登山でのラーメンレシピは無限大!
簡単に調理できて短い時間で食事できる即席ラーメンは、非常食という意味でも登山には欠かせない食べ物です。しかしそのまま食べるのは何とも味気ないので、アレンジして見栄えもよいラーメンをつくってみませんか?
乾燥品や缶詰などのいろいろな食材を利用した、登山愛好者に人気のラーメンレシピの他に、人気な応用レシピもご紹介します。
登山で味わうラーメンの洋風レシピ2選
①カレールーを1個「カレーラーメン」
こちらの登山ラーメンレシピは、本当に簡単な作り方のカレーラーメンです。必要な食材は、インスタントラーメンの他にカレーのルーが1片だけとなります。
麺を茹でたあとにルーを入れるだけで完成し、調理時間も食事時間も短くて済む、先を急ぐ登山の昼食にもおすすめ。トッピングする具材はネギやモヤシ、ハムなどを好みや必要に応じて用意しましょう。カップラーメンで調理するときは、ただカレーのルーを入れるだけなのでさらに簡単です。
材料(1人分):ラーメン(お好きなラーメン)…1袋 好きなカレールー…1欠片 好きなトッピング…適量
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登山では汁無しラーメンもおすすめ
登山でのラーメンの食事はスープは捨てずに最後まで飲み干すのが鉄則ですが、それができない人は「汁無しラーメン」を調理してみませんか。
ご紹介したレシピのように、インスタントのルーカレーを茹でたラーメンにかけて食事する方法や、さらにトッピングなどの食材を工夫する方法などもあります。いろいろ工夫してアレンジラーメンレシピをお楽しみください。
材料(1人分):レトルトカレー(グリーンカレー)…1つ 鶏ガラスープの素…小さじ2 しょうゆ…小さじ1
中華麺…1人前 ねぎ…少量 ウインナー…2本 水…
50CCくらい お好みのトッピング…適量
②塩ラーメンスープ味の「ビーフシチュー」
こちらの登山用ラーメンの作り方は、インスタントラーメンの付属スープを200mlの冷水で溶いてから麺にかけ、その上にレトルトのシチューをかけるだけ。または、シチューにゆでた麺を絡めるだけでも構いません。
味噌ラーメンのスープとビーフシチューをミックスすることで、奥行きのある味わいが楽しめることでしょう。レシピではトッピングに万願寺唐辛子を使用していますが、お好みで使ってください。
材料(1人分):サッポロ一番みそラーメン…1袋 万願寺唐辛子…1本 ビーフシチュー…少々
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登山で味わうラーメンの中華風レシピ2選
①チキンラーメンを入れるだけ「かた焼きそば」
こちらの登山用ラーメンレシピは、すでに麺に味がついているチキンラーメンを使う、調理の手間をなるべく省いたものです。あんかけの″あん″は通常通りにクッカーなどで調理しますが、味付けはチキンラーメンに味がついているので一切不要です。
レシピではお皿にチキンラーメンを盛ってからあんをかけていますが、登山ではあんが出来上がったらチキンラーメンをクッカーに割り入れて完成です。
材料(2人前):チキンラーメン…2袋 白菜…8分の1玉 人参(小)…1本 ウズラの卵…8つ 鳥もも肉(1枚)…250g 水…800cc ●片栗粉…大さじ2 ●水…大さじ4
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②ごま油が決め手「冷たい油そば」
汁無しラーメンはカレーが簡単ですが、もうひと手間加えた料理もお楽しみください。こちらはごま油を使って調理するレシピです。インスタントラーメン添付のタレにごま油を加え、ゆでた麺を絡めるだけとなります。食材の温泉卵やメンマ、ネギなどはお好みで加えてください。
ちなみに登山では、ゆで汁をペットボトルに詰めて持ち帰る方法やスープなどの汁を固めるパウダー製品もあります。環境保護のために登山ではいろいろ工夫しましょう。
材料(1人分):インスタントラーメン…1袋 ごま油
