スーパーレジェラ RHM カーボンバー
NITTO「M151AAF 128」
BOMA「HB-03」
THOMSON「CARBON DROP BAR」
Fizik「CYRANO R5」
ロードバイク向けのドロップハンドルは全3種類
ロードバイクに標準的に取り付けられているドロップハンドルは、「アナトミック」「シャロー」「アナトミックシャロー」と全部で3種類あります。
特徴や価格は種類ごとに異なり、ロードバイクの安定性を向上させるハンドルから、疲れづらく握りやすい種類のハンドルなど機能性もさまざまです。
これから初めてロードバイクを手にし、自分の身体に合わせたドロップハンドルや交換パーツを取り付けるために、「アナトミック」「シャロー」「アナトミックシャロー」の3種類の異なるドロップハンドルの特徴をチェックして、自分に合ったハンドルを手に入れましょう。
ロードバイクのハンドル形状①アナトミック
アナトミック形状のドロップハンドルは、直線的な構造が特徴です。ハンドル自体の曲線を最小限にすることで、ロードバイク自体がスピードに乗って安定します。
ドロップハンドルのサイズ感や角度の調整をご自身ですることをデメリットと感じる方もいますが、自分の身体に合わせると走行しやすくなるのがアナトミック形状のドロップハンドルです。
ロードバイクのハンドル形状②シャロー
シャローは、アナトミック形状が製造される前の自転車に一般的に装備されていたドロップハンドルです。通称「丸ハン」と呼ばれて親しまれたハンドルは、持ち手がきれいに湾曲し、コンパクトな設計となっています。
シャロー形状のドロップハンドルは、走行中により深い姿勢で空気抵抗を抑えることができ、ロードバイクで風を切った走行をしたい方にはとくにおすすめのドロップハンドルです。
ロードバイクのハンドル形状③アナトミックシャロー
アナトミックシャロー形状は、「アナトミック」の安定性と「シャロー」の走行性、2種類のいいところを合わせたドロップハンドルです。ハンドル幅はコンパクトで、持ち手部分はほどよい傾斜がかかっていて握りやすくなっています。
今販売されているロードバイクには、「アナトミックシャロー」のドロップハンドルが標準装備され、初めてロードバイクを購入する方にはとくにおすすめです。
アナトミック形状ハンドルおすすめ2選
①NITTO「M151AAF 128」
NITTO「M151AAF 128」
サイズ | 400mm、420mm |
---|---|
重量 | 220g |
材質 | アルミ合金 |
価格 | 4,950円 |
NITTOの「M151AAF」は、アルミ合金で作られたドロップハンドルです。ハンドルの幅は、380mm、400mm、420mm、440mmとサイズ分けも細かく全4種類。ロードバイク初心者でも扱いやすいモデルとして販売されています。
また、ドロップハンドルの価格が4,950円とリーズナブルで、他の型式「M106」より手に入れやすいモデルとして生産されました。
「M151AAF 128」は自転車レース向きのドロップハンドル!
リーズナブルでロードバイク初心者でも使いやすいこのモデルは、加工職人が伝統的な技法を使って製造し、握りやすい構造が特徴です。さらに、身体の大きさに合わせてハンドル幅も選ぶこともできます。
メーカー独自の技術を詰め込んだレース向きのアナトミックドロップハンドルをお探しの方は、NITTOの「M151AAF 128」がおすすめです。
②BOMA「HB-03」
BOMA「HB-03」
サイズ | 400mm、420mm |
---|---|
重量 | 220g |
材質 | カーボン |
価格 | 27,500円 |
BOMAの「HB-03」は、ロードバイクの中でもオーソドックスなアナトミックドロップハンドルです。素材にはカーボンが使われ、軽くて誰にでも扱いやすい質感となっています。
さらに、ドロップハンドル自体の強度も強く耐久性も抜群。400mmと420mmの少し大きめのハンドルは、自転車全体のバランスを安定させてくれます。
カーボンを極めて誕生したドロップハンドル!
カーボン繊維を使った商品を数多く製造するBOMAの特性を活かして作られた「HB-03」は、手に馴染むよう細くて滑らかな曲線が特徴です。持ち手は浅く握りやすく作られ、スポーティーなデザインとなっています。
また、カーボン製で性能も高い分価格は27,500円と高価です。カーボン繊維を極めたからこそ誕生した、ロードバイク向けの優れたドロップハンドルとなっています。
シャロー&アナトミックシャロー形状ハンドルおすすめ3選
①THOMSON「CARBON DROP BAR」
THOMSON「CARBON DROP BAR」
サイズ | 400mm、420mm、440mm、460mm |
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重量 | 249g |
材質 | カーボン |
価格 | 33,000円 |
THOMSONのドロップハンドルは、航空宇宙学をもとに作られています。中でも「CARBON DROP BAR」は、シャロー形状のドロップハンドルとして人気が高く、最高品質の素材と技術力が集約されているのが特徴です。
ドロップハンドルの幅は通常よりも広く、「400mm」「420mm」「440mm」「460mm」の全4種類。カーボンを使用しているため軽く、操作のしやすさはおすすめポイントです。
さまざまなコンディションで最高の力を発揮する性能!
