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【保存版】マウンテンバイク用ステムの選び方ガイド。大事なチェックポイントはどこ?

一口にマウンテンバイクのステムと言っても多くのタイプがあり、どういったステムを選ぶべきなのか初心者の方は迷ってしまいがちなのではないでしょうか。マウンテンバイク用ステムのおすすめの選び方、大事なチェックポイントなどを解説いたします。
2022年2月22日
ユウキ
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マウンテンバイクのステムを交換

ステムの交換でより快適なツーリングを

マウンテンバイク(MTB)のハンドル根本についているステムは交換ができることを知っていますか?一般的な自転車でも交換は可能ですが、ハイエンドなマウンテンバイクにおいても交換ができます。

マウンテンバイクなどのスポーツタイプの自転車のステムを交換することで、乗り心地が楽になりますので、今まで以上にロングツーリングが楽しくなるでしょう。失敗しない選び方などについて詳しく解説していきます。

マウンテンバイクのステムの役割

ボディとハンドルの架け橋のような存在

マウンテンバイクのステムは自転車のボディとハンドルとを繋ぐ架け橋のような存在と例えられます。つまり、ハンドル操作においてこのステムはとても重要な役割を担っているのです。

ステムには通常よりも長いタイプや短いタイプ、さらには奥まったタイプや手前に近付けるタイプなどさまざまな形状があります。自分が理想とするマウンテンバイクの乗り味にマッチしたステムを選ぶことで、快適なツーリングを楽しめるでしょう。

ポジションの上下調整ができる

マウンテンバイクに限らず、ステムの基本的な役割は、ハンドルの高さを変えることです。ステムの長さを調整することができますので、心地などが大きく変わることがイメージできるでしょう。

また、このマウンテンバイクのステムはさまざまなブランドから発売されています。それだけマウンテンバイクのステムに重要性を感じている人が多いと言えるでしょう。

ステムを交換するメリット

ベストポジションに設定できる

マウンテンバイクのステムを交換する一番のメリットは、やはり自分の自転車の乗り方のベストポジションを得られることです。マウンテンバイクのハンドルの高さを変えたいということもあるでしょう。

ステムの長さを短いサイズなどに交換をすることで、より前傾姿勢が楽になったりしますので、マウンテンバイクをベストポジションでツーリングできます。自転車のハンドル位置はかなり重要なのです。

安定感が増す

長いマウンテンバイクのステムは、自転車の安定感が増します。これは自転車のホイールと同じで、長い方が同じスピードでツーリングをしていても安定感が増すのがよくわかるでしょう。

ステムが長いとハンドルを切る角度が小さくなります。つまり、それだけふらつきがなくなり自転車が安定するということです。マウンテンバイクをさまざまな路面状況でツーリングができる自転車のため、このステムの長さはとても重要な役割になってきます。

ハンドルがクイックになる


反対にマウンテンバイクのステムを短くすると、自転車のハンドルはクイックな操作性になります。短いステムはハンドルの軸と手に持つハンドルの距離が小さくなり、小さな角度でハンドルを切ってもタイヤが大きく動くのです。

あえてこの角度を小さくしてクイックな乗り味にしたいという人もいます。少しの長さの違いでも、マウンテンバイクのハンドルに大きな違いが生まれますので、マウンテンバイクのステム交換は交換絶大です。

スタイリッシュな見た目になる

大きく変わるのはハンドルの操作性だけではありません。マウンテンバイクの見た目も大きく変わります。長さの短いステムに交換をすることで、マウンテンバイクの見た目がかなりスタイリッシュになるでしょう。

また、長さだけではなく太さのサイズ交換においても見た目の変化をつけることができるのです。他のマウンテンバイクに見た目で差をつけたいというときには、このステム交換は意味があると言えるでしょう。

ステムを交換するデメリット

安定感が損なわれる可能性もある

マウンテンバイク(MTB)のステムの交換は、ベストな長さを選ぶことができれば、安定感が増し、ツーリングが楽になるという魅力があります。しかし、見た目を重視する目的でステムを短くし過ぎてしまうと、安定感が極端に低下することもあるのです。

短いステムの場合、ハンドルの切り角が極端に小さくなってしまうため、ハンドルが少しでも動くと車体が大きくブレてしまいます。こうしたデメリットもあることを理解しておきましょう。

素材によってはハンドルが重たくなる

鉄製のステムの場合、アルミやカーボンに比べると確実に重さを感じます。これは実際に自転車を運転していても重量感を感じるほどです。もし、純正のステムがアルミの場合、鉄製のものに効果をしてしまうと、重いというデメリットになってしまいます。

自分が理想とする運転のし心地を得るためには、ステムの長さだけではなく素材についても吟味して選ぶように心がけましょう。

マウンテンバイクのステムの選び方

コラムサイズを選定

まずはコラムサイズをチェックしましょう。コラムとはステムを取り付けるボディ側の縦に突き出たパーツで、コラムサイズとはフロントフォークのコラム直径のことを指しています。

このサイズの選び方を間違えてしまうと、そもそもマウンテンバイクに取り付けができません。規格サイズとして基本的にはノーマルサイズ25.4mm、オーバーサイズ28.6mm、スーパーオーバーサイズ31.6mmとに別れています。必ずチェックしておきましょう。

