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OD缶の互換性について徹底解説。どのメーカーも規格は同じ?気になる疑問を解決!

キャンプで活躍するガスバーナーなどには、ガスボンベが必要です。アウトドアにおいてはOD缶が親しまれていますが、別メーカーのものでも互換性があるのか気になるところではないでしょうか。本記事では、OD缶の互換性について解説していきます。
更新: 2024年2月3日
奏咲
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目次

アウトドアで活躍するOD缶

何かとガスを使うシーンが多い、キャンプなどをはじめとするアウトドア。ガスバーナーやランタンを使って快適な空間を作り出したり、雰囲気を演出したり、料理などをより美味しくさせたりできて便利です。

特にキャンプではガスバーナーやガスコンロと呼ばれるギアがあらゆる面で大活躍します。コンパクトなサイズの製品も数多く販売されています。コンパクトなので荷物にならず、それでいてしっかりとした火を得られるので大変便利です。

冬など寒い環境であれば「OD缶」が活躍する

今回の記事では、ガスバーナーなどで使えるガスの「OD缶」に注目していきます。基本的にメーカーごとに専用の商品が販売されており、他社製品は使わないようにされていることが多いです。

そこで今回は、OD缶はメーカーごとの互換性はないのかについて解説していきます。インターネットなどでも情報が錯綜している点ですが、可燃物が絡んでくる以上、場合によっては大変危険な事態に陥る可能性もありますので、互換性に関する正しい情報を仕入れましょう。

一般的なガスといえば長細いCB缶

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ガスバーナーを使う時は、当然ガスが必要です。ガスと言えば家の中でも使うこともあるであろうカセットボンベなどで使う、長細いガスをイメージされる方も少なくないかもしれません。いわゆる「CB缶」と呼ばれる種類のガスです。

ではそもそも、OD缶とは何者なのでしょうか。まずはCB缶との違いや互換性について解説いたします。

CB缶は安価でよく見かける

スーパーやホームセンターなど、日常生活を送りながらありとあらゆる場所で見かけるのは、大抵「CB缶」です。長細い形状が印象的で、数本単位でセット売りされているのが一般的。1本100円程度という安価なのも特徴です。

家庭用のカセットコンロも大抵はCB缶に対応しているので、アウトドアシーンだけでなく家庭内でも手軽・気軽に使用できるという大きなメリットを持っています。


OD缶は「アウトドア」に特化したガス

そんな使い勝手とコスパの高さが特徴のCB缶ですが、OD缶は「丸っこくてちっこい」見た目が印象に残るガスです。屋外・アウトドアでの使用を想定されています。そのため寒さに強く、火力もCB缶よりも強く安定しているという特徴の持ち主です。

丸っこくて小さいという形状もポイント。アウトドアの時の荷物を圧迫しません。ただし、CB缶と比較すると少々高価で、500円以上することもあります。

CB缶とOD缶の互換性ってあるの?

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ガスを使うときに、互換性が気になる方は多いかもしれません。互換性は、ガスを忘れてしまった場合や、急遽ガスが切れてしまった時などに経路上や付近のショップで用意できるかどうかが変わってきます。

まず、CB缶はCB缶同士で互換性があるので安心です。この互換性もCB缶の大きな特徴と言えます。家庭用であれば比較的入手も容易なので、急遽用意しなければならなくなった時も安心です。しかし、OD缶同士だと互換性がありません

OD缶の互換性は「ない」

OD缶に印字された注意書きを見てみましょう。基本的にどのメーカーから発売されている商品だったとしても、「バーナーと同じメーカーの製品を使う」といった旨の注意が書かれているはずです。要するに、互換性はないということです。

しかし、「別メーカーのものでも普通に使えた」という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。確かに、互換性がなくても使えないことはありませんが、非常に危険必ず同メーカーのOD缶を使うようにしましょう。

互換性のない別メーカーのOD缶を使うのは非常に危険

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OD缶は、コールマンやスノーピーク、キャプテンスタッグなどさまざまなアウトドアメーカーからオリジナルの商品があり、それらに対応したガスバーナーも販売されています。

実はこのOD缶、会社によって微妙に形や規格が異なっています。確かに、たまたま相性がよくて使えてしまう事もあるかもしれません。それでも互換性はないのが現実。形などが微妙に違うため事故を引き起こす危険性があります。絶対に純正の製品を使ってください。


互換性のないOD缶を使うことで起こる問題・危険

互換性のないOD缶を使うことによって、さまざまな問題や危険を引き起こす恐れがあります。例えば、ガス漏れです。先ほどお伝えした通り、メーカーによって微妙にサイズなど規格が異なり、互換性がありません。

ぱっと見は問題なく使えているかもしれません。しかし、その微妙な違いからノズル部分が目に見えない破損を負うことがあります。そこからガスが漏れる危険性があるのです。バーナーとの結合部付近から炎が上がるという危険性もあります。

メーカー純正製品を使わない理由がない

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ガスバーナーとガスボンベは、必ず同じメーカーの製品で揃えるようにしましょう。そもそもの話、メーカー純正の商品を選ばない理由がないという点について解説いたします。純正製品を使うべき理由をしっかり頭に留めておきましょう。

認識を深めておけば、わざわざメーカーが異なる互換性のないOD缶を使うのはさまざまな問題点があると分かります。ただ危険なだけでメリットがないのです。

純正のOD缶を使う理由1.安心・安全

本記事を通して「互換性のない別メーカーのOD缶を使うリスク」について解説してきましたが、純正の製品を使えばそのリスクは解消されます。安心して、安全にガスを使えるでしょう。わざわざ互換性のない他社製品を選んで何か問題が発生する可能性を高める必要性は皆無だと言えます。

純正のOD缶を使う理由2.それほど価格は変わらない

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互換性のない別メーカーのOD缶を使う理由として考えられるのは、価格差かもしれません。しかし、冷静に比較してみると、そこまで大きな金額差がないことに気が付くはずです。多少の価格差はあれど、目を見張るほどの差はありません

互換性のない別メーカーの製品を使用してトラブルが起きたら、場合によっては病院などに行く必要があるかもしれません。その時発生する治療費などのことを考えれば、むしろ損をすることにすらなります。


純正のOD缶を使う理由3.統一感が得られる

メーカーや製品によって異なりますが、バーナーとガスボンベ両方のメーカーを合わせれば、自ずとビジュアル面の統一感を生み出せます。別メーカーと組み合わせるよりも統一された、すっきり・かっちりとした印象を与えられるでしょう。

純正のOD缶を使おう!

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キャンプやアウトドアは、普段は味わえない体験を家族や友人と、もしくは1人でじっくりと楽しめる特別な時間です。そんなせっかくのアウトドアの時間に、別メーカーのOD缶を使って余計なリスクを背負う必要はありません。

ガスバーナーなどを使う時は、必ず純正のOD缶を使うようにしましょう。同メーカーのものを使う、ただそれだけで、危険性を極力排除し、安心・安全で楽しいキャンプの時間を作り上げられます。

OD缶の互換性について気になる方はこちらもチェック!

今回の記事では、ガス・OD缶の互換性についてチェックしてきました。互換性を気にせずに使える純正の製品を使うようにしましょう。とはいえ、単体では使えません。ガスバーナーなどが必要です。

本サイトでは、OD缶を使うために必要なガスバーナーなどを紹介・特集している記事を掲載しています。本記事と併せてぜひご覧ください。ガスバーナー選びの参考にしていただければ幸いです。