人気の野菜たっぷりキャンプ飯をチェック!
気分を盛り上げてくれるキャンプ飯には、季節ごとの旬の野菜が欠かせません。キャンプシーズンの夏季には美味しい野菜が各地で出回るので、事前に産直所をチェックするのが必須です。
キャンプ場に到着する前に新鮮な野菜を見つけて、いろいろなキャンプ飯を作ってみましょう。自宅であまり食べたことのない野菜があればキャンプ飯をさらに盛り上げるチャンスなので、ぜひ購入してみてください。野菜が美味しい人気のキャンプ飯を6つご紹介します。
野菜たっぷりキャンプ飯:煮込み料理2選
①お好みの野菜で「スープカレー」
キャンプ飯で最も野菜をたくさん摂れるご飯ものは、札幌の有名なスープカレーではないでしょうか。ナスやズッキーニなどの旬野菜をたくさん入れましょう。夏は野菜の種類が増えるので、キャンプ飯の楽しみもぐんと増えるはず。
スープカレーの作り方はレシピのようにスパイスとトマトピューレを使いますが、自宅でスープカレーの″素″を作っておくと便利です。または簡単に市販のスープカレーの素を使う方法もおすすめします。
材料:①スパイス/カレー粉…小さじ1&1/2 ガラムマサラ…小さじ1&1/2 クミン…小さじ1 カイエンペッパー…小さじ1/4~1/2 バジル(乾燥)…小さじ2 パセリ(乾燥)…小さじ1/2 黒コショウ…2振り程度(お好み) ■ ②飴色タマネギ(ID5750412/タマネギ…2個 にんにく(チューブ)…4~5㎝ しょうが(チューブ)…4~5㎝ 油…大さじ2 塩…小さじ1/2 水…50mℓ✖2~3回 ■ ③カレーの素/トマトピューレ…大さじ2 ■ ④具材/鶏モモ肉(骨付き)…1本 塩コショウ(鶏焼き用)…少々 卵…2個 カボチャ…1/8個 人参…1本 アスパラ…6本 パプリカ…1/2個 タマネギ(アーリーレッド)…1/2個 白ネギ…1本 舞茸…1株 油(揚げ焼き用)…大さじ3 ■ ⑤仕上げ/水…700㏄ コンソメキューブ…2個 白飯…お茶碗大盛り程度(1人分) 塩(味調整用)…少々(必要なら)
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スープカレーは″そうめん″も合う!
スープカレーはご飯が定番ですが、気分を変えて夏料理の″そうめん″もおすすめ。キャンプ飯でもそうめんはクッカーで簡単に作れます。温かいスープカレーと冷たいそうめんの組み合わせは、夏の身体を程よくクールダウンしてくれそうです。
野菜はトマトやナスなどの夏野菜をたっぷり入れ、レシピのスープカレーの素は、水に顆粒コンソメやカレー粉、麺つゆなどを上手に加えてあります。またそうめんの代わりにラーメンやソバも合いそうです。
材料:豚こま…120g トマト…中1個 オクラ…4本 ナス
…1/2本 パプリカ…1/4個 玉ねぎ…1/4個 そうめん(乾)
…200g オリーブオイル…大さじ1 塩こしょう…少々 乾燥パセリ…少々 A.水…300ml A.顆粒コンソメ…大さじ1 A.カレー粉…大さじ1/2弱 A.砂糖…大さじ1/2 A.麺つゆ(3倍濃縮)…大さじ1/2 A.にんにくチューブ…3cm A.生姜チューブ…1cm
②野菜たっぷり「食べるスープ」
野菜をたくさん摂れるキャンプ飯は、野菜やベーコンなどを煮込むミネストローネ風スープもおすすめ。レシピの野菜はタマネギやインゲン豆など7種類もありますが、野菜はお好みで加えるのもよいでしょう。
このレシピのポイントは″食べる″スープにするため、野菜などを1センチほどの角切りにすること。野菜のうま味が染み出し、とても美味しいスープが出来上がります。仕上げにバゲットもざく切りして入れると、少しおしゃれなスープの完成です。
材料:玉ねぎ(中)…3個 にんじん…2本 キャベツ…半分 にんにく…1玉 ブロックベーコン…200~300g いんげん豆缶詰…1缶 ほうれん草…1/2把 トマト…2個 ブーケガルニ…1袋 オリーブオイル…適量 バゲット…1/2 塩・こしょう…少々
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スパイシーな「火鍋キャンプ飯」も外せません!
