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【利根川自転車道】川沿いを走り抜ける爽快感が堪らない!周辺のおすすめスポットも!

サイクリングを楽しみに利根川自転車道へ出かけてみましょう。利根川の景色を眺めながら走れるサイクリングロードは気分爽快です。本記事では利根川自転車道でサイクリングをする際に役立つ情報をご紹介します。周辺のおすすめスポットも満載です。どうぞご覧ください。
2022年2月15日
iiyudana
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サイクリングの魅力とは?

サイクリングといえば子供から高齢者まで年齢を問わずに楽しめる人気のスポーツレクリエーションですね。サイクリングは自転車の走行が許可されている道路であればどこでも楽しむことができますが、誰もが安心して走れる専用の自転車道が最もサイクリングに適していると言えるでしょう。

日本全国には海沿いや山沿い、川沿いなどさまざまな場所にサイクリング用の自転車道が整備されています。そうした自転車道の多くは無料で走行することができるのでお手軽です。

走りやすい川沿いのコース

数ある自転車道の中でも比較的走りやすくて人気なのが川沿いに整備されている自転車道です。一部車道を経由するルートもあるものの、アップダウンする坂道などが少なく体力的にも負担の少ない自転車道となっています。

また、車やバイクなどとの接触事故も少なく誰もが安心してサイクリングをエンジョイできるのが川沿いに整備されている自転車道の魅力です。今回は利根川沿いに整備されている人気コース「利根川自転車道」の魅力に迫ります。

利根川自転車道とは?

利根川は群馬県を源とする一級河川で、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都という6つの県にわたって流れ下る大河です。利根川は日本で2番目に長い川として有名で、その距離の長さをいかして利根川沿いにはロングランの自転車道が整備されています。

ご紹介する利根川自転車道はほとんどが利根川の堤防の上を走行するルートとなっていて、雄大な利根川の流れを眺めながらのんびりとサイクリングをエンジョイすることが可能です。

利根川自転車道は埼玉から群馬へ

利根川自転車道の起点となるのは埼玉県久喜市です。久喜市栗橋町を走る国道にかかる橋「利根川橋」がスタート地点となっていて、そこから利根川沿いを上流へ向かってひたすら走り、最終到達地点は群馬県渋川市を流れる利根川の支流「吾妻川」の川沿いに整備されている「吾妻川公園」となっています。

走行距離は92.2メートルと長くすべてを走破するとそのボリュームはかなりのものです。日帰りでコースすべてを走破する場合には復路は電車を利用するのがベストでしょう。

他のサイクリングロードとの組み合わせも!


利根川自転車道は別の自転車道ともつながっています。それは利根川自転車道の起点となっている利根川橋から東京湾にかかる舞浜大橋まで続く「江戸川自転車道」です。

起点となるのは千葉県浦安市にある東京ディズニーランドで、そこから利根川自転車道の最終地点である群馬県の吾妻川公園まで「利根川・江戸川サイクリングロード」が形成されています。その距離何と約170キロメートル。利根川沿いに関東平野を縦断する走りごたえ抜群のコースです。

レンタサイクルという選択肢もアリ!

自分の自転車で本格的にサイクリングをしたい人は利根川自転車道全走破という選択肢もありますが、家族やカップルで気軽にサイクリングを楽しみたい人は自転車道の一部区間を走るのもおすすめです。そんな時に便利なのがレンタサイクルでしょう。

利根川自転車道周辺には埼玉県加須市にレンタサイクルの施設があります。この施設は埼玉県が運営していて身分証明書を提示すると無料で自転車を借りられます。シャワー室も完備されているのでぜひ利用してはいかがでしょうか。

加須サイクリングセンターの住所・問合せ

加須サイクリングセンター

  • 住所
    埼玉県加須市三俣2-1-1
  • 電話番号
    0480-62-1111

利根川自転車道のトイレや休憩場所は?

長距離サイクリングを楽しむ際に気になるのがトイレでしょう。わざわざトイレを探しに自転車道から遠い場所まで移動するとなると時間を無駄にしてしまうため、可能な限りルートから外れない範囲内で用を済ませるのが理想的です。

また、疲労の蓄積も事故などにつながるため適度な休憩も必要となるでしょう。利根川自転車道はコースのすぐ近くや近くを走る道路沿いに数ヶ所のブレイクポイントを見つけることが可能です。

休憩場所は埼玉県側にも群馬県側にもアリ!