…大さじ1 温泉たまご(レシピID:4999227)…1個
味付きメンマ…適量 小ネギ(小口切り)…適量
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ご飯も美味しい「ラーメン炒飯」
こちらの登山用ラーメンレシピは、カップラーメンを大胆にも炒飯にアレンジしたものです。カップから取り出した麺を袋に入れて砕き、カップに戻してお湯を注げばラーメンの下ごしらえは完成です。
あとは通常の炒飯と同じ簡単な作り方となり、熱した鍋にサラダ油を入れてから溶き卵・砕いた麺・ご飯・好みの具材も混ぜて料理の完成です。カップヌードル公式のアレンジレシピとのことで、登山でもぜひ試したい″ラーメン炒飯″です。
材料(1人分):カップヌードル(味噌)…1個 卵…1個 サラダ油…大さじ2 ご飯…100g
ラーメンで「春巻き」
こちらはラーメンで作る珍しい春巻きですが、意外なことに人気料理です。作り方は通常の春巻きと同じですが、具材に砕いたインスタントラーメンが入っているのがポイントになります。
ラーメン以外の具材は餅・スライスチーズなどをお好みで入れ、春巻きの皮で具材がはみ出さないようにクルクル巻き、あとは揚げるだけです。フライパンで焼くだけでもよいので、時間に余裕のある登山でぜひ試したい料理です。
材料(4本分):大葉…8枚 スライスチーズ…2枚
お餅…1個 アーモンド…15粒 チキンラーメン…小4 春巻きの皮…4枚 小麦粉…大1程度 サラダ油…適量
登山で味わうラーメンの和風レシピ2選
①ツナ缶を使った「和風ツナあえ麺」
こちらの登山用ラーメンアレンジレシピは、ツナ缶を活用した簡単便利な料理です。ゆでたインスタントラーメンにツナをトッピングするだけとなります。レシピではシソやネギをトッピングしていますが、お好みでチョイスしてください。
またツナの代わりに、サバ缶や焼き鳥缶で代用する人もいるようです。便利な缶詰食材をいろいろアレンジして、登山ならではのラーメンを楽しみましょう。
材料(1人分):サッポロ一番しょうゆラーメン…1袋
ツナ缶…1缶(約70g) 顆粒だしの素 …小さじ1/2 マヨネーズ…小さじ1 青紫蘇…3枚~ 万能ねぎ…適量
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②ラーメンスープを使う「和風リゾット」
こちらのレシピはラーメンそのものよりも、添付のスープとご飯を使って調理するレシピです。しかし登山では、ご飯だけではなく麺も使うことでスープを最後まで堪能しましょう。
ラーメンとご飯を加熱し、フリーズドライのワカメや野菜をトッピングして完成です。翌日の登山のためにもエネルギーをチャージしたい人は、さらに切り餅などを入れるのもおすすめ。
材料(1人分):サッポロ一番の醤油ラーメンのスープ…200cc 冷やご飯…1杯分 茹でたほうれん草…0.5束
卵…1個 とろけるスライスチーズ…1枚
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アレンジラーメンのおすすめトッピング
①いろいろな缶詰
焼き鳥缶
ツナ缶やサバ缶、焼き鳥缶などの缶詰は、登山でインスタントラーメンを食べるときのトッピングにいち推しです。特に汁無しラーメンにトッピングすることでそのものの味わいを楽しめるため、登山での食事タイムをより楽しく演出してくれることでしょう。
ツナ・サバなどの他の缶詰は、ウズラ卵や牛肉大和煮などの肉類に、カニやホタテなどの魚介類も豊富です。アスパラ・マッシュルームなどの野菜や果物もあるのでアレンジをお楽しみください。
意外な美味しさ「缶詰のフルーツ冷麺」
こちらは珍しい、フルーツ缶詰で調理するラーメンレシピです。意外にも豚骨ラーメンのスープによく合うということで、マンネリしがちなラーメンレシピに加えてみてはいかがでしょうか。
レシピではクリームチーズを使用していますが、登山で携行するのは少し大変なため、代用品として粉チーズもよいそうです。デザート感覚あるれるレシピは、他の登山客が驚くかもしれません。