バークランプ径

マウンテンバイクのステム選びで忘れてはいけないのがバークランプ径です。バークランプはその名の通り、バンドルバーに挟み込む部分のため、このサイズもしっかりと確認をしておきましょう。

ただ、ブランドによってはある程度挟み込むサイズに余裕があるモデルもあります。選び方として、どのハンドルハイズまで有効なのかをチェックしておきましょう。ただし、安全性にも影響が及ぶ部分のため、慎重に確認をしておくことをおすすめします。

長さ


先ほども解説した通り、マウンテンバイクのステムの長さは選び方においてとても重要なポイントになります。長さはいわゆる突き出しのことを意味しており、長ければ前傾姿勢が楽になり安定感も増していくでしょう。

また、短ければハンドルを切ったときの反応がいい味付けになりますが、路面状況によってはハンドル操作がシビアになってしまい操作が難しく感じます。また、短いサイズは見た目のかっこよさが得られるでしょう。
 

角度、ポジション

マウンテンバイクのステムはブランドにもよりますが、おおよそ0度から75度くらいの角度のモデルが一般的です。このマウンテンバイクのステムの角度も重要になります。乗り味もそうですが、角度は見た目に大きな違いが生まれるのです。

おおよそ75度くらいで見た目が水平になりますので、このサイズを基準として角度を決めましょう。ただし、間違ったサイズを選ぶと取り付けができない可能性もありますので注意してください。

素材で選ぶ

マウンテンバイクはできるだけ軽量化されたモデルが有利です。ステムにおいても選ぶときには素材に注目して選ぶようにしましょう。マウンテンバイクのステムの中にはカーボン素材により軽量化や強度を両立したモデルもあります。

こうしたモデルは価格は高いですが、かなりの軽量化が行なえるのです。自分のマウンテンバイクをより軽量化したいときには、価格に応じて上手に選んでいくことをおすすめします。

マウンテンバイクのステムを選ぶ基準

街乗りメインの場合

マウンテンバイクのステムは、どういった基準で選ぶのか迷っている人は多いかもしれません。例えば街乗りがメインの人であれば、マウンテンバイクのステムは短いものより長さがあるモデルの方が有利になります。扱いやすい長さは60mmです。

長いステムは短いステムよりも窮屈に感じにくいため、ゆったりとした姿勢で運転ができます。また、オンロードでの移動も楽に感じるため、短いサイズよりも有利になるのでおすすめなのです。

スポーツ走行メインの場合

マウンテンバイクのスポーツ走行をメインにしているときには、短いステムの方が有利になることがあります。扱いやすい長さは40mmで、短いステムにすることでハンドルがクイックになり、動きが機敏になるのです。

瞬間的な操作にも対応できるため、マウンテンバイクをより細かく操りたいときには短いステムをおすすめします。このマウンテンバイクのステムの長さは実際に乗ってみないと感覚がわからないこともありますので注意してください。

おすすめのマウンテンバイクのステム3選

1:LTステム

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シマノプロから発売されているこのマウンテンバイク用のステムは、幅広いMTBに対応できるモデルとして人気があります。アングルも3種類用意されており、比較的安い価格で購入できるのも魅力的です。

価格は比較的安価ですが、多くのMチームで採用されていることもあり、シマノブランドらしい安心感もあります。選び方に困った場合は、このステムを選んでみてください。ビギナーでも簡単に取り付けができることも人気の一つです。

LTステム

出典:Amazon
ハンドルクランプ径31.8㎜
ステム長120㎜
特徴MTBなど幅広い自転車に取り付け可能

2:SUPER ZERO アヘッドO/Sステム

このマウンテンバイク用ステムも軽量化にこだわったモデルです。パーツ一つひとつにこだわって、少しでも軽量化をしたいというユーザーにとっては、このステムは強い味方になってくれるでしょう。

MTBチームにも高く評価されていますので、走行に大きな影響を及ぼすこのステムが高く評価されていることが実際に使用すればわかります。重量は130g、110㎜のサイズのため、多くのマウンテンバイクにマッチするでしょう。

SUPER ZERO アヘッドO/Sステム

出典:Amazon
サイズ径:31.7㎜ ・長さ:110㎜・角度:82° ・高さ:40㎜
カラーマットブラック(ホワイトロゴ)

3:ARXII TEAM

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長期間の使用を考えているなら、このモデルをおすすめします。高い剛性力と丈夫さを兼ね備えたモデルのため、ラフな道で使用をしても高い耐久性を得ることができるのです。ダメージを受けにくいため、長期間の使用に向いていると言えます。

また、アルミ素材にはTEAM仕様のチタンボルトが使われていますので、強度と軽量化を両立しているのです。本格的なレースにおいても力を発揮させることができますので、少し高価でも安心して長く使えます。
 

ARXII TEAM

出典:Amazon
クランプ径31.8㎜
ステアリングコラム径28.6㎜
スタックハイト40㎜

マウンテンバイクのステムを交換してみよう

マッチすれば効果は大きい

ステム交換は想像以上にマウンテンバイクの走行に大きな影響があります。取り付けるステムのサイズによってはデメリットになることもあるのです。

ご紹介した内容をもう一度チェックして、自分が求めている乗り味、そして見た目にするようにステムを選んでみましょう。マッチすれば、今の乗り心地よりも理想的な走行になるかもしれません。

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