おしゃれなスープカレーやスープも人気ですが、煮込み料理といえば「鍋料理」もキャンプ飯の候補から外せません。お肉や魚などのたんぱく質だけではなくビタミンが豊富な野菜もたっぷり摂れるので、アウトドアでは必須の料理といえるでしょう。
鍋に入れる具材はお好みでOkですが、レシピではモヤシ・白菜・キノコ・ネギをメインにしています。野菜をたっぷり入れることでうま味がピリ辛スープに溶け、絶品の味わいをお楽しみいただけます。
材料:■ 具/肉(豚バラ,鶏モモ,砂ずり)…安いもの・食べたいだけ 魚介(白身魚,鮭,イカ,エビなど)…リッチに・食べたいだけ 野菜(もやし,白菜,きのこ,ネギなど)…食べたいだけ 厚揚げ…食べたいだけ ■ 鍋つゆ/ごま油…大さじ1と1/2 おろしニンニク…大さじ1と1/2 鷹の爪…3本 八角…3個 豆板醤…大さじ5 山椒…小さじ1と1/2 鶏ガラスープの素…大さじ1と1/2 ■ たれ/サラダ油…適量 おろしニンニク
…適量 味の素…適量
野菜たっぷりキャンプ飯:炒め料理2選
①野菜たっぷり「ジンギスカン風炒め」
アウトドアで野菜も肉もたくさん食べたいという気分のときは、バーベキューもよいですが気分を変えてジンギスカン鍋はいかがでしょうか。北海道の郷土料理として有名なジンギスカンはご飯がもりもり進む、旬野菜もたっぷり摂れる栄養満点の料理です。
定番野菜はモヤシ・キャベツ・タマネギなどを、夏にはズッキーニやナスビなどの夏野菜も加えると美味しさがアップします。作り方は炒めるのが定番ですが、クッカーで蒸し煮するのもおすすめです。
材料:ラム(焼き肉用切り落とし)…150g もやし…100g キャベツ…100~150g 玉ねぎ…1/4個くらい 人参…1/4本
ピーマン…1~2個 サラダ油…約大さじ1 ■ A/焼き肉のたれ
…大さじ2 醤油…少々 砂糖(好みで)…好みの量 おろしにんにく…少々 おろししょうが…少々
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ジンギスカンは″煮込み″も美味
ジンギスカンの調理法は炒めるのが一般的ですが、アレンジしてさらに野菜もたくさん摂れる煮込み料理にするのもおすすめです。レシピではジンギスカンのタレは通常のものではなく、オイスターソースや豆板醤にコチジャンを使用しています。
ぐつぐつ煮込み料理にすることで野菜がとろとろになり、たくさん消費できるので野菜が苦手な子供のキャンプ飯にもおすすめです。
材料:カット済み 味付けラム肉…400g えのき茸…1/2パック
キャベツ…中1/4個 玉葱…大1/2 もやし…1袋 サラダオイル…大匙1 ■ 調味料/塩コショウ…少々 オイスターソース…大匙1 豆板醤…小匙1 コチジャン…小匙1
②シャキシャキ食感「らっきょう塩焼きそば」
参加人数が多くても大量に作れる焼きそばは、アウトドアでは簡単な料理として大人気のキャンプ飯です。しかしキャンプ飯ではいつも定番のソース味ではなく、さっぱりと塩味はいかがでしょうか。
レシピのポイントは、さらに″さっぱり″感を増すらっきょうを使うこと。またらっきょうはピリ辛味にすることで、さっぱり感だけではなくアクセントも楽しみましょう。塩味の焼きそばは、蒸し暑い夏のアウトドアにおすすめのメニューです。
