さなアタリが来たところでアワセに行ってしまうと、まだ十分に食いついていない段階なので、フッキングに失敗します。

タチウオがしっかり食いつく際には大きなアタリを感じることが多いですので、その時を気長に待ちましょう。フッキングの際に大きな抵抗を感じたら成功です。

沖釣りのやり方・コツ③:上へのアクションで誘う

タチウオ釣りにはさまざまな誘い方がありますが、基本的には上へのアクションで誘うことが多いです。なぜならば、タチウオは海中を縦になって泳いでいることが多いからです。

上に上がって行くエサに対して飛びつきやすい姿勢をしているので、それを利用した「ただ巻き」「ストップ&ゴー」「ジャーク&ステイ」などのアクションを施すと釣果が上がりやすくなります。

しかし、時と場合によっては下向きアクション「フォール」の方が結果がよいこともあるので、上向きアクションで食いつきが悪い場合はぜひ試してみてください。

最適な仕掛けでタチウオを釣ろう!

タチウオ釣りは準備が簡単な上に、難しい釣りの技術がいらないということで、初めての方でも気軽にチャレンジできます。また、獲物が大きく、釣ったときの達成感が大きいというのもタチウオ釣りの醍醐味です。

今回紹介した仕掛けや釣り方のコツを参考にして、ぜひ活きのよいタチウオを釣り上げてみてください。慣れてきたら他の仕掛けに挑戦して、釣り方のバリエーションを増やしていくのもおすすめです。

タチウオ釣りについては以下の記事もチェック!

今回はタチウオ釣りにおすすめの仕掛けについて解説しましたが、もっと詳しい釣り方や最適なタックルについて知りたいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方のために以下の記事をリンクしました。

タチウオ釣り入門ガイドや初心者向けのルアーゲームの仕方、タチウオテンヤの詳解まで幅広い情報を載せていますので、興味のある方はぜひご覧ください。