snow peakアンブレラUL UG135GY
登山の傘は必要か?登山への危険性も解説
登山中の雨具について
現在多くの人が利用している、ポピュラーな登山用の雨具がレインウェアにあります。これはレインウェアなら両手が自由になること、ザックまで覆えるタイプなら荷物も濡れる心配がないためでしょう。
ですが、傘の持ち手をベルトに固定して使ったり、携帯に便利な折りたたみ式傘を持ち歩いている人もいます。
登山のレインウェアを面倒だと思う人が多い傾向に
しかし雨にもいろいろな降り方があるため、シーンによってはレインウェアを出すほどではない・傘が使えたら便利だなと感じる場面に出くわすことも少なくありません。
そんな経験を1度や2度した人にとっては、レインウェアは面倒だな・傘があればよかったと感じやすい傾向にあります。
登山中の傘はケースバイケースで使い分けよう!
登山用の傘の使用に関しては、避けたほうがよいという人と携帯に便利だからいざという時に使うくらいなら必要だという人・固定できる持ち手の長いものを持っていてもいいのではないかという意見もあります。
人それぞれの登山と傘の使用については、ケースバイケースで必要・危ないを判断しましょう。登山傘の魅力と禁止にしたいシーンを解説します。
登山中に傘があると便利なこと
1.傘なら雨天登山中の不快感が軽減
傘の利点というよりもレインウェアの欠点として不快な蒸れがあります。蒸れは不快なだけでなく、下に着用しているウェアによっては湿気は体温を奪われる=体力にダメージが入ることも少なくありません。
疲れが蓄積してくれば注意力も散漫になるため、レインウェアならば確実に安全だとはいいきれません。シーンによっては傘の方が安心に登山できる場合もあります。
2.登山中の急な雨に傘なら短時間で使用できる
傘は装着するのに開いてさすだけと時間がかかりません。突然の通り雨程度であれば、雨を除ける場所を探したりレインウェアを取り出して着用するよりも適しています。
そのためにレインウェアを普段使っている人でも、急な対応策として携帯できる折りたたみ傘を両方持参している人も少なくありません。
3.登山中の短時間の使用に適している
先程通り雨といいましたが、傘の使用はすぐやみそうな短時間だけの使用にはとても適しています。ご自身が今いる周りの状況にもよりますが、短時間の使用であればレインウェアよりも傘の方が、断然役に立つことが多いです。
こんな時は使用禁止!登山中の傘の注意点
登山中の傘の使用は、誰にでもどんな場合でも決して手放しでおすすめできるものではありません。それには以下のような登山中の傘使用のデメリットがあるためです。中には事故につながる危険性をはらんだケースもあるためしっかりと注意して、傘の使用は状況判断をした上での自己判断でお願いします。
登山中の傘使用の注意点1.
片手が塞がるので使用シーンは選ぼう!
傘はベルトに固定でもしない限り持つ手が1本はふさがってしまいます。たとえば岩がごろごろとしている場所での登山・傾斜がある場所で両手が使いたい時の使用には適していません。
そのほか片手が不自由であるという人にとっては、両手を使えないのと同様になります。そんな人にも登山での傘の使用は、場面によって十分考慮する必要があるでしょう。
登山中の傘使用の注意点2.
登山中の頭上が見えなくなる
この場所ならば大丈夫だろうと傘を差していてうっかりやらかしてしまうことに、頭上への注意散漫さがあげられます。例としてあがるのが、登山道にはみ出している木の枝です。
また傘に当たる雨音で音での判断も難しくなるため、雨天に多い落石や土砂崩れなどが遠くから視認できないのも、大きなデメリットとして注意したい点となります。
登山中の傘使用の注意点3.
風が強い場合はあおられてバランスをくずしやすい
街なかの平地での使用でも、傘は風に煽られてバランスを崩すという体験を、1度は体験したことがある人がほとんどでしょう。傘の欠点として、横からの風に弱いということがあげられます。
平地でもよろけそうなことがあるのですから、足元がより不安定な登山時にはこの風にあおられることは重大な問題点となるのです。使用する状況によっては転落の可能性も出てきます。
傘は使用禁止にした方がよい!そのほかの登山シーン
できるだけ登山中に傘を禁止したいのが、グループ登山・強い横なぐりの雨天・急斜面でのトレッキングがあります。
どれもほかの人に迷惑がかかったり、自身に危険がある可能性が増しますので、レインウェアの使用が適しています。
特に事故がおこるような急斜面での傘の使用は、たとえ小雨であったちとしても絶対に避けたいことです。命にかかわることなので、傘使用は禁止としてください!
登山でも傘が使える状況はこんな時!
