EPIgas REVO3700
シングルバーナーは使いやすい
場所を選ばない
火口が一つだけのシングルバーナーは。コンパクトなものが多く携帯性に優れており登山でも使いやすいバーナーです。また、携帯性が高いためソロキャンプや釣りでも使用できます。小さいですが、クッカーを置いてもぐらつきません。
また、登山用のガス缶(OD缶)はカセットボンベ(CB缶)と比べると充填されているガスが少し異なり火力が高めです。そのためOD缶を使用するモデルは寒い場所でも火力が安定しやすく、特に場所を選びません。
REVO-3700を紹介
登山用のガスバーナー
EPIgas REVO3700
今回紹介するEPIgasのREVO-3700はOD缶を使う登山向きの小型シングルバーナーです。OD缶はガス缶が自立するためバーナー本体にスタンド(脚)を取り付ける必要なく、本品はコンパクトかつ軽量になります。
また、ゴトクは折りたたみ式が採用されているため収納時は手のひらサイズになります。そのため携帯性が高く、登山やキャンプ、釣りなどのアウトドアで非常に使いやすいモデルです。
バーナーのスペック
本品はさまざまなガス器具を発売しているEPIgasのフラグシップモデルです。大きなクッカーも使用できる直径15.2cmのゴトクを装備していますが、重量はわずか111gしかありません。収納サイズは5.2×5.4×高さ8.9cmとなりハードケースが付属します。
登山用シングルバーナーには着火装置がないものもありますが、本品は着火装置付きのため初心者でも使いやすいモデルです。価格は2022年4月現在10450円です。
高出力モデル
通常のガスコンロはヘッド部分にある穴から炎が出ますが、REVO-3700は非常に細かいメッシュ状のバーナーヘッドを採用したモデルです。メッシュ状の他に類を見ない特殊なバーナーヘッドにより、本品の最大出力は4200kcalという非常に高い火力を持ちます。
4200kcalという数値は家庭用カセットコンロの2倍ほどの出力です。そのため本品は素早く料理ができガスの節約ができたり、寒い場所でも安定しやすくなります。
REVO-3700の使い方
ガスの取り付け
本品はODを使います。ねじ切りされているため簡単に取り付けられます。自然に止まるまで回していき少しきつめに取り付けましょう。取り付ける際は事前に器具栓つまみを確認し、ガスが漏れないようにしましょう。開いている状態(+方向に回っている場合)でガス缶取り付けるとガスが漏れます。
また長年使った場合や久しぶりに使うときは、器具栓の裏側にあるOリングを確認しましょう。Oリングが破損しているとガス漏れなどの原因になります。
ゴトクの展開方法
ゴトクの展開方法は折りたたまれているゴトクを持ち上げたあとにバーナーヘッド側に持ち上げることで固定できます。展開したゴトクがきちんとロックされているか確認してから使いましょう。先にガス缶を取り付けても、先にゴトクを開いても問題ありません。
ただし、ガス缶を先に取り付け場合は逆さまにしないように注意してゴトクを展開しましょう。
点火方法
本品の点火方法はゴトクを開き、ガス缶を取り付けたあと器具栓つまみを開いて少量のガスを出してから点火装置のボタンを押すだけです。特殊なバーナーヘッドを採用していますが、点火方法は他社のシングルバーナーと変わりません。
火力の調整も他社のシングルバーナーと変わらず器具栓を開閉することでできます。+方向にすると強火に調整でき、-方向にすると弱火に調整できます。消火する際は-方向に回しガスが出ないようにするだけです。
REVO-3700の魅力
1:耐風性が高い
カセットコンロなどのガス器具は風防がないとアウトドアでは、風にあおられて火力が低下したり火が消えてしまいます。REVO-3700のバーナーヘッドには髪の毛よりも細い特殊金属のメッシュが採用されており、炎口密度が高く非常に安定した炎が生まれる特殊な構造です。そのため風防がない状態でも安定します。
特殊なバーナーヘッドを使っているのは本品だけとなり、EPIgasの他のシングルバーナーでも採用されていません。
二重の耐風対策
バーナーヘッドの加工だけでは風は完全に防げません。そのため火力低下が懸念されますが、本品は最大4200kcalもの火力があるため風が吹いている状態でも持ち前の高い火力でカバーできます。まとめるとREVO-3700は、バーナーヘッドの工夫と高火力による二重の耐風性を持つバーナーと言えます。
