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ソロキャンプ用テーブルの自作ガイド。ロー・ミニなど様々なDIYアイデアを紹介!

ソロキャンプで使うテーブルはアウトドアブランドや通販で購入する方が多いですが、自分で作ることもできます。今回は、ソロキャンプ用テーブルの自作方法をご紹介していきます。ロータイプやミニタイプなど種類豊富にご紹介しますので、ぜひテーブルを自作してみてください。
2022年3月16日
大石ゆう
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ソロ用キャンプテーブルの自作方法をご紹介

キャンプテーブルは自作がおすすめ

出典:https://unsplash.com/photos/IWCljYv1TJw

最近はキャンプギアを自作されている方が増えており、SNSなどで自作したキャンプギアの写真をアップしている方も多く見かけられます。自作と聞くと難しそうに感じてしまう方もいますが、実際に作ってみると案外できるものなので時間も忘れて作業に夢中になり、楽しさを覚えることは間違いありません。

またできあがったときの喜びは、何にも代えがたい経験になることでしょう。DIYをしたことがない方は、この機会に自作の楽しさもぜひ知ってください。

自作することのメリット

テーブルを自作することで、購入費用を安く済ませることができる、自分好みのデザインやサイズのテーブルが作れるというメリットがあります。キャンプ用テーブルは、アウトドアブランドやホームセンターなどでも買うことはできます。

しかし、自分にぴったりのものがあるかというと、なかなか見つからないことも多いです。自作であれば自分の使いやすいサイズ、気に入るデザインで作ることができます。また、自分で作る楽しさも感じることができるでしょう。

ソロキャンプテーブルを作るポイント

どのようなスタイルにするかを決める

ソロキャンプ用テーブルには折りたたみ式、組み立て式、ロールトップ式など種類があります。スタイルの違いで収納方法が変わってきますので、自分が使いやすく、収納しやすいと思うものを作っていくようにしましょう。

素材やデザインを決める

テーブルを作るうえで、使用する素材も重要なポイントになってきます。素材によってテーブル自体の重さや見た目、用途が変わってきます。軽量で作りたいのか、見た目を重視したいのか、それとも耐火性のあるもので作りたいのかも考えていくようにしましょう。

使いやすいサイズを把握する

Photo bycoyot

テーブルを自作する場合は、自分が使いやすいサイズで作っていくことも大切です。作り始める前にテーブルにはどれくらいの幅、高さがあれば十分なのかを考えてみてください。さらに図面を書いておけば、実際の作業時に作りやすくもなります。

プラスして考えたいこと

市販されているテーブルを見てみると、テーブルにフックがかかるようにアイアンバーがついていたり、ランタンスタンドがかけられるような穴が空いていたりするものもあります。自分がより使いやすいと思えるような機能をプラスして持たせていくと、より便利なものが作れます。

ソロキャンプテーブルに必要なアイテム


ソロキャンプテーブルを作る場合に必要な材料や工具を見ていきます。選ぶ素材によっても材料や工具は異なりますが、一般的にあると便利に使えるものをお伝えしていきますので、DIYする前にチェックしていきましょう。

必要な材料

Photo bymessomx

キャンプ用のウッドテーブルを自作する場合に必要な材料は、テーブル用の木材、ビスです。なお、これに加えてテーブルにペンキやワックスを塗ることでおしゃれな仕上がりにすることもできます。

アイアンテーブルを作る場合は鉄筋を用意しましょう。作り方によって、さらに必要になる材料などもありますので、それに関しては個々の作り方の材料を参考にしてください。

必要な工具

Photo bystevepb

ウッドテーブルを作る場合は、のこぎりややすり、ドライバーを用意しましょう。以上のものはすべて手動ですが、電動のものであれば丸ノコやサンダー、電動ドライバーがあるとより作業もはかどります。

アイアンテーブルを作る場合は溶接が必要なので、溶接機や溶接面などの工具が必要になる場合もあります。なお、今回ご紹介するアイアンテーブルは溶接機のいらない方法ですので、溶接機がない方もぜひチェックしてみてください。

折りたたみローテーブルの自作方法

ソロキャンプにおすすめなローテーブルをご紹介します。折りたたみ式でコンパクトに収納できるうえ、サイドにはバーがついているのでシェラカップなどをひっかけておくこともできます。便利に使えるテーブルですので、ソロキャンプで大活躍してくれるでしょう。

アウトドアにおすすめなソロ用ウッドローテーブル

Photo bystevepb

ローテーブルを作るのに必要な材料は、ホームセンターなどで販売されている角材やすのこ、ステンレスパイプです。木材はそのまま仕上げてもいいのですが、見た目をおしゃれにしたい方はオイルなどを塗るといいでしょう。

作り方が同じであれば、サイズは自由に変更することができます。自分の使いやすいサイズを把握したうえで制作していきましょう。特に初心者の方は、図面を書いた方が安心して作れます。

ソロ用木製ローテーブルの自作方法

木製ローテーブルは、まず、木材を図面のサイズに合わせてカットしていきます。木材をカットしたままにすると、切り口でケガをする可能性がありますので、必ずやすり掛けを行うようにしてください。

テーブルはネジの位置がずれるだけでガタガタしてしまうので、寸法を測りながらしっかりと作っていくようにしましょう。天板の木材はすべて同じ色で仕上げていますが、一枚一枚の色を変える方法もあります。いろいろな実例を見て、いいなと思うデザインで仕上げてください。