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残った焼きそばで″ホットサンド″
焼きそばはそのままでも美味しいですが、キャンプ飯の夕食に余ったときはホットサンドにするのもおすすめです。レシピでは、キャベツや玉子焼き、鰹節、チーズなども挟んであります。
アクセントの辛子マヨネーズが効いており、ソース焼きそばだけではなく塩焼きそばにも合いそうです。朝のキャンプ飯が盛り上がりそうなレシピといえます。
材料:キャベツの葉…1枚 バター…20g 塩胡椒…適宜 鰹節…1/3パック とろけるチーズ…大さじ2
たまご…1こ 8枚切り食パン…2枚 からしマヨネーズ
…大さじ1 紅生姜…おこのみで
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野菜たっぷりキャンプ飯:蒸し料理2選
①「チーズとツナの彩り野菜グリル」
キャンプ飯で野菜だけをたくさん食べたいときは、クッカーなどで簡単に調理できる蒸し野菜がおすすめ。味付けはお好みでOKですが、レシピのようにツナ缶と溶けるチーズを加えるのも美味しくなります。
ポイントは、見た目も美味しくおしゃれに見えるようにすること。ズッキーニやナスなどの野菜は、丸形のクッカーに円を描くように敷き詰めてください。それからツナと調味料を入れて蒸し煮します。仕上げの10分前にチーズかけてフタをし、溶けたら完成です。
材料:ナス…2個 ズッキーニ…1本 トマト…1個 ツナ缶…1缶
○塩、胡椒…各少々 ピザチーズ…50g ○オリーブオイル…大さじ2 ○アウトドアスパイス(ほりにし)…適量
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いろいろな缶詰を活用しよう
レシピではツナ缶を活用しましたが、代わりにサバ缶やホタテ缶、焼き鳥缶などもおすすめです。ツナやサバは野菜を引き立て、ホタテや焼き鳥は野菜と共にメインディッシュになります。
缶詰の食材次第でいろいろなアレンジができる蒸し焼きは、とても奥行きの深い料理といえそうです。野菜も組み合わせを変え、自分ならではの美味しさを見つけてみてはいかがでしょうか。
②ヨーグルトソースで味わう「蒸し野菜」
こってり味の野菜料理も美味しいですが、キャンプ飯にサラダもあると自分もうれしいですし、ほかの参加者にも喜ばれることでしょう。こちらのレシピは生のサラダではなく、蒸して作る温野菜のサラダになります。温野菜にすることで量もたくさん摂れるので、夏や秋の旬野菜をたくさん食べたいときにおすすめです。
ポイントはドレッシングとなり、レシピはさっぱり系のヨーグルトソースとなります。キャンプ飯の副菜としてお楽しみください。
材料:■ 野菜(お好みの野菜)/れんこん…3cm じゃがいも・里芋…各1個 サラダごぼう…1本 人参…3cm さつまいも…50g かぼちゃ…2cm ブロッコリー…2房 白菜…1枚
いんげん…2本 ■ ソース(混ぜ合わせる)/味噌…大さじ1杯
ヨーグルト…小さじ2杯 きび糖(砂糖)…小さじ1/2杯
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″ハニーマスタード″でおしゃれに!