2:とろ火が可能
火力調整がきちんとできるところもREVO-3700の大きな魅力です。シングルバーナーは小型で携帯性の高さが魅力ですが、ツーバーナーと比べると出力調整が難しいガス器具になります。
EPIgasのフラグシップモデルとなる本品は、細かく調整できるマイクロアジャスト機構があり最大4200kcalもの高い火力を持ちながら弱火(とろ火)から強火まできちんと調整でき料理しやすいです。
大型ゴトクを採用
バーナー自体は小型で軽量ですが、REVO-3700のゴトクは大きく、厚めに作られており頑丈さも合わせ待ちます。傾斜はなくフラットなためクッカーのサイズを選ばず、クッカーよりも小さいものが多いシェラカップもきちんと置けます。
シングルバーナーはソロキャンプ、1人での登山で使われることが多いですが、本品は1~2人に対応できる大型ゴトクも大きな魅力です。
信頼性が高い日本製
EPIgas自体はもともとイギリスで創業されたブランドです。そのため各種アイテムの生産はイギリスで行っていましたが、現在EPIgasから発売されているアイテムは日本製になっており信頼性の高さも大きな魅力になります。
REVO-3700のレビュー
大きさや火力が人気
【フォロワーさんにお願い】
— 礼央 (@kyoumoganbaruzp) July 6, 2021
持ってるギアで人に勧めたいギアがあれば、画像つきで紹介してもらえないでしょうか?
僕は
『EPI REVO-3700 』を紹介します✨
収納時高さ9cm横幅5cm重さ111gの超コンパクトサイズ、風にも強く
火力も強い超傑作バーナーです🔥#キャンプ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/OeEf9Cf31G
現在登山のガスバーナーはガス缶を使って自立する形状が一般的ですが、世界で初めてガス缶を使い自立するシングルバーナーを作ったのはEPIgasです。その後他のメーカー追従する形となり一体型のバーナーが主流になりました。
このように実績のある「EPIgas」のフラグシップモデルとなるREVO-3700はコンパクトで高出力でキャンプから登山まで幅広いアウトドア使えると好評です。
調理しやすい
バーナーヘッドはEPIガスのREVO-3700を使うことが多い。このバーナーの良いところは強火力ではなく。超弱火にしてもコッヘルに煤が付かずちゃんと燃えるところ。とろ火性能が良いのです。価格はヨドバシでポイント引いて7380円。https://t.co/mfwRelXEWU pic.twitter.com/X5QJDMDZk3
— マツモトケイジ@ジオグラフィカ開発者 (@keizi666) February 21, 2022
REVO-3700は強い火力が魅力的ですが、シングルバーナーとしては非常に弱い火力にすることもできます。繊細な火力調整ができるところはレビューでも高く評価されており、安定した燃焼をしながら弱火でじっくり煮込めるなど調理しやすいです。
本品は強い火力と共にとろ火もできるため非常に使い勝手のいいシングルバーナーと言えるでしょう。微細な火力調整ができるため炊飯もしやすくなります。
シングルバーナーの注意点
ガス缶によって出力が異なる
シングルバーナーはガス缶の種類によって出力が異なります。例えばREVO-3700は最大4200Kcalもありますが、EPIgasのOD缶「230パワープラスカートリッジ」を使用した場合になります。パワープラスカートリッジは寒さに強いプロパンが含まれており熱量が高くなりやすいガス缶です。
一方レギュラーガスとなる「230レギュラーカートリッジ」を使った場合では、少し出力が落ち3700kcalになります。
火力や扱いやすさのバランスのよさが人気
REVO-3700はコンパクトで軽量なシングルバーナーです。登山向きのバーナーですが、キャンプでも使いやすい大きなゴトクがあります。そのため最軽量のバーナーではありませんが、料理もしやすく非常に扱いやすいシングルバーナーです。非常にバランスの取れたシングルバーナーとなっておりさまざまなアクティビティにおすすめできます。
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出典:unsplash