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アジアコショウダイの釣り方ガイド!旬の時期や美味しい食べ方もご紹介!

アジアコショウダイは、太い帯模様と黒斑が特徴的な魚です。本記事では、そんなアジアコショウダイの釣り方を解説します。旬の時期や美味しい食べ方など、アジアコショウダイに関する情報も紹介しますので、釣りをする時の参考にしてみてください。
2022年3月29日
kon_w
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この記事で紹介しているアイテム

ダイワ 石鯛竿 幻覇王石鯛 HH 524

ダイワ 石鯛リール 17 幻覇王 石鯛

がまかつ 石鯛瀬ズレ遊動テンビン仕掛

OWNER 遠投石鯛ワイヤー仕掛 15号

アジアコショウダイを釣りたい!

日本の周辺に生息していることで知られるアジアコショウダイは、釣り人からも人気の高い魚です。また、釣り方の基本を覚えていれば、初心者でも簡単に釣ることができる魚としても知られています。

アジアコショウダイについて詳しくチェックしよう

本記事では、アジアコショウダイを釣る時に役立つ情報を紹介します。釣り方の基本の他、おすすめのタックルや仕掛け、旬の時期、美味しい食べ方などについても解説しますので、釣りを楽しむために役立ててみてください。

アジアコショウダイの特徴

釣りをする前に魚の概要について把握しておくと、何が釣れたのかすぐに分かるため、とても便利です。そこで、まずはアジアコショウダイの特徴について詳しく解説していきます。

鯛に似た形で小さな黒斑がある

アジアコショウダイは、その名前の通り鯛に似た形の魚です。唇が突き出したような形で、体高はやや高めなのが特徴になります。鯛との違いは、背びれや尾びれの近くに小さな黒斑がついていることです。

これが黒胡椒のように見えることから、コショウダイという名前がつきました。また、2本の黒い帯模様がついているのも、タイとの違いとして挙げられます。

生息域は日本海や太平洋、瀬戸内海

生息域は、新潟から九州にかけての日本海、青森周辺や屋久島周辺の太平洋、瀬戸内海などです。日本の各地で釣ることができるため、釣り人の間では定番の魚としても知られています。また、浅瀬にいることが多いのも特徴です。

値段は1kgあたり1,000円ほど

重ねられたコイン
Photo bykschneider2991

市場に出回っているアジアコショウダイの値段は、1kgあたり1,000円ほどです。庶民的な値段ですが、アジやサバなどと比べると漁獲量が少ないため、一般の食卓に上がることは稀だと言われています。

基本的な釣り方

アジアコショウダイは、釣り方さえ覚えておけば釣るのが難しい魚ではありません。基本的な釣り方を忘れずにいれば、大きな釣果を期待できます。そこで、ここではおすすめの釣り方について詳しく解説します。

ブッコミ釣りが最適

並んで釣りをする人
Photo byfkabay

アジアコショウダイを釣るには、ブッコミ釣りが最適と言われています。ブッコミ釣りとは、重りにスイベル、ハリス、針、アオイソメやオキアミなどのエサを使用したシンプルな釣り方です。

まずは水の中に投げ込んだ重りを漂わせ、魚を引き寄せます。魚が食いつき、ラインが引っ張られたのを確認したら、リールを巻き戻すのが基本です。中通しタイプの重りを使うことで食いつきがよくなり、失敗も減るでしょう。


イシダイなどを狙ったついでに釣れることが多い

一般的に、アジアコショウダイだけを狙って釣りをすることはあまりありません。イシダイなどを狙って釣りをしている時に、偶然釣り上げられる場合がほとんどです。

そのため、使用するタックルは石鯛用のものを使うとよいでしょう。アジアコショウダイと石鯛は性質に大きな違いがないので、石鯛用のタックルを使ってもアジアコショウダイが釣れる可能性は十分にあります。

釣果を上げるポイント

せっかく釣るのであれば、なるべく釣果を上げたいところ。しかし、釣りに慣れていないと、どうやって釣果を上げられるのか分からなくなることもあるでしょう。そこで、ここでは釣果を上げるためのポイントを紹介します。

堤防の近くを狙う

堤防で釣りをする人
Photo by asobitsuchiya

アジアコショウダイは、堤防の近くでよく釣れると言われています。堤防なら足元に安定感があり、アジアコショウダイ以外の魚も集まりやすいため、釣果を上げるのに最適です。まずは堤防を中心に釣りを楽しんでみるとよいでしょう。

根掛かりを無理に外そうとしない

夕方に釣りをする人
Photo by cotaro70s

釣りの途中で根掛かりが起きるのは日常茶飯事です。根掛かりとは、針が水中の障害物に引っ掛かって動かなくなる状態を指します。根掛かりを無理に外そうとすると、警戒心の強いアジアコショウダイはあっという間にいなくなってしまうでしょう。ゆっくり丁寧に取るようにしてください。竿の弾力を生かし、軽く降るようにするのがコツです。

根気強く打ち返しする

アジアコショウダイは、上から落ちてくるものに好奇心を示し、食いつきがよくなります。そのため、打ち返しを続けるのもコツです。打ち返しとは、仕掛けを戻して再び水中へ入れることを指します。

シンプルな動作を続けることこそ、釣果を上げるためには必要不可欠です。単純な動作は飽きてしまうこともありますが、釣りには根気強さが大切になりますので、諦めず頑張ってみてください。

おすすめの竿&リール2選

たくさんの釣果を得るには、魚に合った道具を使用することも重要です。そこで、ここからはおすすめの道具について解説します。まずは竿とリールを紹介しますので、道具選びの参考にしてみてください。