材料(1人用):サッポロ一番「塩とんこつらーめん」
…1袋 ミックスフルーツ缶詰(190g)…1個 クリームチーズ…18g スペアミントの葉…適量 水…50cc
②乾燥野菜・海藻
乾燥野菜
軽量な乾燥野菜・海藻は、荷物が増える登山において重要な食材といえるでしょう。彩りの美しいトッピングを楽しむならば、ニンジン・キャベツ・白菜などのいろいろな種類が入ったミックス野菜が重宝します。
ワカメやふのりなどの海藻類もトッピングすると、登山での即席ラーメンを味わい深くしてくれること間違いなし。登山の食事の内容は泊数が長くなるとマンネリになりがちですが、トッピングを工夫することで食事が楽しくなります。
③半熟卵
半熟卵
半熟卵のトッピングは、寂しくなりがちな登山でのラーメンを少し豪華にしてくれるのでおすすめです。黄金色に輝く半熟卵がラーメンにトッピングされているだけで、一日の疲れが取り除かれる気がすることでしょう。
丸ごと一個をトッピングするのもよいですが、ナイフで半分にカットしてその美しさも堪能してください。
アレンジラーメンにおすすめ食材
①各料理の「レトルトパウチ」
ボンカレー
登山でのラーメンをアレンジするときに断トツでおすすめの食材は、カレーやシチュー、鍋ものなどの「レトルトパウチ」です。
作り方はとても簡単で、クッカーに入れて温め、インスタントラーメンを投入すれば完成します。和洋中と種類が豊富で一人用もあるので、長期登山には必要不可欠といえるでしょう。
②スープに代用できる「野菜ジュース」
野菜ジュース
野菜ジュースを活用した調理法は、登山時だけではなく自宅でも人気があります。特に登山でうれしいのは、野菜ジュースも使うので麺をゆでるときのお湯が半分で済むことです。人によっては濃厚な味付けにするため、丸々野菜ジュースを使う人もいます。
野菜ジュースの代わりにトマトジュースもおすすめです。トッピングする野菜はお好みでチョイスしましょう。登山時に持参する容器は、缶タイプよりも紙タイプが便利です。
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③栄養満点「パック豆乳」
パック豆乳
紙製なので荷物が軽くて済むパック豆乳は、野菜たっぷりな即席ラーメンとの相性も抜群です。基本的にはあっさりめの味付けのため、塩コショウなどで調整するのもよいでしょう。
しかしたくさん野菜を入れるならば、野菜のうま味がスープに溶け出すでの不要かもしれません。コクのあるスープが楽しめるラーメンを味わってください。
④スープにコクを出す「粉チーズ」
粉チーズ
粉チーズは即席ラーメンのスープにコクを出してくれるので、調理にこだわりたい人におすすめの食材。完成したラーメンに、惜しげもなく粉チーズを振りかけるのがおすすめの食べ方です。
洋風料理だけではなく・和風にも中華にも合う調味料の粉チーズは、ハードな動きをする登山で欠かせないエネルギー源といえます。登山時には、必要な量を小袋などに入れて持参てください。
登山でも美味しいラーメンを満喫!
登山の食事では即席ラーメンは定番ですが、皆さんはいろいろなラーメンをアレンジして楽しんでいます。簡単に作れるのはレトルトや乾燥食材を利用したものですが、時間があれば、添付のスープを利用して一から作ってみるのもおすすめです。その際の食材や調味料は、なるべく必要量だけを小分けにして持参してください。
ラーメン好きな人はもちろん、「登山でラーメンなんて味気ない……」という人こそアイデアを参考にし、ラーメン作りに挑戦してみませんか。
山めしが気になる人はこちらをチェック!
ラーメン以外の山めしが気になる人は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください。パンやご飯類の食事が紹介されており、参考になることでしょう。いろいろな料理を採り入れて、楽しい山めしタイムをお過ごしください。
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出典:photo-ac.com