買い物や飲食をしなくても無料で気軽に立ち寄れるブレイクポイントをチェックしておくといいでしょう。埼玉県側には「熊谷スポーツ文化公園」や「菱沼町民運動公園」、「若泉運動公園」や「本庄ふるさとフラワーパーク」などがあり、休憩施設やトイレ、水分補給ができる水飲み場が整備されています。

また、群馬県側にも「いずみ総合運動公園」や「東部スポーツ広場」、「斎田休憩所」や「大利根緑地」などがあり、無料でトイレや休憩施設、水飲み場を利用することが可能です。

ぜひ立ち寄りたい周辺のおすすめスポット

とにかく我武者羅に走り続けるサイクリングも悪くはありませんが、途中で寄り道をしながらのんびりと自転車を走らせるのも楽しいでしょう。利根川自転車道の途中には立ち寄ってみたくなる魅力的なスポットがたくさんあります。

利根川自転車道からそれほど時間をかけずにアクセスできるおすすめのスポットをこれからご紹介しましょう。取り上げるのは全部で3ヶ所のスポットです。ぜひサイクリングのプランに組み込んでみてください。


おすすめスポット①:道の駅童謡のふるさとおおとね

埼玉県加須市にある人気の道の駅です。地元加須市の土産品や地元の農家が運び込む新鮮な農産物が販売されていて、ドライバーのみならずサイクリストたちもこの道の駅を利用しています。

ランチで利用したいのが農村レストランで、黒色の古代米を小麦粉に練り込んだ「黒米うどん」はぜひ味わってみたいグルメです。7月から10月は道の駅の周りの休耕田でホテイアオイの花が楽しめます。薄紫色をした可愛らしい花は走り疲れた体を癒してくれるでしょう。

おすすめスポット②:田島弥平旧宅

群馬県伊勢崎市にある観光スポットです。この家の主であった田島弥平は明治時代に蚕の養育法である「清涼育」を生み出した人物で、その方法を確立するために自宅の2階と納屋を手をかけて改築しました。

近代養蚕業への貢献が高く評価され2012年には邸宅が国の史跡に指定されました。2013年に富岡市にある富岡製糸場が世界遺産に登録された際に、絹の産業遺産群の一つとして世界遺産の構成遺産に登録されました。ぜひ立ち寄ってみたい世界遺産スポットです。

おすすめスポット③:花湯スカイテルメリゾート

群馬県渋川市にある日帰り温泉施設です。地下1,400メートルから湧き出る天然温泉を源泉掛け流しで堪能できるのが魅力で、ナトリウムとカルシウムを多く含んだ塩化物泉はサイクリングで疲れた体を優しく癒してくれます。

内風呂も露天風呂も眺望が素晴らしく、特に露天風呂は群馬の名峰を眺められて最高ですね。温泉を満喫した後は館内のレストランで名物グルメなどはいかがでしょうか。地産地消の絶品グルメが空腹を満たしてくれます。

ロードマップを活用しよう!

利根川自転車道でサイクリングをするのは初めてという人も多いことでしょう。そんな人にぜひおすすめなのが「利根川・江戸川サイクリングロードマップ」です。

このロードマップは前述の利根川・江戸川サイクリングロードの全コースと1都6県にある31の自転車道を地図などを使って解説しています。ロードマップを開くと表紙と中面に地図が掲載されていて、それぞれの自転車道の場所が地図上で確認できるようになっています。


役立つ情報がいっぱい!

このロードマップは単に自転車道の場所を地図で確認するだけでなく、途中にあるトイレや休憩ポイント、立ち寄ってみたいおすすめスポットなどの情報も掲載されています。また、怪我や体調不良などもしもの時のための各都道府県の緊急連絡先も記されているので安心です。

このロードマップは群馬県の「県土整備部道路管理課」や埼玉県の「土整備部道路環境課」などで入手することができます。郵送も可能なのでぜひサイクリングのプランニングに役立ててみましょう。

利根川自転車道についての問合せ先

●群馬県県土整備道路管理課(027-226-3600)

●埼玉県県土整備部道路環境課(048-830-5095)

利根川自転車道でレッツサイクリング!

Photo by mersy

ここまで利根川自転車道について詳しく解説してきましたがいかがでしたか?埼玉県から群馬県へと走る利根川自転車道は、すべてのサイクリストにおすすめできる魅力的なサイクリングロードです。次のお休みはぜひ利根川自転車道へ出かけてみてはいかがでしょうか。

利根川自転車道以外のサイクリングロードが気になる方はこちらもチェック!

利根川自転車道以外にも関東地方には川沿いを走るサイクリングロードがたくさんあります。荒川沿いと多摩川沿いに整備されている自転車道の情報が掲載された記事を用意しました。ぜひこちらもあわせてご覧ください。