ビーコム6xとはどんなバイク用品なのか?
ビーコム6xとは
通称ビーコム6xと呼ばれるこのアイテムの正式名称はB+COMSB6xとなります。端的にいうとバイクのヘルメットに取り付けることができるインカムですが、それだけにとどまらずバイクのルートナビゲーション・音楽を聞く・グループ通話を一度に全部こなせる便利アイテムです。
ビーコム6xの見た目の特徴
ビーコム6xの外側から見える本体部分は、受送信機のみなのでこのように小さく風の抵抗を受けないように作られています。具体的な大きさ目安は下の取り付け動画のヘルメットとの対比でご確認ください。
本体からワイヤーでマイクとスピーカーそれぞれのユニットに接続します。内部構造も至って薄型でシンプルですので、ヘルメット内でごろごろしてツーリングの邪魔になることもありません。
ヘルメットによっては外部インカムマイクとなる
本体とヘルメットの内部に取り付け可能なマイク・スピーカーだけでなく、ヘルメットの構造によっては内部ではなく本体からインカムマイクで通話するスタイルになる場合もあります。公式ホームページには一般的なメジャーなブランドのヘルメットごとの取り付け写真がと方法が掲載されているので参考になるでしょう。
ビーコム6xの防水性
ビーコム6xはIP67レベルでの防塵・防水が可能です。具体的には防塵レベルが6防水レベルが7になるのですが、防塵は最高クラス、防水も30分間水中に浸けても有害な影響がないという上から2番めのレベルとなっています。
ビーコム6xの取り付け動画
ビーコム6xはバイクのヘルメットにつけて使うバイク用マイクインカムとスピーカーユニットとなっています。ヘルメットといってもメーカーや種類によって形や取り付け方も変わってきますが、B+COMのホームページには有名なメーカーのヘルメットごとの取り付け方法がそれぞれ解説されているので心配は無用です!
ビーコム6xは工具なしで簡単取り付け!
上にSHOEIのGT-AirIIにB+COMONEを取りつける方法をご紹介しておきますね!このように5分程度で特別な工具を使わずに簡単に取り付けられるのもビーコム6xの人気の理由です!
ビーコム6xのインプレッション
ビーコムSB6x6xの形やコンパクトなことはおわかりいただけたでしょう。次は具体的にビーコムSB6xではどのようなことができるのか、その魅力に迫っていきます!
ビーコムSB6xのインプレ1.グループ通話が楽
ビーコム6xはグループ通話のやりやすさ、設定の簡単さが魅力です。同じビーコム6x間の通話はもちろん、他社のバイクインカムマイクユニットとのペアリングももちろんOKとなっています。また通話する際の異なるユニット間の距離ですが、カタログスペックでは通話距離は1.4kmまで可能です!
ビーコム以外のマイクユニットとのペアリング
具体的にほかメーカーのマイクユニットとのペアリングはどのように行われるのがご覧いただきましょう。ペアリングは現在あるボタン類を長押しすることによって特殊なモードに切り替えておこないます。
ビーコムSB6xのインプレ2.音がきれい
ビーコム6xといえば他社のインカムユニットと比較しても音楽を聴きながらのツーリングに特化しているという口コミもたくさん目にします。サウンドシステムの種類については下記仕様表を御覧ください。
また音のよさだけでなくグループ間でひとつの音楽をBluetoothで音楽共有することも可能なため、ご夫婦やカップルなどでのツーリングでリーダーを決めておけば、その時の気分に合わせたときめく音楽をふたりで簡単に音楽共有して気分も盛り上がるでしょう!
ビーコムSB6xのインプレ3.ナビを聞き逃さない
こちらのインプレもBluetoothチップをふたつ搭載しているビーコム6xの特別な機能となります。たとえばナビが入ってくると音楽が途切れる・通話をしようとするとラジオを切らなければいけないということがなくなります。
音楽を聴きながらのツーリングでも自然な音量で(細かく調整可能)ナビの音声が入ってくるため、聞き逃しもなくなるのがよいところです。
ビーコム6XとONEの違い
ビーコムSB6xとONEの最大の違いはチップ数!