展開1秒折りたたみミニテーブルの自作方法

展開1秒の折りたたみミニテーブルの自作方法をご紹介します。これはSOTOのフィールドホッパーテーブルを参考にして作っているそうで、重量が400g程度ほどです。100均の材料を使っているので、安く作ることができます。

軽量かつ簡単展開のソロ用ウッドミニテーブル


必要な材料は、ダイソーのまな板、蝶番、アルミ丸棒、アルミパイプです。このテーブルも、仕上げにオイルを塗ることでおしゃれなデザインにすることができます。また動画にあるようにリメイクシートを使って仕上げるのもおすすめです。

リメイクシートを使う場合は、デザインに木目柄、タイル柄などいろいろな種類がありますので、お好みの柄で作ってください。リメイクシートは100均でも手軽に購入ができます。

ソロ用ウッドテーブルの自作方法

ダイソーのまな板は二枚利用し、蝶番で固定することで大きなサイズにしています。アルミ丸棒はワイヤーベンダーを使って曲げていますが、ペンチでも曲げることは可能です。

動画の4:07には丸棒の図面がありますので、参考にして折り曲げてください。アルミの脚を天板に固定すれば簡単に展開するアウトドアテーブルが完成します。作り方も簡単ですし安く作れるので、練習用やソロ用に制作してみてはいかがでしょうか。

メッシュパネルテーブルの自作方法

次は木製とメッシュパネルを合わせたおしゃれなテーブルの作り方をご紹介します。このテーブルにはランタンスタンドとシェラカップがかけられるバーもついているので、とても便利に使えます。収納付きのテーブルが作りたい方は、この方法で制作してみてはいかがでしょうか。

おしゃれなソロ用メッシュテーブルを自作

Photo byPublicDomainPictures

メッシュテーブルを作るのに必要な材料は、メッシュパネル、鉄筋、2×4材です。メッシュパネルにはLacetyの商品を使っていますが、サイズに種類があるのでお好みのサイズ感で作ることができます。

鉄筋は曲げて使うので工具が必要だと思う方もいるかもしれません。ですが、動画では工具がない場合でも曲げる方法をご紹介していますので、そちらも参考にしてください。

メッシュテーブルの自作方法

まずは2×4材で天板の枠を作っていきます。枠ができたら天板に収納のバーを付ける位置に穴を開けていきます。寸法などを間違わないように、しっかり印をつけながら穴を開けてください。

枠にはメッシュをはめ込む形になるので、トリマーを使ってはめ込む溝を加工しています。もし工具がない場合は、ホームセンターの工具貸し出しサービスを利用するといいでしょう。収納力も抜群なおしゃれなテーブルですので、ソロキャンプでは大活躍してくれるはずです。

アイアンテーブルの自作方法

ここではアイアンテーブルの作り方をご紹介しますので、調理もできる便利なテーブルが作りたい方は参考にしてください。なお、溶接しないで作れる方法なので、溶接機などの機材がない方でも自作することができます。

調理もできるアイアンテーブル

Photo byGrieslightnin

テーブルの材料は、鉄筋D13とタッピングビスです。ここでは溶接をしないということで、鉄筋に穴を開けて固定しています。ですが、溶接機があるのであれば、溶接で作ったほうが簡単に作れるでしょう。

ご自身の環境に合わせた作り方でアイアンテーブルを作ってください。アイアンテーブルが一つあれば、焚き火をしながら調理もできるので便利に使えます。鉄筋なのである程度重量はありますが、組み立て式なのでコンパクトに収納もできます。

アイアンテーブルの自作方法


鉄筋を、まずはサイズに合わせてすべてカットしていきます。カットした鉄筋に6mmの穴を開けるのですが、一気に大きな穴を開けるのは大変なので3mmから徐々に大きくしていきましょう。

穴が開いたらタッピングネジで一つ一つを固定すれば、アイアンテーブルが完成です。少し手間のかかる作り方ではありますが、キャンプでは大活躍してくれるアイテムですので、この機会に制作してみてはいかがでしょうか。

ソロキャンプテーブルの自作実例

今回ご紹介している作り方と全く同じものを作るのもいいですが、デザインを少し変えるだけでも自分好みのテーブルを作ることができます。実際にDIYする際の参考にもなりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

天板一枚一枚の色を変えておしゃれに

木材を一枚一枚つなぎ合わせて作る天板の作り方では、同じ色で仕上げる方法もありますが、この方のように交互に色を使って仕上げることもできます。色の配置の仕方、選ぶ色によっても見た目が異なるテーブルが作れます。自分の好みのものを探し、それに寄せて作っていくと、満足のいくアウトドアテーブルを作ることが可能です。

スケボー板のリメイク

スケボー板をリメイクしてテーブルを作っている方もいます。テーブルには好きなアウトドアブランドのステッカーを貼りつけて仕上げています。ステッカーのアレンジは簡単にできますし、一気におしゃれになるのでおすすめです。

まとめ

ソロキャンプ用のテーブルは、自作でも十分おしゃれなものを作ることができます。ロータイプやミニテーブル、折りたたみ式などいろいろな作り方がありますので、その中から自分の好きなスタイルやデザインを選んで自作してみてください。

ソロキャンプで使うテーブルは、人によっても使いやすさやデザインの好みは異なります。今回ご紹介した実例以外にも市販の商品もチェックして、使うのが楽しみになるようなテーブルを作っていきましょう。

キャンプギアの自作が気になる方はこちらもチェック!

キャンプギアの自作方法は、他にもラインスタンドの自作方法、ドリップスタンド、自作キャンプ道具についての記事があります。今回の記事以外に気になることがある方は、こちらもチェックしてみてください。