「CARBON DROP BAR」は、地面のコンディションを選ぶことなく、平らな道から砂利道まで、快適に走れる軽さと頑丈さを兼ね備えています。
その特徴から、オールラウンドに使えるドロップハンドルとしても人気を博し、ロードバイク初心者でも扱いやすいモデルとなっています。価格は33,000円と高価ではありますが、最高品質と性能を備えた一ドロップハンドルです。
②Fizik「CYRANO R5」
Fizik「CYRANO R5」
サイズ | 400mm、420mm、440mm |
---|---|
重量 | 300g |
材質 | アルミ |
価格 | 5,500円 |
高品質のロードバイクを取り扱うFizikは、シャロー形状の「CYRANO R5」が1番人気のドロップハンドルです。サイズは、「400mm」「420mm」「440mm」の3種類が販売され、非光沢のマットブラックの落ち着いた色合いが特徴です。
ドロップハンドル自体はアルミ製で300gと決して重くはなく、適度な重量感は安定性と走行性を高めてくれます。
3種類のタイプから体の柔軟性に合わせてドロップハンドルが選べる!
「CYRANO R5」では、カメレオン、スネーク、ブルの3種類が製造されています。タイプはドロップハンドルごとに異なり、スネークはロードバイクに前傾姿勢で乗る人、ブルは身体を起こして乗る人、カメレオンは2つの間をとった姿勢で乗る人とさまざま。
身体の大きさや腕の長さ、自転車のレースなど、ロードバイクのドロップハンドルとしては柔軟性能が高い1品です。価格が5,500円と安いのも魅力となっています。
③DEDA「スーパーレジェラ RHM カーボンバー」
スーパーレジェラ RHM カーボンバー
サイズ | 420mm、440mm |
---|---|
重量 | 185g |
材質 | カーボン |
価格 | 43,800円 |
イタリアで有名な自転車ブランドDEDAでは、技術と高品質の素材を生かして「スーパーレジェラ RHM カーボンバー」が製造されています。
製造されたドロップハンドルは、より軽量化を測るために無駄な部分が削減して重量はなんと185g。他の製品とは比べものにならないほどの軽さです。そのおかげでハンドルの操作もしやすく、経験に応じて最高の力を引き出してくれます。
ドロップハンドルが長く握りやすい設計!
すべてをカーボン製にすることで軽さを追求した「スーパーレジェラ RHM カーボンバー」は、持ち手部分が普通のドロップハンドルよりも長くなっています。そのため、ロードバイクに乗る際の姿勢に合わせて握り方を自由に変更が可能です。
43,800円の価格は初心者にはデメリットと思われるかもしれせんが、これからロードバイクのレースに参加してみたい方にはとくにおすすめのドロップハンドルとなっています。
ロードバイクはドロップハンドルの選び方も重要!
ロードバイクは自転車本体のフレームだけではなく、ドロップハンドルの選び方が重要です。ロードバイクを購入したことのない方は、ドロップハンドルの選び方に悩んでしまいます。
ロードバイクに取り付ける「カーボン」「アルミ」「スチール」のドロップハンドル素材、「380mm」「400mm」「420mm」「440mm」までの肩幅に合うサイズ幅、ロードバイクの交換パーツや取り付けるライトなどは、ドロップハンドル選びのポイントとなります。
自分に合ったドロップハンドルを見つけるために、3つの選び方を参考にしてみましょう。
選び方①自分に合ったドロップハンドルの形を選ぶ
ロードバイクは、
選び方②身体にぴったりのドロップハンドルのサイズを選ぶ
素材や形以外にも、
また、サイズ以外にもドロップハンドルの材質によって、適した太さを選ぶ必要もありますので、サイズと合わせてチェックしてみましょう。
選び方③取り付けるライトやパーツからハンドルを選ぶ
ロードバイクのパーツやライトは種類も多く、選ぶハンドルのサイズによってクッション性の高いバーテープやライトなど取り付けられる交換パーツも異なります。
走行時のコンディションによっては、ハンドルに巻きつけるバーテープのクッション性が重要となってきますので、交換するパーツの特性や取り付ける場所の異なるライトを選び、自分に合ったドロップハンドルを見つけてみましょう。
ロードバイク向きのドロップハンドルを手に入れよう!
ロードバイクのドロップハンドルは、アルミやカーボンの材質による特性や重量感、アナトミックやシャローのハンドル形状の違いや手に入れやすい価格設定など、販売するメーカーによっても異なります。
また、ドロップハンドルはロードバイクに取り付けるライトやハンドルのバーテープ、さらには交換するパーツなど、選び方の多さから悩まれてしまう方も少なくありません。
これから初めてのロードバイクを購入する方は、ドロップハンドルの形状や素材、おすすめの商品や価格などの選び方を参考にして、自分の身体に合ったドロップハンドルを手に入れましょう。
交換パーツやライトについて気になる方はこちらもチェック!
ロードバイクは、ハンドルに巻くバーテープやクッション性のあるグリップなど、パーツを交換し自分好みにカスタマイズできます。また、現在は法律によって自転車へのライトの取り付けが義務づけられたため装着は必須です。
これからはじめてロードバイクを購入する方は、手に馴染み衝撃を吸収するクッション性の高い交換パーツや取り付けライトについての関連記事も合わせてチェックしてみてください。
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