蒸し野菜はヨーグルト味以外にもソースを工夫することで、豊富なレパートリーが作れます。人気があるドレッシングは、粒マスタード・マヨネーズ・ハチミツ・酢を使ったレシピです。
甘酸っぱいドレッシングは、レシピで使用したタマネギやジャガイモ以外にズッキーニやトマトなどの夏野菜を始め、秋や冬の野菜でも合います。キャンプ飯の場合は、ドレッシングは自宅で作って持参しましょう。
材料:スモークサーモン…6枚 ゆで卵…2個 新ジャガイモ(小)…3個 新玉ねぎ…1/2個 プチトマト…4個 フリルレタス…6枚 ■ ハニーマスタードドレッシング/粒マスタード
…大さじ1 合わせ酢(すし酢)…大さじ1 マヨネーズ…大さじ2
はちみつ…小さじ1
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キャンプ飯で重宝する野菜の種類
①丸焼きも美味しい野菜
キャンプ飯は季節のいろいろな野菜を、豪快にアルミホイルなどで丸焼きにして味わえるのも醍醐味です。特に夏はキャンプ飯にぴったりの野菜が旬なので、産直所などもチェックして丸焼きを味わってみてください。
丸焼きにおすすめの定番夏野菜は、ピーマン・トマト・パプリカ・アスパラガス・ナス・トウモロコシ・ニンニク・シシトウなどです。夏から少し逸れますが、ジャガイモ・タマネギ・サツマイモなども丸焼きしてみましょう。
丸焼き野菜の作り方
キャンプ飯での野菜の丸焼きは、アルミホイルを使って作るのが一番簡単です。トマトやナス・タマネギ・ジャガイモなどの野菜を洗った後は、アルミホイルにくるんで焚火に直接豪快に放り込むかバーベキュー網の端で焼くだけ。
味付けは焼きあがってから塩を振ったりソースを付けたりしてください。焼きたてのほやほや野菜は、キャンプ飯ならではの味わいです。
材料:新玉ねぎ・ジャガイモ・サツマイモ・にんにく・そら豆…あるだけ
クレージーソルト・オリーブオイル・塩・バターなどお好みの調味料
…適量
②生でも美味な野菜
多くの野菜は丸焼きも美味しくいただけますが、手を加えずにそのまま食べられるの野菜もあります。代表的なのがトマトやキュウリ、キャベツです。これらの野菜はキャンプ飯でもサラダにしてもよいですが、そのまま食べたり軽く塩を振ったりするのもおすすめ。
キュウリは自宅から味噌を用意し、キャンプ飯を楽しむときに塗って食べるのもよいでしょう。トマトは冷水に浸しておいてからいただくと最高の味わいです。
③気分が上がるおしゃれ野菜
自宅でもおしゃれな野菜を使っている人は多いでしょうが、使用したことがない人は自宅だけではなくキャンプ飯にも取り入れてみてはいかがでしょうか。色のきれいなスイスチャードはおしゃれなハーブとして、スープカレーなどを始めとするあらゆる料理にアクセント的に使えます。
鮮紅色がきれいなレッドオニオンや幾何学模様のロマネスコも、キャンプ飯に添えるとさらに気分が上がるおしゃれ野菜です。
キャンプ飯でも野菜をたくさん摂ろう!
美味しい野菜はキャンプ飯に欠かせない食材といえますが、どうせでしたらいろいろな調理方法で味わってみてはいかがでしょうか。煮る・焼く・蒸すなどいろいろな調理方法で作ると、野菜の奥深い味わいが感じられることでしょう。
キャンプ飯では、夕ご飯に余ったものを翌日の朝ご飯にリメイクするのも人気があります。皆さんに人気のあるキャンプ飯を参考に、自分好みにいろいろアレンジしてみましょう!
缶詰レシピが気になる人はこちらをチェック!
キャンプ飯はいろいろな種類を凝るのも楽しいですが、シンプルに過ごしたいときもあります。そんなときは缶詰を活用したレシピでキャンプ飯を作ってはいかがでしょうか。これらの記事では、メインディッシュからおつまみまでの身近な缶詰で作る料理を紹介してあります。ぜひ次回のキャンプ飯のご参考にしてください。
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