さきほども触れましたが、ビーコム6xのこのような多彩の機能は、Bluetoothチップが複数搭載されていることのメリットとなります。ONEとの違いもこのチップ数で、そのあたりが値段やスタンダードクラスとハイエンドクラスの違いです。
チップが増えてできることは
チップが増えてできることはたくさんありますが、特筆するとすればそれぞれ処理されるため複数の機能が一度に使えることです。音量の調整もしかり、電話とラジオ・MP3の再生、グループ通話と音量をミックスできるのがこの複数のチップの恩恵となります。
ビーコムSB6xとONEの仕様比較表
ビーコムSB 6x | ビーコム ONE | |
---|---|---|
オーディオシステム | B+COM SOUND SYSTEM | B+COM SOUND SYSTEM |
聴きトーク機能 | ○ | - |
最大通話可能人数 | 6人 | 6人 |
バッテリー | Li-Po 3.7V 800mA | Li-Po 3.7V 650mA |
連続通話時間 | 最大約16時間 | 最大約12時間 |
音楽再生時間 | 最大約18時間 | 最大約14時間 |
本体重量 | 53g | 43g |
ペアUNITの販売 | ○ | - |
聴きトークについて
ビーコム6xの最大の武器ともいえるのが聴きトークです。こちらはONEとの違いを一番感じる部分でしょう。具体的にはBluetoothチップが2つ搭載されているのが6xでひとつしかないのがONEのBluetoothということです。
これによって音楽と通話・ナビと電話など2つの音をミックスして聞くことが可能となります。ONEの場合は音楽を聞くなら通話はできない。通話中には音楽は流せないという違いです。
便利なB+COM Uアプリの使い方
アプリで簡単にiPhone・Androidから操作可能!
ビーコム6xとONEには、B+COM Uというスマホアプリケーションでのコントロールが可能です。特にグループ通話をされる方には距離によって並び順を変えたりできる便利アプリですが、ソロツーリングでナビや電話での通話を時々するという方でも気軽につかえて役立つアプリとなっています。
B+COM Uでできること1.グループ登録
一度ペアリングした相手の情報がB+COM Uで管理されていますので、2回目からはグループ編集画面でタップするだけで簡単にグループに入れる外すことが可能です。またそれだけでなくグループの並び順を距離順に変えることで通信状態がよりよく距離による通話ラグ対策にも役立ちます。
またアプリを使えば登録もQRコードを使用することができるため、さらに簡単に仲間との通話が楽しめるでしょう!
B+COM Uでできること2.細かな音量調整
ビーコム6xの特徴でもある音楽・通話・ナビを同時に聞くことができる機能ですが、人の話す声の大きさや音楽のボリュームなどそれぞれの音のバランス調整ができていないと大事なことを聞き逃す・聞き逃すまいと運転に集中できないなどという不都合がおこります。
B+COM Uアプリを使用すればこの音量を音楽・通話・電話と3つに分けて音量調整がこまかく設定できるので便利です!
B+COM Uでできること3.マイクONOFF
ツーリング中にちょっとした休憩時間などマイク通話を少しだけOFFにしたい時もありますね。B+COM Uアプリならばマイクだけを簡単にワンタップでONOFF切り替えできます。ちょっとしたマイクOFFをしたい時に、iPhoneなど携帯から手軽にできるのはありがたいのではないでしょうか。
まとめ
ビーコム6xでツーリングを楽しく快適に!
いかがでしたでしょうか?ビーコムSB6xはONEにはできない聴きトーク機能でグループ通話だけでなく、ソロツーリングにおいても快適で楽しい通話&音楽再生ツールとして活用できることがおわかりいただけたでしょう。これからバイク用マイクユニットを買う方の参考にしていただければ幸いです。
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