ホルムガードについて
ホルムガードはデンマークのガラスブランド
ホルムガード（Holmegaard）は、1825年に北欧のデンマークで創業した、伝統ある老舗のガラスブランドです。熟練の職人がガラスに息を吹き込んで形を作っていく「吹きガラス」という製法で生み出されているホルムガードの製品はどれも魅力的と言うほかありません。
その美しさは世界各地の美術館でも飾られるほどです。製品ひとつひとつのクオリティーもとても高く、ホルムガードはデンマーク王室御用達のブランドにも選ばれています。
おもなホルムガード製品
ホルムガードでは、花瓶やグラスなどを中心にガラス製品を多く手掛けています。中でも多様なデザインのラインナップを誇るワイングラスは、ホルムガードを代表するガラス製品です。一方で、ホルムガードでは固定概念に捉われないジャンルにも挑戦しています。
伝統に甘んじることなく進化を続けており、ガラスのクリスマスツリーやクリスマスボトルがそのひとつです。今回は、そんな進化を続けるホルムガードが生み出すランタンについてご紹介します。
ホルムガードのランタンについて
温かみのあるキャンドルランタン
ホルムガードのランタンは、吹きガラスで形作られたボディに天然レザー製のハンドルの、シンプルで温かみのあるデザインのキャンドルランタンです。環境にも優しいキャンドルは、ランプオイルとは違った温かさがあります。
また、シンプルなデザインからプレゼントとしても喜ばれるランタンです。中心部分にキャンドルを入れてランタンにするのはもちろん小さな花などを飾ってインテリアにするなど、さまざまな楽しみ方ができます。
ホルムガード ランタン クリア- (M)
出典:Amazonホルムガードのランタンのサイズ
ホルムガードのランタンには3種類のサイズがあります。105×160mmのSサイズ、150×245mmのMサイズ、165×285mmのLサイズの3種類です。重さはSサイズが約250g、Mサイズが約500g、Lサイズが約630gとなっています。
一番大きなLサイズでもコンパクトで軽量なので、本革のハンドル付きなのも相まって持ち運びにとても便利。どんな場所でも簡単におしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。
ホルムガードのランタンの燃料
ホルムガードのランタンの燃料は、扱い方が面倒なホワイトガソリンや灯油、ランプオイルなどではなくキャンドルです。Sサイズはカップを使用したティーライトキャンドル、MサイズとLサイズは円柱状のシンプルなピラーキャンドルを使います。そのため、キャンドルならではの温かな灯りが特徴です。
ホルムガードのランタンの使い方
ホルムガードのランタンには面倒な工程無し
燃料を使うランタンはポンピングして圧力を加えるなど面倒な工程が多く、使いこなすのに慣れが必要です。ですが、ホルムガードのランタンはLEDランタンのように使い方が簡単で、面倒な工程もありません。
中心にセットしたキャンドルに火をつけるだけなのでポンピングなどの作業も不要。また、誤ってオイルをこぼしてしまう心配もなく、ガスのように扱い方を間違うと爆発してしまうリスクもない安全なランタンとなっています。
ホルムガードのランタンは着火するだけ
ホルムガードのランタンは、ランタンのホルダー部分にキャンドルをセットして着火させたらホヤをかぶせるようにして使います。キャンドルが燃え尽きたら新しいものと取り換えるだけなのでとても簡単です。
燃料系ランタンのようなマントルがないため空焼きなどの行程も必要ありません。そのため、小学校高学年くらいのお子さんなら1人でも扱えるでしょう。誰でも扱えることに加えて、複雑な工程がない分比較的安全なランタンです。
ホルムガードのランタンのおもしろい使い方
小さなお子さんがいるために、火を使うキャンドルはあまり使いたくないという方も中に入るでしょう。その場合はキャンドルの形をしたLEDなどを中に入れて使うと、見た目には本物のキャンドルランタンと変わりません。
熱が発生することはありませんし、倒れたときにオイルや溶けた蝋が垂れるこもないので安全です。LEDを取り出すときもホヤは熱くないため、火傷をするリスクもありません。安全でおしゃれな使い方もできます。
ホルムガードのランタンの使い勝手
ホルムガードのランタンのカラータイプ