①:ダイワ 石鯛竿

ダイワ 石鯛竿 幻覇王石鯛 HH 524

出典:Amazon

アジアコショウダイを釣るのにもぴったりな、石鯛用の竿です。視野性の高い穂先を採用している他、糸絡みによるトラブルを防止できるのが特徴として挙げられます。リールをしっかり保持し、グラつきを防ぐため初心者にも最適です。

②:ダイワ 石鯛リール

ダイワ 石鯛リール 17 幻覇王 石鯛

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

アジアコショウダイはもちろんのこと、大きめの石鯛にも対応できるパワフルな巻上げが可能なリールです。波しぶきの多い苛酷な環境でも初期性能を維持できるよう、メーカー独自の防水・耐久テクノロジーを採用し、海水や異物が入り込むのを防ぎます。

おすすめの仕掛け2選


アジアコショウダイが食いつきやすい仕掛けを用意しておけば、初心者でも簡単に釣りを楽しめるようになります。ここからはおすすめの仕掛けをご紹介しますので、釣果を上げるために役立ててみてはいかがでしょうか。

①:がまかつ 石鯛瀬ズレ遊動テンビン仕掛け

がまかつ 石鯛瀬ズレ遊動テンビン仕掛

出典:Amazon
出典:Amazon

遊動式の仕掛けなので魚に違和感を与えることなく、しっかり食い込めるのが特徴です。アジアコショウダイを釣る際にも、食いつきのよさを感じられるでしょう。障害物の多い釣り場では、捨て糸を長めに取っておくと根掛かりした際に重りがなくなるのを防げます。

②:OWNER 遠投石鯛ワイヤー仕掛け

OWNER 遠投石鯛ワイヤー仕掛 15号

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

柔軟性のあるワイヤーを使用しており、魚への食い込みが強い仕掛けです。カギのチモトには石鯛やアジアコショウダイを惹きつける赤いチューブを使用しています。根掛かりなどのトラブルを最小限に抑え、食い込みを重視していますので、初心者にもぴったりです。

旬の時期

美味しいアジアコショウダイを釣るためには、旬の時期を押さえておくのがおすすめです。美味しくなったタイミングで釣り上げれば、ワンランク上の味わいを楽しめるようになるでしょう。そこで、ここでは旬の時期について詳しく解説します。

アジアコショウダイは秋〜早春が美味しい

春ごろから徐々に漁獲量が多くなり、秋から早春にかけて最も美味しくなると言われています。冬の季節は小ぶりのものが多いですが、春に近づくにつれて大きくなるのもアジアコショウダイの特徴です。サイズの大小に関わらず、旬の時期は濃縮した旨味を感じられるでしょう。

旬は淡白な味わいに脂がのる

アジアコショウダイは、淡白な味わいであることが多いですが、旬を迎えると脂がのるようになります。上品な脂が口の中に広がり、高級魚のような旨味を堪能できると評判です。ぜひ、旬の時期を狙って釣りをしてみるとよいでしょう。

美味しい食べ方

釣り上げた新鮮な魚は、特性に合わせた調理法を取り入れることでお店で食べるような味わいに仕上がるのがポイントです。そこで、ここではアジアコショウダイの食べ方について紹介します。

刺身

新鮮な状態のアジアコショウダイは、まずお刺身にするのがおすすめです。お刺身の味は、鯛とそっくりと言われています。淡白な中に旨味を感じられ、ワサビ醤油で食べるのに最適です。また、昆布締めにするとさらに上品な味わいになるでしょう。

ムニエル

あっさりとしたアジアコショウダイは、オイルとの相性もよいことで知られています。切り身に塩胡椒をしたら小麦粉をまぶし、バターで焼いてムニエルにするとよいでしょう。バターの香りが魚の美味しさを引き立ててくれます。


煮付け

アジアコショウダイは、煮付けにするとふっくらとした食感になります。醤油やみりん、酒、砂糖を合わせた煮汁を使い、全体に火を通したらできあがりです。甘辛い煮汁がよく合い、ご飯が進む味わいになります。

調理時の注意点

アジアコショウダイを調理する時には、気をつけておきたいポイントがいくつかあります。きちんと注意していれば危険は回避できるので、意識しながアジアコショウダイの調理にチャレンジするのがおすすめです。

尾びれや背びれが硬い

尾びれや背びれは非常に硬いので、魚を捌く際には最初に取っておいた方が安心です。そのまま捌こうとすると、尾びれや背びれが指に当たって怪我をする可能性があります。序盤で処理してしまえば怪我のリスクは無くなるので、調理時に意識してみてください。

人体に無害ながらも寄生虫がいる場合がある

一般的には、ディディモゾイドと呼ばれる寄生虫が潜んでいることがあると言われています。これは人体に無害な寄生虫ですが、そのままにしておくと見栄えが悪くなるので、見つけたらすぐに取り除いておくとよいでしょう。

アジアコショウダイを釣ってみよう!

アジアコショウダイの形状は鯛と似ていますが、小さな黒斑や黒い帯状の模様など、違いもたくさんあります。また、専門的に釣り上げる魚ではなく、他の魚を釣るついでに釣れることが多い魚としても有名です。

釣りをする際には、石鯛用の道具を準備しておくと役立ちます。秋から早春にかけて、身が美味しくなる時期を狙うのがおすすめです。刺身やムニエル、煮付けなど、美味しい食べ方を取り入れて、新鮮な味わいを堪能してみませんか。

アジアコショウダイが気になる方はこちらをチェック!

釣ったアジアコショウダイを楽しむためには、基本的な情報を把握しておくと便利です。関連記事でも美味しい食べ方やさばき方を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。