それではどんな時ならば傘の使用が便利で役に立つのでしょうか。登山の傘使用の目安となる、おすすめのシーン・役に立つ場合をご紹介します。
1.登山用傘は見通しのよい登山道で有効
傘は視界が狭くなる雨具であるため、危険察知がしづらいことが懸念されます。それをフォローしてくれる、見通しの良い場所であれば使えるということです。
ただしこの見通しの良い場所であっても平坦な場所、最低でもなだらかといえる開けた林道での使用に限ります。
このような場所では危険を最小限に抑えながら、手軽に雨から自分の身を守ることが可能です。上記注意点も踏まえて上手に活用していきましょう。
2.登山用傘は風のない時に使おう!
見通しが良い・なだらかな地形のほかにも、風による影響も考えたいですね。登山での傘が使えるシーンに風のない日というのも入れておきましょう。
風があるとバランスを崩しやすいだけでなく、雨も横なぐりになって傘では雨粒を防ぎきれないため、使用しても意味がないためです。
3.夏の登山中の熱中症対策
アウトドアブランドのトレッキング用の傘の中には、UVカット機能が付いているものもあります。そのような傘であれば、雨具だけでなく日傘としても活用することができるでしょう。
夏の登山では気をつけたい熱中症の対策として、上記のなだらかで見通しの良い場所では日除け・紫外線防止対策として傘を使用するのもよい方法です。
使いやすく丈夫なおすすめの登山用傘2選
最後におすすめのアウトドアブランドから出ている登山・トレッキング用の傘をふたつご紹介します。どちらも軽量で丈夫な作りとなっていて一長一短ですが、それぞれの違いも比較しつつその良さを解説しましょう。
使いやすいおすすめ登山用ブランド傘1.
モンベル|折りたたみ傘1128551
モンベル 登山傘
モンベルは日本製登山用の傘のさきがけ的な存在のブランドです。この前にトレッキングアンブレラという商品があり、その上位互換といえるのがこちらのULトラッキングアンブレラとなります。
特徴としてはとにかく軽量でカバーに携帯時にもコンパクトになるところが魅力です。同社登山用傘と比較して重さは約30g軽く、収納時の長さが約2cm短くなっています。
登山用傘は色も重要!色豊富なモンベル製はおすすめ!
下に色のバリエーション画像も貼っておきます。このようにモンベルのU.L.トレッキングアンブレラは6色のカラー展開となっているため、自分の使い場所に応じた色が選べます。登山に使うならば、明るくて遠くからでも目立つ色がよいでしょう。
モンベル|折りたたみ傘1128551の口コミは
モンベルの軽量,丈夫,即乾が忘れらられず
モンベルのU.L.トレッキングアンブレラにはいろいろと登山に使える折りたたみ傘としての工夫がされています。口コミレビューにもある、軽量なのはもちろんのこと、丈夫さは柔軟性のある8本の骨組みで実現しました。
この他にも折りたたみ時に濡れた面が内側にくるため、湿気でケースに入れづらいということが軽減されています。また布の部分の防水加工の優れた性能で水が玉のようにコロコロと落ち速乾性も高いです。
使いやすいおすすめ登山用ブランド傘2.
snow peakアンブレラUL UG135GY
snow peakアンブレラUL UG135GY
こちらはモンベルの登山用傘と比較して、余裕のある大きさに定評のあるSnow Peakの登山用傘となります。骨組みはモンベルと同様丈夫な8本骨を採用しているので安心感があるアイテムです。
重さはモンベルのU.L.トレッキングアンブレラと比べて27g重いですが、この傘サイズの重さとしては手で持った時に軽く感じるレベルとなります。
Snow Peak登山用傘の最大の魅力はUVカット効果
雲で空が覆われていてもUVは強いものです。モンベルにはサンブロックという日傘にもなる型はありますが、登山用のアンブレラにはUVカット処理はされていません。
こちらは登山用傘でありながらUVカット機能もあるため、紫外線が気になる人におすすめできる商品です。
snow peakアンブレラUL UG135GYの口コミは
大きさがあり、リュックを背負っていてもカバンが濡れる心配は少ない
こちらのSnow PeakのアンブレラUL UG135GYは広げた時の傘の直径が100cmもあります。そうとう大きさに余裕のあるタイプですので、背中にリュックにまでかかり荷物が濡れにくいという大きなメリットが口コミでも人気の高い理由でした!
まとめ
登山時の傘は状況をよく考えて使う!
登山では傘の使用は邪道とまでいわれてきましたが、現在は軽量で丈夫・収納時にはコンパクトでザックなどに掛けて持ち歩くことができる、アウトドアブランドの折りたたみ傘は一考の価値のある商品となってきています。
それでも傘の使用には危険もともなうケースがあるため、十分に注意して少しでも危険が考えられる場合は使用を中止してください!
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