ホルムガードのランタンのデザインは、マリア・バーントセンというデンマークのデザイナーが手掛けています。ランタンのカラーバリエーションは透明なクリアタイプとフロスト加工の曇りガラスタイプ、スモークタイプの3種類です。
クリアタイプと曇りガラスタイプ、スモークタイプそれぞれに違った魅力があっておしゃれな雰囲気を演出してくれます。また、いずれも本革のハンドルが付いており、おしゃれで持ち運びに便利です。
ホルムガードのランタンはアウトドアでも活躍
ホルムガードのランタンは、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでも活躍します。ある程度の風を避けることができるホルムガードのランタンは、風が強い日の屋外でもしっかり点火することが可能です。
また、お子さんと手持ち花火で遊ぶときに、真っ暗な状態にならないようちょっとした灯りとして置いておくのもいいでしょう。恋人同士の花火であれば、温かな灯りがムーディーな雰囲気作りにも最適なランタンです。
ホルムガードのランタンはインテリアとしても最適
ホルムガードのランタンは、キャンプなどのアウトドアシーンでの利用もちろん、ご自宅のテラスや窓辺などで使っても素敵なインテリアになります。シンプルなデザインなので置いておくだけで絵になりますし、火を灯したときの雰囲気もいいです。
夏場に虫除け用のキャンドルを燃料にしてランタンを灯せば、雰囲気がアップするだけでなく虫除けにもなって一石二鳥。ハンドル付きで使う場所を選ばないので、家でもどこでも使えます。
ホルムガードのランタンの注意点
ホルムガードのランタンには個体差がある
ホルムガードのランタンはひとつひとつがハンドメイド製のため、ガラスの厚みやサイズ感などに多少の個体差があります。また、ガラス製品の性質上気泡が入ってしまったり、黒点や小さなキズ、ガラスのヨレなどが見られる場合もあるでしょう。
ですが品質に問題があるわけではなく、不良品ではありません。安心してお使いいただくことが可能です。それにひとつひとつ違うホルムガードのランタンには、それぞれに違った魅力があります。
ホルムガードのランタンを使う前に確認
ホルムガードのランタンを使う際は、本体にひび割れや不具合がないかご確認ください。不具合があると故障や火災などの原因になります。また、キャンドルに点火しているときはお子さんやペットが誤って触れないようにご注意ください。
ホルムガードのランタンを使う場所
先ほども少し触れましたが、ホルムガードのランタンを点火しているときはステンレスの上蓋が熱くなります。うっかり触って火傷をしないように充分注意しましょう。また、当たり前ですが可燃性のスプレーや香水、殺虫剤はランタンの近くで使用しないでください。
ホルムガードのランタンで心安らぐ
ホルムガードのおしゃれなランタン
今回はホルムガードのランタンについて、魅力や使い方をご紹介しました。ランタンにはクールなイメージのステンレスはあまり使われていませんが、柔らかなカーブを描くガラスや天然レザーのストラップの組み合わせで優しい雰囲気のランタンです。
ホルムガードのランタンはアウトドアでの利用はもちろん、ご自宅でインテリアとして使うこともできます。カラータイプやサイズによって印象も変わるので、さまざまな使い方が可能です。
ほかのランタンが気になる方はこちらもチェック！
今回は、ホルムガードのランタンについてお話してきました。ランタンを取り扱っているアウトドアブランドは、ホルムガード以外にもたくさんあります。ほかのアウトドアブランドのランタンが気になる方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
LEDランタン｜LEDのコスパ&長く使えるおすすめランタン16選
光源に発光ダイオードを使うLEDランタンは、光源に蛍光灯を使う蛍光灯ランタンと比べて、長く使えてコスパがいいのでおすすめです。コールマンなど...
【LEDランタン】ブランド別に厳選したおすすめ3選をご紹介！
人によりどんなLEDランタンを使い勝手がおすすめと感じるのかは、千差万別です。光量、電源、デザイン、使い勝手、とキャンプや登山、ツーリングの...
ガスランタン徹底比較！気になる明るさや燃焼時間など選ぶポイントは？
ガスランタンはキャンプの夜を楽しむのに必要なアイテムです。ランタンの中でも取り扱いが簡単なガスランタンの明るさ、燃焼時間、光量について徹底比...
出典：unsplash.com